No Security / The Rolling Stones * 1998 Virgin

Rolling Stones
 シングル・コレクションの発売が話題のストーンズ。そんなのより新作が聴きたいところですが、ここはおそらく最もストーンズ・ファンの思い入れが薄いライヴ・アルバムを紹介。しかしロックの醍醐味っていえばライヴ盤やっていうくらい一流アーティストに名ライヴありって感じやったのに、すっかりマーケットのニーズが無くなった感があるライヴ音源。DVDなんかでの映像付きライヴが全盛の今、時代が要求しなくなったのは何とな...

Heart / 矢沢永吉 * 1993 EMI

J's Mainstream
 何故かコアな音楽ファンになればなるほど敬遠されがちな偉大なシンガー永ちゃん。Bigな発言にあるのか、昔のリーゼント&不良のイメージにあるのか、独特のアクの強い歌い方にあるのか分かりませんが、これだけ一般的には知られた存在ながら山下達郎やキヨシローとかのように体系的に語られる事は少ない人です。しかし一方で、音楽的にも途轍もなくクオリティの高いアルバムを作り続けてくれてるのも事実。一般的にタオル投げの派...

熱狂雷舞 / 萩原健一 * 1979 Bourbon

Man's World
 最近のTVで素晴らしく良いのがサントリーの「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」のCM。シンプルな歌のリレーながら日本人の絆を感じさせてくれ、何回観ても泣けます。たいした演出も無くシンプルに著名人が歌っていくだけですが、それが奏功して歌のメッセージが浮き彫りに。商品紹介など一切ないのもサントリーの企業価値を高めてます。人選も的確で、長老・大滝秀冶さんから堺正章、仲本工事・加藤茶、和田アキ子...

Revolution Of The Mind / James Brown * 1971 Polydor

James Brown
 出てるもん、全てマストってなくらい充実しまくりの60年代中盤~70年代中盤ディケイドでのジェイムス・ブラウン大先生。この時代で先生といえば、ニャンコ先生(←いなかっぺ大将)と双璧といえる皆の尊敬を集めた凄い存在です。この10年のライヴっていえばセックス・マシーンやガーデンに加え、驚異の発掘だったパリ・オリンピアにダラス盤とそのどれもが大充実ですが、ホーム・グラウンドといえば、やっぱアポロ劇場でのライヴ...

The Ike & Tina Turner Story 1960-1975 * 2007 EMI

60's Soul
 男アイク・ターナーが相方ティナと成し遂げた偉業を辿るのは意外と困難な作業です。ビジネスマン・アイクは条件が良いとなるとすぐに移籍したのか、吹き込むレーベルが多岐にわたっており有名なワリに全ての時代を1枚や2枚では網羅できないのが難点。初期の泥臭いR&Bスタイルから、J.B.のレヴューと双璧と言われた完成度の高いライヴ、フィル・スペクターとのタッグ、70年代に確立したロック・テイスト導入の爆裂ソウルと色々あ...

Out Of Sight / Maxine Brown * 1968 Epic

60's Soul
 結構レディ・ソウルと言われる類のモノには敏感に反応してしまうほど好きなほうですが、60年代の歌姫マキシン・ブラウンもかなり魅力的な存在。南部出身の人ながら活動のベースはニューヨークに置いていた人らしいです。おそらくワンドでの「Oh No, Not My Baby」が最も有名な曲なんでしょうが、その後となるこのエピック時代もナカナカの秀作揃い。デトロイトの敏腕プロデューサー、マイク・テリーが手掛けた本作は隠れた名作と...

Who's Blue? / Etta James * 2011 Kent (Chess)

60's Soul
 いやいや、なんとも素晴らしい編集盤が登場です。50年代デビュー当時のパンチの効いたリズム&ブルースも絶品ですが、Tell Mamaに代表されるようにソウル期は歴史的名唱の数々が存在するエタ・ジェイムズ。60~70年代のチェス・レコード在籍時代の有名ではなくともソウル視点で綴ったポイントの高い良曲セレクトは大満足です。最近はビヨンセが若き日のエタを演じる「キャデラック・レコード」で脚光浴びて万々歳でしたが、今年に...

A Change Is Gonna Come : Modern Gospel Jawelry / Various Artists * 1980 P-Vine

Southern & Deep
 あれやこれやとソウル・ミュージックを聴き進むうちに、これぁエエと思ったシンガーが必ず口にするのが「ゴスペルをルーツにしている」といった発言。Mr.ソウル“サム・クック”は勿論ですが、ケツが青い頃に聴いてイチイチ感動したローラ・リーやウィルソン・ピケットなど最高の節回しすると感じた人等は皆ゴスペルを源流にしているということでした。淀川の壮大な流れもエエですが、それも貴船川や保津川なんかの源流の素晴らし...
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