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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2014.06
27
Category : R&B Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
hipn Soul 2

 何やわからんまま時が過ぎていく多忙な中、憧れの大シンガ−の奥様と、仕事上で突然の接点でやや興奮です。冷静を装いながらも、昔から御主人は憧れの人であったことを伝えると、こんなこと聞いてもええのか!?と思うようなコトまでお話に。個人情報的なことなので書けませんが、まぁプライベートでもでっかい人です。そして多大なる御貢献に感謝! しかしながら他はややこしいコトばっかで、難題は増えるわ、出張にも行かなあかんわで激動の日々。疲労の中、消化不良のワールドカップ観戦もあって、眉間にしわが寄ってばっかの日々でしたが、そんな時は甘いスイーツが効きます。ミディアム〜スロウ中心にええ感じで最近鳴らしてたのはコレ。
 さてコノ官能的スロウ・ジャム集。当時の優秀リミックスを含む良い編集盤でした。Aaliyah嬢が1stで発表したアイズレーBrosの「At Your Best」をよりタイトに仕上げた(Stepper's Ball Remix)を冒頭に配置。続くR.Kelly「Summer Bunnies」(Summer Bunnies Contest Extended Remix)はお馴染みスピナーズの"It's A Shame"を大胆にリピートさせたアリーヤのサビも瑞々しい大ヒット・リミックス。後半に収録のHi-Five「Quality Time」も含め、R Kellyのプロデュース作が幅を効かせます。メロウなグルーヴがたまらんUGKことUnderground Kings「It's Supposed To Bubble」、塩辛系ラップAhmad「You Gotta Be...」とヒップ・ホップの美味しいとこも登場。A Tribe Called Questの激名作3rdからの「Oh My God」(UK Flavour)もインコグニート・テイストのループが渋い別ヴァージョンです。90年代のエモーションズと言われたJadeは「5-4-3-2 Yo! Time Is Up」の(Laid Back 4 Da Radio Mix)。そのJadeをフィーチャーしたP.O.V.「All Thru The Nite」と元ヴァージョンを愛する人にも新鮮なリミックスもふんだんに収録。他もアイズレーBrosの"Summer Breeze"をチラつかせるSWV「It's About Time」、ヒップ・ホップ・ソウルで注目だったShello嬢や、優秀アルバムも作った女性トリオBlack Girlなど時代を彩った女性達が収録。男性陣ではFreddie Jackson筆頭に、N.Y.ハッシュの亡霊に取り付かれたような80’sテイストのCompany「A Love That`s Real」もありますが、抜群なのがForeplay Mixで収められた93年のMe 2 U「All Night」。〆は名前のMCを外し意外な頑張りを見せたHammerのストリート色濃い「Heartbreaka」。
「R&B王国の様相を見せた90年代の美味しいとこ取り。たまらんね〜」
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2014.06
18
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Jloo1.jpg  loo3.jpg



ワールド・カップ開幕で熱戦のスタートと共に楽しみにしてたのはJ.Loことジェニファー・ロペスの登場。ハリウッド女優でありながら、R&Bシンガーとしても良作を連発してきた超セレブ。開会式で派手に登場し美脚、美貌を存分に披露。殆ど私と同じ年ながら、綺麗すぎるぞ! 超わがままネタや、贅沢セレブネタでも世間を賑わせてきましたが、全然OKです。40路半ばになっても輝き続けるジェニファー嬢にブラジル、いや世界中が拍手喝采です。ただ美しいだけではすまない才女、ジェニファーが10年前に出したナイスR&B作まで久しぶりに聴きたくなりましたヨ。
 しかし、ひいき目に見なくても良いアルバム出してます。この次の"Rebirth"もかなりイケてましたがヒップ・ホップ・テイストとメロウさを上手く配分した本作も絶品。アホかと思うような白人主義的なワン・ドロップ・ルールでいうと、ヒスパニック系のジェニファーは白人以外っていう見方なので、それもあってか聴きやすいR&B系主体に演ってます。線の細い声質も愛おしく感じるコノ3rdも、コーリー・ルーニーが手堅くまとめた優秀R&Bアルバムです。冒頭の「Still」からテディ・ペンの"Set Me Free"ネタ、次の「Loving You」ではエム・トゥーメの鉄板”ジューシー”ネタをモチーフしたクールなミディアムが登場。やることもベッピンすぎるぞ! フラッシュ・ダンスなPVも美しかった「I'm Glad」に、BDPのサウス・ブロンクスの引用にも興奮する「Jenny from the Block」と仕掛けもバッチリ。当時の恋人への「Dear Ben」は聴いてられませんが、全体を通してオールド・ソウルやAORの香りがするのが、やっぱ本作のたまらんトコ。メロウ・グルーヴ・ファンにもたまらんのが、マイケル・マクドナルドのドゥービーBrosやカーリー・サイモンで有名な「You Belong To Me」をストレートにカヴァーしてて、これがまた素晴らしい。「The One」はスタイリスティックス“You Are Everything”、LL Cool Jをフィーチャーした「All I Have」はデブラ・ロウズの“Very Special”のジェニファー版ってな趣き。後半がまたエクセレントで、一番似合うキュートなミディアム「I've Been Thinkin'」に、The Midnight Cowboyのテーマを取り入れた可愛すぎるPVも鮮烈だった「Baby I Love U!」と決して飽きない絶妙さ。ボートラでは、2ndからのリミックスで、トラック・マスターズが手掛けNaSも登場のストリート色濃い「I'm Gonna Be Alright」あり。
「男遍歴もナカナカの恋多き女、J.Lo。ブラジルで崖っぷちの我が国の応援もヨロシクね!」
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2014.06
16
Category : James Brown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
funky divas



 得意の細かいパス廻しをさせてもらえず逆転負けを喫したW杯初戦のザックJAPAN。悔しいけどドログバの登場で完全劣勢になっちゃいました。ここはボスJ.B.の強靭なリーダーシップでチームを統率したJ.B.一座のパフォーマンスで欲求不満解消です。ステージでは御大が司令塔として、メンバーを完全掌握したショー繰り広げてたのは有名ですが、コレはその中に必ず存在した女性シンガーにスポットを当ててコンパイルされた好編集盤。半分はホンマとも言われる、ボスの女性遍歴を綴ったレディ・ソウル集ですが、純粋にシンガーとして御大の目に適った優秀な人が多く、あのJ.B.サウンドを女声版で聴きたいって時に最も上手くまとめあげてます。
 まず登場するのがライヴァルともなったジョー・テックスの妻になったBea FordとJ.B.のデュエット60年「You've Got The Power」。まだ50'sっぽいR&Bバラードでしっとり聴かせます。次が後にChessでソロでも成功のSugar Pie DeSanto62年作「A Little Taste of Soul」。エキサイティングなジャンプ・ナンバーをココでも聴かせてくれます。70年代にモータウンでも秀作を残したYvonne Fairは5曲収録ですが、重要なのはアノ" I Feel Good"のプロトタイプとなった「I Found You」を歌ったってトコ。一方、パンチの効いた女性シンガーが続く中、可憐な一輪の花となるのがマーヴィンとのデュエットで成功を収めたTammy Montgomery ことTammi Terrell。短期間の御一緒でしたが63年「I Cried」は名スロウ。ゴスペル・ライクな歌唱でソロ・アルバムも出したAnna KingBobby Byrdとのデュエット「Baby Baby Baby」など3曲収録。巨漢Elsie Mae-"TV Mama"の3曲も迫力ありますが、ハイライトは黄金期を支えた三羽烏Vicki Anderson、Marva Whitney、Lyn Collins。マーヴァは「It's My Thing」、ボビー・バードの嫁はんヴィッキはブーツィ在籍時の「Super Good」、ロング・ヴァージョンが聴けるリンの「Mama Feelgood」などJ.B. ファンクの名演同様に各自で強烈シュートを連発。ここらは彼女達の単独盤がオススメです。そして晩年の98年まで根気よく御大に仕えたMartha High。77年低迷期にはwith James brownのデュエットでのスタンダード「Summertime」を披露。この人は私も来日時に見ました。そのマーサがマーサ・ハーヴィンとして最初にJ.B.と関わったガール・グループThe Jewelsの66年作や、奇しくもブーツィ&キャットフィッシュ・コリンズのJ.B's在籍時に録ったKay Robinsonの70年作、 L.J.レイノルズの妹で後に優秀ソロ作も残す、ジェニー・レイノルズのShirley Jean & THE Relationsの71年作傑作バラードなんかも収められた天晴な編集です。
「チームが結束した時に絶大なパワーを発揮したチームJ.B.。皆よくぞ、あのうるさいオッサンに仕えました!」
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2014.06
13
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
kim.jpg

80年代のビッグ・スターで忘れられん人の一人、キム・カーンズ。琴線に訴えかけるしゃがれ声で、グラミー獲って、We Are The Worldでも歌ってた人(←シンディ・ローパーの次)です。すでに売れまくった時はソコソコのお歳でしたが、なかなかのシャガレ具合の声で魅了してくれました。当時、最高やんけって思ったロッド・スチュワートのライヴ・アルバムにゲストで出てきて“Stay With Me”のシャガレ対決を演ってたのもポイントが高かったです。もともとはカントリー畑で地道に演ってた人みたいですが、この頃からシンセも導入したモダンなアレンジで勝負し、見事に大成功でした。
 そして転機となったこの大ヒットアルバム。なんといっても冒頭に収められた「Bette Davis Eyes」です。9週連続No.1で、グラミーも獲得した名曲ですが、実はジャッキー・デシャノンのカヴァーやったと後で知りました。カヴァーといっても雰囲気はガラリと変えられ、のんびりカントリー調だった原曲が洗練されたドラマティック傑作に生まれ変わってます。この大ヒットで再注目となった30年代の大女優ベティ・デイヴィスは作者とキム・カーンズに感謝の手紙を綴ったそう。バックではワディ・ワクテルも弾いてます。中身の楽しみはコレだけかいなというと、そこそこ楽しめる佳曲が他にも収められてます。「Hit And Run」あたりウエスト・コースト系のロック調で、かなりカッコ良し。「Break The Rules Tonite」はパンドラの匣の頃のロッド・スチュワートに通づる強力アーシー系ロックン・ロールで、結構ハマってます。さすがの貫禄。フランキー・ミラー作の「When I'm Away from You」とかの哀愁カントリー・ロックな感じは実にハスキーが冴えまくりです。エリック・カズとキムが一緒に書いた「Still Hold On」や、ラストのピアノをバックに切々と歌うスロウ「My Old Pals」などナカナカ聴かせてくれます。他は今迄、売れなかったからか80'sライクなモダンなアレンジが目立ったつくりでたいして悪くないのですが、もうちょっとアーシーに迫って欲しかったところ。現行盤は6曲プラスでシングル・ヒットしてたカントリー界の大御所Kenny Rogersとのデュエット「Don't Fall In Love With A Dreamer」も収録。
「ジトジト雨が続く日々。この枯れた声はなかなかの除湿効果ですわ」
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2014.06
08
Category : 70's 〜 Recent Soul
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
natalie.jpg

 重要なプレゼンの調べ物があって久々に図書館へ行くと、興味深い音盤がたくさんあって仕事そっちのけで聴き入ってしまいました。そこで発見したのがナタリー・コールの旧作の数々。もちろん偉大なるジャズ・シンガー、ナット・キング・コールの実娘で、70年代からシンガーとして活躍でしたが、一般的にその名を知らしめたのは親父さんのカヴァー・アルバム。自分もココで初めてナタリーを知りました。当時の技術を駆使して完成された“Unforgettable”の父親との疑似デュエットは感動モンで、父が持ってたナット・キング・コールのLPまで聴いちゃいました。お嬢ナタリーもコンテンポラリーな作品でも良い作品をチョコチョコ出してますが、ここで聴いたライヴは紛れもなく一線級の実力派ソウル・シンガーである記録。上品に歌うイメージもありますが、声を張り上げて感情むき出しに歌う姿が最高です。ん〜侮れんな〜、公共の図書館。
 さてこのニュージャージーとハリウッドで収録されたライヴ。ポピュラーっぽさを打ち出したものかと思いきや、オープニングの「Sophisticated Lady」で極太ファンクが登場で度肝を抜かされます。ルーファス&チャカにも負けない、熱いパフォーマンスで最高。そして名曲「Que Sera, Sera」は完全なるソウル・バラードとして料理で、キャロル・キングの“Way Over Younder"を彷彿させる展開の激素晴らしいパフォーマンス。中盤でのソウルフルな絶叫はマジでシビれます。スロウでは、アレサ並みにディープな「I'm Catching Hell」もグレイト。高速ディスコ・ファンクの「Party Lights」での荒々しいヴォーカルなど圧倒されまくり。影響を受けたというエラ・フィッツジェラルドに負けじと4ビートでスウィングする「Lovers」、都会的なグルーヴが粋な「Mr.Melody」、ソウル・チャート1位のデビュー・ヒット「This Will be」、大ヒットのスロウ「I've Got Love On My Mind」と、実に楽しませてくれます。カヴァーでは、なんとビートルズの「Lucy In The Sky With Diamonds」、ジャニスで有名なガーネット・ミムズの必殺スロウ「Cry Baby」、エタ・ジェイムスの初期ヒット「Somethings Got A Hold On Me」で何ともディープでド迫力の歌を聴かせます。もう失禁モンです。ダイアナ・ロスっぽい「Inseparable」はやや淡白ながら、デビュー作収録の感動スロウ「I Can't Say No」など、しなやかな歌い出しからゴスペルチックにグイグイ盛り上げます。これもたまらん出来。終盤は当時の最新作からで〆。ファンキーな「Be Thankful」から、ダイナミックなバラード「Our Love」でカッチリまとめてます。そこらの親の七光りシンガーとは一線を画する圧倒のパフォーマンスで正直ビックリしました。
「これは埋もれててはいけない名作。なんとも熱い実況激ソウル。」
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2014.06
05
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Theverybestofenvogue.jpg

90年代のヴォーカル・グループと言えば、やっぱアン・ヴォーグ。ジュエリーに例えるなら、ギラギラ感を抑えた上品なツヤ消しゴールドみたいな感じで、当時はスタイル良し、ハーモニー良し、サウンド・プロダクション良しと非の打ち所無しの存在でした。とりわけ、フォスター&マッケルロイが手掛けてた4人組だった時代は連戦連勝のヒット・メイカーで、まさにその名の通り“時代の先端”を行く存在だったグループ。その輝かしい足跡となった90年代の3作と、シングル曲、リミックスをまとめたのがコレ。器用に様々なスタイルもこなし彼女達の声はハイ・クオリティな技量も伴って、数多あるグループと一線を画します。
 冒頭に置かれた、90年代の幕開けを告げた1stからのR&BチャートNo.1曲「Hold On」は当時最新のビートを感じさせながら、イントロでミラクルズ“Who's Loving You”のアカペラで度肝を抜く手法。本編ではJ.B.の“Payback”がループされるという、従来のソウル・ファンの目をも向ける仕掛けが施された大ヒット。しかしながら、彼女達の魅力が最大限に発揮されたのが2ndからの極上ミディアム「Give It Up , Turn It Loose」。チャート・アクションこそ他の曲で上のモノがいっぱいありますが、エヴァー・グリーンという意味ではやはりコノ曲はズバ抜けてます。そしてコレに匹敵するのが、フォスター&マッケルロイ真骨頂のサウンドも最高で、この2人もFMob名義で参加したシングル・オンリー曲「Runaway Love」。ドーンが脱退して3人になる前の、クールなハーモニー&グルーヴが融合した傑作曲。そこでカップリングだったSalt-N-Pepaとの共演曲「Whatta Man」は68年のスタックスでLinda Lyndellが放ったシングルのラップ入りカヴァー。これもカッコいいです。他もエエ曲率の高い人達でしたが、NJS感満載の「Lies」や、「Love Don't Love You」、スロウの「Don't Go」、3人組になっても好調維持をしっかり感じさせた「Let It Flow」など新時代R&Bの道標的良曲が多数収録。一方、アレサが歌ったカーティス・メイフィールド曲「Giving Him Something He Can Feel」なんかも抜群のセンスでまとめあげてます。最後には「Hold On (Hip Hop Remix)」で、ベース音をブーストしたリミックスも収録。
「デスティニーズ・チャイルドの登場までトップに君臨した美人グループ。ソウルの本質もしっかり継承!」
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2014.06
02
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
WhatsThe411?

 社会人成り立ての頃、新譜が出るもん、出るもん、面白くて仕方なかった時期に結構聴いたアルバム。それはフレッシャーズな時期を思い出す、今や大ベテランのメアリー・J・ブライジ。(←当時はブリッジ) 何が新鮮だったかというと、ニュージャックの次の音を明確に示した点。ファンク〜ヒップ・ホップのサウンドで、オールド・ソウルの気持ち良さも融合させた当時としてはかなり斬新なサウンド。80年代の音が急に古臭くなるなるくらいの圧倒的なパワーを持ったアルバムでした。ループ感を持った中枢神経を確実に刺激するサウンドに、ラップではなく薄くソウルフルな歌い回しのメアリーがグイグイ来るという構図。後の「90年代のアレサ」とかいう風潮は、ちょっとアレサに失礼なんちゃうか?と思いましたが、本作でのシーン開拓の貢献は相当なモノです。後の宇多田ヒカルの“オートマティック”なんかの原点はココ。
 何をもって本作でメアリーが名声を勝ち取ったか1曲で象徴するのが革命的ヒット・シングル「Real love」。Audio Twoネタの気持ち良いキック・サンプリングにピアノ中心にグルーヴィな上モンを被せた、ストリート感溢れる決定的な新R&Bの誕生でした。当時、中毒になって何回もアホほど聴いてた人がごまんといるはずです。本作の立役者デイヴ・ホール製作のデビュー作「You Remind Me」に、これまた中毒性の高い本作の象徴的ヒット「Love No Limit」、クールなグルーヴがたまらん「My Love」なんかは抜群のクオリティ。当時、車の窓ガラスが割れるかと思う程に爆音聴きしてたもんです。その合間に入る「Intro Talk」の若き日のBusta Rhymesのラップ・トラックもピシャリはまります。そして、従来のソウル・ファンの支持も獲得するきっかけになったのはルーファス&チャカ・カーンの「Sweet Thing」。チャカのほどの深みは無いですが、ここでのリスペクトを感じるストレート・カヴァーもなかなか好感。ディヴァンテがプロデュースし、 K-Ci Haileyがデュエットする濃厚スロウ「I Don't Want To Do Anything」は完全JODECI仕様で、これも目玉。オーラスはDebra Lawsの81年作"Very Special"をブランド・ヌビアンGrand Pubaと再現したタイトル曲「What's The 411?」。極めてヒップ・ホップなアプローチでラップ中心に構築。この辺もバシッとキマってます。コレ以降、どのアルバムも売れ続け、今や大御所の域ですが、最もクールな佇まいで迫るのは、やっぱ本作。ショーン・パフィ・コムズがイチビり出す前の名仕事が詰まってます。
「ヒップ・ホップ・ソウルなるカテゴリーまで作り出した名作。 ええ仕事してはりまんな」
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