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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
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2010.03
29
Category : 10's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 無視するわけにはいかん、オッサンのHip Hop魂をもくすぐるソウル爆裂曲を発表し喜ばせてくれるジャヒーム氏。どれも秀作であったゲットーシリーズでも手腕をふるったケイジーが今回も制作参加してる聞きゃあ、買わんわけにはいきません。テディ・ペンダーグラスなど一時代を築いたレジェンド達がどんどんこの世を去る中、こういった新世代ソウルマンがしっかり新作アルバムをドロップしてくれるってのは嬉しい限り。顧客セグメント的にはミドルエイジへ向けたアップグレード・ソウルって感じですが若年層の耳にも反応するであろう音作りは流石です。ブッといエエ声で“ホンマモンはこれや”としっかりアプローチです。
 やはり目玉である「Ain't Leavin Without You」にまず惹かれます。ホワットノウツの“Helps Is On The Way”を使ったって言うより完全それをサンプリングしたデ・ラ・ソウル“Ring Ring Ring”を元ネタにしたって言ったほうが俄然とおりがいいコノ曲は文句無しのカッコよさ。30~40代のヒップホップをちょっとでもカジった黒音ファンは“ぬぉ~~”と雄叫び間違い無しの調べが心地よくグルーヴでJadakiss入りヴァージョンまで入ってます。フィリーソウルの風を今に受け継ぐアイヴァン&カルヴィンのグッジョブが光る70s風「Finding My Way Back」、重厚コーラスも心地よさ満点の激黒ミディアム「Whoa」と3曲聴いただけで万歳三唱の流れ。さらにエレピをバックに感動的なゴスペルワールドが炸裂する「Till It Happens To You」ときた日には知らんオッサンにハイタッチしてしまいそうです。中盤にはオールドソウルファンも狂喜必至のパーシー・スレッジのあの大ヒットをサンプリングした感涙スロウ「Impossible」が登場。この狂ったようなエコ時代。こんな再利用なら大歓迎です。その後もトランスソウルとでも呼びたい「Another Round」、スムーズ感が最高な「Her」とツボをしっかり突いてくる完璧な攻め。後半戦も抜かりなしで1stからのつきあいのエリック・ハドソンが手堅い仕事を披露するミディアム・バラッド「Closer」、重鎮ジェイムス・ポイザーが鍵盤で絡むスロウ「In My Hands」で楽々及第点クリア。i-tunesや日本盤CDにはやや淡白なボートラ「BMW」も収録です。
「天国からテディも“もう、アンタに任した”といったに違いない力作。もう1,000円払いたいですわ」

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2010.03
27
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
one way wild

 豊かなテナーからファルセットと表現力豊かな歌声で聴かせてくれるアル・ハドソンを中心としたグループ、ワン・ウェイ。P-Funkの流れでヒット曲“キューティ・パイ”なんかで知った人等ですが、発売当時の80年前後はこんな人等の存在ってコレっぽっちも知りませんでした。暇だった学生時代、色んなファンクを聴くうちに辿り着きましたが、結構この人等の色んなレコード叩き売り状態だったもんです。というのも丁度、新世代R&B突入期で80年前後の音楽が異様に古臭く聴こえた時期だったからでしょう。その頃、“Lady”とかを激安で買ったものの、スルーしてたのがこの“Wild Night”あたり。再発天国の今、骨太洗練ファンク&メロウ路線がイージーに聴けちゃうってのは素晴らしきことです。
 さて、このワン・ウェイ。Hip Hop時代になってサンプリング・ネタとしてもよく利用されてますが、80年代サウンドも新鮮に聴こえる今、クールな音であった事がしっかり伝わります。ファンク好きにとって、こらぁたまらんっと血躍り肉騒ぐ逸品がオープニングのタイトル・トラック「Wild Night」で、続くソウルフルなミディアム・ナンバー「Back To Yesterday」までワンランク上に引き上げてくれるほどです。またもや登場のファンク「Make You An Offer」もまだ70年代の香りも漂わせたホーン・セクション・バリバリの重量級でエエ感じです。是非とも、近所から怒鳴られるくらいのヴォリュームで浴びたいところ。中盤は時代に合わせたデジタル・ファンクも登場でシュガー・フリーのサンプリング・ネタにもなった「Don't Fight The Feeling」などは、絶品とは言いませんが淡々とした黒さが満喫できます。一方、リストラ後のキャメオなどが好みならば一発でお気に入りリスト直行のクールさに悶える「Can I」が登場。チープなシンセ音と、ビシバシくる重低音が80sファンク最良の部分を伝えてくれます。個人的にはコレが1等賞と言いたいくらい。そしてまた絶妙なのがメロウ全開バラード。女性Voキャンディ・エドワーズとのデュエットとの「Middle Of Our Lives」、アイズレーズのスロウにも負けない「Toast To The Other Man」とアル・ハドソンの渾身のVoが冴えわたります。普遍的なソウルとしてはアル氏のファルセット爆裂の「Put Your Trust In Me」が終盤鎮座。70sからのソウル・パートナーズ時代からのファンもコレで納得間違い無しです。最後のアップテンポ・ファンク「One Of Us」は安っぽいシンセ音も御愛嬌で、ちっとも響きませんでしたが勢いはあります。
「なんやかんやいって激動の80年代を生き抜いた人等。実にタフやったんすな」

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2010.03
24
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 “This Is It”もDVD発売されバカ売れと存在のデカさが改めてクローズアップされるマイケル・ジャクソン。先ごろ復活の“We Are The World 25 for Haiti”でも生前の歌唱が挿入されたのは嬉しいトコでした。でも2000年以降晩年の表立った活動はゴシップもあったせいか寂しいモノでしたが、2001年にソロ活動30周年として開催されたNYマジソン・スクエア・ガーデンのライヴは輝いてました。おそらく生前最後の客前ライブだったと思うこのライブはデスチャやらアッシャー、ホイットニーにサミュエル・L・ジャクソンなど超豪華なゲストでしたが、見ものだったはジャーメインまで合流したジャクソンズの再結成。コレは何回見てもカッコええパフォーマンスです。そのジャクソンズのセットのオープニングで演奏されてたのが「Can You Feel It」。子供の頃にTVでよく見たSFチックなPVが印象的だった曲で、テディのBlackstreetでのカッコええカヴァーもあったので、今もやたら好きな曲です。そもそも自分がマイケルを知ったときは、この曲であり「This Place Hotel(ハートブレイクホテル)」に、ソロ・シングル「今夜はドント・ストップ」だったので兄弟で演ってるマイケルを見ると何か嬉しくなります。当時、兄貴が買ってきた「ハートブレイクホテル」のシングル盤はファンクも何も知らん頃でしたが、無条件にカッコええと思えるモノでした。そんな事でコノ2曲が入った本作は、マイケルが入った最後のジャクソンズらしさが出た秀作。その後の“スリラー”以降に出た“ヴィクトリー”はソロ寄せ集め的な内容だったので、本作の兄弟一体感は格別です。
 中身は大ヒットしたマイケルのソロ作“オフ・ザ・ウォール”の後ってこともあって、クインシー・ジョーンズからの影響下、CBS移籍後共にしたギャンブル&ハフから学んだものも活かしたジャクソンズ・セルフ・プロデュースの実に洗練された内容。バックにはモータウンでも活躍したセッション・ドラマーのオルリー・ブラウンや腰にくるベースを奏でるネイザン・ワッツなどのタイトな演奏に兄貴のティト・ジャクソンなんかもギターで参加。1曲目の弟ランディ&マイケルの歌声もナイスな「Can You Feel It」から力強いリズム&ヴォーカルでシビれます。時代を切り開く感じ。これと同様、無茶苦茶カッコええのがエルヴィスの同名異曲と重複を避けタイトル変更したハートブレイク・ホテルこと「This Place Hotel」。Bメロからサビの部分など鳥肌モンで実にファンクしてます。ファンク系では“オフ・ザ・ウォール”的な「Lovely One」、スマッシュ・ヒットしたディスコ調「Walk Right Now」、長男ジャッキーが前半を歌う「Wondering Who」なども高品質。マイケルとマーロンがマイクを分け合う「Give It Up」も洗練されたサウンドが心地良く、同時代のルーファス&チャカに負けんカッコよさ。唯一のスロウナンバーは個人的にイマイチですが、他は「Your Ways」、「Everybody」などタイトなダンス・ナンバー目白押しでたまりません。
「新たな幕開けって感じがしたこのアルバム。今もビンビン、感じまっせ~」
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2010.03
19
Category : Motown
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
stevie taking



 最近は新作も寡作気味で創作意欲が湧かんのか、過去が凄すぎて不満足なモンは出せん状態に陥っているのか分かりませんがイベントもんなどでは元気な姿を見せるスティーヴィー。パートタイム・ラヴァーくらいまではバリバリの現役感もあったのに、この状態は少々残念。元々、ホッター・ザン・ジュライあたりがフェイバリットでしたが、やはり70年代のスティーヴィーは突き抜けてます。他のソウルとはかけ離れた孤高のハイエンド・ソウルって言っていいくらい。ベリー・ゴーディJrの管理下の量産型ポップ・ソウルから離れ、自作自演アーティストとして自他共に認識されその地位を確固たるものにしたのが72年の本作。グラミー賞にヒットチャートNo.1と言うこと無しの戦績を収めた代表作のOne of Themです。
 さて中身は69年から入学したボストン大学での編曲法などを学んだ上で、自らのプロデュース権も獲得した中、本人のやりたいようにやって大吉を引き当ててます。まずグラミーも獲った世界的スタンダードともなった「You Are The Sunshine Of My Life」。従来の形式にとらわれず、ボサノヴァの影響も見せるこの曲は、ソウル云々を超越した名曲。若き日のレイ・パーカー・jrも参加したファンクの香りもプンプンの「Maybe Your Baby」はクラヴィネットもええ感じです。壮大なバラード「You And I」はピアノ&ムーグの多重録音で美しい調べ。そして最高すぎる「Tuesday Heartbreak」もセンス抜群の曲運びでデヴィッド・サンボーンにデニス・ウィリアムスも参加。クールなエレピも光る「You've Got It Bad Girl」はニューソウル臭がたまらん出来。ジェフ・ベックに贈った曰くつきの本人版も凄いビッグ・ヒット「Superstition」もまとわりつくようなクラヴィネットが最高です。ちなみにジェフ・ベックはスロウ「Lookin' For Another Pure Love」で粋なギター・プレイを披露。打楽器&ハーモニカのアレンジが良いアクセントになる「Big Brother」も心地良い流れ。そして終盤は「Blame It On The Sun」、「I Believe」と美メロ・バラード大作を配置。ほんまのアーティスト・スティーヴィーを世界中に知らしめた名盤です。
「なんと本作発表時、22歳のスティーヴィー。ようこんなデッカイもん、つくりましたな!」
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2010.03
17
Category : Atlantic, Stax
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 関西におった時みたいに調子のって遅くまで飲んでたら電車がなくなっちゃう日がチラホラ。地下鉄圏内なので、“まぁええやろ”と思ってたらタクシー代、結構とられてショックでした。そんな金欠な私ですので、欲しいモンもそう買ってられません。そんな時、マーケット調査で渋谷におったらウォンツリストに乗っけてるアルバムが大量レンタルできる気合の入ったツタヤ発見。Hip-HopからGoldwaxまでアホほど置いてますねん。“経済発展の為、レコード会社の為、買わんとあかんっ”と思いつつ金無しの私にとって“これはヤバい~♪”と鼻が膨らむ品揃えに勝手にジャンジャンとカートに入れてしまい、その後、記憶なし。“あ~せっかく発売してくれた人、お許しください”と謝りつつ、面倒くさい返却も無料宅配便OKで大満足。その中の1枚がこのスタックスの名盤。これ、ちゃんとアルバムで聴きたかったんですわ~
 さてこのフレデリックさん。ペテン師みたいな風貌ですが実にハートウォーミングなソウルを聴かせてくれます。後にプロデューサーとしても名を馳せますが、デビュー作はこれ。何といっても「I've Been Lonely For So Long」です。アラバマでくすぶってた彼が一旗揚げようとスタックスに送りつけ全国ヒットに結び付けた大ヒットです。ファルセットで優しく歌い上げる超名曲で、90年代にソウル好きのミック・ジャガーもカヴァーしてました。コンガも心地よく鳴るスウィートナンバー「This Is My Song Of Love To You」、地声も素晴らしいサザンソウル・ミディアムの傑作と言いたいSam Deesも作者に名を連ねた「Take Me On Home Witcha」と期待以上の大満足な流れ。続く「Friend」、「I Let My Chance Go By」も心の琴線ジャカジャカ状態で続きます。ファンクっぽい中盤の曲は個人的にはもうひとつでしたが、後半がまた最高です。チープなスロウ・グルーヴがたまらん「Trouble」、ダイアナ期最後のスプリームス・ヒットでジョニー・ブリストル渾身のメロディをディープにカヴァーした「Someday We'll Be Together」と、なかなか器用なフレデリックの高品質トラックが登場。基本を押さえずに反省しきりの良盤でした。
「レコード売ってるの見ては後回しにしてた傑作。遅なってすんませんって気持ちです」
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2010.03
14
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 言わずと知れた70年代ブラック・ムーヴィーのサントラ。90年代以降のサントラ全盛時代と違うのは、一人のアーティストが責任持って全曲プロデュースしてるってトコで、寄せ集め的サンプラー感は無いホンマのサウンド・トラックって趣き。で、この時代のロイ・エアーズやらアイザック・ヘイズなんかがサントラでも有名ですが、カーティス・メイフィールドも溢れる創作意欲の下、サントラ秀作を何作も残してます。やはりカーティスのサントラっていうとSuper Flyが金字塔的傑作ですが、ステイプルズをフィーチャーしてつくった本作も無視できんとこです。正直、カーティスの他人とのコラボ・サントラでは、アレサとの“Sparkle”が断トツに好きですが、突き抜けた名曲のタイトルトラックが入ってる本作も外せません。
 やはり何といってもステイプル・シンガーズのスタックス以降の代表曲ともいえる「Let's Do It Again」は歴史的傑作。カーティスの独特のアレンジと、ステイプルズのゴスペル感が絶妙にブレンドされたこの曲は、90年代にもカーティスも参加したリパーカッションズによるリメイクや、最高としか言いようのないBlackgirlのカヴァーも生みだしました。i-tunesにほりこんだ時は躊躇なく★5つにしてまう名曲です。続いてはカーティス印のワウギター&コンガの効いた「Funky Love」で、おやっさんの声も加わった緊張感で迫ります。メイヴィスの歌唱に聴き惚れる楽園系スロウ「A Whole Lot Of Love」もナカナカで美しいストリングスに、コーラスも冴えてます。そして、なんちゅうことない「New Orleans」の後はホッとする素朴なサウンドで最もスタックス時代に近い感覚で聴ける「I Want To Thank You」。何気にむちゃエエ曲です。後半は再びカーティスの当時の名作“There's No Place~”彷彿のクール・ファンク色濃い「Big Mac」、眠るときに安眠BGMとして流したい「After Sex」、シャフトっぽい「Chase」とインスト3連発でステイプルズは殆ど出番無し。サントラですから、しゃーないですがメイヴィスの声を欲してしまい欲求不満です。
「なんせタイトル曲は不朽の大傑作。メイヴィス・マジックに思わず“惚れてまうやろーっ”ですわ」
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2010.03
11
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 80年代も後半になろうかって時、心を揺さぶり続けた男。ジョン・クーガー・メレンキャンプ。ちょっとワルって感じの匂いもよろしかったですが、その土くさい音楽性と適度なポピュラリティのブレンドは絶品でございました。ロッド・スチュワートはな~んか腑抜けに感じた時期でしたし、ヒューイ・ルイスなんかは妙にオッサン臭かった中、CCRのジョン・フォガティ並みの泥臭さでカッコ良く君臨してたのが何といってもこのアニキです。当時、見たファーム・エイドでの中継での異様なくらいウケまくってた「Pink House」など本国アメリカでの支持の厚さも凄いもんでした。チャート的にも大ヒットであったコノ時期、当時トレンドであったデジタル・サウンドに逆行するようにフィドルにアコーディオン、ドブロなどでアーシーに迫ったこの傑作は数あるジョンのアルバムでも忘れられん一作です。
 中身は何といってもブッチギリ1等賞となる「Paper In Fire」。リムショットにフィドルを絡めたイントロから、スネアが入ってくるスリリングな展開がめっちゃクール。アルバムを象徴する名曲で、最初にシングルカットされヒットしてました。サウスカロライナの小さな黒人街でシューティングされたPVも秀逸です。続いても、従来からの激しくロッキンするスタイルにアコーディオンがアーシーに絡む「Down And Out In Paradise」、カントリー・テイストも押し出したシングル・ヒット「Check It Out」とエエ感じで流れます。ええオッサンとなる年齢にさしかかったジョンが“年齢など関係無しに、どう生きるかが大事だ”と力強く歌う「The Real Life」に、小さな町に生きた自分を振り返る「Cherry Bomb」とSmall Townで何が悪いねんっと開き直ったような田舎臭さが最高です。といった感じで他の曲も粒揃いで、ツアーも共にしたバンドとの一体感あるプロデュースも最高です。シリアスな感じの「We Are The People」に、後半のハイライト的名曲「Hard Times For An Honest Man」、イントロの豪快なアコギ・ストロークから語り調の歌もカッコええ「Hotdogs And Hamburgers」と絶好調で突き進みます。アルバム全体の統一感もバッチリです。
「変にトレンドに迎合せずに男道を貫いたアメリカの象徴的存在。ルーツを大事にするエエ男です」
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2010.03
06
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 先月、引越ししてマジで悔しかったのが大阪・梅田で行われたショーケンのトーク&ライブへの未参加。参加された方のリポートを読むとさらに自分の運命を恨む素晴らしき内容だったようで悔しさ倍増です。そこでは「Ah Ha」や「シャララ」など小編成ながら6曲ほどミニライブもあったようですが、数年前の物議を醸したヘロヘロのライブから復活した力強いショーケン・ヴォイスが復活してたようで嬉しい限り。しかも会場のみで新録の「Angel Or Devil」というCD販売もあったということで、こちらも気になって夜も眠れません。正直、もう絶望的とまで思ってましたがコレは今後に期待です!最近はi-Tunesのみで「時代おくれ」を配信してくれましたが、コチラも復活を感じる10数年ぶりのスタジオ録音で狂喜乱舞でした。でも正直、「なんでコノ曲なん?」と思いもしましたが、聴いて改心。合間に入るぶっ飛びフェイクも黄金期を彷彿させるもので本格活動への期待がさらに高まるものでした。そこで最近、聴き返すのが歌手業休業前のアンドレー・マルロー・バンドとのベスト。リマスターってのもイイですが、収録曲もエエんですわ、これが。
 中身はMoon時代のアルバム2枚から中心の収録で、ホンマはその2枚聴くのが賢明なのですが、コレに手がいくのは当時シングルでしか聴けなかった、星30個くらい付けたいスロウ大傑作「桜子」と「」の収録。出た当時のTV夜ヒットでのパフォーマンスの衝撃は計り知れないもので、マジでVHSテープがヘロヘロわかめ状態になるまで繰り返し見ました。ヘタしたら演歌寸前のコノ曲ですが、見事なショーケンマジックでロック魂注入となってます。井上堯之、速見清司、ミッキー吉野らのツボを押さえまくった演奏も激光りで、これは何回聴いても震えます。他は最近見ても、その影響をモロに感じる近藤真彦と競演となった「愚か者よ」や、ストーンズ的激傑作アップの「Gambler」や「Angel」とまさにカリスマ性を感じる名演の嵐。またバックと息もピッタリの「夜ごと悩ましい夜の海に」、「プレゼント」、「Famous Guy」あたりのスロウも本当に素晴らしいですが、ここらはオリジナルアルバムが聴くのがベターです。
「さあ、いよいよって感じの真の復活。いっぱいおる偽モンもどき野郎をぶっ飛ばしたってください」
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2010.03
03
Category : Man's World
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
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 カラオケで久々に「月のあかり」に「セクシャルバイオレットNo.1」を熱唱。ロックな奴もいたので「レモンティー」やら「Let's Go Garage」からaikoに青江美奈、ヒロミ・ゴー、スマップと無茶苦茶な選曲入り乱れで皆が盛り上がったのが最高でした。まわりはどうあれ、やはり自分で歌うとひたすら気持ちエエのが桑名メロディー。本人しかできない独特の歌い回しは到底再現できませんが、関西人が一度は憧れるカッコええ存在です。そんな桑名のアニキのオールタイム・ベストがコチラ。素晴らしい新曲も2曲収録でレコーディング・アーティストとしても健在ぶり示してくれたナイスな35周年企画盤です。
 まず冒頭に自身の作詞作曲に芳野藤丸がアレンジ担当した2008年新曲「あの日...」が登場。イントロからお得意の“うぅ~~”とアコギにのって桑名フェイクが登場でシビれます。期待どおりの桑名節スロウでひと安心。エエ曲です。以降はオリジナル録音のリマスターで年代順での桑名ヒストリー。デビューとなる'72年ファニーカンパニーでのアーシーな「スウィート・ホーム大阪」は大阪弁ロックの金字塔。ギターで始まるシングルVerで収録です。そして'76年1stソロからはメロウ名作「夜の海」、3rdからのウエスト・コースト調が最高の「On The Highway」、関西人の心の拠り所的大傑作「月のあかり」などは桑名氏の素に近いスタイルで表現した歴史的名演です。盟友下田逸郎の詞もピカイチで、エルトン・ジョン&バニー・トーピンに匹敵する名チーム“下田&桑名”コンビでこれら含め6曲収録。激クリアなオリジナル・テイクも嬉しいトコロ。松本隆&筒美京平コンビでの歌謡ロック路線「哀愁トゥナイト」や「セクシャル・バイオレットNo.1」は桑名正博をスターダムにのし上げた大ヒット。この路線ではスマッシュ・ヒットした「サードレディ」が未収録が残念です。ティアー・ドロップスとの活動を終え、80年代に俳優として活躍してた頃の「Rainな20才にさよならを」はアレンジこそ時代を感じますが良いメロディです。アダルトな香り増すムーン時代の「そこからがパラダイス」、阿久悠の世界を歌った「百万人に一人の女」、「Bye Bye Bay Baby」もなかなかですが、皆が桑名復活!と万歳三唱した'96年“For Angels”からの2曲はやはり力作。それはパワフルな歌唱にファンキーなアレンジも冴える「Onenight Lovers」に、「月のあかり」同様下田逸郎とのコンビで書かれた「天使たちへ」で、特に後者は発売6年前からTV「夢の乱入者」などでも披露してた関西人が心待ちにしてた名曲。最後の05年「Dear My Friend」、新曲となるゴスペルチックな「神の国まで」は最近の社会貢献活動もするアニキの優しい一面が出た優秀スロウです。
「声良し、メロ良し、男気良しと最高の人。学校理事長もやったりで、大忙しですが歌も忘れんとたのんまっせ!」
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