FC2ブログ
RSS
Admin
Archives

音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

カテゴリ
Funk (88)
Jive (2)
検索フォーム
Profile

ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
月別アーカイブ
01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06 
カレンダー(月別)
02 ≪│2014/03│≫ 04
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
RSSフィード
リンク
最近のコメント
FC2
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2014.03
30
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
new.jpg

 

 桜も咲いて、80年目のペナントレースも開幕! 栄光の巨人軍もドーム3連戦、勝ち越しで好スタートです。アンダーソンはええ買いもんですな〜 野球で去年、凄いと感じたのは田中のマーくんに、ある試合の始球式にてマサカリ投法で135Kmの速球を投げ込んだ63歳の元ロッテ大投手、村田兆治。現役さながらの速球も驚愕でしたが、音楽のほうで凄かったのは71歳のポール・マッカートニーです。全盛時に負けないクオリティの新作を発表し、ワールド・ツアー決行。そして今年、はやくも野外コンサートで嬉しい日本凱旋です。もう五反田あたりにマンションでも借りて住んでくれって感じです。先進国は高齢化社会で重い課題が多いですが、こういう元気なジジイが頑張ると、40代の我々オッサンも負けてられんぞって気持ちになります。
さて目下、最新作となるポールのアルバム。これが実はなかなかエエんです。企画モンやら何やらかんやらで色々出てた感じでしたがカッチリ作ったロック・アルバムは6年ぶり。マウンドから150kmは放れへんけど135kmやったら目つぶってでも出せまっせと、しっかり証明してくれた力作です。アデルやエイミー・ワインハウスを手掛けた旬の4人のプロデューサーがポールの今の魅力を最大限に引き出してます。その中にはジョージ・マーティンの息子、ジャイルズ・マーティンの名も。1曲目のコーラスがカッコいいビート・ロック「Save Us」から、ガッツ・ポーズ必至のクオリティです。真骨頂のキャッチーなメロで口ずさみたくなる「Queenie Eye」、中期以降のビートルズをもろに感じさせる「New」、ライヴのタイトルともなった「Everybody Out There」と、最新のツアーでもバシバシ演ってた曲もココでしっかり聴けます。他もコンパクトで良い曲が結構入ってますが、牧歌的な「On My Way to Work」や「Early Days」、曲作りの上手さも光る「I Can Bet」、シンプルながらポールらしさがキラリ光る「Looking At Her」など嬉しくなる出来映えです。どくとなくウィングスっぽかったり、ビートルズっぽかったりで、要はいつものポールがちゃんと楽しめる仕組み。最上級のポップ・ロック・パティシエの腕は落ちてません。
「日本のチャートでも史上初の70歳代でトップ10入りを果たした優秀作。今の音もイケてます!」
::more
2014.03
27
Category : Groovy & Mellow
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
prince.jpg

 なんとも素晴らしいのが絶賛発売中のスポーツ雑誌“Number”。なんと現在の長嶋茂雄氏と松井秀喜氏の対談インタビュー掲載です。長嶋氏の野球愛や哲学と、それを確実に理解している松井氏の師弟愛にも大感動です。巨人軍および野球界の名プロデューサーであったという松井氏の指摘には激しく同意です。プロである以上、お客さん=お金を払う人を楽しませてなんぼっていう考え方は、J.B.やプリンス、ミック・ジャガー、永ちゃんとかと全く同じ。流石、分かってる人等は一味違います。そんなことでパープル・レインよりずっと後に聴いた、殿下デビューから2作目のアルバム。プリンスって不思議な人で、聴き出すとずっと続けてコノ人ばっかり聴きたくなる実に中毒性の高い人。やたら多作で実験性の高いことも多い人やから、ずっとピカソみたいな捉まえかたをされてきた感もありましたが、原画のデッサンからしてムチャクチャ上手い音楽のエキスパート。それはライヴでのメイシオ・パーカーラリー・グラハムとの原ファンク共演、90年代にヘンテコリンなシンボル・マーク時代に発表した70'sスウィート・ソウルの絶品カヴァーを聴いても明らかで、根底にあるのは先人のエッセンスを正しく確実に継承してるってところ。ぶっ飛んだイマジネーションはまだ廻りで理解を得られなかったのか、録音もすべて独りで多重録音してた頃の本作。魅惑のファルセット中心にクールなソウル・ミュージックを構築してくれてます。でも、この頃はまだ単なるソウルの新星みたいに捉まえられてた時期で、その特異性や天才的変態ぶりは認知されてなかった模様。
 中身で最も有名な曲はチャカ・カーンでお馴染み「I Feel For You」のオリジナル。チープなシンセと、殿下の多重録音によるダブル・ヴォーカルによるファルセットによるポップ感覚がなんとも心地良いです。ポップなファンク・テイスト曲が多く、冒頭の「I Wanna Be Your Lover」や「Why You Wanna Treat Me So Bad?」はその代表格。ある意味キワモノ的でゲイっぽい風貌とは裏腹に、小粋な爽やかささえ漂うサウンドに独特のファルセット・ヴォイスが見事にハマります。後も、クールでカッコいいファンク「Sexy Dancer」に、ヴァン・ヘイレン並みのハード・ロック「Bambi」、ほっこりミディアム「Still Waiting」と、充実のエンターテインメント。数曲収録のお得意スロウも、オーラスの「It's Gonna Be Lovely」なんかナカナカしびれさせてくれます。
「世界一カッコいいチビ。J.B.の後継といえるのはアンタだけです!」
::more
2014.03
23
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
gap band4

 やたらファンクを聴きたおしてた頃、すぐにお気に入りとなったグループThe Gap Band。80年代前半の最盛期は次世代R&Bへの“繋ぎ”としても機能したような、ファンクながらモダンなアプローチも光る良曲を連打です。特に技巧派シンガー、チャーリー・ウィルソンは、ガイのアーロン・ホールが最も影響を受けたシンガーとしても90年代も脚光浴びまくり。よく聴いてると結局、スティーヴィー・ワンダーに辿り着く系譜の人やと分かります。ヒップ・ホップでもサンプリングされた曲が多かったことも重なり、全盛期以降も結構な崇められ方でした。
 さてこのメジャー4作目となる本作。数曲のヒット曲も含みますが、肝はなんといっても超重要曲「Outstanding」。ベースを基軸にクールにスウィングするカッコ良すぎるリフ、テーマのサビはコーラスの姐ちゃんに任せて渋く歌うチャーリーと、何回聴いても胸躍る名曲です。大所帯ファンク・バンドやサザン・ソウルが絶滅危惧種に指定されだした頃の、次なる進化を示したアウストラロピテクスみたいな傑作です。同時期のマーヴィン・ゲイの"Sexual Healing"、アイズレーズの"Between The Sheets"とかZappの"More Bounce To The Ounce"もそうですが現行R&B時代でもやたら新鮮に響いた楽曲としてリスペクトされまくりでした。そしてもう1曲のR&BチャートNo.1曲が「Early in the Morning」で、Dazz Bandみたいな前のめりのイケイケ曲。また真性ファンク・ファンにはたまらんのが、もろP-Funkな「Talkin' Back」。サー・ノーズ風のアプローチにもニヤけてしまうフラッシュ・ライト続編的なディープ・ファンクです。もう1曲あるヒット曲「You Dropped a Bomb on Me」も力の入った勇ましい曲ですが、正直しょーもないです。あとのお楽しみはメロウ・テイスト。清涼感あるグルーヴで魅了する「Lonely Like Me」に「Stay With Me」、AOR的に気持ちいい「Season's No Reason To Change」、ロニー・ウィルソンのトランペットも印象的な絶妙なスロウ・ジャム「I Can't Get Over You」と、こらぁモテるでというセクシーなサウンドもお手のもの。
「キャメオ同様、大所帯をスリム化して大成功した3兄弟。ツボつきまんなぁ」
::more
2014.03
20
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
29204.jpg



 ヒャー、ホーって感じでJTテイラーのように叫びたいのが、我が息子のこと。週始めの朝、息子よりLINEにて朗報が。要領の良い弟クンとは裏腹に、早くも人生に苦戦してる感アリアリの長男が高校受験、無事突破です! 私以上に集中力が無く、勉強も大苦戦だったもんで、よく乗り切ってくれました。なんとか公立だったので、それも助かりました。私立やと毎日、松屋でも行かなあかんかと覚悟してましたので〜 ここは長男お気に入りのワン・ダイレクションでもって思いましたが2曲くらいしか知らんので、我が家を祝福ってことで何ともめでたいタイトルの本作です。
 クール&ギャングっていうと、ジャジーな感覚も持ったゴリゴリのファンク・イメージもありますが、軽薄な時代突入に合わせ洗練され都会的なイメチェンで大ブレイクしたのが80年代。ロックでもドゥービーもJガイルズ・バンドもウマイこと変化してたのと同じです。タイトル曲「Celebration」は今でもTVのハッピーなシーンでよく流れる特大ヒット。軽快なカッティングに、明るいホーン、スタイリッシュなJTテイラーの歌が見事ハマったダンス・チューン。とてもジャングル・ブギーを演ってたバンドと同じとは思えない豹変ぶりです。ファンク・テイストのアーバン・ダンサーは他も「Love Festival」、「Night People」とあり、中でも「Take It to the Top」は頭ひとつ抜けたカッコ良さ。万人に受けるポップさで、演奏やコーラスも上手いので聴きやすさ抜群です。この辺の時代をプロデュースしてたエウミール・デオダートの戦略通りよく売れてたので、私も子供でしたがチャートに名前がよく登場してたのは覚えてます。メロウなミディアム秀作「Jones vs Jones」、「Love Affair」もあって、コチラも洗練されててスムージーなJTの歌唱が冴えまくり。AORチックなスロウ「Just Friends」も高品質です。中には安もんのシャカタクみたいなインスト「Morning Star」ってのもありますが、ご愛嬌です。
「よっしゃ〜!と祝福の春一番。次なるステージでの充実、それは己自身にかかってます!」
::more
2014.03
15
Category : Black Contemporaries (80's)
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
between.jpg

時代の流れを読むってのはビジネスに於いて重要なのは当たり前。ファッション・ブランドでもDNAを大事にしながら、毎回コレクションで新機軸をしっかり打ち出して進化して、さらに看板に磨きをかけています。音楽も同じで、ビッグ・ネームでも現在進行形で評価が高い人は、流行に呑まれること無く上手いことトレンドを取り入れ、しかも本質は失ってません。そういった意味ではストーンズや、このアイズレーズも同じ。80年代になって、ファンクで押し切ろうとしても無理を感じた連中はコンテンポラリーなスタイルを見事昇華。しかも金字塔となる大傑作メロウを引っさげて。ブラコン的な音が苦手だった学生の頃、一気に突破口を開いてくれたのが本作のタイトル曲でした。
 そんなことで83年アイズレー兄弟の6人組での最終作です。なんといってもタイトル曲「Between the Sheets」ですが、こんな魔力を持った曲はそうそうございません。黒さ、エロさ、キャチーさ全部兼ね備えた不滅のメロウ・グルーヴで、ヒップホップでのサンプリングも数知れず。この△7th系を使った黄金のコード進行で肝のシンセ・ベースとロナルドの必殺猫なでファルセットがコレ以上ない形で絡む絶品中の絶品曲。ローランドの808も上手く取り入れ、実に新鮮な新生アイズレーズを構築してます。少子化対策にも一役買う、この官能スロウは80'sアイズレーズ、最大の功績です。他も聴き逃せないのが、アリーヤのカヴァーでお馴染み「Choosey Lover」、タイトル曲を挟んで鎮座する曲名からしてニヤリとする「I Need Your Body」と「Let's Make Love Tonight」。センス抜群のアレンジで色褪せない斬新なアプローチです。メロウ系でも「Touch Me」はオーソドックスな70'sスタイルですが、ロナルドの18番フレーズはしっかり炸裂です。後半でも、スロウ・ファンクをクールに決めた「Slow Down Children」が出てくるからたまりません。シンセ・ベースのぶよぶよ感とチープさがエエ味出してる「Way Out Love」といい、引き締まった音構築は聴きモノです。しかし70'sファンクをひねらずそのままエレクトロ化した「Gettin' Over」や、ヴォコーダー使いの「Rock You Good」あたりは、ちょっと陳腐でしんどいです。しかしこんな傑作を作っておきながら、演奏担当のヤング・アイズレーである3人は本作後に袂を分かってしまったのが何とも悔やまれます。このアーニー(g)、マーヴィン(b)に加えて、本作の貢献者クリス・ジャスパー(Key)の離脱は新時代のイノベーションで肝になった筈なので、次作もこのメンバーでもう1枚聴きたかったのが本音。
「エロを極めた最高の兄弟達。時代を生き抜く生命力も脱帽です」
::more
2014.03
11
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
just a hero



 歳も重ねると、知ってる人が亡くなっちゃうのが年々多くなるのは仕方のない事。最近も親戚のおばちゃんが亡くなって残念なことでしたが、「向こうには仲良しやったウチの婆ちゃんがおる」っていう発想で悲観せんようにしてます。音楽界も今年になって大瀧詠一氏が天に召されて驚きでしたが、80's世代にとって同じくらい感度が高い偉人やと思ってた佐久間正英氏が夭逝したのも大きな喪失。海外だったらプロデューサーといったら、何人も名職人がすぐ浮かびますが、日本において真のプロデューサーとして思いつく人はまずコノ人です。質の高い音楽を万人の耳に届けるというミッションにおいてはズバ抜けた才能の人やと思ってましたから。日本のティーンが洋楽を聴かなくなったA級戦犯とも言われた程、向こうモンと肩を並べるカッコええ音を聴かせてくれました。スライダーズの出世作や、ブルーハーツの2nd、エレカシの“町を見下ろす丘”、ジュディマリのThe Who的傑作“手紙をかくよ”と、コレはエエっ!と感じた音に必ずコノ人の名がクレジットされてました。カッコええ音を理解してるだけでなく、組み立てる事のできる数少ない存在だったと断言できます。
 数々のグッジョブの中でも金字塔的ワークスがBOØWYブレイクなった3rdですが、ストーンズとのサプライズ共演も話題の布袋寅泰氏が自らプロデュースし、敏腕佐久間氏がサウンド・アドバイザーとしてその名を連ねたのが本作。今も驚くほど古びないカッコいいサウンドで、最高傑作とも思える完成度で光り輝いてます。もう冒頭の「Dancing In The Pleasure Land」で圧勝確定です。この高橋まことの超音圧ドラムに、この頃めきめきスキルUpしたという松井恒松のベースだけで昇天できます。続く「Rouge Of Gray」も震えるほどのカッコ良さ。もうコレはHip Hopです。そして布袋氏の国宝級イントロが鳴り響くメロウ傑作「わがままジュリエット」の登場。ヒムロックの非凡なメロディ・メイカーぶりも再確認できます。ココまでだけで、マーくん並の無敵状態であったと、即座に理解できる天晴さ。人気曲「Justy」、ヨーロッパ的なタイトル曲「Just A Hero」では、布袋氏のギター・アレンジも前人未到の域でした。ZAPPをも彷彿させるファンキーな「1994(LABEL OF COMPLEX)」では吉川晃司の声も聴けます。美しい疾走で魅せる「ミス・ミステリー・レディ」や、予測不能の展開が惹き付ける「Blue Vacation」も、ずっと耳釘付け状態必至。ラストの「Welcome To The Twilight」は、中でもやや普遍的で、後のフォロワーはコノ辺だけを真似したような感じです。まぁあまりにもデカいものを作りすぎて解散の引金ともなったと言われるのも理解できる大作。やっぱ、ちゃいまんな。
「レココレ誌あたりが無視し続けるグレイトなサウンド。偉大な功績に感謝です!」
::more
2014.03
05
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
flash.jpg



 やってきました、ザ・ローリング・ストーンズ! 19時東京ドーム、ヤンキー感満載のスカジャンで登場した白髪のキースが24年前と同じようにオープニング“Start Me Up”のリフを弾いた瞬間、鳥肌ゾゾーっの感動です。ステージを端まで走り、衰え知らずの声で完全にバンドを牽引した御歳70歳!ミックはやはり凄かった。しっかり煙草も吸ってナイスなプレイ連発だったロン・ウッド。ストーンズをストーンズたらしめる男、チャーリー・ワッツ。皆、現役感バッチリで拍手喝采です。私が見た日は、ファン投票で演奏されたwithミック・テイラー(←痩せてよね)の“Silver Train”。Hiソウル的にカッコいい“Slipping Away”と18番“Happy”とキース・ファン狂喜乱舞のハッピー・セット(←マックみたいでんな)あたりがポイント。ドームの音は相変わらず悪かったけど、最高すぎる“Tumbling Dice”や、リサもビカビカに輝いてた“Gimme Shelter”など漏れなく定番は披露。誰かがくたばるまで解散は無いと確信した、素晴らしいライヴでした。ここは余韻に浸りつつ、現サポート・メンバーを加えた体制での初ライヴ作です。
 解散危機を乗り越えた89〜90年ワールド・ツアーから各地のライヴ・テイクを上手いこと繋げたアルバムで、最後の5人組ストーンズとしての作品。。オープニングとエンディングはサウスカロライナ・デス・ヴァレー・スタジアムでの「Start Me Up」と「Satisfaction」。キースの「Can't Be Seen」もココでのライヴです。ニュージャージーでの「Sad Sad Sad」は当時のストーンズを象徴した勢いあるR&R。ココでのブルース「Little Red Rooster」ではGソロでEric Claptonが参戦です。ジャクソンヴィル公演では色気満載「Miss You」、最近めっきり演らない当時の新曲「Rock and a Hard Place」、定番「You Can't Always Get What You Want」が選出。鍵盤のチャックが安定感を生む良いサポートです。ロンドン・ウェンブレーでのなんともイギリス民謡っぽい「Factory Girl」の収録は嬉しいポイント。そして日本初来日となった東京ドーム・テイクが、日本語MCも入った「Ruby Tuesday」に「Sympathy for the Devil」、「Jamping Jack Flash」で、熱い感動も蘇ります。他も、スパニッシュ・ギターを披露するスペインでの「Paint It, Black」、イタリアでの「Brown Sugar」と各地での勇姿が拝める仕組み。お楽しみとなった、スタジオ・テイクの新曲2曲は、王道ロック「Highwire」、サックスをフィーチャーしたファンク曲「Sexdrive」で、どちらもストーンズらしいカッコいい曲。後者は90年代のビル・ワイマン・マニア(←おるのか!?)にはたまらん最後の勇姿が拝めるvideoも必見です。
「よくぞ私が東京に居る時に来てくれました! 次はビル・ワイマンも連れて関西来てね〜」
::more
2014.03
01
Category : James Brown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
pure dynamyte



 今週は長きに渡ってくすぶっていた某海外のビッグ・メゾンと交渉成立。銀座の某レストランで握手です。ウチのボードメンバーも数名来たので、はっちゃけられんかったけど。格子模様のコンペティターとのキワキワのせめぎ合いでしたが、土壇場で半沢直樹のような展開で勝利。やっぱ最後は人ですな。なんじゃかんじゃと本国からバイスプレジデントやら呼んでワケの分からんこと言うた甲斐がありました。まずは主要2都市でデビューです。さぁ爆裂モードで現場とタッグ組んでシャウトしたるぞっ!ってことで、キング・ジェイムス・ブラウンの爆裂アルバム。今の気分にピッタリです。
 長きの活動に渡ってアホほどライヴ・アルバムを出してきた大先生。どれも格別の味わいですが本作は1発目のアポロ名ライヴの成功に味を占めて、その翌年に出された強烈に音が悪いライヴ盤。「Intro」から“これは海賊盤かっ”と疑うほど劣悪な音ですが、その中のスクリーミングが、また最高なのが心憎い大先生。御大登場での超高速モードのジャンプ・ナンバー「Shout And Shimmy」がマジ最高。バンドも至上最強のテンポです。これはもうパンク。モーターヘッドか、ジェイムス・ブラウンってほどのハッチャケ具合です。カヴァーしてたThe Who版が可愛いベイビーに見えちゃいます。そしてクール・ダウンしてボビー・バード擁するフェイマス・フレイムスのコーラスも粋な「These Foolish Things」をサラリと決める何とも憎い展開。ファンク前夜を感じる「Signed Sealed And Delivered」に続いて、ブルージーな「Like A Baby」とスロウ・ナンバーも美味いサンドイッチのように放り込んできます。後半の爆裂ダンス「I'll Never Let You Go」で興奮の坩堝状態と思いきや、もうドリフでいうところのババンバ・バン・バン・バン状態となる「Please Please Please」へ。汗たっぷりにシャウトした後(←見たんか!?)「Oh Baby Don't You Weep」で18番お得意の偽ライヴも放り込む勇ましさ。ええぞ〜 オーラスには本作を象徴するまたもや爆裂リズム・ナンバー「Good Good Lovin'」が炸裂。スタジオ版の倍速モードで演ってくれてます。そしてJ.B.御大の雄叫び、観客の絶叫とムチャクチャの状態でフェイド・アウト。ハイレゾとか高音質とかを無意味にする強力さ。こんな凶悪なライヴ盤はJ.B.の数あるライヴ作でもピカイチです。素晴らしすぎるぞっ!
「よくぞこんなモン出したなと、さらにリスペクトしたロイヤル劇場ライヴ。さぁ次はいよいよドームのベロ軍団や〜」
::more