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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2014.05
29
Category : Cool Groove
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
huruuchi.jpg

 色々、音楽聴いてて思うのは、女性シンガーの声ってのは最強の楽器かも、、って思うことがシバシバ。今さらながら、こんなに右脳を刺激する鳴り物はないですわ。女声最強説! パティ・ラベルやビヨンセのようにパワーで押す人、グラディス・ナイトのようにみたいに麗しいハスキーで魅了する人と様々です。また不謹慎承知で言いますが、ムラムラさせるほどの艶のある声で聴かせてくれるタイプがトニ・ブラクストンや、解析不能のエロスで惹き付けるシンガーの古内東子。凄い美人でもなく(←すんまっせん!)、最初「なんやねん、こいつ」くらい思ってった筈なのに、後々ボディブローのように魅力に取り付かれ、気が付いたらどんどん好きになっていた人。アイズレー・ブラザーズの“Between The Sheets”を女性でカヴァーした時点で「東子さん、なかなかのエロやな」と感じましたが、ソウルにおいてはエロは重要な要素ですので、東子さんは素晴らしいです。音楽的にもグルーヴィーでカッコいいし、何よりもエロのセンス抜群です。(←多分、自覚されてるハズ) またもや非難ごうごうなコト書いてますが、褒めてるので堪忍してください。
 そんなことで希代のメロディ・メイカーで、大の黒音好きでもある東子さん。チャカのソロなんかにも通じる秀逸さで、ハズレが少ない人。本作は5枚目までをチョイスしたベストで、恋愛マスターの異名をとるくらいの可愛い女の恋心が堪能できます。初期作はリミックスされてて新鮮な音で蘇ってます。松任谷由実をR&B化したような感じで、ハッキリ言ってええ曲だらけ。93年デビュー作にして名曲の「はやくいそいで」や、2ndからの「キッスの手前」や「Distance」、3rdの「Peach Melba」と、可愛くて面倒くさい女心をメロウ&グルーヴィーな音で見事表現。シーンが浮かぶ表現もピカイチです。95年、スティーヴ・ジョーダンのドラムも気持ちいい「Strength」や「幸せの形」に、美メロ・スロウ「歩き続けよう」ではマイケル・コリーナ製作でさらに上質なアレンジが楽しめます。そして95年出世作のメロウ傑作「誰よりも好きなのに」、御大ジェイムス・ギャドソンのカウントも頼もしい「かわいくなりたい」と熟練の名プレーヤーを上手く配した音で、曲のクオリティもさらに上昇です。ぶれるコトの無い乙女心を一筋に表現。一貫して質の高いサウンドにも大満足です。
「90年代以降の女性シンガーでは間違いなく別格の人。40代熟女心を描いた作品、これからもヨロシク〜」
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2014.05
25
Category : Groovy & Mellow
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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何にも無い久々の休日、しょーもない電話はかかってくるけど、ここぞとばかりに思い切り掃除・洗濯です。毛布やフリースまで洗って、ワケも分からんと大事に残してた書類も全部捨てたった。あ〜気持ちエエ。ノリノリで大音量で流してた音楽はやっぱディスコ&ファンク。90年代の終わり頃出た、BEAMSが編集して出したセンスの良いディスコ・コンピレーションです。ありきたりの選曲ではない、こだわりコンピでVOL.1同様にコチラもカッコええ音で満載です。
 頭からシェリル・リンと双璧人気Jocelyn Brown嬢の84年作「Picking Up Promises」と迫力ある歌唱でスタート。続くベース主導のグルーヴがカッコよく決まるFat Larry's Band「Can't Keep My Hands To Myself」や、淡々とした四つ打ちGary's Gang「Knock Me Out」、初期は心地良いミュンヘン・サウンドSilver Convention「I Like It」と小気味よく聴かせます。スウィング・ナンバー「Sing Sing Sing」をディスコ・カヴァーしたThe Charlie Calello Orchestraに、ブリブリにエディ・グラント「Walking On Sunshine」をカヴァーしたジャズ・パーカッショニスト率いるBill Summers & Summers Heatあたり、共に格闘してくれた掃除機までノリノリです。また、ディスコ時代のカーティス・メイフィールドが手掛けたガラージ・クラシックLinda Clifford「Runaway Love」などバック・ビート気味のグルーヴが気持ち良すぎ。この時代に外せないシンセをクールに取り入れたソラー・レコードの歌姫Carrie Lucasも「I Gotta Keep Dancin'」と代表曲が登場。この辺の定番も入ってるのがオツです。一方、ソウル・ディスコとして超カッコいいのがシカゴのヴォーカル・グループHeaven And Earthの「I Really Love You」。初期作が脚光を浴びることが多いですが、この81年作もイケてます。そして再評価が待たれるGavin Christopherのタワー・オブ・パワー参加の79年作から「Takin' Your Love Away」が登場。憎すぎる選曲です。西海岸のバンドShockの82年作「That's A Lady」や、Weeks & Co.「Rock Your World」あたりも、80’sファンク然とた音がグイグイ腰に来ます。極上スロウと同じくらい良質ダンサーも量産した、シルキー・ヴォイスのThe Whispersは「I Feel In Love Last Night」を収録。最後はグレイト・ファンキー・ドラマーIdoris Muhammadのイケイケ曲「Disco Man」で軽快に〆。
「一筋縄ではいかないヒネリある選曲で軽快に聴かすビームス・コンピ。頭ん中もスッキリですわ」
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2014.05
24
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
DeedeeB.jpg



 ジャズ畑の人ながら、70年代はソウル寄りのアルバムも何枚もあるディー・ディー・ブリッジウォーター。チャカ・カーンもそうですが、ランディ・クロフォード、ナタリー・コールなど上手いシンガーは、どんなジャンルの曲を唄ってもしっかり人を惹き付けますね〜 そのジャンルレスの先駆けみたいな大御所ナンシー・ウィルソンに憧れ、音楽一家の中で実力を磨いたディー・ディー。レンジの広い歌唱でありながら丁寧な唄い方で抑揚もバッチリ。しかも本作ではロサンゼルス、ニューヨーク、マッスルショールズの3カ所で録音され、各々のスタジオで名手がしっかりサポート。グルーヴ・マスター達とディー・ディーの素晴らしいコラボレーションが存分に味わえます。
 1曲目から躍動感溢れるディスコ系のリズムに乗ったN.Y.サウンド「My Prayer」で弾けます。ロジャー・ホーキンスのビートも心地良く跳ねる南部録音「It Ain't Easy」はアラン・トゥーサンの作品。同じく南部録音の「Every Man Wants Another Man's Woman」もアーシーな感触。またGカッティングが鋭角的なファンキーさで迫る「You Saved Me」は重心低くドスの効いた歌声を響かせます。L.A.の重鎮エド・グリーンのドラムに、重厚感あるホーン・セクションもカッコよし。特にL.A.録音は聴きモノで、当時のセッション・マンでも最高峰のワー・ワー・ワトソン、レイ・パーカーJr、デビッド・T・ウォーカーが揃い踏みで、ツボを押さえたGプレイを聴かせます。中でも、たまらんのがホール&オーツのカヴァーで女性版の「He's Gone」。ジョー・サンプルのエレピに、デヴィッド・Tのシルクのようなギターが絡む逸品で、そこにディー・ディーがソウルフルに歌い上げるという何とも贅沢な仕様です。タリブ・クウェリがサンプル使用した、じっくり聴かせるスロウ「My Lonely Room」なんかも、ストリングスの魔術師ジーン・ペイジのアレンジが冴えまくりです。しかしながら曲として1等賞なのは南部録音の「Goin' Through The Motions」で、ディー・ディーの魅力を最大限に引き出してると言っていいグレイトなミディアム・バラード。歌唱、アレンジ共に申し分無しです。最後はしっとり「My Prayer (Ballad)」ですが、ココでも極上の歌唱で〆ます。
「心地良い演奏にダイナミックな歌唱のコラボで魅了。じっくり聴くべし!」
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2014.05
20
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
ten years

先日、伊勢のソウル・ブラザーから頂いた永ちゃん40thのライヴDVD。新曲から、ソロの名曲の数々をテンポよく披露する最高級のエンターテインメントを今も高いクオリティで続けてる永ちゃんに感服です。今迄も色々見ましたが、特筆すべきはキャロル時代の内海氏との共演で、これは感動モンでした。そこで気になったのが、闘病中のジョニー大倉氏。片やスタジアムで盛大にライヴしてる永ちゃんに対し、小さな小屋で声を振り絞る車椅子のジョニー。我々には知りえない確執があるようですが、いつか二人が並んで歌う姿も見たいもんです。
 これはキャロル時代のマテリアルを10年後に"矢沢進行形"で表現したセルフ・カヴァー作。こうやって形にする以上、同じアレンジで演っても意味がないと、しっかり80'sYAZAWAのスタイルでお馴染みの曲を演ってます。81年“抱かれたい、もう一度”から始まった、海外ミュージシャンとの交流を背景にしたAORチックなアレンジでの再演です。メンバーも当時の常連、ジョン・マクフィー、キース・ヌードセン、コーネリアス・バンパスとドゥービーBros一派が参加です。賛否あったものの、もし同じようなアレンジやったら「悪いけどココはジョニーの声でないと・・」って思っちゃうので、このアプローチは◎です。中でも聴きモノは「She Belongs To Him」。ジョニー&永ちゃん作のメロウ傑作ですが、ココでのモダンなアプローチもオリジナルに迫る素晴らしい出来。永ちゃんVo版もイケてます。ド頭からも「ホープ」、「コーヒーショップの女の娘」と元々ジョニーのVoでお馴染みの曲が、永ちゃんのVoで再演。名曲「やりきれない気持ち」なんか歌い出すまで何の曲か分からんくらい都会的に変化です。ぐっとテンポを落とした「ヘイ・タクシー」、ポリスの曲みたいになった「二人だけ」など大胆なアレンジも目立ちます。キャロル版に拘らなかったら、それなりに楽しめます。原曲の疾走感を活かした「レディ・セブンティーン」なんかはナカナカかっこええです。 でも、こうやって聴くと、キャロルの看板ヴォーカリストはやっぱジョニーやったんやとも感じます。「憎いあの娘」、「ミスター・ギブソン」、「0時5分の最終列車」、「最後の恋人」なんかは永ちゃんのVoだった曲。もちろん最後はみんな大好き「ファンキー・モンキー・ベイビー」を大陸的サウンドで再現。正直、リバプール・サウンドの原曲の方が馴染み深いですが、大ホール映えするアレンジも粋なもんです。
「当時、“洒落で演りました”と言ってのけた永ちゃん。余裕やね〜」
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2014.05
14
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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ツアー中にパートナーの他界による憔悴で音楽活動を一旦ストップしたミック・ジャガー。ストーンズの今月から始まるヨーロッパ・ツアーにはなんとか立ち直って元気な姿を見せて欲しいもんです。近ければ近い人ほど、人が亡くなった時の寂しさは大きいので、いくら超人ミックといえども心配です。そんなコトを考えてるうちに思い出したのが名曲「Brand New Set Of Rules」。10数年前に出たミックの目下最新のソロ・アルバムでラストに収められてたスロウ・ナンバーです。「新しいルールを用意した。俺は変わるぞ、見ていてくれ」と言い放ったミック。環境は変わってしまったけど、いくつも荒波を乗り越えたストーンズです。おそらく世界中のミック・ファンが心底応援していることでしょう。
 その名スロウが収められた4作目ソロ。"ひとりで、できるもんっ"と成功したビッグなバンドの一員は誰しも考えるのでしょうが、集合体での個々の化学変化の旨味を知ってしまってるファンからしたら、どうしても比較してしまい不利な状況なのは仕方ないコト。にしても、良い作品が多いのがミックの凄いトコで、どのアルバムにも絶対名曲が入ってます。本作はストーンズのツアーでもチョコチョコ顔を出すキーボード奏者、マット・クリフォードとのコラボみたいなアルバム。スロウが聴きどころで美しいサビもたまらん「Don't Call Me Up」に、ジョー・ペリーがギターを弾く「Too Far Gone」あたり、ミックのソングライターとしてのアーシーな魅力も炸裂です。ハネたゆるいグルーヴが心地良い、クリフォード氏との共作「Dancing in the Starlight」なんか無茶苦茶エエ曲で正しく本作のハイライト。本作一等賞です。そしてエエと思ったらすぐに手を出すのがミックの魅力。当時の新進、フージーズのワイクリフがプロデュース&ギター参加で狂喜した「Hide Away」も曲はソコソコながら好感触。また、U2のボノと歌った「Joy」や、「Gun」では60年代からの盟友ピート・タウンゼントも参加です。冒頭に収められたメロディアスなシングル曲「Visions Of Paradise」や、レニー・クラヴィッツとのハードな「God Gave Me Everything」、CM曲でよく流れてた「Everybody Getting High」など、色んなスタイルでイッチョかみのミックらしさが出てます。日本盤ボートラの「If Things Could Be Different」もミックの曲作りの上手さを感じさせる佳曲。
「さぁミック。元気な姿を見せてくれ! みんながあなたを待っています。」
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2014.05
10
Category : 90's Male R&B
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 ちょっと前、ボブ・ディランの91年にN.Y.で開催された30周年記念コンサートをNHKでやってて、録ったのも忘れてましたがやっと見ました。まぁ出てくるメンツが豪華で、ニール・ヤングにクラプトン、ザ・バンド、ロン・ウッドなど、その筋の人等が入れ替わり立ち替わり出てきてディラン曲を演奏し、客も大いに盛り上がる結構いいライヴでした。ソウル系はスティーヴィーも出てましたが、なんとも感動的で素晴らしいパフォーマンスだったのがヴェテラン、オージェイズ。3人の熱いソウルに、G.E.スミスやスティーヴ・クロッパーのバンドもエエ感じで呼応。さすが、長年に渡って前線で歌ってきた人達です。
 それで引っ張り出してきたのが、91年の本作。ゴスペル魂炸裂のタイトル・トラック「Emotionally Yours」が超素晴らしいんですわ。元々ディランが80年代に放った小ヒットで、ココで3人はゴスペル・ライクな高揚感も携え、劇的なスロウ・バラードとして2ヴァージョン発表。滑らかなウォルター・ウィリアムスと、鬼気迫るシャウティング・スタイルで迫るエディ・リヴァートの交互に登場するヴォーカルが登場です。モダンなアレンジのR&B Versionと、クワイアをバックにつけた生バンド・スタイルでより感動的なGospel Versionと双方ともに極上の出来。後者のクワイアには、息子達レヴァートに、キース・スウェット、グレン・ジョーンズ、ウィル・ダウニング等も参加したという贅沢な録音。すでに人気グループだった息子達のグループLevertにも、親父の威厳を見せつけた傑作です。そして本作が素晴らしいのは90年型のR&Bとしてもきっちり機能してるトコ。ニュージャックな「Love & Trust」や「Lies」あたりも見事に決めてくれてます。ダンサブルで新時代のR&Bにも対応した冒頭の「Don't Let Me Down」や「Something For Nothing」も出色の出来。The Jazのラップも導入した「Respect」や、Najeeのサックスも冴え70年代も彷彿させる大作「If I Find Love Again」や「Keep On Please Me」といった真骨頂のスロウまで看板の期待を全く裏切らない力作です。
「ちょっと出の新人とは格上の、長作に負けないコブシを見せつけた黒いレッツゴー三匹。R.I.P.じゅん。」
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2014.05
06
Category : James Brown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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キング・オブ・ファンクであるジェームス・ブラウンがディスコに飲まれたような時代のシングル集。輝かしいキャリアの中でも最も威光が薄れた時期であり、信者以外は聴くべき曲が少ないのが残念なところ。もはやトレンド・セッターとしての輝きも無く、新たに登場したディスコに追随したような曲が多く登場するのが特徴です。ディスコ系はそれなりにカッコええスタイルですが、御大が振り回されることはなかったのになぁと感じます。初心者がコノ辺から間違って聴き始めると“なんや、コノおっさん”となること間違い無しです。でも、代表曲といえるようなエッジの効いたファンクはどんどん少なくなってきていたものの、ここぞという時に鋭いバッティングで長打を放っているところは腐ってもJ.B.です。
 冒頭の75年「Sueprbad, Superslick」から自信のヒット曲“Super Bad”をディスコ風味を加えてレイドバックさせたようなグレード・ダウンの焼き直し。合いの手からして“Hustle!!”と女性コーラスで、勇ましいボビー・バードの声ではありません。バンマスのフレッド・ウェズレー(tb)もここでバンドを去ります。象徴的なのが75年の小ヒット「Hot (I Need to Be Loved, Loved, Loved, Loved)」で、一聴してDavid Bowieのディスコ・ヒット“Fame”を流用したのが分かる作り。この辺のあつかましさは好きですが、これまでファンクの模範を示してきた男が追随する格好になるとは寂しくもあります。それよりディスコ風味を加えつつもJ.B.印を前面に押し出した曲の方は、やっぱカッコいいです。ヒット・ナンバー「Get Up Offa That Thing」はイケイケの分かりやすいファンクで、映画「天使にラヴ・ソングを」でデロリスも決めていたナンバー。外部プロデューサー、ブラッド・シャピロを迎えてアラバマにて製作された79年ヒット「It's Too Funky in Here」はコノ時期最大の成果で、オリジナル・ディスコ・マンと宣っただけのことはあります。後年のライヴでも必ずレパートリーに入れてた名ディスコ・ファンクで、低迷期とはいえこんなのがあるから、やっぱコノ人は神です! でも真性ファンクの真髄を味わいたいならコチラ、The J.B.'s名義の76年「Everybody Wanna Get Funky One More Time」。自身が興したpeopleレーベルの最後期の一撃で、切れ味抜群の正真正銘J.B.スタイルが存分に楽しめる強烈ファンクで超カッコいいです。でも正直「Bodyheat」なんかはモノ足らん出来。また、フリー・ソウル的に軽快なグルーヴなのは、サム・クックでもお馴染みのスタンダード「(I Love You) for Sentimental Reasons」や、J.B.sとしての「People Wake Up and Live」。らしくないですが隠れた名演です。スロウでは、サンプリングもされたメロウ「Kiss In 77」が出色。他は、平均点ながら流石のグルーヴで押し通す「Dooley's Junkyard Dogs」、最も長く御大の女房役を務めたMartha Highとのデュエット「Summertime」、77年にしては往年の緊張感を垣間見せる優秀ファンク「People Who Criticize」、モダンにカヴァーしたエルヴィス追悼の「Love Me Tender」、自らをなぞるものの軽すぎる「The Spank」、78年のヤケクソ気味の軽いマイアミ風「Nature」、全盛期の片鱗を見せる「For Goodness Sakes, Look at Those Cakes」あたりがコノ時期です。
「J.B.再発見にはもってこいのディスコ低迷期。一見ゴミの山(←すんません)にも光ったモン、眠ってます!」
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2014.05
01
Category : Groovy & Mellow
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
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  カラオケなんかで、この1年で最も聞いた曲は間違いなく”恋するフォーチューン・クッキー”。昨日の飲み会でもやっぱ一番の盛り上がりでした。若い子から、結構ええ年の人まで楽しそうに踊りながら歌ってて、見ている方も幸せな気分になりますもんね。久々の国民的ヒットって感じで、老若男女問わず親しまれてる名曲やと思います。正直、何の興味もなかったAKBでしたが、この曲はダンスも楽しくて映像も見まくりましたヨ。指原莉乃でさえ何となく可愛く見えてしまうコノ曲の魔力はたいしたもんです。やっぱり根底にあるのがディスコ・テイストで、ブルーノ・マーズしかり、ダフト・パンクしかり、すっかり海の向こうもすっかり最近のトレンドです。リズムがちょうどノリ良く、シンプル&キャチーなメロ、歌いやすいっていうkeyワードを揃えた曲はどの時代にも無敵です。
 そしてこのエモーションズの、やたら明るいアルバム。無敵ディスコ・クラシック「Best of My Love」はブラック・ミュージックの範疇に留まらない傑作で、ノーランズ並みに後のR&Bや我が国の歌謡曲にも多大な影響を与えたと感じる名曲。ビート&メロが肝で、アースの最強サウスポー・カッティング・ギタリスト、作者アル・マッケイのセンス良いバッキングも光ります。スタックスの時の泥臭さも良いですが、EW&Fのカリンバ・プロに入ってからの洗練された音は聴きやすさバツグン。この優秀スウェイ・ビートはシモーン・ハインズ嬢も力強くカヴァーしてました。続く、小粋なシャッフル・ミディアム「A Feeling Is」、スリー・ディグリーズみたいな「A Long Way to Go」と良曲が続き、スロウ「Key To My Heart」ではモーリス・ホワイトもデュエット参戦で渋い声が聴けます。メンバーのシーラ作「Love's What's Happenin'」や、「How'd I Know That Love Would Slip Away」なんか、いかにもアース的なアレンジも最高で気持ち良くグルーヴしてます。美メロ・スロウのシングル・ヒット「Don't Ask My Neighbors」に、ゴスペル・チックな歌唱も光るミディアム「Blessed」は90年代活躍の3人組JADEもカヴァーしていて、実はその流れで私も本作を聴いたクチ。最後はあのディスコ・クラシック“Got To Be Real”でお馴染みの鉄壁グルーヴ、デヴィッド・シールズ(b)&ジェイムス・ギャドソン(ds)のプレイが聴けるタイトル曲「Rejoice」。変化に富んだ構成にスリリングにゴスペル・チックなヴォーカルを絡めた逸品で〆てます。
「Volt時代から垢抜けて大成功のハッチンソン3姉妹。タイトなサウンドも心地良し!」
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