FC2ブログ
RSS
Admin
Archives

音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

カテゴリ
Funk (88)
Jive (2)
検索フォーム
Profile

ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
月別アーカイブ
01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06 
カレンダー(月別)
01 ≪│2014/02│≫ 03
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 -
RSSフィード
リンク
最近のコメント
FC2
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2014.02
25
Category : 50's Pioneers
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
Little Richard1



 ソチ五輪も閉幕し、なんとなく寂しい日々。スノボのパラレルや、スキーのモーグルは本当に見応えありました。みんな、最高でした! 人気のフィギュアも今迄はあまり熱心になれなかったけど、今回は羽生君効果で見入っちゃいましたヨ。得点の基準は未だによくわからんけど。ドヤさ顔で頑張った今くるよ似の鈴木選手、最後の巻き返しで感動を呼んだ真央ちゃん、ベテランの高橋大輔選手、皆拍手です。しかし使用曲でケチがついた渦中の偽ベートーベン佐村河内氏も酷いっすな。昔、よくあった印税を分かち合うためにやったクレジット変更なんかと次元が違う醜さです。さすがに裕也さんも「奴は本当のワルだ!」とご立腹。そこへゆくと浪速のモーツァルト、キダ・タローはやっぱ偉大です。フィギュアの使用曲はインストでないと基本、減点だそうですがワグナーの“狂ったダイヤモンド”や、羽生君の“パリの散歩道”は印象深かったです。皆、歌抜きにしてたのにタブーを貫き減点されなかったミーシャ・ジー選手は特にカッコ良かった。そこで会場に鳴り響いたのは何とリトル・リチャードの歌声。これは痛快でした。
 そんなことで昨年、引退宣言した本人も喜んだに違いない、世界で注目されたR&Rクラシック「Tutti Frutti」が入ったファースト・アルバム。これは激強力です。なんせ、あのJ.B.やポール・マッカートニーにも影響を与えた偉人。ワッババ・ル・バッパッ♪と意味不明な奇襲攻撃で始まる「Tutti Frutti」から「Ready Teddy」、「Long Tall Sally」、「Rip It Up」、「Jenny Jenny」、「She's Got It」と最強の破壊力を持った名曲がズラリ。リチャード氏の豪快極まりないシャウト・ヴォーカルに、ブロウしまくるサックス、ロッキンなピアノの連打と、興奮が避けられぬ展開です。白人にも真似されまくったクラシック的名作群です。また傑作R&B作としてもマストと言われる所以が、ブギウギ「True Fine Mama」、「Slippin' And Slidin'」、ファッツ・ドミノ風「Can't Believe You Wanna Leave」、「Baby」、「Miss Ann」等のゴキゲンというしかないニューオリンズ流儀R&Bの収録。これも、たまらんです。そして特筆すべきが最強ドラマー、アール・パーマーによるハネ感満載の天才的バック・ビートを擁した、強靭なバック・サウンド。このビートだけでも飯3杯は食えます。やはり問答無用の傑作。
「1950年代、トリプルアクセルを決めまくったリチャード御大。歴史に残る名選手です!」
::more
2014.02
23
Category : Cool Groove
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
220024319.jpg

 歌謡曲からJ-Popって、いつしか言われるようになった頃、その象徴だったのがドリカム。そのビジュアルから、薄っぺらい売れ線狙いのグループと見た目で決めつけてました(←いっつも)が、名曲“サンキュ”やら“Love Love Love”を聴いてそんなアホなこと言ってられんようになった人達。そんな最中、技巧派ヴォーカリスト吉田美和が突如発表したのがこの1stソロ・アルバム。大々的に謳われてたのがデビッド・T・ウォーカー(g)、ハービー・メイスン(Dr)、チャック・レイニー(b)が全面参加というインフォメーション。ちょうどマリーナ・ショウの名作に酔いしれてた時期だったので飛び付きました。個人的には、時にテクニカルすぎて感情的に入り込めない面もあった美和サンですが、音の職人達との単なるセッションに終わらない作り込んだ本作は持ち前のソウルフルなヴォーカルが中々の輝きを放ってます。
 数多あるセッション・プレイの中でも指折りのプレイで大貢献してるのが名手デビッド・T・ウォーカー。With David T.Walker名義で出ても違和感の無いくらいの大貢献っぷりで、プリング&ハンマリングやトレモロ・グリッサンドなどイブシ銀系の必殺技が要所要所で決まりまくり。アカペラ後の「つめたくしないで」から、この面子ならではの極上ナイス・グルーヴが炸裂。全曲アレンジを担当したドリカム中村氏の作戦、大成功です。中でも中盤から後半にかけての曲のクオリティが特に高く、マーヴィンの“Mercy Mercy Me”を意識した「Darlin'」は中でも最もキャッチーな出来映え。落ち着いたグルーヴ感も実にお洒落で、ポップなドリカム曲をフュージョン的にアレンジしたような曲調がなんとも粋です。極めつけはラスト2曲で、美和節と70's音職人の見事なコラボレーションが楽しめる「奪取」、ストリングス・アレンジとピアノを効果的に配した感動的なスロウ「生涯の恋人」は本作最大のハイライト。ダイナミックで独特な美和節も気持ちよく炸裂してます。ドリカムの楽曲に比べて明らかにジャジーでアダルトな感触は、洋楽ファンにも確実にアピールしたであろう内容。
「打ち込みドラムやシンセを排した70's味のドリカムともいえる内容。贅沢な音です!」
::more
2014.02
19
Category : Vocal Groups
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
futures.jpg



 寒いときにおでんを食うってのは日本人にとって最高の幸せ。ビール片手に、厚揚げ、大根、こんにゃく、鶏肉などに辛しを塗った、コノ上ない舌上のハーモニー。そんなおでんのような絶品ハーモニーを音楽で味わえるのがコーラス・グループ。テナーにバリトン、ファルセットが絡みあい、何声ものハーモニーにストリングスのええ出汁が合わされば、もう昇天です。テンプスに、デルズ、ドラマティックスと数多の名店あれど、75年に完璧な鍋をこしらえたのがフューチャーズ本舗。本作は、時にその最高峰に君臨するのではないかと思っちゃう素晴らしき内容です。
 冒頭は緊張感溢れる70'sファンク調の「Castles」で、バリトンのフランク・ワシントンが荒々しく駆けずり回ります。疾走感あるスリリングな演奏にコーラス・ワークと8分近くある大作ですが、コレは序章に過ぎません。本作が皆に愛されるのは、やっぱ数々の悶絶スロウの収録。甘茶ファルセットがコンガを効かせしっとり歌い上げる「(Love Lives On A) Windy Hill」、そよ風のような軽快ミッド・ダンサー「Don't Close The Book」、先頃に大往生されたジョニー・アレンのアレンジも冴えまくる人気のスロウ「Super Love」に「I Had A Dream」ともう失禁モンの展開です。ベース・シンガーが渋ファンクを決める「Everyman Is God」、オージェイズ風の「Do Unto Others」の後は、またもや嗚咽号泣の瞬間が。そう、必殺スロウ「Love Will Be Around Forever」の登場です。サビでの濃いコーラス・ワークにたっぷり旨味を含んだ熱々の厚揚げのようなバリトンが炸裂。 ♪If You Think〜の初っ端から大火傷、涙腺爆裂で大変です。これは個人的に本作1等賞の舌鼓。そして本編オーラスはクールなファンク「Ninety Days」で締める憎すぎる構成。ギャンブル&ハフのとこでもコノ後に良盤作ってますが、やっぱこれが最高傑作です。以前に聴いてた盤ではココで終了だったのですが、近年出た、追加トラック収録のアップデイト版はシングル曲も加えた、更なる完璧な内容。小躍りして買い直しです。本編に何ら劣らないキリマンジャロ級のバリトンが聴ける「That's The Way Of A Woman In Love」、ダンサーも一級品「You Better Be Certain」や、ファルセット&語りで一撃の「No One Could Compare」と転げまわる出来の良さ。さらに悶絶必至のBarbara Mayson参戦デュエット・スロウ「We Got Each Other」と、おかわりだけでお金を払いたいような内容です。
「これぞヴォーカル・グループの醍醐味。ビッグ・ネームじゃないけど最高の味、保証です!」
::more
2014.02
16
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
elton too



 またもや大雪、スケジュール混乱、売上ガタ落ち、靴は傷む、、、銀世界や〜!といって喜んでられん状況です。でも五輪の方では日本待望の金メダリストも誕生。19歳の美青年、羽生結弦がやってくれました。素人が見ても美しすぎるその演技に世界が魅了です。一昔前のアイドルみたいな小顔も綺麗で良いです。惚れてまいそうです。ココはソチのパウダースノーのようなホワイト・ジャケの、大御所エルトン・ジョンが放った80年代の金メダル・アルバムです。そもそも、私がエルトンを知ったのは正にこのアルバムのシングルから。記憶でいくと、カルチャー・クラブやらデュラン・デュランの台頭で、もう過去の人状態だったエルトンが、全曲で70年代のスタッフを再結集して放った力作がこのアルバムでした。
 中身はしっとりしたエルトンらしさが滲みでた美メロ曲「Cold as Christmas」でスタート。黄金期のキキ・ディーやレイ・クーパーも参加です。でも、当時の少年達をもノックアウトしたのはシングル・ヒットした「I'm Still Standing」。エッジの効いたイントロから力強いエルトンの歌唱と、これはやはり燃えます。俺はバリバリで立っているという歌詞も印象的で、当時の人気者達勢揃いだった85年ライヴ・エイドで、クイーンと共に実力が最上級であることをまざまざと見せつけた興奮のステージも鮮明な記憶です。ゼロにも満たない酷い落ち込みというタイトル曲「Too Low for Zero」でリズム・ボックスも使用した80年代っぽい曲が来たと思ったら、カントリー・テイストの「Religion」と飽きさせません。そして超のつく傑作ソウル・バラードが、またここで誕生した「I Guess That's Why They Call It the Blues」。ドラマティックな歌唱&コーラス、琴線に響くピアノ、客演したスティーヴィー・ワンダーのハーモニカと、どこをとっても完璧としか言いようがない名曲。これは2万回聴いてもシビれます。今にしたら安っぽいアレンジが残念なキャッチー曲「Crystal」に続いては、威勢のいいエルトン節が炸裂。「Kiss The Bride」、「Whipping Boy」あたりバンド・サウンドも冴える好曲。そして希代のメロディ・メイカーであることを証明する「Saint」、「One More Arrow」と最後まで良い仕事っぷり。
「ユア・ソングだけやない、アホほど名曲を書いてる人。また金メダル頼んまっせ!」
::more
2014.02
13
Category : Vocal Groups
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
staplesingers1.jpg



 緊張感を持ったファンキーなグルーヴに、とろけるようなラヴ・ソングを70年代中心に多数送り込んだカーティス・メイフィールド。中でもアレサ・フランクリンとのコラボレーションは最高峰といえる絶品の作品でしたが、ステイプル・シンガーズ改め一時期ステイプルズと名乗ってた頃のコラボもグレードの高さで負けない秀作。スタックス時代に単なるゴスペル・グループからメッセージ性を持ったヒットメイカーへと成長したステイプル一家。カーティスと組んでカートムから出したサントラは結構な相性の良さでしたが、よっしゃいけるっとワーナー移籍第1弾で出された本作もカーティスの全面プロデュースでバック・サウンドは全盛期のカートム・サウンドそのもの。サウンドのKeyは甘美なストリングスにチャカポコ・ワウ・ギター、コンガです。意義ある再発となってきたワーナー1000円シリーズでもラインナップです。
 中身は、ブルージーな組曲「The Real Thing Inside Of Me/Party」でスタート。曲調もコノ時期のカーティス・ソロ作に通じるもので、ゴスペル・ライクなコーラスをバックにメイヴィスが豪快にカートム・ファンク調の2曲目「Take Your Own Time」もなかなかの相性です。スリリングなアップ・テンポ「Sweeter Than The Sweet」から、前年の傑作“Let's Do It Again”の続編みたいな同じ緩やかなビートで聴かす「Love Me, Love Me, Love Me」は前半の聴きどころ。また大黒柱ポップス・ステイプルズが歌うタイトル曲「Pass It On」はスタックス時代を想起させるアーシーな感覚です。そして本作のハイライトはまさに終盤。カーティス・ファンクの真髄といえるミディアム・テンポでの「Making Love」はメイヴィスの激ハスキー・ヴォイスも凄まじい緊張感で迫ります。バリー・ホワイトLove's Theme調の「Take This Love Of Mine」ではコンフォータブルなグルーヴで聴く者の体を揺さぶらせます。ラストはジャッキー・ムーアの有名曲とは異曲の「Precious, Precious」。アレサの名盤“Sparkle”を思い出さずにはいられない包み込むような優しいサウンドの中、メイヴィスが絶妙の押し引きで上手すぎる歌唱。カーティス・コラボの最良の部分がココで味わえます。
「流石の名門ゴスペル一家。どんなバック・サウンドでも一流品に仕上げてます!」
::more
2014.02
09
Category : 60's Soul
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
betty therell



 しつこくシカゴ・ソウルと、オリンピックな日々。関東も会社からスノボで帰れそうな程の大雪で、商売あがったれながらなんとなくワクワク感も。ウチの会社の役員も仕事でソチ入りと羨ましい限り。(←趣味でたまに雑誌にも登場のソウルなオヤジ) そんななか聴くのは、1時を指す時計に早く寝なきゃダメよと微笑むベティ・エヴェレット嬢。といっても元々はミシシッピーの出身ながら、活躍の場は正にシカゴ。“ブルースなんて本当は歌いたくなかった”というベティ嬢ですが、ウィリー・ディクソンやらマジック・サムとの縁でブルース・シンガーとしてデビュー。シカゴを拠点に、60年代前半にR&Bシンガーに転向しジェリー・バトラーとデュエットしたりしてちょこちょこヒットを出します。
 そんなベティのバリバリのシカゴ・ソウル作といえばコレ。本作収録で、シャイ・ライツのユージン・レコードが作者のヒット曲「There'll Come A Time」がなんともシカゴらしい音でエエ曲です。この曲の作者で名を連ねたフロイド・スミスはシカゴの名ジャズ・ギタリストで、後にロリータ・ハロウェイも手掛けた人。結構な貢献で、冒頭の「You're Falling Love」や「Maybe」、「The Same Old Me」とイイ曲を提供してます。他にもコノ時代らしい高揚感溢れるグッド・ソウル満載で、小ヒットのスロウ「I Can't Say No To You」、ダイナミックなシカゴ・サウンドでグイグイ迫る「Take Me」、「Is There A Chance For Me」と、張りのあるチャーミングな歌声で魅了してくれます。一方「Sugar」なんかで見せるしなやかなポップさも絶品。カーティス・メイフィールド作の「Hold On」なんかではブルージーにも迫ります。ボートラ収録シングル曲は、まず駆け出しのギャンブル&ハフの作品で小ヒットした「It's Been A Long Time」。シカゴの重鎮ダニー・ハサウェイがアレンジした初期仕事で、はやくも70年代の香りがする曲です。ダンサブルな「Unlucky Girl」もモータウンのシカゴ版って感じで実にええ感じ。
「ポップで聴きやすいソウルながら、ディープさを兼ね備えたシカゴ・ソウル。ええねぇ〜」
::more
2014.02
06
Category : 60's Soul
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
217854 (4)  

 ドラえもんの世界であったような便利さが現実になってきて、スマホに毎月何千円も払う現在、ダウンロード文化が進んだ音楽も昔ほど商売にならんみたいです。全てはネットで事が済んじゃいますもんね。でも便利なようでいらん事が増えたような気も。TwitterやらLineやらの言葉の暴力で人が殺される時代。言葉って顔が見えないと鋭角化しますもんね。あ〜こわ〜 また情報も紙媒体からすっかりネットになり雑誌も休刊の嵐。しっかりした情報は商売にして、クオリティを維持してほしいもんです。CD屋も淘汰される中、以前に大型店の閉店セールでこのBOXも1000円でGet。50年以上前となる初期音源は著作権フリーとなり結構な乱発状態でLP盤起こしまで出てるみたいですが、コチラは再発のスペシャリストRhinoが手掛けたグレイトな3枚組集大成企画。マジ最高です。
 そんなことでシカゴ・ブランズウィックの看板スター、ジャッキー。熱いソウルから、しっとりしたスタンダード系まで絶妙の上手さで聴かせてくれます。縦横無尽のレンジが広い歌声に、巻き舌とシャウトで盛り上げるその唱法はまさに唯一無二の格別ソウル。まず登場するのがBilly Ward & The Dominoesのシンガーとして頭角を現した若き日のジャッキー。「St. Louis Blues」なんか極上のスウィングR&Bをキメてます。ノリノリ状態の57年ソロ初ヒット「Reet Petite」もごきげんさんですが、ビッグ・バンドと共に決める雄大なバラードの出来は格別。「To Be Loved」なんか2万回聴いても色褪せる事の無い傑作。シビれる〜。そして若き日のベリー・ゴーディが手掛けた58年大ヒット「Lonely Teardrops」は正にモータウンの源流。マイケル・マクドナルドも後に熱くライヴでキメてます。リズムの効いた「You Better Know It」や「Talk That Talk」、「That's Why」などR&Bヒット連発時代の熱い歌唱は聴きもの。サム・クックと双璧だったと言われてたのにも激しく同意。No.1ヒット「Doggin' Around」、「A Woman, a Lover, a Friend」なんかのスロウと2本立てで魅せます。Linda Hopkinsとの熱いデュエットも聴きモノで、品のある熱いエンターテインメントが何ともカッコよろしい。63年「Baby, Work Out」以降は徐々にソウルっぽくサウンドも変化しますが、ハイヒール・スニーカー・ビートの「Squeeze Her-Tease Her」や、ディープ・バラード「I've Got Back To Get Back」や「She's All Right」等はマジたまらん出来。そして強烈ダンス・ナンバー「Shake! Shake! Shake!」やLaVerne Bakerとの「Think Twice」の後に登場するのが、シカゴ・ノーザンの金字塔「Whispers」に、Dellsのオリジナルを簡単に凌駕してしまった名曲「Higher And Higher」。モータウン・ミュージシャンも参加したサウンドにジャッキーの熱い歌、もう黙って聴くしかないノーザン・ソウルの最高傑作です。また68年のCount Basieとの共演ではサム・クックの名作「Chain Gang」も演ってくれてます。晩年の70年代からはニュー・ソウルっぽい「Just Call My Name」やThe Chi-Litesとの共演「Don't Burn No Bridges」まで嬉しい収録。
「今より音楽に値打ちがあった時代の大スター、Mr.エキサイトメント。絶対押さえるべき大師匠!」
::more
2014.02
04
Category : 60's Soul
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
people get



 来てるのか!?シカゴ・ソウル。日本橋・丸善に立ち寄ると、ウィンディ・シティ、シカゴに特化したソウルのムック本が売ってて2秒で購入決定。果たして全国で何人、買うのか分かりませんが何とも喜ばしいコトです。黒人比率の高い都市、シカゴ・ソウルっていうとジャッキー・ウィルソン、タイロン・デイヴィス、ジーン・チャンドラーとか名シンガーを数多く輩出してますが、ビッグ・ネームとして避けて通れないのがカーティス・メイフィールド。モータウンのスモーキー同様、独特の優しいファルセットでたくさんの自作曲を歌い名曲を量産した人です。70年代以降のファンキー&メロウな路線も素晴らしすぎですが、出発点となったグループ、インプレッションズでのシカゴ・ソウルを象徴する名演の数々も格別です。
 60年代はカーティスのヴォーカル中心にヒット街道驀進のインプレッションズ。中でも、今も多くのアーティストに歌い継がれる名曲が「People Get Ready」。80年代にはジェフ・ベック&ロッド・スチュワートも大ヒットさせた、あまりにも有名な曲ですが、やっぱ絶品なのがカーティスが歌った本作収録版。“切符も荷物もいらない。ただ列車に乗り、神に感謝すれば報われる”という崇高な歌詞が胸を打ちます。そして、最高なのがシカゴ・ソウルのごきげんさを一発で伝えてくれる「Woman's Got Soul」。ヴォーカル・グループとしての素晴らしさと、ポップで親しみ易いカーティス印のメロディが絶品のヒット・シングルです。この時期、他シンガーにも多数曲提供もして、既に才能爆裂状態だったカーティス。センス溢れる曲作りは本作でも絶好調で、こちらも最高というしかないヒット曲「You Must Believe In Me」はじめ、「We're In Live」、「Just Another Dance」、「Get Up And Move」と軽快なシカゴ・ソウルを量産。スロウでも「I've Found Out That I've Lost」、「She The Real Me」と味わい深さは格別です。また特筆すべきは全編でエエ感じで鳴り響くカーティスが奏でるギターも聴きモノで、ソウル・ギターの手本といえる味のあるプレイが随所で聴けます。
「一度、聴いたら忘れない暖かいファルセットの持ち主。モータウンやスタックスに勝るとも劣らずのクオリティ!」
::more
2014.02
01
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
ziggy.jpg



ファ〜イヴイヤ〜ズ♪っと口ずさんでも何が変わるわけでもなく、オッサン独り身生活も5年目に無情にも突入。マグロ漁船でも、もう帰してくれるぞっ。完全母子家庭状態の我が家にも申し訳ないと思いつつ、東京でエエ仕事しすぎたとポジティヴに思考転換です。ココは「5年間」をシャウトした、美しきロックン・ローラー、デヴィッド・ボウィ。何年も聴いてませんでしたが、ちょっと聴いてみました。
 そんなことで10代の時に聴いたロックン・ローラーなボウィ。ドラマティックな名曲「Five Years」で始まるあの有名なアルバムです。中身はコンセプト・アルバムになっていて、自らをジギー・スターダストなる異星のロック・スターに例えて進んでいくストーリー仕立て。「Soul Love」、「Moonage Daydream」とスパーダーズ・フロム・マーズのバンド・アンサンブルも快調に良い曲が続きますが、アルバム前半のハイライトとなるのは劇的かつポップな大ヒット「Starman」。アコースティックなAメロから、キャッチーなサビまで完璧なロック史に名を残す傑作。元祖ビジュアル系のボウィが“Let all the children boogie”と歌い上げるところが、なんとも素敵です。こちらもピアノとアコギが美しい人気曲「Lady Stardust」の後は、「Star」、「Suffragette City」、「Hang On To Yourself」とロッキンなボウィが炸裂。中でも、後半のハイライトは間違いなく名曲「Ziggy Stardust」。結局、ロック・スターは食いモノにされてバンドは解散するってことをココでもドラマティックに決めてくれます。ラストの「Rock'n'roll Suicide」で物語は終えます。アルバム中のジギーこそ自分のことだったのか、早々に美形ギタリスト、ミック・ロンソンも従えたバンドも解散し、ヨーロッパ路線、ナイル・ロジャースとのコラボと、どんどん進化していきました。たんに飽き性なんか、時代を読んでか分かりませんが、なかなか掴みどころの無い男前です。
なお30th記念盤は2枚組になっていて、チャック・ベリー「Round And Round」や、迫力の「Sweet Heart」など本セッションの未発表や、本編のデモや別ミックスなどが収録。しゃぶり尽くしたい人はコッチもありです。
「ロック・クラシックと言われるのに相応しいカッコええ音。やっぱいい曲、揃ってますぅ」
::more