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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
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2011.01
11
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  ここ10年以上、関西ではTV放映さえされてない裕也さんの年末のニューイヤーロックフェス。東京では深夜に3時間放送してたので、久々にガッツリ見れて嬉しいです! 紅白をぶっ飛ばせって言ってた頃のパワーこそ無かったですが、渋い面々は健在。昔と何ら変わらんメンバーだった裕也さんのトルーマン・カポーティ・R&Rバンド、痩せちゃったものの元気な姿だったジョー山中のフラワー・トラべリン・バンド、桑名正博が率いたジョニー吉長や鮫島秀樹やらのブルース・ロックなバンド、渋い喉を聴かせた白龍、などお馴染のメンツも登場。楽屋には崔洋一、滝田洋二郎監督に、義理の息子である本木雅弘、孫を“ヨロシク”とあやす裕也さんなど最高でした。こういうピュアで武骨なフェスにサンボマスターやエレカシなんかも追随して出演して欲しいなぁなんて思っちゃいます。まぁなんにせよ“シェキナベイベェーナウ”とツイスト&シャウトを歌った裕也さんのカッコよさはたまらんモンがありました。思わずジンジャーエールが飲みたくなります。そんな中、バリバリのロック・ギターで魅了してくれたのが皆勤出場の鮎川誠率いるシーナ&ザ・ロケッツ。ここ数年、シーナの喉の調子が心配な状態でしたが幾分回復の中、健在ぶりを発揮。ロックンロール万歳です。
 さて本作は80年代から秀作をコツコツ送り出してきたシナロケが、混迷の90年代に出した痛快R&Rアルバム。オープニングからキンクスみたいなリフが実にカッコいい「Freedom Chain」。個人的にちょっとロックを離れつつあった時に、「やっぱ、これやけん」とロックンロールの原点へ揺り戻してくれた激ナイスなサウンド炸裂。そして何といっても最高なのがタイトル・トラック「HA!HA!HA! HARD DRUG」。ニューウェーヴを通過したバンドならではのキャッチーな感覚と、剃刀のようなスピード感、シーナのコケティッシュな魅力が同居した曲で“流石、シナロケ!”とうならせてくれる傑作。アーシーなレゲエ・スタイルでキメる「おかえりベイビー」、ジュディ&マリーが後にやるような曲をとっくに確立させてた「涙と星と瞳の中の小さな虹」とポップなスタイルも秀逸。これが、いいんっすよね~。他にも、めんたいロック的にソリッドなサウンドにシビれる「Island Girl's Rock」、鮎川氏のリフがビシャリきまる「セクシー・ライダー」と王道シナロケR&Rも痛快に決めてくれてます。なお本作でのドラムは日本ロックの重鎮ジョニー吉長で、存在感あるビートと共に曲作りでも大貢献。シンプルに脳天をブチ抜いてくれる秀作です。
「30年以上、ロックンロールしてる偉い人達。皆、死ぬまでロック頼んまっせ!」
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