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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2013.01
29
Category : 90's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
suchafunky.jpg



 80年代、ライオネル・リッチーが“Hello”や“Say You, Say Me"を歌い出した頃。チャートもんしかブラック・ミュージックを知らんかったので、あまりワクワクすることが無くなり、兄貴が買ってきたフレディ・ジャクソン等にも無反応。その後、グッと現行モンがエキサイティングなもんに感じたのは思えばやっぱニュー・ジャック・スウィング(NJS)以降。何せアリオリのいたテンプスまでやってましたから。それまでのブラコンにヒップ・ホップ、ファンクのビートが融合した素晴らしきNJSは90年代前半まで溢れかえり、再びブラック・ミュージックをクールな音・R&Bとしてメイン・ストリームへと持ち上げました。日本でも90年代、R&Bタイプの音が大流行でしたが、源流はやっぱクボタ。ホンマもんっぽかったのは最初はコノ人と岡村ちゃんくらいでした。
 そんな事でクボタの3rd。初期作を再構築したグレイトなベスト“The Baddest”を聴いて衝撃を受け、あわてて後聴きしたアルバムです。全曲L.A.録音ってのも、音も厚みを増していて奏功。1発目の「Dance If You Want It」でいきなりガッツ・ポーズのナイス・グルーヴ登場。曲もさることながら、テディ・ライリー系のボトムが効きまくったビートが今聴いても天晴れ。良い意味でミーハーなクボタが、当時の新しい音を取り入れて見事、自分のモノにしてます。そしてクボタ流NJSの傑作と言いたい隠れた名曲が「Drunkard Terry」。グルーヴしまくるバック・サウンドに、クボタのエキサイティングな歌唱が冴えまくり。とにかくカッコよすぎる曲です。他も、ポップながらしっかりハネてる「Merry Merry Miracle」、ファンク魂を感じる「Such A Funky Thang!」と要所に聴きどころあり。メロウもマーヴィンの“Sexual Healing”に影響されたような「Gone Gone Gone」や、歌謡曲っぽくも美メロな「覚えていた夢」がなかなか。スロウでは絶品なのが「Love Reborn」。Levertが演ってもおかしくない濃い味わい。これもシビれます。今も人気の「Indigo Waltz」もここで登場。黒っぽいモノを演ったろうっの域ではない、本格的な作品に今聴いても脱帽です。
「90年代に皆がしてたような事を、既に涼しい顔して演ってたクボタ。やっぱ、あんた凄い!」
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2013.01
27
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Age Ain’t Nothing but a Number (1994) (1)



 “年齢など単なる記号にすぎないわよ!”と15歳でデビューして、22歳であっちゅうまに天国へ行っちゃったアリーヤ嬢。別に少女趣味があるわけやなかったのですが、すぐに気に入った人。同時期に出てきたモニカやブランディと共に華々しい90's R&Bを担ってくれてたのがこのお嬢ちゃんでした。登場時にタニマチとしてついていたのがジャケにも背景にうっすら映るR.ケリー氏。さしづめ小室&朋ちゃんみたいな公私共に蜜月の関係で結婚騒ぎまでありましたが、あっさり袂を分かって当時新鋭のティンバランドと組んだ中毒ビートの2ndも衝撃的でした。15歳やからといって、幼さを売りにするのでもなくタイトル通り、ベテラン顔負けの艶っぽい歌唱で魅了してくれました。
 さて唯一ながらR.ケリー氏がプロデュースしただけあって安定感抜群のデビュー作。サム・クックからニュージャック、ヒップ・ホップまで知り尽くした男だけあります。当時から氏が敬愛していたアイズレー・ブラザーズの影響色濃いクールな良盤です。このアルバムでも76年のメロウ「At Your Best (You Are Love)」を清涼感溢れる声でカヴァー。さらにケリー氏の趣味満開だったのが「Old School」と題された大傑作“Between The Sheets”の改作。この素晴らしきアイズリー・マナーの継承に“ケリーよくやった!”とオールド・ソウル・ファンも歓喜でした。シングル・ヒットしたラッパーをフィーチャーした「Back & Forth」や、冒頭の「Throw Your Hands Up」、SWVとは同名異曲の「I'm So Into You」もクールなビートが今聴いても実にカッコ良し。EDMに馴染めないオッサンの戯言ですが、やっぱこの時代のR&Bは上質やったと言わざるをえません。またベティ・ライトの名曲“Tonight Is the Night”を引用したレゲエ・テイストの「Down With The Clique」や、メロウ・ヒット「Age Ain't Nothing But A Number」も好調ですが、ハイライトは思わず聴き惚れる「Street Thing」での堂々たるソウルフルな歌唱。ガキやと思ってたらえらい目にあいました。
「うわついた感触、一切無しの堂々たるローティーンR&B。ベテランも慌てたに違いない秀作!」
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2013.01
24
Category : 10's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
ne-yo-red.jpg



 この前、息子達に嵐、Kis-My-Ft2、ファンモンやらをリクエストされ録音してあげたのですが、こういう時にクラウド利用は非常に便利。遠く離れててもMP3化したもんなら楽勝です。しかしながら、ジャニーズ系はハウス~ユーロの流れが再び支配的な現行R&Bの影響下のイケイケの歌の多いこと。オッサンのくせに、ちょっと気に入った歌もありましたが、こうもテンポの速い四つ打ちバスドラ&洪水のようなシンセ・サウンドを立て続けに聴くと疲れちゃいます。ダンサブルではあるけど、グルーヴィーでは無いクリス・ブラウンとかニーヨのEDM(エレクトロ・ダンス・ミュージック)四つ打ちヒットなんかを、たまに聴いてるとやはり“90'sっぽいグルーヴィーなR&Bも演ってくれ~”と思っちゃいます。
 そんな事で去年出たニーヨのアルバム。今やマイケル・ジャクソン的存在の人気者で、一時ほどでは無いにしても女性のリアーナと共にR&Bアイコンは今やこの人って感じ。色々と引き出しの多い人で、ソング・ライティング、ダンス、他アーティストへの客演と引っ張りダコで、色んなトコで名前を見かけます。トレンド・セッターでもあり、間違いなく日本のJ-PopやK-Popにも影響を与えてる人。1stがナカナカのスムージーなR&Bだったので好感だったのですが、ブ厚いシンセのEDM系R&Bが多くなりちょっと敬遠気味でした。でもYou Tubeとかで見てるとなかなかカッコいいのもあるので要チェックです。その中でもクールな幕開けでオッと思わせるのがスロウ「Cracks In Mr. Perfect」。ドラマティックスを思わせるバック・サウンドもグレイト。そして激エロ濃厚スロウ「Lazy Love」。黒人らしいストレートなセックス・メロウで、アイズレーBros的でもあります。近年の中でも断トツにセクシー(というか18禁エロエロ)のミュージック・ビデオも必見。R&Bであっても、あまりソウルフルではないニーヨの歌唱ですが、なかなかスムージーで聴かせます。アーバンなミディアム「Miss Right」や「Jealous」なんかのオーソドックスなR&Bはやっぱエエ感じ。またカントリーのTim McGrawとコラボの「She Is」もモダン・テイストで美味。ビートもんは「Don't Make Em Like You」はスクラッチを効果的に活用でカッコ良いですが、あとはEDM系が多く割愛。ボートラには、サラーム・レミにNo I.D.絡みの曲もあり。
「あまり黒くない歌声もマイケルっぽいニーヨ。メロディアスな曲作りは流石。」
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2013.01
21
Category : 90's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
fullforcee.jpg



 80~90年代、ファンク&ソウルにヒップ・ホップの要素を分け隔てなく調理したドス黒い音を提示してくれたフルフォース。ジョージ3兄弟中心にプロデュースにバンド活動に大活躍でしたが、自分にとって特別な存在となったのがJ.B.とのコラボ。レア・グルーヴ・ムーヴメントの中、再評価が高まったJ.B.を80年代に神格化させたのがフル・フォースとの「I'm Real」でした。過去の音の再生ではなくリアルタイムでのJ.B.を強烈にアピールしたその音は、間違いなく新しいR&Bファンにも歓迎され一気に新旧のファンの支持が高まるという離れ業をやってのけました。フル・フォース自身の作品も良作が実に多いですが、決定的なスロウを含むってことで90年代の本作はマスト。
 まずは絶対的に素晴らしいのが、プリンス殿下が81年ザ・タイムに書いたバラード「Girl」の極上カヴァー。モーリス・デイの歌ったオリジナルからして無茶苦茶エエ曲ですが、さらにイントロにベタな語りも挿入しスウィート・ソウル度が向上。マジしびれます。そして同じくグレイトなのが「Making Love On The Dance Floor」。音こそ90年代ですが、演ってることは70年代のヴォーカル・グループそのもの。こちらもトロけるスロウです。他にもスロウは、ブラコン・チックな「Your Place Or Mine」や「Physical Commitment」もありますが、先の2曲が強力すぎます。一方、アルバム中で目立つのがニュー・ジャック・スウィング系のハネもんアップ。中でも「Sharon」は相当イケてます。テディ・ライリーの演るモノよりも若干弱いですが、タイトル曲「Don't Sleep」や、エリックB&ラキムの“Juice”っぽい「Quickie」あたりのBPM早めの曲も結構カッコいいです。トニーズの演るファンク風「If It's Cool Witcha Baby」、「Wait Till I Get Home」に、ヒップ・ホップ臭プンプンの「Go Wit The Flo」も相当クール。また小躍りしたのがJ.B.の相棒Bobby Byrd氏がゲスト参加した「After All This Time」。野太い声で“Keep On Singing~♪”とかまされるとファンク魂に火が点きます。密かにサルソウル・クラシック「My Love Is Free」も余裕シャクシャクのカヴァーしてます。
「あんまりヒットしてませんでしたが、今聴いても大充実のアルバム。やっぱこの人等、凄い!」
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2013.01
16
flying funk

 激寒の大雪で喜んだのも束の間、媒体校正やら打ち合わせ中止など後にシワ寄せになりそうな状態に。道を歩いてもツルツルでお気に入りの革靴も傷みまくり。スキー板履いて家に帰ったろかと思うくらいでした。交通もヤバいので早く帰ってホームワークに切り替え。今の時代、何のファイルでもメールで送って確認できて便利な時代です。サクッとジャズ・ファンク聴きながら仕上げて間に合わせました。そんな事でグルーヴィーなこのコンピ。90年代にアシッド・ジャズやレア・グルーヴのムーヴメントで埋もれていた気持ちええグルーヴが数多紹介された当時、ジャズなんかもグルーヴィーなダンス・ミュージックの視点で紹介してたのがディーン・ルドランド氏。ブルー・ノートの音源も「Blue Breakes」や「Blue Juice」といった名コンピをいくつも編集してクールな音を届けてくれた人でした。本作も編集盤ですが、RCAとその参加フライングダッチマンのジャズとファンク・ソウルの美味しいグルーヴを切り取ってくれてます。
 まず大御所Nina Simoneの登場で、69年のアレサ・カヴァー「Save Me」。イナたいグルーヴで幕開け。ニーナはアイク&ティナの「Funkier Than A Mosquito's Tweeter」もブットい声でかましてくれてます。彼女のプロデューサーであるピアニストWeldon Irvineの「We Gettin' Down」はATCQ“Award Tour”ネタとしてあまりにも有名。ハービー・ハンコックのカメレオンみたいでカッコいいです。またグルーヴ・メイカーとして秀逸なピアニストLonnie Liston Smith「Expansions」に「A Chance For Peace」や、Gi Scott-Heron「Home Is Where The Hatred Is」も激クール。インストでは、素晴らしいソプラノ・サックス炸裂のHarold Alexanderや、名ドラマーBernard Purdieによるマーヴィン~ビル・ウィザーズ・カヴァーも聴きモノ。泥臭いファンクもThe Nite-Liters「Afro Strut」に、その流れのグループThe New Birth「Got To Get A Knutt」、ライムスターなど至るところでネタ使用されたファンク・クラシックThe Jimmy Caster Bunch「It's Just Begun」と憎い選曲。カーティスっぽいグルーヴのThe Main Ingredient「Happiness Is Just Around The Bend」なんかのソウル曲を挟んでるのもたまりません。他もEsther Marrowのディープなスロウや、The Loading Zoneのロッキン・ファンクも入ってますが、オルガン奏者として有名なRichard Groove Holmesが女性シンガーBrenda Jonesと組んで録音した「This Is The Me Me」は超カッコいいファンキー・ソウル。本作で初めて知った曲ですが、これは収穫でした。
「氷結した道路も溶かしてくれそうな熱きグルーヴ。70年代ミュージシャンのシャープな演奏が快感です!」
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2013.01
13
Category : Groovy & Mellow
Theme : アルバムレヴュー
Genre : 音楽
zinova.jpg

  凝ったアレンジや緻密なグルーヴ、テンション・コードの多用で都会的なグルーヴを醸し出してくれたジノ・ヴァネリ。アイドル的で男前な面構えですが、音はメチャ本格派。初めてコノ人のアルバム聴いた時、「角松敏生のルーツってこの辺なんか」と思っちゃいました。スティーリー・ダンほどヒネくれ感も無く、凄い演奏なのに程よくPopなのが憎いです。AORの傑作として有名なアルバムですが、70'sソウルの名作として聴いても何となく納得できちゃう作品。ジャンルレスで人気があるのも納得です。
 さて中身。オッラーッ!とイカつくテクニカル・フュージョン的な部分に走るところも多々ありますが、一方では気持ちエエグルーヴが詰まった名作。ソウル視点で行くと最高すぎるのが2曲目「The River Must Flow」から不朽の名作「I Just Wanna Stop」への流れ。コレは何回、聴いてもシビれます。前者はファンク・バンド的なグルーヴながらパーカッシヴな面を強調したアレンジが秀逸すぎます。そして五つ星スロウの後者は全米4位まで上がったキラー・メロウ曲。弟のロス・ヴァネリが作曲で、何といっても女性コーラスも効いた美しすぎるサビが絶品。正直、聴くのはココばっか。またメロウ曲では「Wheels Of Life」もあって、ちょっと弱いですがAORの雰囲気はバッチリ。他も、アルバム・トップを飾る「Appaloosa」や「Love & Emotion」もなかなかの力作で、エッジの効いたグルーヴがカッコええです。ややハード・プログレ感もある中、名手カルロス・リオスのギターも存在感抜群。また深夜のミディアム・スロウみたいな趣きなのが「Feel Like Flying」と、ラストの「People I Belong To」。都会的センスが光るお洒落な曲です。特に、しっとりした曲調の中でもブリブリに自己主張しまくりのサウスポー・ベースを奏でるジミー・ハスリップが暴れまくる前者は聴き応えあり。一方、アップテンポで疾走するタイトル曲「Brother To Brother」あたりは展開も忙しないフュージョン感が満載。もうちょっとテンポ落としてじっくり演ってほしかったです。「The Evil Eye」はプログレ・ハード・ロック。スティーヴ・ルカサーがいちびった時のTOTOみたいな感じです。
「なかなかバラエティに富んだ力作。聴く曲はお好み次第って感じ。」
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2013.01
09
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
Dionne79.jpg

 普段、AKBの文句を散々言っておきながら、同僚達に♪I Want You~と唄われてメロメロに。今週は騒がしい歌ばっか飲み会で聴いてるので家ではしっとり系です。上品なハスキー・ヴォイスとメロディアスなヒット曲の数々で長年エンターティナーの代名詞のように君臨するディオンヌのおばちゃん。ベタやな~って感じで敬遠する人も多いかもしれませんが、ベタな曲をクールに仕上げる喉力は天下一品。バート・バカラックと聞いて、真っ先に思い出すくらい名ソングライターの曲を完璧に歌いこなしてきた人です。70年代以降は色んな人とも組んでいて、どの時代も良質の作品が多し。一時のライオネル・リッチーとかと一緒で、ブラック・ミュージックの範疇で捉えるとあまりにもポピュラー寄りやないかいって向きもありますが、エエもんはエエのでつい聴いちゃいます。
 さて80年代にブラコン路線でええ曲連発のディオンヌがその布石として放ったのが本作。ブレーンとなったのはアレサ・フランクリンや、従姉妹のホイットニー・ヒューストンも手掛けたクライヴ・デイヴィス。スピナーズとかと組んだ70年代ワーナー期も良かったですが、より洗練されたアリスタ期もなかなかのもの。なんせプロデューサーが♪コ~パカバ~ナの色男バリー・マニロウ。名前だけで、もうええわって思われるかもしれませんが、ディオンヌの歌心を生かして、ブラコンにも通じる上質サウンドで仕上げてます。中でも素晴らしいのが、後にジョー・コッカーの“Up Where We Belong”やクラプトンの“Tears in Heaven”も書いたウィル・ジェニングスの「I'll Never Love This Way Again」。グラミー賞も獲った曲で本当にイイ曲。まさにベタなバラードながら、たまりまへん。セリーヌ・ディオンなんかが歌ったりすると押しつけがましくなりますが、ディオンヌの歌声は優しく耳に入ります。同じように美しいスロウが多く「Feeling Old Feelings」や「In Your Eyes」、「My Everlasting Love」、「All The Time」とくる後半のバラード攻めはたまらんところ。ディオンヌのスロウの上手さを満喫です。一方、アイザック・ヘイズ作の「Deja Vu」や、スピナーズっぽい「Who,What,When,Where,Why」なんかは充分黒っぽいで仕上がりでこちらも聴き応えあり。
「どれだけベタなバラードでも上品に聴かせるシンガー。荒れた胃にも効きそうです。」
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2013.01
05
Category : J's Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
royal.jpg love_20121202034149.jpg lonely.jpg



 子供とのチャンネル争いの中、半分くらいは見れた年末の紅白。北島三郎と永ちゃんが一緒に出るごった煮感満載のプログラムってのは、やっぱ楽しいもんです。圧巻だった砂漠の熱唱のMISIAに、真のソウルを感じた美輪明宏のプロ意識の高い歌。半分素人みたいな人達も表舞台に立つ中、ひと際輝いてました。そんな紅白。自分が子供の時に見てた頃、やたら印象に残ってるのが血まみれの演出の中、退廃的な美しさで歌った当時の常連、ジュリー「AMAPOLA」の名場面。樹木希林もジュリ~!と叫ぶセックス・シンボルの象徴でしたが、非日常を感じさせてくれる真のスターと呼べる存在でした。当時の歌謡ロック的名曲の数々は今でも体で覚えてます。TVで新曲を歌う度に興奮したもんです。
 今でも懐かしくなって聴いたりしますが、改めてドラマチックでいい曲が多かったと回顧。老若男女、皆がヒット曲を口ずさめる印象的な曲が多かった良い時代でした。代表曲「時の過ぎゆくままに」も阿久悠の詞も光る傑作ですが、他も大野克夫作の傑作スロウなんかは今でも色褪せません。切なすぎる不倫ソングだとは露も知らずに聴き惚れた「LOVE 抱きしめたい」や、子供ながら“何でベストテンに入らへんにゃ”と不思議に思った哀愁名作「ロンリーウルフ」など、ド派手なヒット曲の合間に出された渋い曲も忘れられないところ。またグッとくるのが当時は知らなかった71年のソロ・デビュー曲「君をのせて」。ギンギラギンの80年代なんかに聴いたら“屁みたいな曲”と思ったかもしれませんが、混沌とした現在、素朴なメロディーがやけにハートに響きます。ダイヤモンド・ユカイ等、名曲ゆえに今もよくカヴァーされてるようです。アン・ルイスの“グッバイ・マイ・ラヴ”や堺正章の“街の灯り”なんかもそうですが、こういう普遍的にエエ曲を今のシーンでも聴きたいもんです。もちろん、真骨頂だったド派手なポップ・ロックも名作多し。「憎みきれないろくでなし」や「カサブランカ・ダンディ」、「ストリッパー」など、キザで色っぽい男を完璧に表現してくれてました。
「こうやって色々聴くとホント、名曲の多さに驚き。よし今度、酒場で歌ってみようっと!」
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