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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2010.08
30
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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8月もいよいよ終わり。暑さも吹き飛ばせってことでホラー系です。納涼ってときに必ず登場するのが怪談ですが、ホラー映画とヒップホップを合体させた感じで一時注目を浴びたホラーコア・スタイル。夏の終わりにもってこいです。90年代半ば、すでにメジャーとなったHip Hopでしたがアンダーグラウンドな音で攻め続けた男達のナイス・コンセプトでした。一言でいえば不気味ながらクールな音ってことで、ウータン・クラン・ファンも必携の高品質アルバム。そもそもウータンはラウド/RCAと契約して一世を風靡する名作を発表しますが、素晴らしかったのは頭脳RZAが交わした契約方法。P-Funkばりにメンバー各々が別のレコード会社と契約してもOKというサインを交わしていたので、メソッドマンにレイクォンとウータン・スピン・オフ企画みたいなソロ作が次々出て、ファン大喜びでした。そこでウータン総帥といえるRZAは一見このワケのわからんユニット「グレイヴディガーズ(墓掘り人)」で登場しクレイジーなラップを披露。他メンバーも豪華でステッツァソニックのプリンス・ポールにフルクワン、残念ながら故人となったポエティックとTommy Boyから契約解除された男達が、当てつけのようにグレイトな音を掲示してくれてます。このグループの時はそれぞれ変名で「RZARECTOR死体発掘人」、「Undertaker葬儀屋」、「Grym Reaper死神」、「Gatekeeper門番」と名乗る、笑っちゃう程の徹底ぶりなエンターテインメントです。
 なんといっても聴きどころは薄気味悪くもクールなサウンドに全員のブチ切れたラッピンで、ほんと異様とも言えるテンションの高さ。デ・ラ・ソウルも手掛けたプリンス・ポールがメインで音作りを担当したようで、そこへRZAの狂気的テイストも加わって90年代屈指のオールド・スクールHip Hop作品に仕上がってます。「Constant Elevation」から気合入りまくり、ツバ飛びまくりのマイク・リレーがピアノ・ループに乗っかって登場。コレはたまりません。「Nowhere To Run, Nowhere To Hide」がさらに上を行く不気味さ&クールさでRZAのブチ切れたラッピンが最高です。サード・ベースのMC SearchBiz Markieも登場する「Defective Trip」に、疾走感もたまらん「Blood Brothers」、KRS-1の声も使ったホラー感バッチリの「1-800 Suicide」あたりの怪しい感じも激クール。また最高すぎるのがシングル・カットの「Diary Of A Mad Man」。薄気味悪いサンプリングにKillah Priestも参加した激ヤバのマイク・リレーで個人的1等賞!他もノイジーなサウンドにODBばりに狂気のラップをブチかます「Bang Your Head」、タイトルからしてRZA色がモロに出たウータン・チックな「Graveyard Chamber」、ファンキーなトラックで迫る「Deathtrap」、RZA特製のロウなビートが光るタイトル・トラック「6 Feet Deep」とHip Hopの美味しいトコがみっちり詰まってます。この後はプリンス・ポールが抜け、独特のサウンドが後退し尻すぼみ。やはりコノ1stが最高です。
「さすが6フィートの底から這い上がってきた男達。メロウな音とは対極にあるハードコアさが忘れられん快作」
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2010.08
27
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
first lov



 活動休止宣言が話題の歌姫ヒッキー。近年はスターゲイトとかと組んだビルボード・ランクインの米2nd「This Is The One」が劇的に素晴らしかっただけに少々残念。そりゃ10年以上のベテランとはいえ、デビューが早かったのでまだ20代半ば。人生におけるクリームな時期ですから、他にも色々しょーもない事も含めやっとかなあかんと悟ったんでしょう。ともあれ登場時の衝撃はいまだに忘れられんセンセーショナルなものでした。当時、自分も80%は海外のR&BやHip Hopを聴いていた時期に日本人でホンマモンの登場でした。奇しくも同時期に出たMISHAとこの子だけは別格やとアホな私もすぐに気づきました。彼女自身が強い影響を受けたというグルーヴ・セオリーのアメールや全盛時のマライアの影をチラつかせながら、日本語での本格派R&Bの登場にはマジで興奮したもんです。しかもまだ15歳だった当時。とんでもない逸材やと日本国民が驚嘆しバカ売れしたのも記憶に新しいところです。
 さてこの1st。デビュー曲にしてハート鷲づかみとなったグレイト・ミディアム「Automatic」でいきなりブッ飛びます。いまだにコレが一番やないかと思うくらいメロ・歌唱・トラック共に完璧の逸品。我々日本人の琴線にもビシビシとヒットする巧みなマイナーコード使用に、メリハリのついたBメロ&サビと非の打ちどころがない超名曲です。メディアへの本人露出も極端に少ない中、PVだけが何回もオンエアされ、たまに出るTVでは全国民注目となり凄い高視聴率を弾き出すほど社会現象化してました。そしてもうひとつのハイライトは何といっても「First Love」。マライア的なファルセット使いも素晴らしい名バラードで、15歳の子が作ったとは思えない泣ける歌詞も秀逸。松嶋菜々子の女教師・生徒が禁断の愛に陥るドラマの主題歌ともなりコチラも大ヒットでした。これらがモンスター級で霞みがちですが2ndシングル「Movin' on without you」や「Time Will Tell」もJ-Pop的佳作。でも洋楽ファンをも虜にしたのは、極めて米R&B的な「In My Room」に「B&C」、ミネアポリス・ファンクも感じる「甘いワナ」あたり。またMonicaにNasと他にもサンプリングされまくりのスティング“Shape Of My Heart”ネタのヒッキー版「Never Let Go」も注目。こちらもドラマでよく印象的に挿入されてました。倍音を含んだ独特の声質も相当魅力的ですが、漫才師以外でキミって二人称を普及させた功績も大です。
「すっかり藤圭子にも似てきたヒッキー。脱皮後、大人の女の歌も楽しみです!」
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2010.08
25
Category : 90's Female R&B
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 ミーナも復活し、色気満々の体制で30路を突き進むMAX。邪道かもしれませんが音楽もイイので掲載です。アムロちゃんと一緒だったスーパー・モンキーズの頃は気にも留めなかったのに、急に気になりだしたのがコノ頃。それまでユーロビート・グループ一辺倒の印象大であったのに突如としてR&B曲を取り入れ出し、グッと魅力倍増でした。元々、ダンス上手~と思って見てましたが楽曲の良さも加わり、皆が急に魅力的に見えてきたもんです。中でもゾフィーと呼ばれてたレイナ嬢(←アムロちゃんとも仲良し)はとりわけ輝いています。冷静に聴いてもコノ頃の楽曲は今迄の活動の中でもイイ曲集中で、決して侮れません。レイナ&ミーナを軸にリナ&ナナも華麗に絡むという構図はたまらんモンがありました。何かしらB級感ただようグループだったのですが、一気に格も上がったと思ったのが97年の本作。メチャメチャ歌が上手いかと言えばソコソコですが、総合力はけっこうなもんです。エンターテインメントとしては充分に素晴らしきユニット。
 何といっても注目は97年の歌謡R&B路線のシングル3部作。 結構テレビに出ててもユーロ・ビートの日本語カヴァーばっかシングル曲でやってたので興味がナカナカ湧かなかった中、突如オリジナル曲で出したシングルが名曲「Give Me A Shake」(←皆、めちゃエエ女になってます)。これで“なぬ?”となった人も多いと思いますが、次に出たこの大傑作「Love Is Dreaming」で、もう皆万歳三唱です。曲自体の出来も最高ですが、たどたどしいRapも効果的に導入され更に魅力倍増。そしてダメ押し「Shinin' On Shinin' Love」でもアン・ヴォーグ彷彿のサウンドでキャッチーな歌が炸裂。この97年はMAXの年と言っていいくらい、このR&Bシングル連発は強烈でした。そんなことでコノ3曲が入った本作は他曲も含め色褪せません。この仕上げとなるアルバムにはシングルで出してもヒットしたであろう同路線のハネ系R&B秀作「Easy Easy」や「Really Love Me」まで入ってって必聴です。他にもアップテンポ「Nobody Else」、ファンキーに迫る「Wonderland」あたりはナカナカ。歌は若干、惜しいもののグルーヴィーな「I Will」や、スロウ「I'll be with you」も一聴の価値ありです。このままR&BとかHip Hopの路線で行ってくれと思いましたが、その後は何となく方向も定まらず押しの弱い曲が連なり疎遠に。本場U.S.産で同じ4人組でビヨンセのデスチャとか出てきて見劣りを感じたのかもです。しかし30代になったMAXが違和感なく歌ってくれるのは、やはりこの辺の曲。イイ女になったMAXにはこれからも期待しちゃいます!
「親しみやすさは今も抜群。またバリバリのR&B路線も期待したいトコです!」
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2010.08
22
Category : 00's Female R&B
Theme : J-POP
Genre : 音楽
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 光陰流水。今から10年前のアムロちゃんのアルバムです。ちょうど小室離れを始めつつあった頃で、次作と共にいわばサナギマン(←古い)みたいな時期の作品。小室氏はよく似た曲ばっかとか批判が高まりつつある時期でしたが、結構好きな曲もあったので“真摯な姿勢で仕事を絞ればまだやりよる”と思ってました。白竜や安岡力也とも一緒にやってた男ですから根性もある筈やと。でも、この頃は明らかにしょーもない曲率も高まっていた小室楽曲でしたので、アムロちゃんの緩やかな小室離れは仁義を欠く事もない見事な離脱でした。一方でR&B好きを公言していた中で、新たなタッグを組んだダラス・オースティンが半分をプロデュース。これは興奮でした。何といっても大好きだったTLCの1st大半やキラー曲「Cleep」やら「Silly Ho」を制作した人です。お母さんになったアムロちゃんが更なるパワーアップしていく予兆がヒシヒシ感じられる力作でございました。
 さて中身はご存じの通り、本格的R&Bテイストが導入されJ-Popファンが離れつつも凛として姿勢を貫いた重要作。小室哲哉、最後の大仕事と言っていいシングル曲「RESPECT the POWER OF LOVE」の存在が一際光ります。本作収録はアルバムVersionですが、何といってもオススメは懐かしの扱いにくい8cmシングルVersion。イントロ無しで始まるベースライン・ブリブリテイクで大音量快感間違い無しの極上版です。残念ながらお母さんが巻き込まれた忌まわしい事件の時に発表でしっかりプローモーションさえ出来なかった不運のシングルですが、気丈に復活して歌ってたのが印象的です。そして注目のダラス・オースティン作品。新境地を感じた低音声攻め「LEAVIN' for LAS VEGAS」、シングル曲「SOMETHING 'BOUT THE KISS」、Popさとダラス色が見事融合の「Still In Love」と彼女が表現者としてネクスト・ステージに突入したことが明らかに分かります。ダラスは他にも、上質スロウ「Things I Collected」、本格R&Bをヒシヒシ感じさせる「Next To You」とグッジョブ。さて残りの小室曲。シングル「I Have Never Senn」はグダグダでしたが、「You Are The One」のアムロちゃん with IMAJIN Versionは嬉しい誤算。元々、Globeやら華原朋美(←コノ曲では最高でした)にダウンタウン浜田まで参加したファミリー曲を、ソロ録音で曲の良さを再認識させてくれます。他も腐っても小室って感じの好曲点在で、バッハ引用の「Love 2000」、シンプル・スロウ「Kiss And Ride」は今迄のファンにも確実にアピール。そして「Asking Why」は小室氏本来のメロディ・センスを感じる隠れた名曲です。
「J-Popファンから、R&Bファンまで支持層を確実に増やした過渡期の好盤。今も光ってます!」
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2010.08
19
Category : J's Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 なんやかんやと気になる存在の斉藤和義。この前は笑っちゃうほどディテールにこだわったビートルズ最後の“ルーフトップライブ”をパロった「ずっと好きだった」のPVで度肝を抜いてくれました。二丁拳銃をジョージ・ハリスンに抜擢したセンスから抜群で、また好感度アップです。そんな斉藤和義を一発で気に入ってしまったのが、多くの人がそうであるように紅白大トリ級の97年名曲「歌うたいのバラッド」。アルバム「Because」に収録された傑作で一般的に彼の名を知らしめた出世作ですが、当時に仲間とカラオケいっても競って取り合ってたほど皆が惚れこんだ曲でした。あんまり好きで自分も“歌わしてくれっ”とお願いして企画バンド・ライヴでも演っちゃいました。そんな斉藤氏。優しいアコースティックな面と、ハードでR&Rな面をバランス良く音楽性にブレンドして今も幅広い支持を得てますが、シングル・オンリー曲や優しい楽曲に照準を絞ってコンパイルされた好企画盤がこれ。プチエロなセンスのジャケも併せてナイスな1枚です。
 中身はビートルズ・ライクな佳作「Baby, I LOVE YOU」でスタート。ほんのりした恋愛感情をサラリと歌わしたら天下一品です。「空に星が綺麗」も“ヘルプ!”以降のビートルズを感じさせてニヤリとさせてくれます。始まってすぐノスタルジックな気分になるアコギ1本での「古い話」、初期の名曲「好きな人の手」、淡々と進行するもやたら頭にこびりつく「Rain」と独特の世界を優しく歌い上げます。中盤は切ない思いが伝わる「古いラジカセ」、恋人との生活がとてもリアルに浮かび上がる「やわらかな日」とピュアな斉藤氏の人柄が曲に表れてます。そして終盤登場の「歌うたいのバラッド」はやっぱり絶品。飛び抜けてます。ミスチル桜井氏もバンクバンドでイイ感じで歌ってますが、オリジナルには敵いません。歌詞、コード進行から感動を誘うストリングス・アレンジまで完璧で、ドラマティックな後半部分は何度聴いても震えます。続いての「楽園」もなかなかの感動的な逸品でこちらもイイ曲です。最後はハーモニカ&アコギで力強く仕上げたシングル曲「アゲハ」で締め。ボブ・ディランをも彷彿させるカッコよさです。全編、通して感じるのは素直なビートルズを始めとした古き良きロックへの愛情。アレンジひとつ取っても研究してるなぁと感じさせてくれます。
「今なお、ブレずに黙々とマイペースで活動。また心に染みる歌、頼んます~」
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2010.08
16
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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本屋で涼んでいるとレコード・コレクターズ誌の日本の80年代ロックアルバム・ベスト100なる面白そうな企画が目に飛び込んできました。「まさに自分の思春期の時代。あの時のアルバムは何位なんや?」と結構ワクワクもんで購入です。が、パラパラ見てみると「こんなの当時、廻りの友達誰も聴いてなかったぞっ!」という、はっぴいえんどやシュガーベイヴ系の人等ばっか。RCやサザンはさすがに数枚あって、ルースターズとショーケンも辛うじてあったのが救い。それもそのはず、自分より年上のジジイばっかが選者だったので“その時、大人だった人が選ぶベスト100”やったのです。やはりビートを効かしたバンドは大人の耳には届かなかったのか、全然クールじゃないランキングに失望。The Modsやバービー・ボーイズ、スライダーズにアナーキー、ARBなどアレだけ猛威をふるって“確実に誰かが持ってったアルバム”は完全無視でした。粋だったロンリー・ハートのクリエーションにJohnny,Louis & Charや永ちゃんのLA録音なども違うのか?と。そして最大の違和感は、今も凄まじい影響力のBOOWYの不選出。売れたモノとエエモノは違うのも分かりますが、チャート上には普遍的に良いモノも多数存在してました。結構、過去のイイものを紹介する好感度の高い雑誌だけに残念。ただ、今20代未満の若きMusic Loverがこのベスト100を鵜呑みにして“これが当時、時代を席巻してたのか”と思われると恐ろしいです。オッサン代表として“ちょっと違うぞっ”と言っておきます。ここはアンチテーゼでBOOWY の名作です。
 尖がった音ながら、もがいていたBOOWYが会社移籍でPopな要素も取り入れ開花したのがベルリン録音のこの3rd。四人囃子の佐久間正英がプロデュースしたせいか、高橋&松井のリズム隊も劇的にぶっとくなって気持ち良さ満開。ヒデキ直系のヒムロックのVoも冴えてますが、布袋寅泰が奏でるジャズ・コーラス駆使の艶やかロッキン・ギター・サウンドもココで確立です。曲の方も、解散時まで演奏されたBOOWYクラシックが多数収録で、布袋氏のメロディセンスが炸裂した冒頭の傑作「Dreamin'」から最高です。スカのリズムを取り入れた「Baby Action」、多くの若者がコレでファンクに興味を持った「Bad Feeling」と外そうにも外せない名曲連打です。メロディアス・パンク的な作風がカッコいい氷室作品も、ダンサブルなリズムが心地良い「Chu-Ru-Lu」や「ハイウェイに乗る前に」の他、最高傑作に推す人も多い「Cloudy Heart」と大充実です。しかしながら最大のハイライトは不朽の名曲「ホンキー・トンキー・クレイジー」。ハネたビート、メロディ、アレンジ、展開からグレイトすぎる金字塔的作品で、今聴いてもシビれちゃいます。以降の作品も誰もが真似したくなる(すなわちカッコいい)サウンド連発で、流石にベタすぎてライヴではやりませんでしたが、スタジオではなんやかんやと皆BOOWY曲をジャムってました。解散後、亜流がアホほど登場しましたが、本家を超えるモノはいまだ出ず。
「サウンドはもちろん、見た目もカッコええのがロック。皆が憧れた80年代の英雄は彼等です!」
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2010.08
15
Category : 00's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 ディズニーランドにて超久々にキャプテンeoを見て感動!! ここはマイケルです。思えばロクな事がなかった晩年のマイケル。例の金目当てのしょーもない訴訟とかに巻き込まれ創作活動が途絶えなければ、さらに凄いモノを世に送り出してた可能性もあったのに。正直、色んな情報に流されて偏見もあったこの頃のマイケルですが、この最終作は結構な充実作。病気もあってか肌の色は白くなる一方でしたが、音の方は現行R&Bにシンクロさせてきた黒音作であったとシミジミ思います。皮肉にも亡くなってからマイケルを聴く機会が一段と増えましたが、2000年代唯一の本作はある意味、タイトル通り“無敵”やったです。というのも独自路線で無カテゴリー感もあったマイケルですが、真剣にR&Bフィールドど真ん中で勝負したら他の誰も勝てんぞってことを垣間見せました。とにかくロドニー・ジャーキンスという旬のクリエイターを上手く起用した本作。この秋、発売予定の未発表新作をまとめてるのもロドニーで最後のパートナーといえる人。大傑作とはいいませんが、今後もっと評価が上がりそうな気がします。
 中身ですが従来の普遍的なポップ感はやや後退し、黒っぽさは復活。ロドニーはいい仕事しました。異様にリズムがカッコいい「Unbreakable」から、ガキは聴かんでもエエわいっと居直った(←そんなワケないですが)ような尖がった「Heartbreaker」、これまた最高のビートを見せつけたロドニー仕事が光るタイトル曲「Invincible」の冒頭からの3曲は現在のシーンでもビカビカに輝く充実トラック。やや線の細いマイケルの大人声は大好物でもなかったのですが、ここでのストロング・スタイルのヴォーカルは好感で、本作最大の聴かせどころ。チル・アウト系も充実で「Break Of Dawn」に「Heaven Can Wait」はブラック・マナーの中での充実作。ほんま前半の充実は特筆モンです。PVでマイケルの顔があまり見えず「顔を隠さなくてはならない事情でもあるのか?」と穿った見方もしてしまったシングルカット「You Rock My World」は、あんまり好きな曲でもないですが音はクール。それより次の「Butterflies」は生音多用のソウル感満載でナカナカ。アリシア・キーズやジル・スコットともイイ仕事をしたアンドレ・ハリスとの音も素晴らしく、ジャクソンズ時代にギャンブル&ハフと組んでたフィリー・ソウルの香りも彷彿させます。従来のマイケルらしい普遍的美メロの「Speechless」の後は、驚愕作「2000 Watts」の登場。当時、コレがマイケルの声?と疑った今様の男汁したたる低音ディープ・ヴォイスを披露。テディ・ライリーの尖ったビートも最高でした。後は、一聴で童顔印と分かるBabyfaceとの再タッグとなるソレなりの作品「You Are My Life」、目玉でもあったR.ケリーとのタッグ「Cry」なんかは期待大すぎてやや不発でした。なぜかサンタナのオッサンまで登場のラテンタッチ曲「Whatever Happens」とかもあって後半グダグダ感が無きにしも非ずですが、最後はロドニーが硬質ファンク「Threatened」でビシッと締めてます。
「ややマーケットを絞った感もあった本作。マイケルにしては売れなかったけど、今、最も聴きかえしたい音がココに!」
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2010.08
12
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 フェルプス・キャットフィッシュ・コリンズ氏が逝去。言わずと知れたベーシストで炎のファンカー、ブーツィ・コリンズの兄貴で、言わば千原兄弟で言うと“せいじ”のように重要な存在。ファンクの歴史上、数々の名プレイを残してくれた名ギタリストでした。ファンク・ギターの元祖っていえば、アイク・ターナーとかジミヘンとか、“パパのニューバッグ”でギターを弾いてたジミー・ノーランだとか言われますが、完成期においてのコノ人はやっぱ外せません。個人的にはレオ・ノッセンテリ(ミーターズ)と共に影響力大でよくコピーした人。J.B's時代の「Super Bad」や「Give It Up Or Turnit A Loose」再演版に「Sex Machine」、パーラメントでの「Flash Light」、そしてブーツィとのラバー・バンドでのリズム・プレイと手本となるプレイを連発。Ain't It Funky Nowなど気持ち良すぎてアホほどリピートさせてもらいました。何せ、単音とコードカッティングの組み合わせが絶妙で、まぁとにかくアーシーでカッコいいファンク・ギターを弾きます。音楽も機械化が進みコレはコレでええとこもあるのですが、名グルーヴを生み出したアナログ時代の職人が次々とこの世を後にし、こういったグルーヴの名手が高齢化で絶滅危惧種となっている現代にヤバさを覚えます。とにかく、J.B'sコリンズ兄弟在籍時にスポットを当てたファンク抽出盤「Funk Power」や、パリでの爆裂ライヴを収めた「Love Power Peace」はマストですが、ココは同じく重要作でP-Funk時代ラバーバンドでの1stで追悼です。
 さてこのブーツィの名を冠にした初アルバム。スペーシーなベースを中心に見事なグルーヴが形成されてます。冒頭の名刺代わりともいえる激変態ファンク「Stretchin' Out」から凄まじきグルーヴが爆裂。リード・ギターならぬリード・ベースでグイグイとブーツィが歌も含め熱く迫ります。兄貴キャットフィッシュの献身的なリズム・ギターも実にクール。P-Funk臭プンプンの中、バンドを乗せる「Psychoticbumpschool」に続く「Another Point of View」も超強力。学生時代に野蛮なファンク人ベーシストとよくコノ曲をジャムってましたが、最高の気持ち良さでした。また、こんなの初めて~と最初に感じたファンク・スロウにしてクラシック「I'd Rather Be With You」も本作に収録。後半「Love Vibes」や「Physical Love」は女性ヴォーカルもフィーチャーし、ややオーソドックスなスタイルですがP-Funk印のフリカケはしっかりかかってるのがたまりません。最後はG-Funkにも受け継がれた「Vanish In Our Sleep」でメロウに締め。本作は全て兄キャットフィッシュのプレイではないですが、阿吽の呼吸でしっかり変態な天才ブラザーを支えています。
「やはり人力グルーヴでこそのファンク。あの世でも天空ファンカーとしてナイスなギター奏でて下さいっ」
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2010.08
09
Category : 60's Soul
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 ちょっと、ソウル系でもクソ熱いのを一発。ファンクの古典「Express Yourself」でお馴染みのチャールズ・ライト&ザ・ワッツ103rdストリート・リズム・バンドのお蔵出しライヴです。ココでも最高のプレイをするジェイムス・ギャドソンやアル・マッケイを輩出した名門西海岸バンドではありますが、近年に発掘されたコノ熱きライヴはちょっと無視できません。ブレイク前で大歓声もない小さな小屋で録られたながらライブながら、演奏はブッといソウル・グルーヴが渦巻いた凄い音源。1968年と40年以上前ながら、クリアな音質で生演奏の醍醐味が味わえる優れモノです。
 中身はまんま未編集って感じの生々しさ抜群の2枚組です。当時、大ヒットも少ない状態だったからか、60年代ソウル・ヒットのカヴァーが大半でエンターテインメント重視のステージ。しかしこのカヴァーが切れ味抜群で、マジかっこええパフォーマンスで埋め尽くされてます。頭で得意のインスト・ファンク「The Joker」をかました後は「Get Ready」、「Come See About Me」とヴォーカル・パートはサックスに置き換えモータウン・ナンバーをグルーヴィーに披露。さしづめジュニア・ウォーカーの西海岸版って感じです。以降はハスキーで熱いヴォーカルも交えJ.B.「Papa's Got A Brand New Bag」、オーティス「I Can't Turn You Loose」、ファンク度が凄いテンプス「Ain't Too Proud To Beg/ I'm Losing You」、ピケットでお馴染み「Mustang Sally」、ニューオリンズっぽくきめる「Something You Got」、スライの当時最新ヒット「Dance To The Music」と節操なしにバンバン他人のヒットで盛り上げます。中でもドラムが凄すぎる激ファンク仕様のThe Mar-Keys「Philly Dog」は必聴。Willie Boboの「Fried Neck Bones」や、がっつりストレートに唄う「The Dock Of The Bay」で緩急つけながら突入するジャッキー・ウィルソン「Higher And Higher」は1枚目のハイライト。彼等自身のシングル「Bottomless」の後はブルース「Stormy Monday」でスロウダウン。
 続きの2枚目も最高で「Respecet/Satisfaction」をオーティス仕様でキメながら「Funky Broadway」、オリジナル「Do Your Thing」と繋げます。後も、よっぽどオーティスが好きなのか「Sweet Lorene」、「I've Been Loving You Too Long」、「Try A Little Tenderness」とジャンジャン登場。テンポアップした「Knock On Wood」のアル・マッケイのシャープなギターも必聴です。他はモータウン中心で「Just A Little Misunderstanding」、「(I'm A) Road Runner」、「Beauty Is Only Skin Deep」と演ってますが、特筆賞賛モンなのは「Since I Lost My Baby」。D.ラフィンに負けない激ソウルな歌にコーラスもキメてくれ最高です。面白いのはスパイダー・ターナー仕様の「Stand By Me」でジャッキー、ビリー・スチュワート、チャック・ジャクソン等をコージー冨田ばりにモノマネしてくれます。オーラスはインプレションズ「We're A Winne」でシャープに締め。
「とにかく随所でJ.ギャドソンのドラムの凄さに圧倒される素晴らしきライヴ。コレは大当たりです!」
::more
2010.08
06
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 いまだに夏になると着たくなるボーリング・シャツとかアロハ。リヴァーブの効いたサウンド、ビール、Jukebox、オープンカーなど50'sテイストの世界観はヤッパたまらん魅力がありますが、“え~っ、ウソやろっ”と思った嬉しい衝撃だったのがジェフ・ベックの本作。普通、ココまで登り詰めたベテランのバカテク・ギタリストが、ティーンに戻ったようなロカビリーをマジに演ったことが痛快でした。それはよくあるロカビリーやR&Rのテイストを現代風に昇華させた類のものではなく当時の音の忠実な再現。しかもメチャメチャ上手い。ロカビリー・スタイルはニュアンスの再現が結構難しいのですが、そこは天才ジェフ・ベック。元々フィンガー・ピッキングの妙手だけあって、凡庸のネオロカ連中を一発で吹き飛ばすグレイトな音をサラリと出してます。本来のトリッキーなプレイを織り交ぜたギター・インストを期待する人には???やったかもしれませんが、個人的には惚れ直し尊敬させてくれました。ちょっとしたライヴのお遊びじゃなく、ヴォーカル入りのバンドと共に真剣にアルバムまで出したってのが憎いトコ。う~ん、カッコええ男です。
 そんな事でこの異色作。50年代から活躍した偉大なるロックン・ローラーGene Vincent & Blue Capsの完全カヴァー・アルバムで、バックを務めてたギタリストCliff Gallupに捧げられてます。バディ・ホリー、エディ・コクランと、50'sR&Rではカッコいいギター・プレイがいっぱいですが、中でもクールでハイセンスなサウンドで影響力大だったのがGeneのバックを務めたCliff Gallup。(オリジナルは最高のプレイ続出で必聴!) 個人的にもエルヴィスのバックを務めたScotty Mooreと共に好きな人です。普通のジェフならバカテク駆使で別モンにしてしまうとこですが、結構忠実にカヴァーしてるのがCliffに対するリスペクトを感じ好感度Upです。細かい詳細を記すのがアホらしいほど、シンプルでツボを押さえた極上ロカビリーの連続で「Race With The Devil」や「Cruisin'」、「Double Talkin' Baby」なんかはストレイ・キャッツ・ファンにも馴染みが深い曲。ほかR&Rファンにはたまらん曲のオンパレード。タイトル曲の「Crazy Legs」はじめ、「Woman Love」、「Lotta Lovin'」、「You Better Believe」、「Say Mama」、「B-I-Bickey-Bi-Bo-Bo-Go」、「Pretty Pretty Baby」と至福のロカビリー・タイムです。中でも「Pink Thunderbird」などはギャロップ奏法も交えたアンサンブルに惚れ惚れします。そしてラストの火花散る「Hold Me, Hug Me, Rock Me」まで、グレッチ・デュオジェット&エコー・サウンドもバッチリです。そして忘れちゃならないのがThe Big Town Playboysの分かってらっしゃるヴォーカリストMike Sanchezの貢献。主役がビッグすぎてあまり語られませんが、ヒーカップ唱法からパワフルなシャウトまでツボを得たパフォーマンスです。こんなの同じような曲ばっかりやという人には、一切聴いて欲しくない隠れた傑作アルバムです。
「ブルースの匂いが薄いクールなジェフのルーツはココにあり。真のロックンローラーですわ!」
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2010.08
03
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 マッチョに変貌しセンスも変わったのか、すっかりワケがわからんようになってきた長渕剛。最近は本人よりコロッケ経由の方が好きだったりして。(←スンマセン) イカつい髪型で教祖的に振る舞うようになってきたのも板についてきましたが、千葉真一率いるJACのビジンダー(←古い)が嫁はんってことで筋肉情報も家庭に満載なんでしょうか。でも逆境をハネ退けるパワーを持った歌には、どこかしら惹かれる部分があります。「ライセンス」から「Jeep」あたりまで結構好きで聴いてましたが、なぜか社会人になって聴く機会は激減。そんな中、新世紀に入って久々にハートに火を点けてくれたのが本作でした。
 その「空」と題されたアルバム。久々にタッグを組んだという瀬尾一三氏のストレートなアプローチも奏功したプロデュース手腕も光ります。ジョン・クーガー・メレンキャンプ・バンドとかブライアン・セッツァーの作品でナイスなビートを刻んだケニー・アロノフが殆どの曲で叩いているのもナイス。で何よりまず、グッと心の奥底に染み入ってきたのがタイトル曲「空/SORA」で、個人的には「とんぼ」以来の名曲やと思ったくらいリピートしました。お馴染の自分をしっかり持てというメッセージを泥臭く伝える歌で、「眠らぬ街、東京の暗い路地裏で~♪」とコンプレックス交りのキーワードが並ぶひねくれた導入部から心の琴線をビンビン刺激してくれます。長渕流哲学を伝える力強いサビがクサくも最高の傑作で、アコースティック・ギターとオルガンが効いたシンプルなアレンジも奏功してます。メッセージを音楽に持たせるのは、ヒップホップの方がリアルやと感じてた時期ですがコレは格別でした。最近の押しつけがましいアプローチを敬遠する人も多いですが、このぐらいが丁度ええ塩梅です。また冒頭を飾る「勇気の花」もなかなかの力作で、吐き捨てるようでいて力強い歌唱にハーモニカもバッチリ。続く「すっからぴんのからっけつ」もタイトルからしてガッツポーズ。清原が惚れるのも分かります。親との死別を見つめた「コオロギの歌」、ストーンズのノット・フェイド・アウェイの如くボ・ディドレー・ビートと長渕ワールド融合の「くしゃみじゃなくてよかったよ」、ジョン・クーガー・メレンキャンプ彷彿の「10年前の帽子」とエエ曲あります。大袈裟感が鼻についた90年代後半の長渕でしたが、一歩手前でとどまり等身大で迫る姿がリアルさ増します。後半は、ちょっと好みやない展開ですが「唄を忘れたカナリア」は長渕節全開の逸品。崖っぷちに立った心境を赤裸々に唄う説得力は流石です。そんなことで、“昭和”あたりのアプローチが好きな人には間違いなく響くナイス・アルバム。今のところ、自分の中では最後の聴くべき作品です。
「大袈裟な宗教ほどウソ臭いのと一緒。やはり等身大の長渕はいつでもウェルカムです!」
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2010.08
01
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 楽しみに約束していた隅田川花火大会も危機管理案件でブッ飛んで対応に追われる始末。“東京イズ・バ~二~ン!”って感じで全てブッ飛ばしたい気分ですわ。遅くに帰って、結局家でビール。ふざけんなっ!(←これ最近、日常で多用) 初期対応が大事なのは百も承知ですが、組織内のメンツをかけたセクショナリズムには辟易です。いらん事で時間を費やすほどストレスが溜まることはないです。そんなことで、突然ですがアナーキーの1stです。ムシャクシャする時には、やはりパンクは最高です。
 ガキの頃、ガンガン聴いてたアルバムで、今も腹立つ時にピッタリの14曲。ヤバい単語連発で曲中にブザーが鳴りまくり歌詞がカキ消される凄い内容でした。「ノット・サティスファイド」でスタートして、大傑作「あぶらむし」の流れがまずグレイト。“六法全書を破いてアンタにあげよう”というフレーズが痛快です。海外曲の暴言日本語カヴァーも、裕也さんも大好き「ジョニー・B・グッド」、サビで皇室批判してブザーなりまくりのThe Clash「東京・イズ・バーニング」、今の気分にピシャリのStiff Little Fingersの「3・3・3」と秀逸。“やりたくない仕事をやって、もうウンザリしちまうぜ!”と歌う仲野茂。アンタ最高です。他も、Eater「缶詰」、オリジナル「シティ・サーファー」と珠玉の傑作がズラリ。なお「シティ・サーファー」のシングル盤はド迫力の別ヴァージョンで本作未収録ですがマストです。B面も「もうアウト」から、ニューミュージック化したロックを批判した「ロックスター」、理解の無い大人を痛烈に描いた「団地のオバサン」と名作の嵐。また凄いのが松山千春をボロカスの「季節の外で」で、“季節の中でフザけんな。ヘドが出るぜ、オェ~”には今もガッツポーズです。後もパンク古典「ホワイト・ライオット」、“人並み目指せばいい事があるさなんて誰に教わってきたんだい、そんな嘘っぱち”とポジティヴな歌詞にグッとくる「教室の中で」、最後もブザー鳴りまくりで終わるコレまたThe Clashのセイフ・ヨーロピアン・ホーム改作「アナーキー」と泣きそうなくらいイイです。今聴くとサウンドは軽く感じるかもしれませんが、全て3分未満で完結する短期決戦ばっかなのも天晴れ。余談ですが逮捕→脱退となったマリの証言をも多く捉えた映画「アナーキー」も上映後、拍手が起こった名ドキュメンタリーで必見です。しかしながら今のCDは13曲の1曲削除のままで、「東京イズバーニング」は依然として発禁状態。コレがないと本作は体をなしません。LP探してでも聴いてください。
「甲本ヒロトから山下達郎まで皆大ファンだった最高のバンド。たまには聴いとかな腑抜けになってまいます!」
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