FC2ブログ
RSS
Admin
Archives

音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

カテゴリ
Funk (88)
Jive (2)
検索フォーム
Profile

ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
月別アーカイブ
11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06 
カレンダー(月別)
06 ≪│2010/07│≫ 08
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
RSSフィード
リンク
最近のコメント
FC2
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2010.07
29
Category : 90's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
jeremy.jpg



 今やすっかりあの人は今?状態のジェレミー・ジョーダン氏。しかし男前でした。見た感じイイ体格したハンサムなアイドル系の人気者で俳優としても活躍でしたが、しっかり記憶に残る音楽活動もやってます。1枚しか残していないアルバムですがクオリティは抜群。ともすれば退屈な方向に走りかけていたブラック・ミュージックを一躍キラキラ輝かせたニュージャック・スイングの嵐が去ったの90年代前半。NJSがブラッシュ・アップされた俄然おもろい音が溢れかえっていた時です。バブルは弾けましたが、黒音バブルが正に始まりつつある時代でございました。そんな中、バリバリの白人ながらナイスなR&Bサウンドに対応した人もチラホラいますが、この人は光ってました。あんまり気持ちエエ音なもんで、車に乗った時などしょっちゅう流してました。
 本作のハイライトは何といってもロビー・ネヴィル氏が関わった気合の入ったR&B曲。冒頭の「My Love Is Good Enough」からクールなアップで最高ですが、極めつけはやっぱコノ曲「The Right Kind Of Love」。強いビートにミディアム・テンポで歌われた歴史的傑作で、キャッチーな歌メロに見事応えたブルーアイドソウル的な熱唱は今聴いても無茶苦茶カッコええです。特に終盤のジェレミー氏のファルセットも効果的に使った絶唱は鳥肌モンです。サウンド・プロダクションも完璧で文句無し。またキース・トーマスが手掛けたもう一つのヒット曲「Wannagirl」もノリノリで最高です。アップテンポに印象的なサビとニュージャック影響下のブリブリサウンドがたまりません。他はしょーもない曲もチラホラですが、カラー・ミー・バッドとかでもエエ仕事してたニック・マンディによるタイトル曲「Try My Love」や、Al B. Sure!制作の「Do It To The Music」あたりのスロウはなかなか迫力ある歌唱で迫ります。JadeやブラクストンズもやってたEmanuel Officer,John Howcottが手掛けた「A Different Man」、「Lovin' On Hold」、「I Wanna Be With You」なんかもありますが、別に、フツー。(←沢尻エリカ様風に) でもビートだけはメチャかっこええです。ポップな「Girl You Got It Goin' On」なんかはマッチしてるので、こんなのが後ちょっと欲しかった感じです。しかしながら最後のニュージャック的アップ「It's Alright (This Love Is For Real)」はグレイトの一語。ビシッと決めてます。
「現在、叩き売りの代表みたいな本作。未聴の方は、缶ジュース買うよりまずコレです!」
::more
2010.07
26
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
AquarianDream.jpg



 うだるような暑さの中、グダグダ度が加速度的に増す毎日。そんな時は少しでも涼しげなグルーヴを持った音がエエ感じです。そこで今回の登板はアクエリアン・ドリーム。ナチュラル・ハイ・シリーズやフリー・ソウルなんかのコンピで知ったグループですが、ちゃんとアルバムで聴きたかった人等。何といってもノーマン・コナーズ印。信頼できます。ジャズ&フュージョン的な感もありますが、音は実に黒っぽくて、洗練された激ウマ・ファンクとして聴けちゃいます。メンバーは8人組のバンド形態で、パトリシア・シャノンと本作新加入のシルヴィア・ストリプリンの2人の女性ヴォーカルがナイスな歌を聴かせます。ノーマン・コナーズ人脈でもあり、サックスのゲイリー・バーツ始め、レイ・パーカーJr、ワー・ワー・ワトソン(g)、ジェイムス・ギャドソン(ds)などメンバー以外にも凄腕ゲストが集結。曲も粒揃いで、なんで今迄ちゃんと出てなかったんや?とマジで思っちゃう傑作アルバム。これはずっと出しておいてもらわないと困ります。
 アルバムの中身は人気曲「You're A Star」でスタート。クールなクリーントーン・カッティング・ギターとうねるドラムス&ベースが心地良さ抜群です。続くはパトリシア嬢がソウルフルに歌う「Friends」、ファンク度が増す「It Ain't Watcha Say」とグルーヴィーな展開。ホーン入りで迫る豪快な演奏は圧巻です。中盤はテンポを落として優雅なアレンジで聴かせてくれる「Yesterday (Was So Nice Today)」はシルヴィア嬢の独擅場。煌びやかなハイトーン・ヴォーカルで聴かせます。中盤以降は再びブッといグルーヴ連発で、GCS彷彿のスラップ・ベースもカッコいい「Play It For Me (One More Time)」、テンポアップしたナイス・ファンクのタイトル曲「Fantasy」と洗練されたバンド・サウンドも絶好調。いやホンマかっこええです。そして個人的ハイライトは終盤の2曲。ハービー・ハンコック曲の「Gentle Thoughts」はマイケルの“Rock With You”に通じるビートに涼感溢れるシルヴィアのヴォーカルが絡む逸品。お洒落なアンサンブルにシビれます。最後を飾るのは何度聴いてもカッコいい「Do You Realize」。綺麗な水中を潜水するような重心の低いグルーヴにソウルフルなパトリシアの歌が絶品すぎます。この終盤2曲のためだけでも本作は“買い”であると言いきっちゃいます。
「ジャズマン達が取り組んだグルーヴ・ファンク。表面はサラっと、中身は濃いっていう乙な音です。」
::more
2010.07
22
425_Alicia_Myers_-_Alicia.jpg

 早く帰りゃイイのに、誘われるままに夜の出動が増え散財の日々。昼間の商談やプレゼンも2件までが限界であとは集中力もたずヘロヘロ。そこへ猛暑に睡眠不足も加わって、さすがにヤバくなってきました。今日は、ちょっと食べモンもアッサリ目に控えて、聴くモンも胃に優しいアリシア嬢。今やアリシアっていえばアリシア・キーズってのが相場ですが、80年代に活躍した歌姫はコチラ。ファンク・バンド“ワン・ウェイ”のシンガーとして活動したのち、ソロ・アーティストとしてもヒットを飛ばしたお姐さんです。エム・トゥーメ関連やノーマン・コナーズ関連も再発が進んで、もう最近では何でも聴けちゃいますがワンウェイ一派ではこの人。デジタル時代突入期の微妙な時期ですが、耳に優しいアナログ・グルーヴ感もしっかり感じ取れ好感触です。この時代のチャカ・カーンやシェリル・リンがイケる人で未聴の方は是非お試しいただきたいアルバム。
 中身のハイライトはやっぱり、長年クラブDJの間でプレイされ続けてるという「I Want To Thank You」。完全、コレ目当てでしたが、都会的で実にええ塩梅。音の方もデジタル化直前って感じの生音系で、耳に優しいヒューマン・グルーヴ。蜜月のワンウェイ一派がしっかり絡んでます。そんなことで、一発目のHip Hopネタにもなったダンスナンバー「Don't Stop What You're Doin'」も同じくらい魅力的かっていうと、正直、今聴くとチープでちょっとキツめ。シンセの音使いが時代を感じさせるもので、コレが生ホーンやったらカッコええのにとか考えてしまいます。イントロから後期P-Funk彷彿の「Spirit Of The Boogie」も毒気がやや少なめで不完全燃焼。ベースのリフとかはカッコええんですが惜しいです。しかしながら「If You Play Your Cards Right」なんかのスロウジャム系はなかなかで、以前にRhinoの激渋コンピ“Smooth Grooves”でもチョイスされていた秀作。後のクワイエット・ストーム原形みたいなクロスオーバーイレヴン系(←古い)でシリーナ・ジョンソンやブラウンストーンもカヴァーしてました。中盤の「We Can't Stay In Bed Forever」や「Reservation For One」も秀逸で、初期アニタ・ベイカーに通じるチルアウトな感触で聴かせてくれます。終盤はたいしたことないアップ「Reggae Funky Dance」でちょっとガックリきますが、お得意のスロウ系「Life, Joy And Happiness」でしっとり締めで一安心。
「夜のしっぽりタイムのBGMに最適なアリシア嬢。ゴスペル系シャウトこそしませんが、上手いです!」
::more
2010.07
18
Category : Man's World
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
51G+03awaEL__SL500_AA300_.jpg



 スカッと晴れあがって暑い日々へ突入。ここは雲ひとつない痛快な空をバックに宮本浩次ががブッ飛ばします。そう、ロックが信じられるモノだと立ち返らせてくれる数少ないバンド、エレファントカシマシです。最近もNTT東日本のCMで劇的に素晴らしい新曲が流れていて、俄然、Newアルバムへの期待も高まっている状態。最近は自然体で一般的にも受け入れられるようになった感もあって、ほぼ独走状態。ロックが本来持ってる本質的なストレートなカッコよさやスリルを体現していて、ウソ臭さが無いのが素晴らしいです。心の裏側まで引っ掻くような名曲がアルバムに必ず入ってるので、いっつも気になるバンドです。
 アルバムはグランジっぽい「Sky Is Blue」でハードに幕開けですが、2曲目にして歴史的傑作「新しい季節へキミと」が早くも登場。日本のロックでまだ興奮できる事を確実に証明する素晴らしき作品で、感動的なサビは何回聴いても震えます。アルバム前半は、ピュアな歌詞にもグッとくるバラード「」、ロマンチックなセンスも冴える「ハナウタ」とゆったりした作風も交え余裕でハイレベルなライン維持。また中盤が何とも言えん絶妙すぎる、昇天間違い無しの流れで最高です。オルガンも効かした70年代風サウンドで迫る「あの風のように」、レッド・ツッペリンみたいな感じで“おかみさん、南向きに布団干す~♪”と貫録たっぷりに歌い上げるのが痛快な「おかみさん」とハードなサウンドで迫力満点。続いても、悶々とした日々を軽快に歌った「It's My Life」、音処理に新しさを感じる「ジョニーの彷徨」とマイペースながら宮本ワールド全開。後半も絶望的な快感さえ味わえる「ネヴァーエンディングストーリー」や、ポジティヴな気分にさせてくれる「to you」としっかり聴かせてくれます。そして最後は、一瞬“ちょっとヒット狙ったのか”と穿った見方もしてしまったシングル曲「桜の花、舞い上がる道を」。しかしながら、そんな思いも宮本浩次の熱い歌唱で全て吹っ飛んでしまいます。とにかくロウでファットなええアルバム。しかしこんなモン(←すんません)がチャート3位まで昇ったと知ってドえらい希望を感じました。
「これだけ説得力、持った歌い手も珍しい昨今。男、宮本浩次の暴走にますます期待しちゃいます!」
::more
2010.07
14
Category : Southern & Deep
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
goldwax2.jpg



 ジェイムス・カー以外、ヒットらしいヒットもなく普通なら歴史からも記憶からも消えていくような活動内容だった60年代の弱小レーベル、ゴールドワックス。しかしながら、このレーベル名に特別な思いを馳せるのが我々日本やイギリスといったソウルファンで、ええ音は見逃しません。いまや活発に再発され重要な音源もされコンプリート・シングルまで出されてます。専用のスタジオを持っていたわけでもないのですが、フェイムやアメリカンスタジオといったサザン・ソウルの歴史的傑作が生み出された名門スタジオで録られつつも独特のレーベル・カラーを醸し出してるのがミソ。第1集に負けず劣らず素晴らしき内容で組まれたレーベル・ダイジェストは超オススメです。必須曲から未発表曲(といってもクオリティ高し)まで上手いコト織り交ぜて聴かすナイス編集です。
 まず登場なのがフェイム・ギャングをバックに録られた69年のアレサ・カヴァーとなるSpencer Wiggins「I Never Loved A Woman」。オリジナルの素晴らしさに引けを取らない絶唱で、デュアン・オールマンのギターもナイスな味付けです。深海魚級のディープ代表格Percy Milemは「Crying Baby Baby Baby」に「I Don't Know What You've Got」、在籍していたPhillip & The Faithfuls Love Me」、 The Lyrics with the Topnotes「The Side Wind」と大充実。また切れのいい歌唱が絶品のTimmy Thomas「It's My Life」もなかなかですが、愛らしい顔に艶っぽい声がたまらんレディ・ソウルBarbara Perryの未発表込みの3曲収録ってのが嬉しいところ。「Welcome Home Baby」はじめ、リズム物「Say You Need It」、スロウ「Merry Go Round Of Love」と素晴らしき歌声が満喫できます。ほんとピュアでイイ声です。聴きモノのスロウ・バラードはJames Carr「Woman Is A Man's Best Friend」The Ovations 「Happiness」と看板シンガーでの絶品チョイス。コーラス・グループThe Vel Tones「Darling」も一切文句無し。一方、リズム・ナンバーでは、ミスター・ディープ・ヴォイスO V Wright with the Keys「There Goes My Used To Be」、ブルージーなキバり具合がたまらんDorothy Williams「Country Style」とこちらもグッド・チョイス。そして、昨年に驚愕の編集盤が話題となったジョージ・ジャクソンのGeorge & Greer「Good Times」Wee Willie Walker「I Ain't Gonna Cheat On You No More」とサム・クック曲も激南部仕様で聴けちゃいます。レンジの狭い録音が逆に演奏の生々しさを増幅させてくれます。最後はJames Carrがコレ以上無いという形で世に送り出した大傑作「A Man Needs A Woman」の作者本人O B McClintonのヴァージョンで憎い締め。
「ディープにもほどがあるっちゅうねんっと嬉しい悲鳴の物語。雨の夜、実に味わい深い24曲。」
::more
2010.07
12
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
isley motown 106980.jpg 200px-The_Isley_Brothers_Soul_on_the_rocks.jpg



 70年代以降を支えたマーヴィン・アイズリーも糖尿病であの世逝きとなっちゃって、もう誰が生きてるのかわからんようになってきましたが、ロナルド様。あんたが生きてたらアイズリー・ブラザーズは不滅です。極論すればアーニーがいようがいまいがです。脱税容疑でくさい飯を3年間食らった後、この度、めでたく出所で即行ライヴ復帰! 頼もしいやないですか。アーニーの爆音ギターに負けないボスキャラで歌い倒した大阪ブルーノートの夜は忘れません。これからもTMレヴォリューションの如く一人だろうが、二人だろうが“The Isley Brothers”の屋号は守り続けて欲しいもんです。(←星になったBorotherのためにも・・) しかし振り返ればどの時代のトレンドにも対応してるのは驚愕です。50年代のゴスペルR&B、60年代のノーザン・スタイル、70年代のファンク&メロウ、80年代ブラコン、90年代からのスロウ・ジャム&アーバンと、どの時代でも名盤が存在。選挙に例えるならどの党に鞍替えしても常に当選し続け“仕事”をしてきた人やという事です。もう渡部恒三並みの当選回数です。あぁ素晴らしい。てな事でモータウン政権与党時代、洗練されたポップソウルで次々に法案を通した時代です。コノ時代の2枚のアルバムにシングル曲+未発表曲を上手にアーカイヴ化した52曲決定版。モータウン・ファンも必携です。
 まず最初のアルバム66年「This Old Heart Of Mine」は何といってもタイトル曲が秀逸。この時代、最大の仕事といえるモータウン・マナーの名曲です。しなやかなシングル・ヒット「I Guess I'll Always Love You」も本作。他はH-D-H印の自社カヴァー中心で「Nowhere To Run」、「Stop! In The Name Of Love」なんかのアイズリー版が聴けますが、マーヴィン・ゲイの「Baby Don't You Do It」はグレイト。熱い演奏に熱い歌、最高です。67年の次作“Soul on the Rocks”ではジャッキー・ウィルソンの「Whispers」が白眉の出来。他では後のオリジナルズより荒っぽい「Why When Love Is Gone」あたりもノリノリで聴かせます。またシングル・オンリー曲で外せんのがKim Westonカヴァー「Take Me In Your Arms」。ドゥービーBrosもロッキンに演ってた名曲ですわ。そして未発表とかにも極上モンが入ってるのがコレを薦める理由で、ヒット曲以上に熱い歌唱が爆裂する「Ain't That Real Satisfaction」、ジミー・ラフィンのヒット原曲「What Becomes Of The Brokenhearted(smile)」、Eddie HollandカヴァーでThe Whoでもお馴染「Leaving Here」、出し惜しみにも程があるやろと言いたいくらい良い出来のマーヴィン・ゲイ「How Sweet It Is」とガッツポーズの連続。他にも、迫力ある歌唱で惹きつけるR&B「You've Got So Much To Shout About」、ヒット性抜群の「My Love Is Your Love」に「A Weakspot In My Heart」、後のJackson 5版も素晴らしい「Born To Love You」、Ivy Joe Hunter曲との相性も見直す「Share A Little Love With Me」、アーリーソウル・バラード調でロナルドが泣きまくる「Greeting」と大満足の未聴曲てんこ盛り。マジでちゃんと出てたらモータウン期がもっと長かったかもしれんと思うクオリティです。
「最多当選回数で君臨し続けるロナルド爺。次、出ても一票いれまっせ~」
::more
2010.07
10
Category : Funk
Theme : DJ/CLUB
Genre : 音楽
51SGSKSBYRL__SL500_AA300_.jpg

 ファンクの沼にどっぷり浸かりたいって方に超オススメのBGP編纂のスーパー・ファンクシリーズ。単なる音楽ファンの人にしたら「そこまでして聴きたいかっ?」っていうくらい掘り進められたレア・グルーヴ以降のファンク音源発掘ですが、このシリーズを聴いたなら「ああっ、もっとちょーだいっ」という思うに違いありません。さてファンクといえども色々、人生いろいろ、男もいろいろってなワケで、本シリーズはさしづめJBの“Cold Sweat”やIsleysの“It's Your Thing”、ミーターズ初期あたりの影響下となる、洗練前ファンクの知られざる45sシングル盤中心に音源がセレクト。シンセ普及前のバンドサウンドで生ホーンにピアノ、オルガン、ギター・カッティング中心のアーシーなグルーヴに加え、60年代後半~70年代前半の独特のレンジの狭い録音も奏功し、この時代にしかなし得ないレア・グルーヴがひしめきあってます。まぁ知らん人等ばっかながらムチャ気持ちエエ音で溢れかえっております。
 中身はこってりファンク大盛り状態ですが、1発目のThe Showmen Inc 「The Tramp」の激ファンクな69年の演奏を聴いただけでガッツポーズ間違い無しです。ブレイクビーツ的なドラムに熱いヴォーカルと完璧なレア・グルーヴ的ファンク。そしてSpringレーベルに秀作をいっぱい残したFatback Band and Jonny Kingの初期録音「Put It In」も鳥肌モンのファンクで、イントロのベースからユニぞるホーン&ギターにグイグイ乗せられます。シル・ジョンソンでお馴染トワイライトからのRenaldo Dominoなる女性シンガーの唯一のシングルという1972年作品「Let Me Come Within」も文句無し。以降、山場は緊張感満載の演奏にナイスな雄叫びも聴けるタイトルからしてイカすのCamille Bob「Brother Brown」、JB'sを田舎臭くしたようなアーシーグルーヴ炸裂のLi'l Buck「Cat Scream」、ワンコード展開+ブリッジで熱く迫るChet Ivey「Get Down With The Geater」の3連発で、押しの一手が美しいJB直系ファンクが最高です。またカウント・ベイシーからモータウンまで幅広く活躍したアルト・サックス奏者Preston Loveの猥雑なファンク・インストも絶品で「Cissy Popcorn」、「Funky Chicken」とカッコよくきめてます。中盤はインストなどゆったり聴く流し系が続きますが、どれも泥臭い音で好感。そんな中でハイライトは“Tramp”のLowell Fulsonの「Funky Broadway」カヴァー。豪快な歌と共にがっつりファンクしてます。ラストに収められた発掘曲Soul Sender's 「Soul Brother's Testify」まで録音状態の良し悪しはあれども、熱い演奏でビッシリ。
「時折、カスもつかまされる無名ファンク。BGPやJazzmanといったブランド買いでキマリです!」
::more
2010.07
07
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
earth that

 自分は80's世代なので、アースっていえばまず“Let's Groove”。それはファンクにのめり込んでライヴ盤と本作「暗黒への挑戦」を聴くまでは。実はそれまで、壮大すぎるコンセプトで大袈裟な日本題がいっつもLPについてたのと、ちょっと宗教的な臭いもイヤやなぁと感じてましたが、ハイパーファンク・バンドって認識にガラッと変わっちゃうほどココらの全盛期のアルバムは秀逸でした。メジャーすぎて、ついライヴでの木下大サーカスみたいなイメージや、ベタなディスコ・クラシックみたいなイメージが一般的には先行しちゃいますが、ミュージシャン・シップに溢れた激ウマの演奏を土台にファンクにジャズ、ラテンの要素も取り込んだ超ハイレベルなファンク&バラードを70年代に多数量産。実は本作、不発映画のサントラながらファンク良し、バラード良しの数多あるアース作品でもトップレベルの1枚。
 このアルバムが好きっていう人で大きいのは間違いなくコノ曲「Shining Star」の存在。イントロの単音ギターリフからベースが追随し、ホーン炸裂!強烈グルーヴながらサビはJazzyに決めるってのが憎いところです。最強ファンクであることは間違いなしで勿論チャートでも1位獲得。アル・マッケイのカッティングギターもビシビシ決まります!この曲の最後オクターヴ・ユニゾン・アカペラから間髪入れずタイトル曲「That's The Way Of The World」のエレピが入ってくるのがまたメチャかっこエエ構成。ゆったりメロウ・グルーヴが冴えまくりのコチラもフィリップ・ベイリー&モーリス・ホワイトのファルセット爆裂の超重要曲。続くパーカッシヴなビートにカリンバが絡む「Happy Feelin'」もノリノリですが、明らかに凡庸のファンク・バンドとは一線を画した独特のブラジリアン・グルーヴが心地よさ抜群です。ファンキーなピアノにタイトなビートがこれまた最高の「Yearnin' Learnin'」に続いては、アースのスロウでも抜群の人気曲「Reasons」が登場。スペース・シャトルに乗ってでも聴きたい優雅なスロウ・グルーヴにフィリップ・ベイリーの超絶ファルセットが響き渡る名演でココらあたりは2番目のハイライト。うねりまくるドス黒いグルーヴがたまらんインスト・ファンク「Africano」もパーカッシヴなアレンジで恍惚の世界へ誘います。ヴァーダイン・ホワイトのグイグイくるベース・プレイも聴きモノ。演奏レベルが異様に高く簡単にコピーできるバンドやないですが、恐ろしく気持ちエエ音で録られた楽曲はハッキリいってコノ時代では最高レベル。
「恐ろしい程の完成度の高いアース出世作。七夕の夜は宇宙的グルーヴで耳釘付けですわ」
::more
2010.07
04
Category : Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
genesiss.jpg



 80年代を象徴する男、フィル・コリンズ。このハゲちゃびんが顔を出すだけでグッとメジャー感が増すって感じで、当時は「世界一忙しい男」とまで言われてました。何せ世紀のイヴェント「ライヴ・エイド」でもロンドン、フィラデルフィアの会場をコンコルドで飛んで両会場に出演してドラム叩いてました。スプリームスの“You Can't Hurry Love”演ったり、EW&Fのフィリップ・ベイリーと“Easy Lover ”出したり、マライアが“Against All Odds”をカヴァーしたりとブラック・フリークにも馴染が深い人で、今年は何とファンク・ブラザーズの面々とモータウン・カヴァー集も発表。一般的にはヴァーカリストとして知られるフィルですが、実はバリバリのプログレ・バンド“ジェネシス”のドラマーが本拠地。奥深いプログレの世界は、あまり知識が無いですが、自分が知った時はPopに変身してたのでとっつきやすかったです。アースの“Let's Groove"が流行ってた頃、同列で聴けたファンキーな81年のヒット曲No Reply At Allが個人的フェイバリットでコレは揺るぎません。この曲、目当てながら「他の曲もエエのん、いっぱいあるんかいな?」と借りてみたベストがコチラです。プログレをベストで聴くというのは邪道な感じもしますが、ポップ・シングル・ヒットも多いので充分に商品価値アリですわ。
 でもサーっと聴いてみたのですが、全然引っかからん・・。ジェネシスはやっぱ体質的に合わんと思っちゃいましたが、絶対無視出来んカッコええ曲も勿論存在。やはりアースのホーン・セクションを導入したファンクなアレンジにキャッチーなメロディ・ラインが燦然と輝く大傑作「No Reply At All」は飛び抜けてますが、その後に出たと記憶する同スタイルの「Paperlate」もホーンが効いた実にカッコええ出来。もはやプログレの匂いは全くしませんが、この辺はフィル・コリンズのソウル趣味がモロに出たナイス・サウンド。長丁場の難解な曲を演るプログレのイメージとは正反対の柔軟なスタイルが好感です。そういえばコノ80年代、Yesも“ロンリー・ハート”とか、エイジアの“ヒート・オブ・ザ・モーメント”とかメチャPopな路線で生き延びてました。しかしその流れで出た大ヒット「Invisible Touch」はちょっと狙いすぎでフィルのソロ曲にしても良かったような大Popワールド。コノ時代はエレピのクールなリフが印象的な「That's All」、ブラコン的に渋い「In Too Deep」なんかイケてます。またスロウでは78年の「Your Own Special Way」はウイングスみたいでエエ感じです。後半に収められた70年代ピーター・ガブリエルのVo時代の曲は結構イギリスっぽい匂いの曲もありです。「The Knife」なんかはポンポンとテンポも変わりプログレ感をしっかり味わえます。
「真のジェネシス・ファンに怒られそうな無理解のレビューでスンバッセン! 結局、ソウルの香りがするジェネシスが好きなだけでした。」
::more
2010.07
01
Category : Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
Queen_Greatest_Hits.png



 熱い戦いが続くW杯も、日本は健闘空しく敗退。ベスト8直前での不運であっただけに、悔やまれます。あの布陣での試合をもう1試合見たかったというのが全国民の贅沢な願いだったわけですが、格上のパラグアイをも零封した選手の結束に誰も怒る人はいません。ここまで頑張ったメンバー、ヘロヘロになって夜中に観戦したサポーター含め皆がチャンピオンだという思いを込め、「We Are The Champions」の気分です。サッカー場でこれからも永遠に歌われ続けるであろうクイーン・クラシックで、本盤に収録のコノ曲や「We Will Rock You」は、これほどスタジアムに映える曲は無いと思っちゃうほどドラマチックに気分を盛り上げてくれます。個人的にはクイーン初体験が“Hot Space”やったので、恥ずかしながら最初はダンサブルなマッチョ・バンドと思ってました。そっちのスタイルも結構好きですが、本来のドラマティックな姿をコンパクトにまとめたのがこのベスト盤。邪道ですが他をあんまり知らんのでお許しを。
 とにかく“凄まじい支持のされかたや”と感じたのがフレディ存命中のライヴ・エイドでのパフォーマンス。ウェンブレースタジアムの全員が大合唱する、あまりの盛り上がりに正直ビックリしました。親しみやすく美しいメロディながら、様々なスタイルで聴かす器用さで幅広く愛されたイギリスの国民的バンドでした。シックの“Good Times”との類似性も指摘された黒いクイーンが楽しめる「Another One Bites The Dust」や、80年代前半のロカビリー・リバイバルに呼応した「Crazy Little Thing Called Love」など色々なスタイルで聴かせてもクイーンらしさみたいなのが一切失われることないのが凄いところ。それはフレディの強烈な個性と、ブライアンのギター、緻密なコーラス・アレンジに拠るところが大きいです。でもやはり強引な寝技で、感動の渦に持っていくのが真骨頂。壮大な組曲にして代名詞といえる「Bohemian Rhapsody」は象徴的作品で皆が知ってる大作。またゴスペルさえ感じる「Somebody To Love」や「Save Me」、「手をとりあって」なども分かっていてもヤラれます。余談ですがフレディ追悼コンサートでジョージ・マイケルが歌った「Somebody To Love」は全世界を震撼させた感動のパフォーマンスで必見。マジで後継者はジョージしかいないとまで皆が思ったほど、奇跡的な素晴らしい演奏が聴けます。あと個人的にずっと好きな曲「You're My Best Friend」は古き良きPopsの香りも素晴らしき逸品。「Good Old-Fashioned Lover Boy」も同じ理由で好きです。またハード・ロックな「Now I'm Here」や「Fat Bottomed Girls」は迫力満点。他も、映画テーマ曲になった緊張感満載の「Flash」や、大袈裟ながらも美しい「Play The Game」など、ベストなので当たり前ですが古典的名曲の雨嵐です。
「一家に一枚のベスト盤といえばコレ。大袈裟ロックを芸術の域に引き上げた見事な作品集!」
::more