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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2012.05
28
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 くっついたり離れたりしながらもマイペースで活動を続けるホール&オーツ。MTV全盛の頃、トップランナー的活躍で時代の寵児みたいな存在でしたが、最先端的な存在やった頃より、ベーシックな楽器でシンプルなアレンジを実践してた頃のソウル・デュオ期は驚くほどエヴァーグリーンな輝きを放ってます。後のバカ売れ時代に比べるとフォーキーな感じが強いながら、より黒っぽいです。アトランティックの名プロデューサー、アリフ・マーディンが制作指揮ってことで、リチャード・ティー(key)やバーナード・パーディ(Dr)、ゴードン・エドワーズ(b)等が参加した力作。チャカ・カーンやアレサのアルバム同様に実にハイクオリティで聴きやすいアルバム。売れまくってた“From A To One”なる新曲入りベストでも燦然と光り輝いていたスロウ「She's Gone」の収録アルバムとして有名な本作。地味やけど、ずっと聴ける良作です。
 アルバムはダリル・ホールによるファルセットが心地良い「When The Morning Comes」で幕開け。アコースティックなアレンジながら実にソウルフルな感覚。そしてジョン・オーツの「Had I Known You Better Then」も素晴らしく、何度でも聴きたくなる暖かい声も魅力。さらにジョンは「Las Vegas Turnaround」でもソングライティング&ディープでカッコいいヴォーカルで貢献。ブルーアイドソウルの手本のようなセンス溢れる楽曲です。世紀の傑作スロウ「She's Gone」は、彼等の最高傑作と言っていいド級の名曲。アリフ・マーディン関与と感じるセンス抜群のアレンジ、ハーモニー&交互に登場するデュオ歌唱、劇的なサビと非の打ちどころ無し。Tavares、Ujima、Dee Dee Bridgewaterと黒人アーティストによる優秀カヴァーも多数存在の代表曲です。もうコノ曲がグレイトすぎて他の格まで上がっちゃいます。そんな感じで主に前半の素晴らしさが光りますが、後半も地味ながら秀逸。ジョンの抒情的な「I'm Just A Kid」、ダリルのオールド・タイム感覚の「Abandoned Luncheonette」、サラ・スマイル以降のホール&オーツっぽい「Lady Rain」など聴きやすい曲が連なります。アンプラグド基本ながら、このデュオのルーツであるソウルのエキスがしっかり出てます。そして最後はテンプスのスロウ・ファンクも感じさせる異色組曲「Everytime I Look At You」。ダリル・ホールの尖がった感性が垣間見れますが、前半はどっしりしたリズムでカッコええのですが、後半部分は壮大な曲調に変貌しバンジョーやフィドルも入り乱れてのよう分からん展開。ここはスマートにまとめて欲しかった。
「ず~っと流しても耳に優しいソウル・デュオ。冒険は無けれども飽きさせません!」
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2012.05
25
joe tex2

 60年代の中盤から後半、スタックスを抱えて更に飛躍を遂げたアトランティック。しかしながら当時、配給権を持っていた重要レーベルは他にも存在です。それがナッシュビルのダイヤル・レーベルで、その筆頭シンガーと言えるのがジョー・テックス。特にアトランティック期は名作の連発で、得意の語りを交えたバラードにジャンプ・ナンバーと独特のハスキーヴォイスで、実に楽しませてくれます。
 さて人気急上昇だったアトランティック期ジョー・テックスの2枚目は基本的に地元ナッシュビル録音。これはヒット曲「I Want To (Do Everything For You)」が聴けるアルバムとして全体はソコソコながら価値ある一作。ゆったりとしたテンポの中、ダブル・ヴォーカルで歌われる御得意カントリー・テイストのサザン・ソウル。たいした盛り上がりもない曲なのに、なんとも素晴らしい魔力を持った曲。ジョーの優しいハスキー・ヴォイスが冴えわたります。他も注目曲多数で、ブルース・クラシックでアニマルズも演ってた冒頭の「C. C. Rider」ではリズムに乗って飛ばします。スタックスっぽいリズムの聴いたミディアム「Stop Look And Listen」、オールド・スタイルのバラード「For Your Love」と平均的な曲もありますが、「A Woman (Can Change A Man)」や、ゴスペルっぽい歌唱もグッとくる「Don't Make Your Children Pay」あたりは極上のサザン・ソウル・バラード。ココらもカントリーっぽいですがジョーの黒いヴォーカルと絶妙のバランスがたまらんです。素朴なアレンジと語り入りヴォーカルが渋い「Detroit City」や「Any Little Bit」も優しい癒し系でなかなか。そして前作収録のマッスル・ショールズ録音でのブレイク曲「Hold What You've Got」も商魂たくましく再収録です。
 なおCD版では1stと共にボートラでバラード4曲収録。ソロモン・バークの初期ヒット「Just Out Of Reach」、ジョニー・アダムスの「Release Me」から「Together Again」、「Make The World Go Away」と、まだまだ野暮ったいながらしっとり聴かせます。
「親和性の高いカントリー・ミュージックとソウルの融合を絶妙に体現した偉大なるシンガー。エエ声してます!」
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2012.05
23
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 ライヴ・アルバムというアイテムの存在感は最近はめっきり薄いですが、60~70年代は需要も多くあり数多の魅力あるライヴ盤がリリース。ソウル、ロック問わずスタジオ盤より荒っぽいながらも熱い演奏がパッケージされているのが、一番の魅力です。ソウル系でもサム・クックジェイムス・ブラウン、テンプテーションズと各々でマストと言っていい名録音が聴けますが、60年代のレーベル単位で開催されていたレビューと称されたライブも看板アーティストが入れ替わり登場し実にエキサイティング。モータウンアトランティックなどでもレーベル一座公演ライヴがあるように、アトランティック傘下期のスタックス/ヴォルトでもヨーロッパツアー盤が存在。ここではそのロンドン公演版をご紹介。
 まずはBooker T. & The MG'sのクール極まりない代表曲「Green Onions」で幕開け。モッズ御用達ともなった熱いオルガンがフィーチャーされた演奏の後は、メンフィス・ホーンズが加わったThe Mar-Keysとしてのダンス・ナンバー「Philly Dog」。以降は当時の看板シンガーが揃い踏みで、当時スタックスの層の厚さを感じ取れる流れ。ピート・シガーの名曲でソウル・シンガーも好んで取り上げる名曲「If I Had A Hammer」を唄うのはEddie Floyd。ちなみにEddieは、ドナルド・ダック・ダンの最期もMG'sの同僚スティーヴ・クロッパーと共に東京ブルーノートのステージで共演していたシンガー。代名詞のヒット「Knock On Wood」と共に収録です。有名な単独盤も必携なOtis Reddingはサム・クックのジャンプ「Shake」1曲で熱気を伝達。個人的に大好きなレディ・ソウルCarla Thomasはポール・マッカートニーの「Yesterday」でじっくり聴かせた後、チャーミングなリズム・ナンバー「B-A-B-Y」。泥臭いサザン・ソウルが多いスタックス曲の中で、洗練されたメロディが光ります。そして本作のトリ、Sam & Daveがダブル・ダイナマイトの異名に恥じない名演。ヘイズ&ポーターによる傑作3曲で、初期ヒット「I Take What I Want」から。泣きのバラード「When Something Is Wrong With My Baby」では最初の1節を歌ったところで拍手が巻き起こり“Thank You”と告げるとこがライヴっぽくエエ感じ。オーラスの代表曲「Hold On, I'm Coming」では観客も興奮の坩堝状態へ。60年代スタックスの勢いを体で丸ごと浴びれます。
「MG'sのシンプルかつ重量感ある演奏に、ヒートアップした歌唱。これぞソウルの醍醐味です!」
 
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2012.05
19
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  歌姫ですわ~(←意味なく興奮)。名門レーベル、アトランティックの60年代音源を中心にまとめられた編集盤。もう何年も過去の音源を上手いこと拾い上げてリスナーに提供し続け、今やFameさえ復刻させたAce-Kent系の仕事ですから信頼できます。ジャケのアート感覚も良いし、ヒット曲に特化してないところも憎いところ。実にセンス良く集められた25曲です。
 まずはホイットニーのお母さんとしても有名なシシー・ヒューストンのSweet Inspirations「Sweet Inspiration」が登場。後半ではエヴァリー・ブラザーズの名曲「Let It Be Me」も聴けます。メジャー選手では超大物Aretha Franklinの「Save Me」に傑作バラード「Ain't No Way」とありますが、大注目はLaura Leeのアトランティック時代。チェス時代は避けて通る事厳禁の国宝級サザン・ソウルを残してますが、ここで聴ける「Separation Line」も必殺のゴスペル唱法炸裂の名バラード。そしてBaby Washingtonの、エラ・ワシントンも歌ったボビー・ウォーマック作品「I Can't Afford To Lose Him」。雄大な歌唱がばっちり堪能できます。コレだけでも購入価値ありです。大御所Lavern Bakerは「Go AWay」と「Bumble Bee」でR&Bの香りプンプン。堂々の歌いっぷり。都会的センスのLittle Esther Phillipsも「Hello Walls」で激ウマの歌唱が光ります。また若き日のPatti LaBelle & The Bluebelles「I'm Still Waiting」はガール・ポップ的バラードながら熱い歌がすでに聴ける秀作。Doris Troyは「Whatcha Gonna Do About It」に「Baby I Love Him」と魅力のアーシーな歌声が聴けます。そしてギター抱えたお姐ちゃんBarbara Lynnはヒット曲「You'll Lose A Good Thing」のアトランティックでの再録はじめ4曲と完全メイン。「Unloved, Unwanted Me」なんかのスロウでのハスキーヴォイスはマジ絶品。モータウンからの移籍となったMary Wellsは「Me And My Baby」とモータウン同様のチャーミングなポップ・ソウルを3曲、聴かせてくれます。また知名度は低いながらパンチ力ある歌いっぷりが気持ちええRozetta Johnsonの初期録音も2曲あり。「That Hurts」は必聴です。Ann Masonは失礼ながら全く知りませんでしたがピケットの「You Can't Love Me (In The Midnight Hour)」が収録。渋いトコもしっかり収めてくれてます。他にもRuth Brownや、Betty LavetteThe Ikettesが収録。
「やっぱり素晴らしいレディ・ソウル。どうあがいても男には出せん魅力がたまらんです!」
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2012.05
14
Category : Atlantic, Stax
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 フェイスブックを開けるとBooker T. & the M.G.'sのベーシスト、ドナルド・ダック・ダンの悲報が。しかも東京で逝去・・。2012年ともなれば、60年代のアーティストがどんどん亡くなるのは仕方ないですが、66歳はちと若すぎます。自分の親父より若いやないですか。スティーブ・クロッパーと共にメンフィス・ソウルの生き証人としてまだまだ活躍していただきたかった。まずは、今迄かなり多くのナイスなプレイを聴かせていただき感謝と共に、ご冥福をお祈りします。思い返せば、かなりガキの頃からダック・ダン氏の演奏を楽しませていただきましたが、初っ端はやっぱり大ヒットのコレ。中学入学時の休みに友達皆で観に行った“ブルース・ブラザーズ”です。優作のドラマ“探偵物語”にどっぷりだったので、同じ匂いを感じた本作は自分にもヒットしまくりでした。大学の頃も、ビデオ化になって加古川のビデオ屋でバイトしてたバンド友達にダビングしてもらい何回も楽しんだモンです。この映画でジェイク&エルウッド兄弟のバックで最高の演奏をしてたのが、スタックスのハウス・バンドとして活躍したダック・ダンやクロッパーやったのです。(俳優としてもダック・ダンは活躍!) ソウルって最高やな!と、誰もが思えた素晴らしき映画でした。ここでも、オーティスやサム&デイヴのアルバム同様、めちゃシンプルなラインながらよく跳ねるベースラインで大貢献でした。
 さて追悼の意を込め、昔よく聴いた本作。タジ・マハールのモダン・ブルース「She Caught The Katy」で激クールな幕開けです。この空気感、やっぱイカしてます。お馴染「Peter Gunn Theme」、最もお気に入りだったスペンサー・デイヴィス・グループの「Gimme Some Lovin'」、ストーンズも演ってたソウル・クラシック「Everybody Needs Somebody To Love」、カントリーパブでの「Theme From Rawhide」、ここで初めて知った「Sweet Home Chicago」と、全部シーンが思い浮かぶ名曲群。ゲスト陣も最高で、楽器屋の親父に扮したRay Charles「Shake A Tail Feather」、牧師で登場のJames Brown「The Old Landmark」、怖い奥さんも名演技だったAretha Franklin「Think」と豪華キャスト。中でも個人的ハイライトは晩年のCab Callowayの名演が光った終盤の「Minnie The Moocher」。ドキドキしながらジェイク&エルウッドの到着を待つあの名シーンを思い出します。最後はエンドロールの中、オールキャストで歌う「Jailhouse Rock」。過去最高の娯楽映画やったと確信です。
「劇中、ずっとパイプを加えて印象的だったダック・ダン。素晴らしきグルーヴをありがとう!」
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2012.05
13
Category : Groovy & Mellow
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 なんじゃかんじゃ言っても結構、重宝するのがフリー・ソウル。本シリーズをきっかけに注目を浴びたアーティストも数知れず。有名無名問わず、ひたすら気持ちええ70sグルーヴを提示してくれた編集スタッフには感謝です。もう打ち止めの感もあって最近は新作は出てませんが、この冠で初期に出されたものは、後々ブランド力を高めるのに大いに貢献した名編集多しです。
 これは8作目となるRCA~BMG音源。中身は今やお馴染Niteflyteの「You Are」でスタートです。SMAPの初期傑作“がんばりましょう”の雛型としてすっかり有名ですが、原曲のフュージョンっぽいソウルも演奏が実にタイト。普通でいったらソウルのカテゴライズされないMelissa Manchesterが堂々とセレクトされるのもフリー・ソウルの良いトコ。白眉のグルーヴィーな演奏が展開される70s スプリームス・カヴァー「Bad Weather」がここでは聴けます。そしてフリー・ソウルと言えばコノ曲「Work To Do」。数多あるアイズレーズの名曲カヴァーですが、The Main Ingredient版がチョイス。ヴォーカル・グループならではのハーモニーもビシッと決めてます。中にはサンプリング・ネタとして使われた曲も多数収録ですが、中でも注目はロック・シンガーLou Reedの「Walk On The Wild Side」。あのATCQ“Can I Kick It?”でも使われたウッド・ベースが超心地良し。あと人気曲のLinda Williams「Elevate Our Minds」、ニューオリンズ産とは思えん洗練されたChocolate Milk「How About Love」も嬉しい収録。そして後半に集中するスタイリッシュな音の連打はお天気の日中ドライヴにでも流すと最高なグルーヴ。まずジャネイの“Hey Mr. DJ”の元ネタで一気に有名曲となったMychael Wycoff「Looking Up To You」、白人バンドながら激クールなJames Walsh Gypsy Band「Cuz It's You, Girl」、Gカッティング&パーカッションが気持ち良すぎるBreakwater「Say You Love Me Girl」、そろそろちゃんと再発して欲しいナイス・レディ・ソウルZulema「Wanna Be Where You Are」、メロウ&グルーヴィのお手本と言いたいFriends Of Distinction「When A Little Love Began To Die」と5連発。極上の鮨ネタ5貫食ったような気分が味わえます。後は好みの問題なので言及しませんが、Jose Felicianoのスティーヴィー・カヴァー「Golden Lady」、The New Birthによるジャクソン5「Never Can Say Goodbye」、ちょっと物足りんDawnのアル・クーパー「Jolie」あたりは注目です。
「新たなカテゴライズで楽しませてくれたフリー・ソウル。ナイス・グルーヴ、ごっつぁんです!」
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2012.05
10
Category : Modern Jazz
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
soul finger

  先月、池袋でピーター・バラカン氏がストーンズについて喋るっていうので、フラ~っと行ってきました。興味深い60's話と絶妙な語り口に引き込まれ、ついつい著書まで購入。好きなアーティストの好きな部分、嫌いな部分がハッキリしていて、それがまた自分の趣味と結構かぶって共感しまくり。さらにファンになってしまいました。イベントは、主にストーンズというバンドが生まれた背景についてだったのですが、マディ・ウォーターズやチャック・ベリー、アーサー・アレキサンダーからシスター・ロゼッタ・サープなんかも聴かせながら絶妙の流れのトーク。何せデビュー・シングル「カム・オン」を発売日に買いに走ったっていうだけでも、好感度大です。そんなバラカン氏選曲のオルガン・コンピ。子供の頃からジョージ・フェイムやスペンサー・デイヴィス・グループなんかを通じオルガンに魅せられジミー・スミスを聴いたらしく、私が学生の頃に初めて買ったオルガン・ジャズのベイビー・フェイス・ウィレットがお気に入りってのも信頼できました。20年前くらいに買った本作。改めて聴いてますが、ソウライヴの初期あたりが好きな方にもオススメの名選曲です。
 初っ端は、やはりBaby Face Willetteの「Willow Weep For me」。ブルージーなスタンダードもカッコいいですが、次のLou Donaldsonのチャーリー・パーカー曲「Cool Blues」でもウィレットは素晴らしい客演。ギターのグラント・グリーンと共にまさにクール極まりないプレイを披露です。ミスター・オルガンと言っていいJimmy Smithはパーシー・メイフィールドのバラード「Please Send Me Someone To Love」を収録。味わい深いスロウで、晩年に大阪ブルーノートで見た素晴らしいライヴを思い出させてくれます。そしてまたグレイトなのがブルーノート第3のオルガニストFreddie Roach。「Blues In The Front Room」ではケニー・バレル(g)と共にスウィングしまくりで最高です。そんな感じでJimmy McGriffLarry YoungReuben WilsonBrother Jack McDuffRichard "Groove" HolmesLonnie Smithと全編、黒人オルガン・プレーヤー中心にファンキーな演奏が連発。ブルース進行での曲やソウル・ジャズがメインなので実に聴きやすいです。中でもビリー・ホリデイ「God Bless The Child」を夫Stanley Turrentineを立ててムードたっぷりに弾く女性オルガンの第一人者Shirley Scottや、「Alfie's Theme」でグルーヴィーにキメるBig John Pattonなんかは、オルガンの魅力を最大限に引き出してます。全部、聴くと各々のソロ・アルバムが聴きたくなる仕組みです。
「素晴らしきオルガニストのオンパレード。バラカンさん、またエエ音、教えて下さ~い」
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2012.05
07
Category : J's Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 まだ小学生の次男坊を車に乗っけると自らミスチルaikoSMAPをカーステでチョイス。Mステを喜んでみてますから、こんな感じです。かたや我がの小学校の時を思い起こすと、必ず話題になってたザ・ベストテン影響大でした。いまだに、その影響下で音楽を聴いてるとこもあったりなんかして。。御三家の郷ひろみ“ハリウッド・スキャンダル”、西城秀樹“ブルー・スカイ・ブルー”、野口五郎“グッド・ラック”なんかは今思うとAOR調のめちゃカッコええ曲でした。ニューミュージック(←死語?)では大橋純子“たそがれマイラヴ”、竹内まりや“不思議なピーチパイ”、そしてサザンツイストジュリーなんかのロック系はいつも生演奏で超楽しみでした。そんな中でも、常連だったゴダイゴも鮮明に記憶に刻まれてます。アルバムっていうより、シングル曲が馴染深いので本ベストは今でも楽しく聴けます。
 さてこのシングル集。実は今こそ推したいのがベストテンに入らなくなった頃のシングル曲「リターン・トゥ・アフリカ」。今、改めて聴いても、なんと凄い曲でしょうか。ミッキー吉野イチオシの曲だったらしく、もうヒット狙いに飽き飽きしたのかアースウィンド&ファイア調のやけくそ気味の激ファンク。こんな曲、シングルにした根性も素晴らしいですが、演奏のタイトさは賞賛モン。今でも兄貴の友達が持って来て最初かけた時の衝撃を覚えてます。何せ、初めて聴く裏打ちしまくりのリズムで最初は体がついて行かない感覚ながら、次第にズブズブはまりました。こんな曲を演ってくれてたからこそ、後になって黒人音楽にも馴染めました。そして他はヒット曲の嵐。最初ブレイクした哀愁メロディの西遊記主題歌にして名曲「ガンダーラ」、茶の間にファンクを浸透させたハイレベル演奏炸裂「モンキー・マジック」、メーテル目当てに行った満員の映画館でも鳴り響いた「銀河鉄道999」、♪名前それは燃える猪木♪と歌って学校で大爆笑してた「ビューティフル・ネーム」、彼らの曲中でも最高峰と感じる素晴らしいアレンジの傑作「ホーリー&ブライト」と御馴染の曲が次々に登場です。全部、歌えますわ(←かなりオッサンの証し) これらのベストテン曲以外も、タケカワユキヒデのソロ曲だった「ハピネス」、神戸博覧会のテーマながら正直しょーもなっと子供心に思ってしまった曲「ポートピア」、CMソングだったと記憶する「僕のサラダ・ガール」など有名曲がいっぱいでレベルの高い演奏が多数あり。
「洋楽と邦楽を違和感なく聴かせる土台を作ってくれたゴダイゴ。良いバンドでした!」
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2012.05
03
Category : Hard Bop
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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 人間の肉声が最も魂を揺さぶる楽器だと思ってますが、たまに歌無しの音楽を聴きたいってこともあります。そんな時、体が自然に欲するのはアコースティックでクールなジャズ。正直、フリージャズくらいまでいくと耳がついていかず“なんじゃこりゃ”で全く受けつけませんが、50年台~60年代のブルーノート系の音源はカッコええ音で満載。個人的にはサックスやオルガンのリーダー作が好み。熟練された人間技とセンスが無いと成立しないジャズの火花散る名演が思いっきり聴けますが、本作の主役であるテナー・サックスのソニー・ロリンズによる全盛時の豪快なプレイが満喫できます。
 さてこの有名なヴィレッジ・ヴァンガードのライヴ盤。何とピアノレス。道標となる和音を奏でる楽器が無い中ながら、決してグダグダになること無くドラム&ベースをバックにブイブイ吹きまくってます。中でも本作の入手するきっかけともなったジャズ・スタンダードであるディジー・ガレスピー作品「A Night In Tunisia」はやっぱ何度聴いてもクール。数年後にデクスター・ゴードンでブルー・ノートで録られた演奏もグレイト極まりないですが、こちらの緊張感溢れるライヴ・テイクも最高です。カッコよくテーマを決めた後、ロリンズ氏の滑らかで自由奔放なアドリブ・プレイに突入していく一方で、ピート・ラロカの凄まじいドラミングも炸裂。これはシビれまっせ。また他もロリンズのスムーズなフレージングに、エルヴィン・ジョーンズがワイルドなドラミングで煽りまくる「Old Devil Moon」、ウィルバー・ウェアの渋いウッド・ベースが曲を支配する「Softly, As In A Morning Sunrise」の流れもなかなか。そして自作となる「Striver's Row」はエルヴィン・ジョーンズのシンバル・ワークも光り、時折まぜるロリンズの速いパッセージも効果的に決まります。グルーヴィな「Sonnymoon For Two」もスマートでセンス溢れるロリンズの音使いが聴き応えある逸品で実にスタイリッシュ。アルバムはリラックスしたスロウ「I Can't Get Started」で締め。なお、現在は2枚組でのコンプリート盤も存在で、ヴィレッジ・ヴァンガード・ライヴの全容も聴けます。
「ジャズってカッコええやんと思える名ライヴ。サックス好きにはたまらん1枚。」
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