Love Parade / Love Tambourines * 2004 CRUE-L

Cool Groove
 “この人、ほんまに日本人か?”っていうようなメジャー級ヴォーカリストに稀に遭遇することがありますが、その中でも最高峰クラスに位置するのがELI(ex.Ellie)嬢。90年代にFM802でパワープレイされてたラヴ・タンバリンズ“Midnight Parade”。流れてきたエリ嬢の歌声を聴いた時、マジで黒人の声やとしか思えませんでした。すぐにファンになっちゃうくらい魅了される声で、渋谷系だとかヘチマとかを超越した次元での本格派ヴォーカ...

Go Back To De Basic Thing / 近藤房之助 * 1990 BMG

Man's World
  90年代前半、市場を席巻してたビーイング一派。B'zをはじめT-BLANにDeenやらWandsやら・・よう似た音ばっか金太郎飴みたいに出しやがって、こらぁ長持ちせんぞっと斜に構えて眺めてました。(といいつつカラオケでは結構、歌ってましたが・・) しかし認めざるをえないグッジョブもあったのも事実。名企画盤“Royal Straight Soul”や、一連の房之助氏のライヴ盤など、職人的アーティストにもスポットを当てしっかりと評価を高め...

The Dreamer The Believer / Common * 2011 Warner Bros

East Coast
  すっかり俳優業が忙しいというコモン氏。激渋のヒップホップ作品を90年代から連発してましたが、最近ちょっとご無沙汰でございました。ちょこちょこ客演では姿を確認してましたが、1年程前のThe Roots & John Legendの“Wake Up Everybody”ではカッコいいラップも披露して流石の存在感でした。とにかく今のエレクトロ系の音からすると、オールド・スタイルかもしれませんが武骨でソウルフルな音構築は健在。オッサンのハートに...

Love Letter / R. Kelly * 2010 Jive

10's Male R&B
 近年ラファエル・サディークやエリック・べネイ(←新作間近!)が真剣に取り組んだ、60~70年代のピュアなソウル・ミュージックへの回帰的アルバムの制作。元々、現代のサム・クックとまで評価する人までいるR.ケリー氏の本作は、ここに来てオールド・ソウルに最大限のリスペクトを表して制作されたものでした。キワどいエロ系のスキャンダルで話題になったり、お得意の官能的R&Bヒットもあって“汚れ”エロ・シンガーのパブリ...

New Beginning / SWV * 1996 RCA

90's Female R&B
 デスチャ以前の90年代のガール・グループっていえばアン・ヴォーグ、TLCってとこがすぐに頭に浮かびますが、負けず劣らず素晴らしかったのがSWVの3人さん。最近、また集まって新曲を披露してて、それがまたエエ感じやったので久々に全盛期のにも手が伸びました。とにかくグレイト!っていうしかないサウンド・プロダクションに特徴あるココ嬢の甲高い声、気持ちええコーラス、キャッチーな楽曲とこの頃は最強でした。 さてこ...

Out Of The Blu / Blu * 1995 Motown

90's Male R&B
 90年代半ば、ニュー・クラシック・ソウルの流れに乗ってトニーズのDwayne Wigginsが送り出した良質ソウル・アルバム。80年代以降デジタル化が進んでブラコン→ニュージャック、ヒップホップ・ソウルと新たな潮流が色々と出てきましたが、70'sのようなアナログ的生音回帰の動きがより鮮明になってきた時期。ディアンジェロやらソロやら面白いアーティストが続々登場してきて喜んで聴いてましたが、残念なことにクオリティに反して...

Time Waits For No One / Mavis Staples * 1989 Paisley Park

90's Female R&B
 東日本震災から1年経って様々な情報が改めてメディアを通じて流れました。時が流れ復興のNewsばっか意識的に拾って、何となく安心した気になってましたが辛い現実は何ら変わってないことが多く自分の無知が情けなくなりました。追悼と同時に決して風化させてはいけない日であることを痛感ですが、まず家族やまともな衣食住がある生活が大事であって、それがあってこそ音楽も楽しめると身に染みました。自分も祖父母や兄を亡くし...

Trombipulation / Parliament * 1980 Casablanca

Funk
 最初、“フザけとんのか、真面目にやれっ”と思ったP-Funk。実は真面目にアホなことをやってると分かって尊敬の念に変わりました。 J.B.が全盛を過ぎた頃、P-Funkと称し一大帝国を築き上げたジョージ・クリントン。ファンカデリックとパーラメントの名義を巧みに使い分け、独創的なファンクを矢継ぎ早に発表したのは言わずもがな。90年代には西海岸中心に息子とも言えるHip Hop世代がP-Funkを再構築した“G-Funk”も登場し、何だかん...

Across 110th Street / Original Motion Picture Score * 1972 U.A.

70's 〜 Recent Soul
  評判だったラスト・ソウルマンことボビー・ウォマックの来日公演。仕事の都合がついた日にはソールド・アウトで涙をのみましたが、色んなリポートを読むと後悔しきりです。御年68才で体調不良もあり杖をついての登場で椅子に座ってのパフォーマンスのようでしたが、あの塩辛ディープヴォイスは健在だったようで会場も大盛上りだったとか。何とか回復して、もう1回でいいから来日して欲しいと切に願います。若き日のヴァレンティ...

The Singles Volume Six 1969-1970 / James Brown * 2008 Hip-O

James Brown
 J.B.信者を狂喜させたシングル集の第6弾。殆ど神様状態でファンク道も極めつつあった'60年台終盤の音源ですのでハズレ無しです。2枚刃のカミソリが3枚刃になったような切れ味の進化が体感でき、脂のりまくりの御大が縦横無尽に暴れます。サウンドもJ.B.サウンドを支えた主要人物が出揃っていて、名前を見ているだけ興奮してきます。スウィート・チャールズ&クライド・スタブルフィールドのリズム隊に、単音の切れも抜群なジミー...
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