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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
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2013.02
27
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 高校生になって、茶髪とバイクでオカンと何回も学校に呼び出され迷惑かけたけどロックン・ロールだけは高野豆腐並みに吸収したもんです。そんな時、アホほど影響されたのがファーム・エイドの中継ライヴ。我が家に来たてのビデオで、テープがワカメになるほど見た興奮の映像でした。 熱いライブだったForeigner、草野球の監督みたいなマイク・ラヴが仕切って無茶苦茶ウケてたBeach Boys、G.E.SmithのギターにBilly Joelのオルガン、Bonnie Raittも加わってグレイト・ソウルを披露したDaryl Hall、貧乏くさくも(←しつこい)感動の嵐だったNeil Young、観衆大合唱のJohn Mellencamp、クール極まりなかったTom Petty and the Heartbreakersなど、最良のアメリカン・ロックをまざまざと動画で見て興奮しまくり。最近になってブルーアイド・ソウルの最高峰Carole Kingも出演してたことも知り、DVDでも出してくれんかなと切望してます。その中で注目してたのがストレイ・キャッツを解散してソロで、どう出るのかと期待したブライアン・セッツァーの兄貴。グレッチじゃなくソリッド・ギターを持ってリーゼントもせず、よりストレートなロックをかましてくれてシビれまくりでございました。「何やっても、カッコええわいっ」と思わせてくれた男前です。後に追求し極めたビッグバンド・スタイルじゃなく、ただのアメリカン・ロックを演ってた貴重な時代のブライアン。これもエエもんです。
 1stソロ作はいきなりブライアン・アダムスみたいな「The Knife Feels Like Justice」でスタート。らしくない展開ですが、哀愁ポップなエエ曲なので許しちゃいます。しかしながらハイライトは何といってもコレ「Radiation Ranch」。ライヴ映像でも見たKenny Aaronson(b←リーゼントが最高)とKenny Aronoff(ds←ジョン・メレンキャンプでお馴染み)のWケニーのリズム隊も激グレイト。度肝抜くカッコよさで男惚れですわ。後はちょっとモノ足らんですが、モータウン調の「Bobby's Back」、この曲調ならストレイ・キャッツで聴きたかった「Three Guys」、ラストのブルーグラス趣味もろ出しの「Barbwire Fence」あたりは必聴! 「Aztec」ではハートブレイカ―ズの名手Mike Campbellも12弦弾いてます。
「兄貴に求めるのはコレやないねんって感じが無きにしも非ず。でも普通に演ってもこのクオリティは流石!」
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2013.02
24
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
neilyoung_trans.jpg



 給料前、知らん間に結構な金欠に。週末飲みも五反田ガード下で我慢です。ここは貧乏くさいニール・ヤングの声がしっくりきます。80年代、テクノロジーの発達で音楽にもバンバン起こった機材革命の時、これまでレコードで鳴ったことない新種の音が聞こえてきました。そんな変化を目の当たりにして過ごした少年時代。中3くらいの時、登場したデジタル・ディレイなんか“アホ~”と発すると永遠に“アホ、アホ、アホ”とリピートされる凄い機械やと感じたもんです。シンセサイザーやゲート・リヴァ―ヴの音がメイン・ストリームに溢れだした頃、YMOも流行った子供時代やったので素直に受け入れ。そんな時、オールド・ウェイヴの中でもアホみたいに早く変化に順応してたのがニール・ヤング。今ではパフュームもやってるロボ声を“よし、やったれ”とウッド・ストック時代の代表みたいな人が演ってるのが痛快です。ラスト・ワルツで“Helpless”を歌った6年後にコレですから。流石、ロックなおっさんです。
 でも最初に気を惹いたのは「Little Thing Called Love」。毎週かぶりつきだったベストヒットUSAで、たしか大御所の新曲として紹介されたシングル曲で、一発でお気に入り。スライドGもカッコいい従来通りの70年代的アメリカン・ロック。今でも“Heart Of Gold”とかと同じくらい好き。この後、アルバムを支配するのは仰天のエレクトロ・サウンド。バッファロー・スプリングフィールドの「Mr.Soul」もヒューマン・リーグのように変身。「Computer Age」、「Transformer Man」、「Computer Cowboy」とニール・ヤングっぽさも感じるメロディながら、ちょっと聴いたら誰や分からんです。最高なのが「We R in Control」でミッドナイト・スター顔負けのビートにロボ声炸裂。「Sample And Hold」も同路線でハーモニカ替わりにヴォコーダーで押し通す荒業。やっぱこの人、最高です。ラストはアズテック族を題材にした「Like An Inca」で、冒頭のシングル曲同様に従来のバンド・スタイル。なかなか渋いエエ曲です。そんな破天荒なアルバムですが参加してるのは全編クレイジー・ホースの面々やニルス・ロフグレン等。
「決して悪ノリの域では片づけられない意欲作。人生チャレンジが大事です!」
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2013.02
21
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽


 ロック中心に音楽を聴いてた頃、大御所的な存在で扱われてたのがパンタ。でも子供の頃、関西でやってた番組ヤング・プラザなんかで見たのは非常にソフトな「悲しみよようこそ」って曲。メロウで落ち着いたエエ曲でしたが、その後CMでも流れてた「レーザー・ショック」もポップな曲。ラディカルな反体制の歌を歌ってったという頭脳警察のイメージなんかとは正反対のモンでした。政治的に過激な歌詞で発禁になったレコードがあったとか知ってましたが、自分の世代とは違ったのであまり縁がなかったパンタ。89年ルースターズの花田裕之と演った名曲“Piss”で初めて尖ったカッコよさを知ることに。そして昭和が終わった頃、突如の自爆期限付き、頭脳警察再結成。ちょっと興味が湧いて聴いてみたのですが、80年代の平和ボケしてた時代にヌクヌクと思春期を過ごした自分にとって、ニクソンや赤軍の活動した時代の歌は共鳴することは無かったです。
 しかしながら結構シビれたのが、裕也さんの90年末ニューイヤーロックにトシさんと登場した頭脳警察。自分が出た2回目は、桑名さん仕切りの大阪版初回だったので生では見れなかったのですが、浅草版のロッカーズ再結成とThe Rock Bandと共にロックン・ロールとしてのパワーを強烈に放ってました。そこで演ってたのが「Blood Blood Blood」。聴衆を扇動するような激しいコンガに、言葉を吐き捨てるように“関係ねぇだろ、笑わせんじゃねぇよ”と歌うパンタ。90年米軍朝霞基地跡で行われた本ライヴでもハイライトになってます。全盛時の曲も本作でしか知りませんが、ボ・ディドレー・ビートがド迫力の「悪たれ小僧」や、冒頭の元祖パンクを感じる「銃をとれ!」、「ふざけるんじゃねえよ」、「マラブンタ・バレー」3連発はカッコだけのパンクもどきは一瞬で吹っ飛ぶ強靭さ。仲野シゲルの茶目っ気からすると、ちょっと生真面目ですがそこが魅力。そして日本語ロックン・ロールの金字塔で、裕也さんのテーマ・ソングにもなってる「コミック雑誌なんか要らない」。文句無しです!
「ROCKを捨てた豚にならんように、たまにこんなの聴いとかなあきまへん!」
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2013.02
18
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽ロック
Genre : 音楽
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 週末はワインバーでヘロヘロにさせてもらったので、休日は家呑みで始末。ずっと冷蔵庫開けたら目に入ってきていた、ジョン・パッシュによるあの卑猥でポップなベロ・マーク。ストーンズ・バー“ローリング・ホップ”も、一缶だけ記念にとっておいたけど期限なので開けちゃいました。寂しい~ そんなことでベロ・マークを冠した自身のレーベル、最初のアルバム。マネージャー、アレン・クラインを解雇してより自由を掴んだストーンズ。勢いあります。
 やっぱ本作のジーンズを見るとすぐに脳で鳴るのはオープンGチューニングの傑作「Brown Sugar」。一発でストーンズでっせと分かるリフ、キャッチーなキースのコーラス、ここぞってとこでブロウするボビー・キーズのサックスと、ベガーズ・バンケットから始まったスワンプ路線も絶好調です。しかし要所、要所でホント奇跡的な名曲を発表してます。この曲はじめ米南部マッスル・ショールズ録音が入ってるのがポイント。その内の1曲「Wild Horses」も激名スロウ。グラム・パーソンズとの交流から生まれ色んな人が取り上げるこの曲ですが、ミック・ジャガーの艶っぽい本テイクの素晴らしさは格別。ラベルも演ってましたが、近年ではR&B界の才人、アリシア・キーズ嬢も絶妙のカヴァーをしてました。Fred McDawellの「You Got The Move」のストレート・カヴァーも本作の泥臭さをイメージ付けるブルース。大蛇のように絡みつくミック・テイラーのフレーズと、キースのタイトなリフが印象的なロッキン佳作「Bitch」や、カントリー趣味がええ形で昇華された「Dead Flowers」と重要曲もビシッと入ってます。あとチャーリーのドラムもグレイトな「Sway」や、印象的なリフが引っ張るものの後半が蛇足やとしか思えない「Can't You Hear Me Knocking」など、パワフルなギター・サウンドも楽しめて◎。「Sister Morphine」では名手ライ・クーダーのスライドも聴けます。他は、ビッグOに捧げたサザン・ソウルでビリー・プレストンのオルガンが肝の「I Got The Blues」、東洋っぽさを意識した「Moonlight Mile」など渋めの曲もあり。
「ストーンズのイメージが確立されたビッグ・アルバム。何やいうてもブラウン・シュガーですわ!」
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2013.02
16
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 マイケル・ジャクソンがクインシー・ジョーンズとやってた時、コンポーザーとして名前がよく出てて気になってた男。それがロッド・テンパートン。かっこええ曲やんけ~と思ったら、その陰にこの男ありでした。激名曲“Rock With You”や“Baby Be Mine”もこの男の仕業です。そしてロッドの出発点といえば、このヒートウェイヴというバンド。そもそも西ドイツ駐留のアメリカ兵だったオハイオ州出身のワイルダー兄弟(Vo)にイギリス人、スペイン人やら混成の白黒交えた多国籍軍バンド。一言でいうとコモドアーズに近い洗練されたファンク・バンド。その中で殆どの曲を書いてたキーボード担当がロッド・テンパートンです。クインシーにして“旋律や対位法に優れた才能を発揮するソングライターの最高峰”と言わしめた極めてスキルの高いコンポーザーです。メロウなテイストからどすこいファンクまでバランス良く収められたこの1stアルバムはロッド・テンパートンが全曲書いたファンク・ファン必聴もんの優秀作。
 さて中身。2大ヒット・シングル「Boogie Nights」と「Always And Forever」が入ったアルバムとして有名で、前者はジャジーなイントロからキャッチーなディスコ調になだれ込む優秀ファンク。アースの影響も感じる、コーラスもばっちり決まるカッコいい曲です。後者はいろんなオムニバスでも選出されるメロウでベタなラヴ・ソング。けっこうな美メロです。しかしながら、それ以上に個人的にたまらんのが、その前に出て全然売れんかったという激ファンク「Super Soul Sister」。このバンドにしては土着的なイカついグルーヴで、これは血圧アップ必至のグレイト・ファンク。ベスト盤にも入らへん曲ですが、はっきり言って最高。コモドアーズ系の「Too Hot To Handle」や「Ain't No Half Steppin'」も、うねるグルーヴに洗練された上モンがデコレーションされたナイス・ファンクです。後半はファルセット&エレピの秀作が多し。「Sho'nuff Must Be Luv」なんかもベタなメロウですが完成度が高く聴き惚れます。
「マイケルも天国に行く直前まで信頼してた男がいたファンク・バンド。クールな音ですわ」
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2013.02
13
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 最悪の歯痛ウィークも峠を越し、某ビッグブランドとのジョイント仕事も順調に。ウッシッシッてなことで“オヤジのおたふく風邪ですか~”とイジりまくった連中にも軽快なセクハラトークで返せるようになりました。飯も美味いと、音の体への浸透具合もちょっとちゃいますわ。ここは奥歯で噛みしめるズッシリしたファンクで鋭気を養おう!ってことでベイエリアの人気グループだったウォー。ファンクっていっても、スライとかと同じくミクスチャー感覚溢れる大陸的グルーヴで楽しませてくれます。元々ラテン系のバンドですが、ゴリゴリのファンク一本やなくてニューソウルやジャズの感覚も味わえる独特の土着的グルーヴは実に心地よいです。チカーノにも大人気やったみたいです。曲に込めたメッセージ性の高く影響力も絶大。ヒップ・ホップでもサンプルされまくりでした。
 いっぱいエエ曲ありますが、まずはこのアルバム。何といっても「Slippin' Into Darkness」です。ズン、ズン、ズンとくる底辺を這うこのどっしりリズム。ずっと浸ってたいと感じさせる、たまらん味わいです。ロニ―・ジョーダンのオルガンに、リー・オスカーのハーモニカ、ハワード・スコッツのギターと上モンの味付けも絶妙。ともかくこれがズバ抜けてますが、全体でもなかなかエエ感じ。まったりとしたコンガ&オルガン・グルーヴで幕開けのシングル曲「All Day Music」や、レゲエではないもののウェイラーズの初期にも通じるクールなリズムの「Get Down」も聴き応え抜群で、ココも本作の必須ポイント。物哀しくやや重い曲調があんまり好みやない「That's What Love Will Do」や「There Must Be A Reason」ではタワー・オブ・パワーばりのコーラスもビシッと決めてます。またこのバンド独特の曲調ともいえる「Nappy Head」はラテン・フレイバー溢れるゆったりグルーヴを披露。アルバム流し聴きする時、実にええアクセントとなります。最後に収められた「Baby Brother」はリー・オスカーのハーモニカを存分にフィーチャーしたウォーならではのブルース・シャッフル。これだけは更に臨場感が高まるライヴ・テイクです。
「ウォー! ロキソニンなんかもう飲んだらへんねん!」
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2013.02
11
billy jean

 マイケルのギネス・アルバム。40代以上の人は本作を一生懸命聴いた記憶が無くとも、殆どの曲が口ずさめるという驚愕のアルバムです。曲作り、歌唱、ダンス、映像とあらゆる面で自らの才能をスパークさせたモンスター作。前作“Off The Wall”で制作面での自由を完全に掌握。ベリー・ゴーディが規制しまくったジャクソン5時代や、それ以降も兄弟の結束をビジネスでも優先させた父親ジョーもマネージャー解雇し、やっと完全独立体制確立となったのがこの“スリラー”です。
 メガトン・ヒットてんこ盛りの本作ですが、自分の一等賞なのは当時も今も「Human Nature」。“セクシャル・ヒーリング”や“オールナイト・ロング”と同じように14歳の自分が欲した黒っぽいメロウがコノ曲にはあったから。多くに支持されたキング・オブ・ポップ的な曲より俄然魅力的でした。当時TVで見たジャクソンズのツアー映像で激ソウルフルなコノ曲のパフォーマンスを見てさらに感動。後半のさりげなく黒いフェイクもシビれます。ジャクソンズ後期の延長線上にもあるファンク「Wanna Be Startin' Somethin'」や「P.Y.T.」はやっぱ黒音的に尖がってます。あと前作の1等賞曲“Rock With You”と同趣向のロッド・テンパートン曲「Baby Be Mine」。ここらは今でも激カッコええと感じます。またブラック・ミュージックとかロックの垣根を取っ払う仕掛けもきっちり施してあるのが本作でした。まずポップやロック畑との戦略的融合。誰もが認めるその筋の大物がポイントで参加してます。まずPaul McCartneyとの第1弾シングルだった「The Girl Is Mine」。ゆったりしたポールらしさも上手く出た佳作でしたが、これによりラジオでのエア・プレイも確約させ、私も含めビートルズ好きなロック・ファンも避けて通れぬように。そしてクインシーに“もっと受け入れられるにはマイ・シャローナ(ナック)のような刺激的なロック・テイストも必要だ”と促され制作した「Beat It」。これにはスティーヴ・ルカサーに、派手なGソロも決めたヴァン・ヘイレンも参加で、ハード・ロック・ファンも注目。これらは奏功し、影響力抜群だったMTVも非黒人のロック中心だったのが、マイケルの本作以降、ブラックも平等に扱い出しました。そして、やはり本作の大成功を象徴する曲と言えばフーッ!でお馴染み「Billie Jean」。束縛の象徴だったモータウン総帥ベリー・ゴーディがモータウン25周年を祝う式典ライヴで、ジャクソン5再結成を提案。この曲を歌うことを条件にマイケルが出演したのはあまりにも有名。唯一この時、非モータウン曲が許されたのがコノ曲で、そこであのムーン・ウォークも初披露。マイケルが少年時代を超えた象徴的瞬間でした。タイトル曲「Thriller」も曲こそベタなポップ・ファンクですが映像&ダンスで後にエゲつない影響を与えたのは言わずもがな。
「ビッグ過ぎて凄さも見過ごしてしまう本作。良い曲は今もピカピカです!」
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2013.02
08
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 もう激痛を伴う歯痛で美味しく飯も食べられず、ビールさえ飲めず悶え苦しむ日々。使用量無視して痛み止め飲みまくって仕事してますが、集中力伴わず最悪です。(←もともと無い) ここはジャネット嬢の優しくスムーズな歌声がヒーリング替わりです。決してガナらず、いかついシャウティング・スタイルも無いのでスーッと入ってきます。マイケルの妹という肩書が完全不要となった、売れに売れまくってたこのモンスター・アルバム。久々に聴きましたが、良いアルバムです。
 そんな事で今さらの本作。ダンス・ポップ・ミュージックでは幅を利かしてたジャネット嬢が、ジャム&ルイスと共によりR&Bにシフトした感じが素晴らしい。何といっても1stシングル「That's The Way Love Goes」。今迄になかったジャジーなR&B感覚を持ち込んだ傑作で、自分もコレ聴いて初めてジャネットのアルバム買ったくらいです。リズム・ネイションあたりは奥歯にズキズキきそうな鋭角的ビートでしたが、ここでのスム-ジーなビートは新たなジャネットをアピールする素晴らしき新展開でした。ボソボソと抑制を利かして歌いかけるヴォーカルも天晴れ。スプリームスの“Someday Will Be Together”のサンプルにヴァン・ヘイレンみたいなギターが絡む「If」も、TLCのT-Boz系の低音ヴォイスがカッコ良し。シェリル・クロウにスタックス・サウンドをブレンドしたようなスティーヴ・クロッパー参加の「What'll I Do」のような、これまでに無かったアプローチも新鮮。メロウ系では、大人のエロさも醸し出した「Any Time, Any Place」や、自身の主演映画“Poetic Justice”の主題歌の美メロ癒しソング「Again」のような歯医者の待合で流して欲しい秀作も。またダンス・トラックもこれまたスプリームス“Love Child”引用をTLC調にした「You Want This」、まだNJSの香り漂う「Because Of Love」など絶対外せない心地良きナンバーが集結。またシークレット・トラックに収められたヒッツヴィル・モータウン丸出しの「Whoops Now」も実にグレイトな軽快トラック。
「より黒くアプローチしたジャネットが眩く輝いたナイス・アルバム。歯痛にも良し!」
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2013.02
03
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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  昔から口パクやらエア・ギターやらは存在してて騙しきったミリ・ヴァニリなんかグラミーまで獲っちゃってましたが、ビヨンセもオバマ2期目の就任式の口パクで叩かれちゃいました。超寒い中の式典での配慮だったので、これは可哀そう。美人をいじめるな! 日本でも半分お笑いで金爆がブレイクですが、最高なのがハズさない女芸人、渡辺直美のジェニファー嬢の口パク芸。この人のおかげでディープ・ソウルも茶の間に浸透です!そんな事で、ド迫力の歌唱を誇る現代のレディ・ソウル、ジェニファー・ハドソン。ドリームガールズ直後のおデブちゃんだった頃の1stアルバムもすこぶる良い内容でした。
 大型新人登場って感じで、音作りのエキスパートが集結したデビュー・アルバム。シングル曲、ニーヨ & スターゲイト制作の「Spotlight」でスタート。シンプルなビートの中で歌唱力抜群のジェニファーが早速味わえます。この歌唱力を活かすのに、オーソドックス一本でいくのかと思いきや、嬉しい誤算だったのがLudacris参加のティンバランド曲「Pocketbook」。ヒューマン・ビート・ボックスを模した鋭角ビートにカッコよく乗っかってます。オールド・ソウルのエッセンスを持ちこんだミッシー・エリオット制作「I'm His Only Woman」では、ジェニファー同様アメリカン・アイドル出身のFantasiaと熱いヴォーカル・バトルも披露です。旬のブルー・アイド・ソウル・シンガーRobin Thicke手掛ける美メロ「Giving Myself」、ロボ声でお馴染みT-Painとの「What's Wrong」なんかのスロウでは若き日のアレサさえ彷彿させます。アトランタの要人Polow da Don制作の「My Heart」もクールな中に哀愁を盛り込む良い仕事。他にもTankやThe Underdogsも制作陣として絡んでます。映画ドリームガールズの名シーンで、渡辺直美の持ちネタでもある「And I Am Telling You I'm Not Going」はやっぱり凄まじい熱唱。Warryn Campbellの激ゴスペル「Jesus Promised Me a Home Over There」なんかも実力フルに発揮です。さらにボートラでは才人Salaam Remiによるモータウン・テイストの優秀曲「All Dressed in Love」、オールド・スタイル爆裂の「Stand Up」も収録。濃ゆさ満開です。
「オールド・ソウルの名曲も確実に歌いこなせる逸材。末永くご活躍お願いします!」
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