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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2014.11
30
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
funky monkey
  
無念。闘病中だったジョニー大倉氏が、とうとう力尽きました。自分がジョニー存在を知った時は個性派俳優のイメージが強かったのですが、元々バリバリのロックン・ローラー。永ちゃんに惚れて、聴いたのがキャロルでした。小学校からのクールス・ファンだった友達が貸してくれた“ラスト・ライヴ”は本当にカッコいいジャパニーズR&Rで一発でお気に入り。ジョニーも大きく関わってていたという皮ジャンやリーゼントっていうコンセプトも、ムサい70年代からすると凄くクール。ただのツッパリ・バンドやと思ってる人も未だに多いですが、数多あるツッパリ系とは全然次元が違います。ここまで初期ビートルズ並みにロックン・ロールをカッコよく体現したバンドは、そうそう無いです。ジョニーと永ちゃんの2枚看板も絶妙で、アレンジ・センスやハモリまでクールな巻き舌ロックの先駆者。真摯に音楽に取り組んでたのが、よく分かります。ここはジョニーを偲んで代表作の2ndを。
 なんといっても「She Belongs To Him 〜 彼女は彼のもの」。キャロルが終わった後も、ジョニーも永ちゃんも歌い続けた大傑作です。本当にいい曲ですが、一番しっくり来るのは、やっぱジョニーが歌ったキャロルのオリジナル。切ない歌詞に、ジョニーのスウィートな歌声がバッチリはまってます。他も全曲オリジナルで、「レディ・セブンティーン」、「コーヒーショップの女の娘」、「二人だけ」とキャッチーなR&Rからメロウなラブ・ソングまで絶好調。ジョニーの素晴らしさがじっくり味わえます。永ちゃんとWヴォーカル的にハモる「ハニー・エンジェル」、「愛の叫び」なんかでの二人の融合はキャロルならでは。マジ最高。スタイル的にも、チェッカーズなんかの原型がココにあります。また永ちゃんのヴォーカル曲も増えてきて、代表作のひとつ「憎いあの娘」、ソロでもよく演る「ミスター・ギブソン」もココ。そして頭とケツが最高なのが本作で、永ちゃんの出世作ともいえる日本ロックの金字塔「ファンキー・モンキー・ベイビー」は、やっぱキャロル・ヴァージョンが一番です。問答無用の大傑作。ラストの「0時5分の最終列車」もハズせない哀愁R&Rで、ハモりのジョニーもカッコよすぎです。ビジネスマン永ちゃんと比べてあまりにも生き方が不器用だったジョニー。でも二人のハーモニーをもう一度聴きたかった。。裕也さんのニューイヤーでThe PLEASEの時、「いろいろあるけど、続けることが大事」って、ジョニーが真剣に語ってたのが今も忘れません。皆、愛してました。
「サンキュー、ジョニー。安らかに。」
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2014.11
25
Category : 50's Pioneers
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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音楽好きのミドル・エイジ(←早い話がオッサン)が奏でる楽しいライヴを観戦。自分も昔やってたとはいえ、たまに飲み屋でチョロチョロ弾いて歌うだけで、今やド素人。こういうなの見るとまたちゃんと演りたくなります。「これ、誰の歌?」と聞かれ、「いやぁ僕らのオリジナルですねん」って言えるほど快感なモンないですからね。波長が合う人と音出してる時って、しょーもない飲み屋に行ってるよりも、ええもんです。そんなライブでちょこっとオマケでビートルズ歌わしてもらったんですが、ブルースのグルーヴもカッコええなぁと改めて思ったのが定番「I've Got My Mojo Working」。適当にしか歌えなかったかったけど、やっぱこの辺は聴きたおしてないとカッコよくできません。
 そんなことでブルースの巨人、マディ・ウォーターズ。昔、エエと言われるものは全て聴いてやろうっと色々ブルースも表面漁りしましたが、ずっと聴いたのはマジック・サムとB.B.キング、ロバート・クレイくらい。定番ブルースくらい、キメれんとなぁとi-tunesを探すと、ずっと聴いてなかったマディのライヴ盤が出てきました。渋いです。男らしいです。チンポでかそうな感じがいいです。バンド・ブルースの手本みたいな感じのクール演奏でシビれます。これはティーンだったミックもキースもシビれるはずです。最高の転がるピアノを弾くのがオーティス・スパン(←めちゃめちゃカッコいい)、ブルース・ハープがジェイムス・コットン、傍らで激渋のギターを弾くのがパット・ヘアとなかなかの強者揃いのバンド。代表曲とされる「(I'm Your) Hoochie Coochie Man」の男臭さは絶品です。シカゴ・スロウ・ブルースのお手本みたいな「Soon Forgotten」、ヴァン・モリソンで知った「Baby, Please Don't Go」など、ブルースを退屈やと思ってる人も充分楽しめる展開。「I Feel So Good」での観客の盛り上がりもしっかり捉えていて、臨場感も抜群です。R&Bっぽいリズムで演奏される「Tiger In Your Tank」ではストーンズの1st好きにはニヤリとさせられる場面も。そしてハイライトはなんといっても2回に渡って演奏される「I've Got My Mojo Working」。ファスト・テンポでグルーヴするバンドに、マディの存在感抜群の歌声。これは盛り上がります。最後にオーティス・スパンが歌う「Goodbye Newport Blues」も味わい深し。ライヴの後にはボートラで、オープニングで演ってた「I Got My Brand On You」のスタジオ録音はじめ4曲を追加収録。
「ブルースのカッコよさを一発で教えてくれる名ライヴ。ブルースの奥深さを知った気になれます!」
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2014.11
20
Category : Southern & Deep
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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  相性抜群のカントリーとソウル。ちょっと前にもライオネル・リッチーがカントリー・シンガーとデュエットしたり、90年代にもカントリー&ソウルの名盤が生まれたりしましたが、優秀な仕事連発のKent Recordがシリーズ化してる超優秀なコンピレーションがこちら。カントリー・ソウルといえばなんといってもレイ・チャールズで、“Georgia On My Mind”なんかをすぐ連想しますが、60〜70年代中心に、こんなにも南部ソウル仕様による名カントリーがたくさんありましたってのを上手く伝えてくれます。
 まずは唯一の90年代録音Aaron Nevilleのジョージ・ジョーンズ「The Grand Tour」が登場。独特のアーロン節を感情たっぷりに聴かせます。キングSolomon Burkeは「He'll Have To Go」、Percy Sledgeは「Take Time To Know Her」と、このコンピを特徴づけるアトランティック勢の名録音が続きますが、やはり中でも絶品なのがEsther Phillipsの「I Saw Me」。ジャジーなのも良いですが、60年代にはカントリーでも丸ごと1枚作っていて必聴です。またメンフィス・ハイも素晴らしさ満開で74年Ann Peebles「Hangin' On」Al Green「I'm So Lonesome I Could Cry」と代表作からそれぞれ収録。フィレスにもいたBobby Sheen「My Shoes Keep Walking Back To You」はレイ・チャールズばりに雄大にキメます。以降はカントリー界の名ソングライター、ハーラン・ハワード作品が続きます。James Carr「Life Turned Her That Way」Candi Staton「He Called Me Baby」と共に暖かい名唱です。そして70年代のカントリー・ソウル大御所Joe Simon「Yours Love」も登場で、そのジョーがヒットさせた「The Chokin' Kind」はZ.Z. Hillの71年版で収録。共にウェイロン・ジェニングスの60年代カントリー・ヒットですが、これもハーランの作品。包容力たっぷりに聴かせます。パンチあるダンス・ナンバーとして聴けるCookie Jackson「Your Good Girl's Gonna Go Bad」、得意な牧歌スタイルで聴かすArthur Alexander「Detroit City」、売れなかったけど最高というしかないTony Borders「Gentle On My Mind」と知られざる曲も、じっくり聴かせます。他、Bettye Swannのキャピトル録音、Little Miltonのスタックス録音、Joe Texのダイヤル録音、Clarence Carter、Millie Jacksonと名シンガーが続々登場。最後は"Rainy Night In Georgia"でお馴染みBrook Bentonの「She Even Woke Me Up To Say Goodbye」でしっとり〆です。
「土の匂いがするハート・ウォーミングなソウル、そのクリームな部分がコレです」
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2014.11
16
Category : Mainstream
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 椎名林檎が、「CDはもうダメ」と発言したのが話題ですが、もうみんな分かってたこととはいえ演奏者側からのこの台詞。簡単にいうと、パッケージつくっても儲からないのでライヴで稼ぐという構図ができてしまったってことです。まぁライヴこそアーティスト本来の姿かもしれませんので、あるべき姿に戻ったのかも。ヒット曲、聴こうって思っても買わずしてPCやスマホで探せば聴けちゃいますもんね。業界がシュリンクするのではなく儲かる仕組みが変わるってことです。スタジオ作は無料配布が当たり前になって、ライヴの宣伝材料みたいな構図。そうすると、ライヴしないでスタジオでの結晶を聴けってスタイルは絶滅する可能性大。もはやビートルズの後期や、フィル・スペクター、70年代のスティーリー・ダンみたいな緻密なスタジオ内の労作みたいなのはビジネスとして成立しなくなります。それはそれでちょっと寂しい気も。
 そんなことでライヴを止めたビートルズ中期の力作。最高傑作と称されることも多いこの作品ですが、ライヴ感あるシンプルな初期が好きだったのでそれほど思い入れ無し。でもビーチ・ボーイズのペット・サウンドに影響を受け、多重録音も駆使して録られた音は兄貴の部屋からよく聴こえてたので全曲覚えてます。アホな私にはこの色んな音が飛び出す凝ったサイケな感じが理解できなかったのですが、曲自体は素晴らしいのが多いです。しかもよく聴くとポールの神がかったセンス抜群のベースも随所で聴けます。「Getting Better」や「Lovely Rita」なんかメロディアス・ベースの鏡みたいなこと演ってるし、ジョンの変拍子傑作「Good Morning Good Morning」も同じく。一番分かりやすく、よく聴いたテーマ曲「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」のロッキンなポールのヴォーカルも絶品。あとジョンの「Lucy In The Sky With Diamonds」も素晴らしく、肝となる中盤のB♭への転調など脱帽モンです。ジョー・コッカーで有名な「With A Little Help From My Friends」のオリジナルとなるリンゴほのぼのヴァージョンも本作。そしてハイライトはなんといっても「A Day In The Life」。ビートルズの凄さをまざまざと見せつける傑作です。ジョンの作った前半に、ポールが繋ぐ絶妙の中盤と、二人の真の共作でなんとも惹きつけます。そして最高すぎるリンゴの独特なドラムもさらに曲の良さを引き上げます。
「寝る前に幾度となく兄貴の部屋から漏れてきた音で聴いた本作。ボロかった実家の賜物です!」
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2014.11
11
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 久々です。タイトルだけで最高やんかっ!と思える名作は。関西弁でいう“他と一緒にすなっ”っていう意味が込められたタイトルからして拍手喝采ですが、やはり有山とキー坊が揃うとワケのわからん化学反応が起きることをまた証明してくれました。だんだん肌寒くなる中、とても暖かい音楽に遭遇です。この2014年にしてアコースティックなスタイルで1枚のアルバムを作り上げた関西のオッサンにまた感動させられてしまいました。やっぱええ昆布を煮込んだダシは美味いわいってことをあらためて感じたのが、有山じゅんじ、山岸潤史、上田正樹の3人からなる有山岸feat.上田正樹による新作アルバム。歌が好き、ギターが好きって人には持ってこいの素晴らしい音ですが、この年輪あるエエ感じはナカナカ今のチャートの音では味わえません。6年ぶりにあの二人が揃い踏みのスタジオ作。やはりサウスとの名作“ぼちぼちいこか”と同様に、たまらんセッションとなってます。
 中身はカヴァー曲中心にオリジナルも2曲含めた、ちょうどええ10曲。いきなりファッツ・ウォーラーの古典「I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter」で、あの独特としか言いようのない有山のホッコリ声が聴こえてきてニンマリです。そしてキー坊がルーツであるレイ・チャールズへの愛情を最高の形で表した「Let's Go Get Stoned」が登場。これはお家芸とはいえ最高というしかないです。「Take These Chains From My Heart」と「もうしんどい from Busted」とレイ・チャールズのカントリー・ソウルを他にも2曲、演っててコッチは日本語でカヴァー。これがまた最高で、この面子が揃った意義を感じます。キー坊十八番のオーティス「The Dock of The Bay」や、テディ・ペンの「Love T.K.O. 」、アラン・トゥーサンの「Brickyard Blues」もええ流れで聴かせてくれます。また絶品なのが、なんとJohnny "Guitar" Watson、90年代の名作「Hook Me Up」で、このメロウ・ソウルを見事あったたかい声の有山節で仕上げてくれてます。純な日本語ラブ・ソングしたのも大正解です。ブルースはというと、オリジナルの2曲で「Baby Don't Push Me」と「River Side Blues」。“河の流れで心を洗う〜♪Yes、有山!”と渋いギターが鳴る、息のあった瞬間はやはり格別。
「アコースティックで渋い音楽を演る人は数多いらっしゃいますが、やっぱこの人等、チョットちゃいます!」
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2014.11
08
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
don wilkerson



たいして有名じゃないテナー・サックスの人、ドン・ウィルカーソン。でも個人的には思い入れのある人。というのもジャズのLPを聴こうっ!と思った暇な学生時代、最初に自分で買ったジャズのLPがこのドン・ウィルカーソンと、ベイビー・フェイス・ウィレットやったのです。ブルーノートのアルバムなら、安いし、ジャケもカッコいいしってことで直感的に買ったのがコレでした。でも出てくる音はバリバリの4ビートではなく、いわゆるソウル・ジャズな音。イカついハード・バップな音をジャケから想像してたので、若干肩透かしではありましたが、この踊れるユルい感じはナカナカ。実際、踊れるジャズとして90年代になって再評価もされてました。吉本新喜劇のテーマにも使えそうな、イナタく泥臭いアプローチは、当時J.B.やらサム・クックとか聴きまくってたので自分にとって親しみやすいもんでした。
 中身は冒頭のブギウギ「Jeanie-Weenie」から谷しげる調でまぁ〜あ〜ゴキゲンさんっ!(←古い)です。さすが、黒いノリやなぁと思ってると、やはりR&Bでも活躍してた人でした。レイ・チャールズの“I Got A Woman”なんかでもバリバリ吹いてる人が、このドンやったのです。呼応するグラント・グリーンのお馴染みのギター・フレーズも上手く溶け込みます。自己主張せずブギなピアノに徹するソニー・クラークも珍しく、プレーヤー全員がリラックスしたような楽しい演奏は好感です。続く、泥臭くきめるブルース「Homesick Blues」はやや退屈ですが、後にクラブ・シーンでもウケたという「Dem Tambourines」は聴きモノ。この小粋な感覚は本作で最もクールなスタイルで、まるでソウル・シンガーのように歌うドンのサックスもええ感じです。また冒頭では歌声も入る「Camp Meetin'」も、ノリノリのブギ。50年代のレイ・チャールズそのものです。後半はブルース・シャッフルの「The Eldorado Shuffle」、オーラスのストンプ調「Pigeon Peas」と、スタジオ・セッションをそのまま録音したかのようなユルさ。ドンのテナーと同様に活躍のグラント・グリーンのギターが良いスパイスとなってます。
「やっぱジャズは踊れないとネ、とでも言ってるような楽しいセッション。気楽にいけまっせ〜」
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2014.11
01
Category : Motown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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映像とセットになったライヴDVDが当たり前の時代、すっかり影が薄くなったライヴ・アルバムの類い。アナログ時代は「名アーティストに名ライヴ盤ありっ」てな具合で、必ず代表ライヴ作もありました。60'sソウルでいくと、J.B.サム・クックオーティス・レディングと熱い名盤が存在してますが、モータウンでのピカイチの特品といえばコレ。日本ではまともにCD化さえされてない、テンプスのデトロイト・クラブ“ルースター・テイル”でのライヴ盤は、かつて分かってる男ジョン・オーツもフェイヴァリットに挙げていた名盤。わがままリード・シンガー、デヴィッド・ラフィンの熱いソウルが体感できる猛烈に素晴らしい実況録音盤です。
 なんともシビれるのがクラシックとされる洗練されたテンプス初期傑作曲が、ラフでダイナミックなパフォーマンスで聴ける点。ここでのラフィン氏、スタジオ以上に“オレサマが、オレサマがっ”と今シーズンの本田の如く、本来の荒々しさと共に名曲をグレード・アップさせてます。例えば、誰もが知ってる名曲My Girl」。フェイクも含めた熱いラフィンの歌いまわしは絶品で、数あるコノ曲のテイクでも史上最強です。自己陶酔しきるビートルズYesterday」カヴァーから「What Now My Love」のメドレーも本来はスタンダード・タイムのはずなのに、劇的ソウル仕様でたまりません。客もおおいに盛り上がり。そして「Ain't Too Proud To Beg」も最強の仕上がりで、ストーンズも敵わない極上ラフィン節炸裂で、スタジオでは押さえつけられてた個性がモロに出た弾けっぷり。ヒット曲Beauty Is Only Skin Deep」や「My Baby」でも同様です。また負けてないのが盟友エディ・ケンドリックスのファルセット・リード。本来の筆頭シンガーでオープニングの怒涛メドレー「Girl 」〜「The Girl's Alright with Me」〜「I'll Be in Trouble」はコノ人。メドレーを締めるデビュー作からの「I Want a Love I Can See」はいぶし銀ハスキーが決まるポール・ウィリアムスがリード。ベース・シンガーのメルヴィン・フランクリンが絡むのが楽しいですが、終盤に切り裂きジャックのように強引な割り込みをみせるデヴィッド・ラフィン大先生。しかもコノ瞬間が一番カッコいいのでタチが悪いです。エディはテンポ・アップした興奮の一撃「Get Ready」でも、ファルセット真骨頂を見せつけます。メルヴィンの低音はスタンダード「Old Man River」で存分に楽しめます。ラストはいぶし銀ハスキーが決まるポール・ウィリアムスがリードを取るこれまた超名曲Don't Look Back」登場で、まさに大量得点のワンサイド・ゲーム。コーネリアス・グラントを中心とした、スタジオとは違うロード・バンドながら演奏も申し分なし。ボートラではグループの初ヒット「The Way You Do The Things You Do」でさらにエディの高音ヴォイスが堪能できます。
「クラシック・ファイヴ時代、唯一のライヴにして最高級のライヴ。マスト!」
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