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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2013.07
30
Category : J's Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
southern umi

 突如、再始動を発表して新曲も発表のサザン。夏の風物詩みたいな感じもありますが、オールタイムでクオリティの高い音楽を演ってます。TVで毛ガニ(←サザンの象徴)含むサザンオールスターズを見ると何だか嬉しくなっちゃいます。なんだかんだ言っても、小学生の時に自分の意思で最初に買ったレコードがコノ人達。ずっと気になる人達であることは変わりません。実は“ステレオ太陽族”以降、きっちりアルバムは聴かなくなったのですが、国民的バンドで露出も多い人達。ヒット曲の数々は今に至る迄、何らかの形で聴き続けてます。ビートルズ大好きな桑田佳祐の影響か、シングル曲は別モンの考えらしく、あのヒット曲が聴きたいっ!となると“バラッド”や本作がその役割を果たしてくれます。
 そんなことで90年代に出たこのベスト。超ポピュラーな存在ながら実にディープなロックやポップスの指向を持った桑田の趣味を分かりやすく昇華させた、サザンの幅広い音楽性が気軽に楽しめ重宝してます。初期のヒットはお気に入りが多いのですが、中でも格別なのが80年の「いなせなロコモーション」。ビーチ・ボーイズ、コニー・フランシスにスプリームスなども歌詞に出てくるオールディース風のサウンドにキャッチーなサビと、これぞサザン!という音が楽しめます。丁度、アーティスト指向が高まりTVにも出なくなってきた頃に出たコノ曲は、本作にも収録のデビュー曲78年「勝手にシンドバッド」でハート鷲掴みとなった子供にも分かりやすい曲調で、思わずガッツポーズとなったイケイケ曲。他にも、GS調の大ヒット「チャコの海岸物語」や、今や定番の盛り上がり曲「みんなのうた」、常磐貴子のドラマを思い出す「エロティカ・セブン」、メロウな佳曲「素敵なバーディ」、度肝を抜くタイトルのハチャメチャ・ソング「マンピーのG★SPOT」、唯一の新曲だった沖縄ソング「平和の琉歌」など、こういったベストでしか聴けない定番曲がズラリ。もちろん「いとしのエリー」や「C調言葉に御用心」、「匂艶 THE NIGHT CLUB」、「ミス・ブランニュー・デイ」、「真夏の果実」、「涙のキッス」、「太陽は罪な奴」などお馴染みのクラシックも多数収録。シングル曲以外もAOR調の傑作「」、人気No.1「希望の轍」、ビーチ・ボーイズ風アカペラ「忘れられた Big Wave」など98年までの集大成と言っていい内容です。90年代屈指の傑作でヒップホップのテイストも導入した「愛の言霊」の収録も嬉しいところです。
「やっぱり凄いとしか言いようが無い桑田の引き出しの多さ。これからも名曲の量産、頼んます!」


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2013.07
25
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 凄いぞ、ダウンロード配信! 今月にロンドン・ハイド・パークで行われたストーンズ・ライヴが早速登場。まさに録って出しの荒技で、なんとボブ・クリアマウンテンのミキシングによるオフィシャルです。海賊盤ちゃいまっせ。昔ならツアーの翌年くらいに、じっくりプロモーションされて出されるのがライヴ盤だったのに今時の商売はちょっと違います。サイトからメールが来て、5秒後にポチッ。なんか当たり前に買っちゃいましたが、よく考えると凄い時代です。ヘロヘロの印象だった69年のブライアン追悼コンサートでしたが、2013年版のライヴ・アルバムが楽しめるとは夢にも思いませんでした。
 記念すべきコンサートは、ファンの期待を裏切らない王道選曲の19曲ベスト・ライヴとなっていてニンマリ。オープニングは勢い良く「Start Me Up」。この魔法のイントロ、開始2秒で興奮です。やっぱ1発目はコノ曲か“Under My Thumb”ってのがシックリ来ます。そして特筆すべきが「Emotional Rescue」!! 80年の地味と言われるアルバムの表題曲ですが、自分が知る限りコノ曲をライヴで聴けるのは初。ミックがN.Y.ディスコ“Studio 54 ”に出入りしてたのを象徴するようなヒップなブラック・テイストですが、個人的には大フェイバリット・ナンバーなので狂喜乱舞です。オリジナル通り、ミックのファルセットも炸裂。こんなもん、演ってられるかっていうキースを口説き落としたミックは流石!(←勝手な推測) そして昨年の興奮醒めやらぬ新曲「Doom & Gloom」もガッツリかますパワフルさ。ん〜ええぞ〜  そして後もストーンズ・クラシックの2013年版が存分に楽しめます。ええ感じで鳴り響くイントロのテレキャス・リフで血が逆流必至の「Jumping Jack Flash」、こんなに何回食っても美味いもんはそうそうない「Tumbling Dice」、純粋R&Rの素晴らしさを改めて年寄りに教えられる「It's Only Rock and Roll 」、これをカヴァーする度胸のあるバンドはまだ10年は無いと確信した「Brown Sugar」と王者の貫禄をまざまざと見せつけます。「Miss You」なんかで発する、独特のセクシーな怪しさも充分健在。まさかのゲスト参加ミック・テイラーの加わった「Midnight Rambler」、ブライアンが作曲したとも言われる美メロ曲「Ruby Tuesday」と50年越しのファンも納得のステージです。また今回のキース激渋コーナーは「You Got the Silver」に「Before They Make Me Run 」。しかし元々ヘロヘロの演奏が、年を取ってホンマにヨレヨレになって味わいが増すこの好循環。素晴らしきビシネス・モデルです。もちろん最後は「(I Can't Get No) Satisfaction 」!
「大半が古い曲なのに、解析不能の現役バリバリ感。4週間限定販売、急げ!」
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2013.07
23
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 制作費の安そうな番組のオンパレードのゆる〜いローカルTV局、TOKYO-MX。先日、何とも味のある番組を発見。それが“Discotrain”っていう番組で、DJの人と早見優が出てきてちょっと喋って、後はひたすらDJのミックスする70年代後半〜80年代の踊れる曲をオンエア。六本木マハラジャを舞台に、生演奏もビデオ・クリップも無く、ひたすらターンテーブルとDJ、LPジャケットを延々映すっていう驚愕のプログラム。“こんなもん、ラジオで十分できるぞっ”っていう内容を堂々と日曜の真っ昼間に放映する根性が素敵です。
 そんなことで洗練されたファンクといっていいディスコ系。世代が違うので完全後聴きですが、“Stayin' Alive”や“ハートブレイク・ホテル”(←マイケルね)がドーナツ盤が家にあったので、J.B.の流れですんなり体にも浸透でした。番組で流され、久々に刺激を受けたのはブラザーズ・ジョンソン。ラリー・グラハムと共にチョッパー・ベースを世に広めた人として有名なルイスと、G&Voのジョージによるジョンソン兄弟のタッグチームです。番組で流されたのが「Light Up The Night」でしたが、スムージーなグルーヴに胸躍ります。それもそのはず、マイケルとのグッジョブで有名なロッド・テンパートンがコンポーザーで、プロデュースはクインシー。クールなグルーヴも本アルバム全編充満です。冒頭のヒット作「Stomp」もロッド作の優秀ライト・ファンクで、間奏のルイスのチョッパーもビシッとキマります。「You Make Me Wanna Wiggle」や「This Had To Be」あたりも歌の迫力には欠けますが、めちゃ気持ちええファンク。後者ではクインシー繋がりでMichael Jacksonもコーラス参加。あとはフュージョン・テイストやAORチックなメロウ・グルーヴで、スロウ「Treasure」、「All About The Heaven」は歌は弱いけど曲は高品質。ここらは、やっぱロッドの作品。「Closer To The One That You Love」はレイ・パーカーJrが演りそうなメロウネスで心地良さ満開の逸品。後半の聴きどころです。「Smilin' On Ya」なんかはフュージョン・テイストのインスト。スムーズな演奏はナカナカですが、残念ながらなんにも引っ掛からず。
「関東で不人気の探偵ナイト・スクープも流す、男気あるTOKYO MX。がんばってくれ〜」
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2013.07
19
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 暑いからといって生ぬるいモンばっか聴いてたら腑抜けになってしまいます。ここは神の国の住人、ジェームス・ブラウン大先生に喝を入れてもらいます。ほんまモンのファンクは朝鮮人参より効きます。コレほんと。そんなことで、この御大のファミリー中心に名録音をナイス・セレクトしたファンキー・ピープル・シリーズVol.2から10年以上経って出されたこの第3弾は、ファン必携のクラシック中心に押さえられてた1&2に比べ“何じゃこりゃ!”とJ.B.信者が狂喜乱舞したレア曲満載の仰天セレクションとなった強力ファンク盤です。
 まず冒頭から驚かされたのが70年ファンク・クラシックと言っていいJames Brown「Talkin' Loud And Saying Nothin' (Original Rock Version)」の登場。ブーツィ等と録った有名なヴァージョンの8ヶ月前に録られたロックっぽい1stテイク。ホーンも無くワウ・ギターが主導しますが、これはこれで充分に興奮できます。さすが御大、バックがどうであろうと、この強引な緊張感。シビれさせてくれます。あの伝説の71年Parisライヴ直後に録られた相棒Bobby Byrdの「Doin' The Do」はブーツィ&キャットフィッシュ兄弟のプレイもシビれるクールなファンク。リスペクトする先輩Hank Ballardを自らのレーベルに引き寄せ“Licking Stick”のハンク版として録った「How You Gonna Get Respect」も熱いです。歌姫系ではLyn CollinsによるJBクラシック「Give It Up Or Turnit A Loose」、Vicki Anderson「If You Dont Give Me What I Want」Marva Whitney「It's My Thing (Live)」(←Sex Machine収録日の同ライヴ!)とお馴染みの顔ぶれが登場。そしてJB's関連。The Believers名義で出たシングル「Mr.Hot Pants」はこれぞJB'sというサウンドで言うことなしのフル・ヴァージョン。73年の「Blow Your Head」は御大が目新しかったシンセを悪ノリして被せまくった本テイクの元版で実にソリッドな印象。バンドの重要人物Sweet Charlesが歌ったクールなファンク「Hang Out & Hustle」は歌のカッコよさが光ります。で、笑うのがA.A.B.B.の「Pick Up The Pieces One By One」。この時期、J.B.的ファンクでヒットを飛ばしたAverage White Bandの模倣ぶりに腹を立て、J.B'sが変名で“Above Average Black Band”と名乗り「Hot Pants Road」をリミックスして出した貴重なシングル。このファイティング・ポーズ、あんたの勝ちです。他もダップスのドラマーBeau Dollerの一発昇天必至の激ファンク「Who Knows」や、ジャジーにキメるDee Felice Trioの名ファンク「There Was A Time」と垂涎モンの演奏の連打。
「やっぱり腰にくるファンクの真髄、JB。汗腺満開で新陳代謝です!」
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2013.07
16
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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男性シンガーの場合、よっぽど納得しないと聴かないくせに、こと女の人となると勝手に体中の細胞が“ええで、ええで〜”と反応してしまう私。動物の本能に素直に従っとるだけなのですが。。ある1曲を聴いて、すっかりシンガーとしてお気に入りになった人が鈴木蘭々。安室ちゃんと一緒に着ぐるみ着てずっとポンキッキに出てたのも懐かしい、不思議ちゃん的存在だった人。しかしカーステのFMでコノ人の曲を、ふとした時に聴いて以来、俄然シンガーとして大注目の人となりました。バラエティ番組の人として知られる存在でしたが、キュートで伸びのある独特の歌声はハッキリ言ってそこらの本職の人より魅力的です。
 大袈裟に書いちゃいますがココに収められたシングル曲「Kiss」はジャパニーズR&Bの歴史的傑作として今も君臨していると言い切っちゃいます。アイドルを担ぎだして、ちょっとR&Bもどきをやってみましたってなスタンスと似て非なる優秀作品で、ニュージャック・スウィングのテイストもグレイトな奇跡の逸品。当時、TLCやらモニカとかと一緒くたでも何の違和感も無く聴けた曲で、スウェーデンのメイヤ嬢がカヴァーしたのも納得の激名曲です。制作はやはりSmapとの仕事で黒音ファンの多くを納得させた、あのZAKI氏。どこでもエエ仕事してます。全体的にもクールな曲が結構聴け、ナカナカ侮れないのが本作。ZAKI氏関連は中でもクオリティが高く「Secret Treasure」、「Dearest」とセンス良いサウンドで彩ります。他も、ゴスペル風コーラスも絡めて聴かすナイス・ハネもんシングル「Magic」、心地良いPopなR&B秀作「Shy」、バラードでもしっかり聴かせてくれる「...of You」、チルアウトな良曲「RUB-A-DUB-DUB」とスムージーなR&B佳作がチョコチョコ収録。冒頭の「Rouge」ではドラムン・ベースもキメてます。ボーナス・トラックでは趣向がガラリ変わったディキシーランド・ジャズ風のオーケストラ共演曲「Very Good! Another One」で可愛くスウィング! 楽しませてくれます。
「製作陣と魅力的な声が組んだらこんなにエエもんが出来るっていう好サンプル。めっちゃク〜ル!」
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2013.07
14
Category : R&B Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 もうエエ加減にしてくれって怒鳴りたいほど、猛暑な日々。普段の3倍は疲れる感じです。今日も滋養強壮かねて真っ昼間から、がっつり焼き肉です!でも夜はクーラー効かして、ちょっと軽めの最近のR&Bなんかを聴くのが体にも良さげ。結構な軽さですが、ダシはしっかり染みてる純日本産ばっかチョイスしてあるので結構オススメです。惜しくも雑誌版は廃刊となってしまった、ブランドと言っていいBlack Music Review選のコンピレーション(前作も極上!)ですので、しょーもない曲率は低し。いちいち探してこんでも高品質トラックをチョイスしてくれてます。なかなかクールダウンできるグルーヴ&メロウです。
 さて中身。今のR&B主流となるエレクトロ系の音は厚めのシンセ主体で暑苦しかったりしますが、1曲目のドラゴン・アッシュとの共演でお馴染み、ACO「悦びに咲く花」からメロウなゆったりグルーヴでにんまり。もう10年以上前の曲ですがコケテッシュな声がたまりまへん。そして“情熱”の衝撃がいまだに忘れられんUA嬢の97年ヒット「甘い運命」が登場。けだるくセクシーな声に朝本浩文氏のサウンドが光ります。2009年のJusmine嬢の「I'm in luv wit u [1989 remix]」はこの時期のトレンド、オートチューン声ですが生声もなかなかの実力。本作で知ったTWO-J「Super Star」は素晴らしき和製ウェッサイ・グルーヴ。これはかなりの気持ち良さで収穫。最近のジャパニーズ・ヒップホップも良いのあります。R&B系もEMI MARIA、ただのベッピンやない実力派の山口リサ為岡そのみ等の90年代風の良曲収録。リアル90年代シンガーも"Garden"がカッコよかったSugar Soulのティンバランド風曲、akikoのLowrellサンプリング曲などが聴けます。他も、数少ない日本のR&Bコーラス・グループFull Of Harmony、カニエ初期の早回しを意識したTSUYOSHI、切ない美メロで迫るChimbaなど近年の実力派もビシっと収録。そんな中でも、やっぱズバ抜けてるのが最早ベテランの域に達したクリちゃん(←いやらしさなしでお願いします)ことCrystal Kay初期の「Girl U Love」。10代の頃の優秀R&Bですが、あの泣き枯れ声は魅力。最後は三浦大知LL Brothersr、LEOなどのシンガー入り乱れのSUGAR SHACK FAMILYの配信オンリーだったという「君がいるなら」で〆。Boyz II Men風に壮大にコーラスもキメてます。
「AKBやK-Popばっかでつまんないって思ってた我が国も、色々いいのん出てきてます!」
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2013.07
11
Category : R&B Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 90年代のサントラ全盛期夜明け前に出された楽しいアルバム。えらい昔にソウル・ブラザーから、トニーズ優秀ファンクが入ったオムニバスってことで教えてもらった本作。久々に聴きましたが、仕事ほったらかして聴くクソ暑い夜のニュージャック・スウィング。ハマります!
 映画のサントラってこともあって、曲間にセリフもところどころ挿入ですがそれは無視。やはりベスト・トラックとしてド頭に君臨するTony! Toni! Toné!のファンク・トラック「House Party (I Don't Know What You Come To Do)」が印象強し。名作“The Revival”の雰囲気そのまんまで◎。そして嬉しいのがニュージャック系のイキのいいところがビシビシと収まってるところ。Wrecks-N-Effectによるデルフォニックス「Ready Or Not」なんかはど真ん中NJSビートで、えらい気持ちエエです。映画の主役も務めたKid 'N Playも最大ヒットとなったBrickのファンク・ヒット焼き直し「Ain't Gonna Hurt Nobody」で唄モノと変わらん感覚のポップなラップや、Todayのシンガー・ソロ作となるBubbaI Like Your Style (House Party II Swing Theme)」など、91年だけあって優秀ニュージャック目白押しです。ヒップ・ホップ・ヒット“The Power”流用のBell Biv DeVoe「Let Me Know Something?!」や、ナヨ声も魅力的にハマるRalph Tresvant「Yo, Baby, Yo!」等のN.E.組も優秀ハネもんダンス・トラックで参加。そしてたまらんのがEric B. & Rakim末期の「What's On Your Mind」。80'sファンク、ミッドナイト・スターの“Curious”をヒップ・ホップ化したセンス抜群のトラック。ラキムの激渋ラップも含め最高です。肝の据わった声が頼もしい、早死しちゃった女性ラッパーM.C.Troubleの「Big Ol' Jazz」もクール。スロウ・ジャムは少ないですが、光るのが伊達男Keith Washingtonと色気ムンムンChante Moore嬢の「Candlelight & You」。これは間違いなく聴き惚れるスロウ・ジャム。最後にボーイズ・Ⅱ・メンのカヴァーがあまりにも有名なG.C.キャメロンの名曲「It's So Hard To Say Goodbye To Yesterday」The Flexカヴァー版の美メロで〆。
「皆が競い合うようにレベルの高い曲を持ち寄って楽しかったブラック系サントラ。こちらも優秀!」
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2013.07
07
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HMVやTowerのサイトを見てるとレーベル単位で細かい再発が進むソウル関連。アトランティックやサルソウルが怒濤のリイシュー攻撃も凄かったですが、今年は去年のハイ・レコードに続き、なんとシカゴのレーベルでポール・ウェラーも大好き“ブランズウィック”がきめ細かなラインナップ。毎度のことながら商業的に大丈夫なのか?と余計な心配をしてしまいますが、よく考えると理にかなった商業戦略になってる古い音源の再発ラッシュ。今は、聴きたかったら配信とかYou Tubeが主流で、所有価値より使用・体験価値重視の時代。自分の息子もそうですがCDやら買わんのが今の若年層で、旧譜をパッケージで喜んで買ってるのはオッサン連中ばっかですもんね〜 大物アーティストのデラックス盤やら高音質を謳ったリマスター盤、ソウルの念入りな掘り起こしは40代以降をターゲットに成立しとる構図。そうして、我々オッサンは今の再発天国(地獄?)を享受できてるって状況です。
 てなことで楽しみなブランズウィック・リイシュー。色々借りてみようと画策中ですが(←買えよ)、レーベルの看板といえばジャッキー・ウィルソンやタイロン・デイヴィスに、ビヨンセのサンプリングでも脚光を浴びたこのシャイ・ライツ。本作はずっと定番的にカタログ化された代表作で、MC・ハマーで大ヒットしたメロウ傑作「Have You Seen Her?」が光ります。冒頭の語りから、魅惑のコーラスと素晴らしき名曲で、メンバーの見事なアフロ・ヘアーも必見です。コンポーザーでもある中心人物、ユージン・レコードのファルセットがシビれる逸品。そして個人的に本作イチ押しなのが冒頭の「Yes I'm Ready (If I Don't Get To Go)」で、フィリー的なストリング・アレンジも施したサウンドに、包み込むような歌メロ、劇的なコーラスが絡む超傑作スロウ。20年は飽きずに聴いてます、マジで。この系統では「I Want To Pay You Back (For Loving Me)」も収録。あと素晴らしいのは終盤の展開で、スタカンっぽい「Love Uprising」や、「You Got Me Walkin」から「What Do I Wish For」の流れはグレイト。シカゴ・ソウルの心地良いリズムも味わえます。他はちょっとスライっぽい「We Are Neighbors」や「(For God's Sake) Give More Power To The People」などファンキー風味もありますが、この路線ではテンプスの方が上。
「さぁ、どんどん出てくるブランズウィック。ポール・ウェラーにも教えなあきまへん!」
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2013.07
04
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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ブルー・アイド・ソウルでお気に入りは、マイケル・マクドナルド。この人絡みのピープル・ツリー的流れで、興味が湧いたのがこのカーリー・サイモン。勿論、入り口となったのは後期ドゥービーズでも演ってたマイケルとの共作"You Belong To Me"。元ダンナのジェームス・テイラーの方は殆ど聴きませんが、コノ人の美声はまだ聴くんですわ。同じシンガー・ソング・ライター系ではキャロル・キングほどソウル臭が無いので、ちょっと物足らんかったりしますが、リラックスして聴くにはちょうどええシンガーです。
 さて7枚目という78年のセクシー・ジャケもたまらん本作。ホール&オーツやチャカ・カーン、AWBでお馴染みのアリフ・マーディンがプロデュースしてるだけあってサウンドもええ感じです。その流れもあって、コーラスではシシー・ヒューストンやルーサー・ヴァンドロスも参加。中身は何といっても、チャカ・カーンやジェニファー・ロペスのナイス・カヴァーも記憶に新しい冒頭の名曲「You Belong To Me」。黒っぽいフィーリングが漂うとこもたまらんクールな傑作です。ドゥービー版も激クールでしたが、こちらのリチャード・ティーやコーネル・デュプリーらのスタッフ一派とのシティ・ソウル的仕上がりも絶品で、“たそがれマイ・ラヴ”なイントロも秀逸。終盤部分で絶妙に絡むデヴィッド・サンボーンのサックスも聴きモノです。このテイストはアルバム後半も楽しめ、スティーヴ・ガッドのファンキーなリズムも冴えまくる「Tranquillo (Melt My Heart)」も黒音好きは反応必至のグルーヴ。優しいエレピがメロウ空間を構築する「In a Small Moment」、スタックス・ソウル風のビート&ホーンがパワフルな「One Man Woman」も洗練されたバンド・サウンドが味わえます。都会的アプローチのスロウ「You're the One」も実にええ感じ。後回しになりましたが、フォーキーな路線も半分を占めます。ラストの「For Old Time's Sake」や「Back Down to Earth」なんかは実に癒されます。パーカッシヴな「De Bat (Fly in My Face)」、エヴァリー・ブラザーズのカヴァーでジェームス・テイラーとデュエットする「Devoted to You」、タイトル曲「Boys In The Trees」あたりは本来のアコースティックな感覚で聴かせます。
「70年代を彩ったエエ女の一人。艶のある美声に聴き惚れます!」
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2013.07
01
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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昔から良質の黒人音楽をガンガン出してきたアトランティック。今世紀に入ってからも頑張ってます。10代の頃、華々しく同レーベルでデビューしたブランディー嬢も、はや30代半ば。移籍した去年もしっかり新作を出してましたが、今やすっかり中堅R&Bの筆頭的存在に。実力と華のある人は、やっぱり残っていきます。薄めのハスキー・ヴォイスと滑らかな唄い回しを武器に、同時期デビューで何かと比較されてきたモニカ嬢と共に息の長い活躍で嬉しい限り。同世代のローリン・ヒルは大変な状況ですが、熟れだす30代。交通事故の加害者となり活動危機とも言われましたが、是非とも第1線で頑張り続けて欲しい逸材。
 さてアイドルR&B歌手でもあったブランディーが結婚、出産、離婚の後に発表したのが、25歳でのアトランティック4枚目。出た頃は久々の新作っていうのと、今迄のロドニー・ジャーキンスを離れてティンバランドと組んだってのが結構メディアでも話題でした。そして大注目だったのが、只今新作バカ売れ中のカニエ・ウエストの参加。コノ頃は自作含め神懸かり的にクールなビートを量産し、個人的にも大のお気に入りとなってました。車でカニエ・ビート、冬は越前蟹と、ほんとカニカニカニ!の日々でした。てなことで本作の1等賞もカニエと組んだ「Talk About Our Love」。アリシア・キーズとやった曲も劇的にカッコよかったですが、本曲も負けず劣らずのハイ・クオリティ。間違いなく本作を代表するソウルチックな名曲で、元ネタのMandrill "Gilly Hines"まで聴きたくなります。カニエとはT.I.を迎えた「Where You Wanna Be」も演ってて、そっちも当時のカニエらしい作品。あとはティンバランドの独特のビートが全体を支配。変則リムショットが効く「Focus」や、贅肉一切なしの硬質リズム構築の「Sadiddy」、ファンク・ビートがJ.B'sチックな「Turn It Up」など、それなりにティンバ印の片鱗を見せますが少し遠慮気味なのが惜しい展開。アリーヤ仕事を想起させる「Come As You Are」や「Finally」あたり、トップギアに入れずとも尖ったリズムと、それにクールに応えるブランディーがエエ感じで融合してて新鮮です。中でもブランディー自身が当時お気に入りだったロック・バンド“コールドプレイ”を大胆にサンプリングしたという「Should I Go」は透明感ある美しいスロウ。ただ元ネタは全く知らんので、その辺の感慨は無し。また「Say You Will」はブランディーのソウル節を実力フルで浴びれる好メロウ曲で聴き応えあり。
「大傑作とはいかずとも、忘れられん曲を含んだ力作。たまに聴くと新鮮でっせ」
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