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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2014.01
29
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
orenomichi.jpg



 色々な思惑が交錯する中、異動の季節。東京ヘッドオフィス残留が決まった今週、立ちはだかる大きな課題に向け自らを鼓舞です。しかし冷蔵庫も空っぽにして、ある程度準備してたんやけどなぁ。次なる場所で、やるべきプランも勝手に組み立てして現場スタッフにも話してたけど、完全なる皮算用でした。そんなことで、リセットして人生にファイティング・ポーズをとるのに、格好の攻撃的なロック・アルバムで気合いを注入。そこはやっぱエレファントカシマシに限ります。
 ド頭「生命讃歌」からヘヴィなギター・サウンド炸裂で、宮本が吠えまくり。本作を貫く毒々しい雰囲気がいきなり充満してきます。強烈なのがタイトル曲「俺の道」で、“満たされないまま引きずりまわして歩け”と狂気の中で叫び倒す宮本浩次。難問を引きづったまま過ぎていく毎日、まぁシビれます。多くのファンを得たヒット曲連発期に決別するかのような、ヘヴィな展開にも圧倒されます。次のスロットル全開でブッ飛ばす「ハロー人生!!」なんか、21世紀最高峰のパンク・ナンバーと言っていい劇的なまでの疾走感。しかし、まぁココまでの3曲が全てシングル・カットするという、暴挙に近い媚びない姿勢は最高です。それ迄の聴きやすいヒット曲は、これをやりたいがための作戦だったのかとさえ思っちゃいます。原点回帰を力強く説く「どこへ?」、“努力を忘れた男の涙は汚い”と言い放つ「季節はずれの男」、己との戦いを歌う「勉強オレ」に「ラスト・ゲーム」と甘ったるい感覚は一切抜きでペースそのまま突っ走ります。「覚醒(オマエに言った)」なんかで見える、答えのないコトをただ撒き散らす視点は、逆にえもいわれぬリアリティを突きつけます。宮本の絶叫ヴォーカルが凄まじき説得力で迫ります。宮本の原点が垣間見れる「オレの中の宇宙」に続いて、“俺の道を行け”と強く叫ぶ「ロック屋(五月雨東京)」はまさに終盤のハイライト。感情が高ぶった時の猛獣のような宮本の歌唱は、脳天直撃の破壊力で屁理屈超越の最高さ。荒々しく尖りまくったバンド・サウンドと歌唱スタイルで押し通し切る過激さは、デビュー以来の数々ある作品群の中でも随一。
「アルバム全編で俺、俺、俺のオレ節をストレートなバンド・サウンドで全開。エクセレント!」
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2014.01
26
Category : Motown
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
BrendaH.jpg

たいしてアルバムも出してないのに、決定的な名曲をいくつも歌った美人シンガー、ブレンダ・ハロウェイ。珍しい60's L.A.モータウンで活躍し、数多あるモータウン・コンピでもチョコチョコ聴けますが決定版的な内容の編集モンが少なかった人。そこは英ケント、またもやってくれました。ほんま小林製薬みたいに痒いところ手が届く会社です。60's レディ・ソウル好きには悶絶の内容なのでコレは必須です。この人、好きやったので即行で飛びつきましたヨ。元々、本国の発売ではなく68年にUKモータウンで出された編集盤に8曲のボートラをくっつけて再編集されたモノ。麗しきブレンダ嬢の瑞々しい歌声がしっかり満喫できる素晴らしき内容となってます。
 中身は1曲目から66年の大傑作「Together 'Til The End Of Time」の登場で、よっしゃと雄叫び。気品とソウルフルを兼ね備えたグレイトなスロウ・ナンバーです。ちなみにコノ曲、若き日のスティーヴ・ウィンウッドがスペンサー・デイヴィス・グループでも演っててそちらも必聴。アル・クーパー&マイケル・ブルームフィールドのフィルモアでもカヴァーしてる人気曲です。続く64年「Every Little Bit Hurts」も負けず劣らずの泣きバラードで、こちらもスティーヴ・ウィンウッドはじめ数多くカヴァーされた名曲。モータウン時代のグラディス・ナイトやスモール・フェイセス時代のスティーヴ・マリオットの熱唱も有名です。極めつけが67年自作ヒット「You've Made Me So Very Happy」。こちらはBS&Tのヴァージョンが有名ですが、やはりコチラもブレンダ嬢がオリジナルで、あの和田アキ子の“あの鐘をならすのはあなた”の元歌とも言われてる曲。艶やかで伸びのある歌声は、ほんと魅了してくれます。ライチャスBrosの「Unchained Melody」カヴァーでの堂々たる歌いっぷりもナカナカ。他も、いかにもなメロディも嬉しいスモーキー作品「I'll Be Available」、「Operator」にミラクルズでも演ってた「I've Been Good To You」、モータウンらしい軽やかなガール・ポップ「When I'm Gone」、モータウンL.A.組の要人フランク・ウィルソン作「I've Got To Find It」、「Just Look What You've Done」あたりも実にチャーミングな楽曲。ここらを聴くとロンドンのモッズ連中にも支持が高かったのも納得です。ボートラの8曲はソコソコですが、元々アイズレーBros用だった「It's Love I Need」はらしくないハードな歌唱が聴きモノ。
「モータウンの真髄を味わいたいなら外せない人。歌も上手いカワイ子ちゃん!」
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2014.01
21
Category : 50's Pioneers
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
After School Session (extended version)

 ロック・ギターで雛形があるとしたら、間違いなくオリジネイターとして崇めなきゃいけないのが大師匠チャック・ベリー。80年代の名作映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のダンス・ホール・シーンが、チャックのスタイルが如何に斬新だったかを端的に表現してますが、それを超メジャーにしたのがビートルズやストーンズのイギリスのビート・グループ。この辺が面白いトコで、歌だけ聴くと当時の黒人のジョー・ターナーやらサム・クックとかと比べると平坦にスムージーで実にカントリーっぽいのがミソ。白人もコレなら自分のスタイルに合うやんけっと受け入れ。けどバックのジョニー・ジョンソン(p)や、フレッド・ビロウ(Dr)の演奏はR&B的に見事なスウィング感です。そこに既に30歳だったチャックがティーンズ・ライフを題材に歌うっていう仕組み。そのイカサマ師っぽいとこがたまりません。また注目がギター奏法の確立。3コード・ロックのギターは今もって、巻弦の刻みや、プレーン弦での複弦トーンの組合せなんかチャック・スタイルの踏襲が基本。これって何気に凄いコト。キース・リチャードジョージ・ハリスンの愛情満載のコピーっぷりのおかげで、世界中にロック・ジャンキーが増殖し続けてるのは言わずもがなです。
 しかし、この全曲自作の1stアルバムを聴くと、雑多性を持ったチャックだからこその突然変異、革新やったんやと、なんとなく分かります。当時、かなり斬新だったと推測できるオリジナルなスタイルの「School Days」や「Too Much Monkey Business」、「Brown Eyed Handsome Man」は真のR&Rクラシックでマスト中のマスト。R&Bシンガーじゃなく、圧倒的に非黒人にカヴァーされまくった全く色褪せない名曲です。チャック奏法オンパレードのインスト「Roly Poly」も高揚感満載。一方「We We Hours」とか数曲、従来の黒人っぽいブルースも演ってますが、後見人マディ・ウォーターズのと比べるとやや薄味です。でもジョニーのピアノは極上スパイスとなっていて必聴。そして見逃せないのが、チャックもう一つの魅力でもあるお茶目なラテン・テイスト。名曲「Havana Moon」や「Drifting Heart」、「Berry Pickin」あたり実に惹かれます。   
 現行盤は元々の12曲に加え、14曲追加。ストーンズでお馴染み「You Can't Catch Me」に、「Maybellene」、「Roll Over Beethoven」のライヴテイク、「Rock And Roll Music」、「Sweet Little Sixteen」、「Reelin' And Rockin' 」とかの別テイクなんかに「Merry Christmas Baby」も加えた最強仕様。
「87歳にして、いまなおライヴも演ってるという最強の爺さん。ブラボー!」
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2014.01
18
Category : Southern & Deep
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
ClarenceCarterTheFame.jpg



この2年位で喜ばしい状況が進んだソウル・ファンの桃源郷“フェイム”のリイシュー。その中でも象徴的存在でもあるのが盲目の4番打者、クラレンス・カーター。数々の名作を残してるので、ファンも多い人ですが、アトランティック配給以前のシングルも理想的な形でまとめたのが本作。要所で聴けるトレードマークともいえる、あのガッハッハッという高笑いもファイムの創始者リック・ホールが要求して多用するようになったとのこと。流石の男です。ミュージシャンとシンガーのコラボレーションが今より重要だった時代の理想的なソウル・ミュージックがしっかり満喫できます。
 トップは何といってもコノ曲、1966年自作「Tell Daddy」。Etta Jamesも“Tell Mama”として歌ってヒットした曲のオリジナルです。躍動するリズムにダイナミックなホーン、そして実にエキサイティングなクラレンスのヴォーカルが乗っかった至極の銘品。名刺代わりにしては完璧すぎるジャンプ・ナンバーです。フェイム初期のシングルは比較的、オーソドックスなサザン・スタイルが楽しめ、「The Road Of Love」ではデュアン・オールマンの豪快なスライドも聴けます。67年「Looking For A Fox」からは、いよいよアトランティック配給に。次の「Funky Fever」も同様にサム&デイヴ的に豪快なジャンプで飛ばしますが、その名を知らしめた大ヒット「Slip Away」は当初B面曲。何とも言えない哀愁感漂うミディアムで、次の同タイプ「Too Weak To Fight」や「Let Me Comfort You」と共にクラレンスの雄大な歌唱が満喫できます。クリスマス・アルバムでも有名な「Back Door Santa」も人気曲で、裏口から入る下品なサンタをファンキーに歌ってます。また奥さんにもなったキャンディ・ステイトンの“Sweet Feeling”のクラレンス版「That Old Time Feeling」も味わい深し。69年の名ジャンプ「Snatching It Back」もカッコいいですが、そのカップリング「Making Love」がまたグレイト。ダン・ペンの傑作スロウ“At The Dark End Of The Street”のクラレンス版です。その後は、小気味良くスウィングする「The Feeling Is Right」、哀愁ミディアム「I Can't Leave Your Love Alone」、本格ファンク「Devil Woman」など抜群の安定感なのがジョージ・ジャクソン関連曲。ほんま、ええ感じです。ヒット曲「Doin' Our Thing」、18番の語り系スロウ「The Few Troubles I've Had」も含め、質の高いディープ・ソウルの連打で満足度高し。
「今も活躍する盲目のソウルマン。男の哀愁を見事に綴ったフェイムの主砲です!」
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2014.01
12
Category : Funk
Theme : Soul, R&B, Funk
Genre : 音楽
commodore.jpg



  けっこうな寒波来襲。ここはヒートテック・エクストラウォームに、ホットな70年代ファンクで対峙です。ホーンを入れた編成に、グルーヴィなベース、シャープなギター・カッティングのグレイト・生ファンク全盛期。オハイオ・プレイヤーズにアース、パーラメントなどオモろいバンドでいっぱいですが、モータウンが誇ったファンク・バンドといえばコモドアーズ。最初に聴いたとき、蝶タイして"トゥルーリー♪"と歌ったライオネル・リッチーと全くリンクしない、イカついファンク魂にびっくりしました。演奏力が高いのに加え、どのアルバムにも強力ファンク、メロウなミディアム&スロウと高水準の楽曲が入ってるのが魅力。今では殆どの作品が聴けますが、最後に残されてたのが本作。これ、実はずっと待ってました。それはなんといっても絶品メロウ「Sweet Love」も入ってるから。もうライオネル・リッチーの天才を実感できる名曲です。今迄ずっと、色んなコンピでシングル短縮ヴァージョンの3分半くらいのでずっと聴いてきましたが、ココで聴けるのは至福の6分半完全版。スウィートなメロディに、センス溢れるアレンジ、サビのコーラスワーク、とソロになってからの名声が必然だったと思える完璧な曲です。これだけで興奮ですが、ノリ一発の激熱ファンクも同時に聴けるのがたまりません。
 75年発表の本作3rdは同年出た2nd“Caught in the Act”に負けるとも劣らない良作。ホーンも効いた、土着的な勢い良いファンクが魅力。1発目の「Hold On」から曲間なくブチかます「Free」、「Mary, Mary」でガッツ・ポーズ必至です。これ、やがなと。お得意のエレピ&Gカッティングを軸にした強力グルーヴが炸裂。もう一人のヴォーカリスト、ウォルター・オレンジの熱い歌唱も聴きものです。名ファンク“Machine Gun”を彷彿させる「(Can I) Get A Witness」、グラハム・セントラル・ステイション並みに重心低く迫りくる「Gimme My Mule」と中盤も執拗なファンク攻め。ん〜これは、たまらん。メロウなポップ・ミディアム「Time」なんかもありますが、こっちはソコソコ。ラストはネタもんとして重宝された妖しげなインスト「Cebu」で〆。
「極上メロウに切れ味抜群のサウンド。ファンクで、どや顔のライオネルもイケてます!」
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2014.01
09
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Hip N soul

 凄まじかった90年代のR&BやHip Hopの隆盛時、刺激的な音がワンサカ登場。そんな最中、なかなかナイスな選曲で楽しませてくれたのが、このHIP N' SOULシリーズです。アルバム聴く程でもないってアーティストや、ヒット曲の別ヴァージョンといえるリミックスを上手いこと収めた良質コンピ。リミックスなど邪道やと思ってたものの、オリジナル超えの優秀リミックスがどんどん出てきて、そんなコト言うてられんようになってきたのがコノ時代。気に入った曲が違うドレッシングで楽しめるようになってマーケットを大いに刺激するようになりました。自分も喜んで聴いてましたが、たいがいリミックスってフロア用のヴァイナル主体の流通だったので、こういうコンピは重宝でした。マジ爆音聴きにもってこい。
 で、本作の1等賞はSWV「Anything」(Old Skool Radio Version)なるRemixテイク。1stに収められた同曲とは別曲と言っていいほど生まれ変わってます。曲調も、ファンク・バンドFreedomの"Get Up And Dance"を大胆にサンプリングした超絶クールな展開で、サントラ「Above The Rim」に収められた新テイクに、更なるWu-Tang Clanをフィーチャーした壮絶ヴァージョンがここでは収録。Cokoの歌声の後に、ODBやメソッド・マン、RZAのRapが登場する様は今聴いても胸躍ります。興奮必至! そのWu-Tang Clanはクラシック「C.R.E.A.M.」が収録。"Cash Rules Everything Around Me"です。そして今や大俳優ウィル・スミスのヒップ・ホップ時代のヒットJazzy Jeff & Flesh Prince「I'm Looking For The One」は12"mixのロング・ヴァージョン。テディ・ライリー印のNJSで最高。またテディペンの“Love TKO”をループした激クールなAhmad 「Back In The Day」もリミックス仕様。パーラのアクア・ブギーもろ使いがカッコいいShello嬢の「West Coast Boogie」もRadio Editで、サウス・セントラルの勢いを感じます。極めてZapp的な「Just Another Day」のToo Short、ラップのGoldyをフィーチャーしたブーツィ使いのAnt Banks「Parlayin'」と西海岸勢のノリのいい音がどんどん登場で、Souls Of MischiefCasualも収録です。またNBAのスター、Shaquille O'nealはエリック・サーモンと組んだ「Shoot Pass Slam」で見事なラップを披露。イースト・コースト系は重鎮KRS OneA Tribe Called QuestのREmixが収録。一方、歌モノではAaliyahのデビュー作から「Back & Force」のMs.Mello Remixの長尺仕様、R.Kellyの「Bump N'Grind」はリ・アレンジのアイズレー仕様と言っていいOld School Mixで楽しませてくれます。
「一粒で二度美味しい(←古い)リミックス。90年代のグレイトな音が一堂に!」
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2014.01
05
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 さぁ2014年、景気よく行きまっせ!と思ったら鼻がでっかい“のぞみ君”にこっちの出鼻がくじかれました。何やねんっ、有楽町の火事! 遅れに遅れた新幹線、東京に着いたのは真夜中。イチビったろうと思ってたのに、クタクタで初出社です。睡眠不足のハイテンションで挑むも、正月から働いてる奴らに追いつけず昼からぐだぐだモード。でも景気づけにハローッ、Boys & Girls!!といきます。そんなことで我々が中学生の時に教科書よりも接してたアルバム。コレと、Mods“News Beat”、Roosters“a Go-Go”はいつも遊んでる友達の間では必須でした。誰か一人しかレコードは持ってないのに、カセットテープは廻り回って皆が持ってたというバイブル。思春期を迎え、チャラチャラしてられんぞってなった時、全国の少年、少女達に見事にクリティカル・ヒットした傑作です。ノーランズもライオネル・リッチーも好きやったけど、やっぱこの辺の音は詰め襟にも気合いが入ったもんです。
 しかし今聴いても、相当シャープでカッコいい本作。前作“Bad News”と、次の“指を鳴らせ”あたりは神がかったクオリティの高さです。田中一郎のお手本ともいえるセンス良いR&Rギターにコーラス、サンジの歪んだ存在感抜群のベース・ライン、バンドの象徴的存在のドラムスKEITHの上に、硬派で言葉選びも抜群のVo石橋凌が乗っかればもう無敵。今でもI-tunes☆付けまくりです。もうイントロでハート鷲掴みのタイトル曲「BOYS & GIRLS」から、父親に捧げた「ダディーズ・シューズ」でもう勝負が決まる完璧さ。あんまり好きで自分もバンドで演った「Believe In R&R」、シニカルなレゲエ・ビートの「Naked Body」も激クールです。そしてスリル&スピード感でぶっ飛ばす後半も見事。「赤いラブレター」から間髪入れずキースのスネアと一郎のリフがビシバシ決まる「エデンで1・2」、一発狙った野郎の「Mr.ダイナマイト」、トム・ウェイツをモチーフにした「ウイスキーマン」、嘆きつつも軽快に鼓舞する「悲しき3号線」と何べん聴いても鳥肌モンの展開。最後は事故死した少女を歌った唯一のスロウ「Just A 16」で〆です。この圧倒的な存在感。今、コノ感覚を持ったバンドはどこ探してもいません。全曲、見事なバンド・アンサンブルと硬派な世界観にシビれます。
「ARB、聴いてると分かったら語らずとも意気投合した少年時代。本年も腑抜けにならんようにいきます!」
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