FC2ブログ
RSS
Admin
Archives

音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

カテゴリ
Funk (88)
Jive (2)
検索フォーム
Profile

ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
月別アーカイブ
11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06 
カレンダー(月別)
08 ≪│2009/09│≫ 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -
RSSフィード
リンク
最近のコメント
FC2
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2009.09
30
Category : 90's Male R&B
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
thumbnail.jpg



 最初、名前を聴いた時、顔まで肩があるウルトラマンの変な怪獣かいなっと思ったジャミロクワイ。洒落た白人のハンサム・ボーイやったので、グランジ系の新人?と勝手に想像してましたが、スティーヴィー・ワンダー影響下にあるバリバリのニュー・ソウルな音やったので腰抜かしました。最初の頃、生意気さも手伝って頭の固い評論家連中から結構コキおろされたりしたりもしてましたが、それはジェイ・ケイが黒人ではないからか?とまで思っちゃうくらいでした。それほどまでにクオリティの高いグルーヴィーな音は、結果見事バカ売れして雑音を全てハネ退ける勇ましさ。カッコええ男です。そんなジャミロのシングル集は恐ろしくクオリティの高い楽曲で埋め尽くされてます。
 一応、バンドであるジャミロですがVoでソングライターのジェイ・ケイが唯一のオリジナル・メンバーで、今や彼=バンド名みたいな感じです。92年のインディAcid Jazzレーベルからのデビュー作「When You Gonna Learn」から大注目されたのも納得のクオリティ。70'sソウル~ディスコのカッコええ部分を昇華させスタイリッシュに仕上げた音は流石です。またスティーヴィーやマーヴィンの香り漂う反戦を歌った「Too Young To Die」、官能グルーヴ「Blow Your Mind」、チョッパー・バキバキも嬉しい「Emergency On Planet Earth」とアシッド・ジャズ・ブームと呼応したような楽曲もなかなかです。ややチル・アウトな2ndからの「Space Cowboy」も今聴くと結構エエ感じ。そしてCM曲ともなり大ブレイクとなった「Virtual Insanity」はアレンジ、メロディとも10年以上経った今も色褪せない大傑作。壁が動くPVも強烈でしたが、ジャジーでソウルな音の中で人間の未来を憂う歌詞も強烈で間違いなく最高傑作。当時のフェラーリ・エンブレムを使用したアルバムからはクールなディスコ調「Alright」や「Cosmic Girl」などのダンサブルな名曲も勿論収録。その後のさらにディスコ色が増した「Canned Heat」、クールにファンクする「Little L」なんかもジェイ・ケイお得意の70年代後半のテイストが炸裂した好ナンバー。近作の“ダイナマイト”からも驚くような変化も無いながら安定的ナイス・グルーヴを展開する「Give Hate A Chance」などがチョイス。終盤の新曲2曲では「Runaway」がシックっぽいブリブリベースも心地よい佳作。日本盤ではダニー・ハサウェイも感じさせる2nd収録の「Half The Man」が入っててお得です。
「車で聴いても気持ち良さ満開。ちょっと不満足だった音圧もグッと増した満足の20曲!」
::more
2009.09
27
Category : Jazz Funk
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
51dcKhxLe3L__SS400_.jpg

 理想のオルガンプレイをいっつも聴かせてくれるジェイムス・テイラーが21世紀突入後に発表した入魂の1枚。念のため、言っておくとアメリカのシンガーソングライターとは全くの別人です。80年代からナイスなジャズ・ファンクを量産し続けてきたセンス抜群のU.K.オルガン・プレイヤーで、ロニー・スミスやベイビー・フェイス・ウィレット、ジミー・スミスなどの名プレーヤーの流れを汲んでアシッド・ジャズが流行った時に一気に頭角を現した人。米国のSouliveなんかと同様、クール極まりないジャズ・ファンクを安定供給してくれてましたが、中でもライブ感溢れる録音も素晴らしい本作は最も聴いたグレイトなインスト集。サックスとオルガンを中心に据え、グルーヴしまくるバック・サウンドを従えアホほど気持ちええファンクが大爆発です。
 中身で第一に挙げたいのは、何といってもタイトル・トラックでもある「Message From The Godfather」が鳥肌ビシビシの強烈グルーヴ。その名の通り、ファンク界のゴッド・ファーザーJames Brown大先生が統率した全盛期J.B'sをおおいに意識したサウンドが炸裂で、テーマからアルト・サックス、オルガンのソロへと流れるシビれる展開は耳が釘付けになります。まさにオリジナルJB'sのParisライヴを彷彿させるファンキーさは格別。5分半の曲ですが、ホントに何分でも聴いていたい至福の時間が流れます。またグラント・グリーンばりの渋いギターをフィーチャーした「Who Put A Hole In My Head」や、アリゲーター・ブーガルー調の「Splat」なども腰が勝手に動くこと必至のナイス・グルーヴ。ド頭に収録されたアップテンポで豪快に迫るオルガンプレイとGカッティングの対比もナイスな「Side Stepping」に、地を這うベースリフがグイグイ引っ張る「Chalkpit」と、とにかくゆったり感ではなく緊迫感に満ちたバンド・サウンドはどえらいカッコええ音です。そして中盤から後半も文句無しの展開が続きます。ブロウしまくるサックスも映える「Willma Will」、リズム隊のコンビネーションがとにかく素晴らしいフルートをフィーチャーした「Tough Chicken」、クール極まりない「Isabella Boogaloo」、8分近くJB's直系グルーヴが炸裂する「Ma Che Cosa?」とスタジオ・ジャム感覚の臨場感もたまらん名演がズラリ。ラストもアップテンポの「When In Rome」でテクニカルかつファンキーな指さばきを披露。ほんまにカッコええオルガン・プレイが随所で爆裂した素晴らしきアルバムです。
「中途半端にお洒落なサウンドを追求しなかった潔さが光る傑作。シビれる~」
::more
2009.09
24
Category : Vocal Groups
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
JacksonSisters.jpg



 昔、組んでた女性Voグループのバンドで演ることになって初めて知った、“レア・グルーヴ”の象徴みたいな女性グループ。70年代当時、キッズ・グループの王様は無論ジャクソン5だったと思いますが、言わばその女の子版みたいなグループ。子供声ながらファンキーでダンサブルな音は一発で気に入りましたが、ソウルフルな曲はバンドで演ってもナカナカ心地良いもんでした。当時はバンドで演奏する3曲のみをテープで聴いてましたが、唯一のアルバムにして人気の本作を図書館にて発見。久々にグルーヴィーな子供ソウルを満喫したろって感じでいっときました。
 70年代ソウルの要人、ジョニー・ブリストルが監修した中身はキャッチーな音で構成されていて、なかなか魅力的な世界。その中でもクラブ中心に再評価された名曲とされるのが「Miracles」や「Boy, You're Dynamite」といった必殺バブルガム・グルーヴで真っ先に押さえるべき傑作。カリフォルニア出身らしく明るい彼女達が、キャッチーなコーラスを交えグイグイ魅せてくれます。スロウも「More Than Just Friends」って激名曲が入ってってたまらんです。ベティ・ライトばりのリードの子のハスキーヴォイスが胸の奥まで染み込みます。しかしアルバム全部聴いて感じたのは「全部エエやんけ~」ってこと。Hipな方々からしたら何を今更話ですが、すこぶる良いっ!バンドで演ってたときは、本作も知らずに偉そうな顔してプレイしてましたが、ホンマいいですわ。ガールグループ然とした「Where Your Love Is Gone」、バックのDavid TのGも渋いスロウ「Maybe」、お馴染フランキー・ライモンのキッズ・ソウル・クラシック「Why Do Fools Fall In Love」、ジョニー流70'sグルーヴがたまらん「Day In The Blue」と大人顔負けの良曲揃い。ハニー・コーンが演ってもおかしくないキャッチーなリズムナンバー「Rockin' On My Porch」、コンガ爆裂のファンキーなアレサ・カヴァー「Rock Steady」と元気があって微笑ましい佳曲がバッチリ聴けちゃいます。最後もシャッフル・ビートの中、何ともソウルフルな歌唱にシビれる「Shake Her Loose」と曲・アレンジの良さもあって大満足。
「キッズ・ソウルの良さは嘘くさいところが無いトコ。清い歌声は元気もらえまっせ!」
::more
2009.09
18
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
610M0P31VWL__SS400_.jpg

 涼しくなったり、暑かったりで季節の節目を感じる今日この頃。読書の秋、美食の秋、ファンクの秋とは昔からよく言ったものです。仕事もろくな事がないのでファンクで気晴らしするに限ります。ジャケではオッサンが「朝方は最近ちょっと涼しいでんなぁ」と話しかけるような下町風フォトも最高すぎるファンクの傑作集です。オッサンのあやしげな蝶タイに葉巻といい実にエエ感じです。有名曲、レア曲ごちゃまぜの楽しい編集は1作目同様で、ワーナー系の豊富な音源から選りすぐりのファンクです。悪いワケおまへん。
 さて中身ですが、1発目から腰抜かすこと必至の興奮の一撃。なんとJ.B.の相棒Bobby Byrdの「Try It Again」が登場。嫁はんのヴィッキー・アンダーソンとJ.B.一座を離れた直後に放った73年のシングルで、90年代のアルバムでも再演していた激傑作ファンクです。もうコレだけで合格~って感じです。そしてスライ・カヴァーも2発登場で、The Noble Kightsがサックス・インストで仕上げた「Sing A Simple Song」に、激ファンク仕立てのThe Watts 103rd Street Rhythm Bandの「Everyday People」。後者は殆ど原形無しの強烈ファンク。またファンク創成期の重要曲Trampをごきげんさんなオルガンで仕上げたThe Mohawks 「The Champ」、レア・グルーヴで注目だったThe Beginning Of The End 「Funky Nassau」、みんな大好きタイトゥン・アップでバックを務めたThe T.S.U. Toronadoes 「Getting The Corners」と気の利いた選曲はなかなかです。ウータンのサンプリングで聴いたことある、男気満載のカーティス・メイフィールド作「Hard Times」を披露するBaby Huey & The Baby Sittersも秀逸。ニューオリンズ組は重鎮Allen Toussaint 「Goin' Down」、73年最盛期のDr. John 「Right Place, Wrong Time」、そしてThe Meters 「Chug Chug Chug-A-Lug」とピシャリ押さえてます。強烈なのはベイエリア・チョイスでビル・ウィザーズ作「Kissing My Love」のCold Bloodに、超人技炸裂のシングル曲「Stroke '75」のTower Of Powerとありますが、スライ妹のLittle Sister 「Stanga」は嬉しい収録。兄プロデュースの下、「暴動」のようなクール・ファンクで迫ります。最後が90年代録音のJ.B.のジャズ・ファンク風インスト・カヴァーT.J. Kirk 「Soul Power」でクールな締め。
「アレサや、キング・カーティス、ベティ・ライトなどの基本もバッチリ収録の23曲。ええトコついてます!」
::more
2009.09
14
Category : Motown
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
junior_walker_ollection.jpg



 ベストヒットUSAを毎週かぶりつきで見ていた頃、結構好きなバンドだったフォリナーが放った大ヒット「Urgent」。ルー・グラムのクソ熱い歌唱も冴えわたる大傑作ですが、この曲を印象付けてたのが素晴らしすぎるサックス(←鳥肌モンのソロは必聴!)でした。サックスって楽器がカッコええ~と思った初めての瞬間でしたが、大人になって分かったのがコレを吹いてるのが“Jr.Walker”っていう黒人奏者やということ。バンド・メンバーがモータウン時代の彼の大ファンだったことから実現したそうで、当のジュニア・ウォーカーはフォリナーのフォの字も知らんかったそうですが実に見事な仕事をしています。自分がモータウンやら聴き始めた頃に、このセッションの事を知りジュニア・ウォーカーと「Urgent」が繋がった日には嬉しくなり、さらにファンになりました。そんな彼の最も成功したMotown時代を編纂したのがコチラ。ファンク・ブラザーズなる優秀なハウス・バンドがいたモータウンでは自前バンドの契約は異色ですが、我がのスタイルとモータウン・テイストを上手に分けて演ってます。ライブ・アルバムも必聴ですが、スタジオ録音の名作も避けて通れません。
 まずは65年モータウン1stヒット「Shotgun」で幕開け。オール・スターズの泥臭くファンキーに迫るバッキングに、ウォーカーの独壇場ともいえるでワイルドなサックス&本人のアーシーなヴォーカルが堪能できます。まさに代名詞ともいえるジュニア・ウォーカー・スタイルです。同タイプの「Shake And Fingerpop」、「Shoot Your Shoot」や「Do The Boomerang」なんかもゴキゲンさんです。また鳥肌モンなのは、パーティの雰囲気のS.E.も加えたマーヴィン・ゲイ・ヒット「How Sweet It Is」。これはもう絶品で、メチャクチャかっこええサックス&Voが炸裂。とにかく強弱、唄うようなサックスフレージングと言うこと無しです。H=D=H作品では他にも、「Road Runner」や「Come See About Me」も演ってて何れもアーシーでええ感じ。モータウン入社前の62年ノリノリR&B「Twist Lackawanna」や、ファンキーさがグッと濃くなる68年の「Hip City」や「Home Cookin'」も必聴。切れの良いタンギングでリズムに切り込むスタイルや、ヴォーカリストのシャウトのような絶叫的ハイ・ノートのアプローチは絶品でソウル・サックスかくあるべしのようなプレイの嵐です。70年前後はジョニー・ブリストルと組んだ新たなサウンドが楽しめます。不本意だったのかも知れませんがストリングスを配置した洗練されたサウンドで歌うウォーカーもなかなかで、その路線の69年大ヒット「What Does It Take」は珠玉の名品。「Gotta Hold On To This Feeling」やゲス・フーの「These Eyes」なんかの都会的且つポップな雰囲気もコレはコレでいけてます。
「95年、ガンでこの世を去るまでライブ命やった人。R&Bサックスの理想形ですわ!」
::more
2009.09
10
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
Marvelettes-Forever-The-Compl-473333.jpg 

Marvelettes - Please Mr Postman  1961marvelettes smash hits 62The Marvelettesc614276w1n8.jpglive marvelettes 1963Marvelettes_Greatest_Hits.jpg

 ん~これはたまらんっ。モータウン初期の立役者、マーヴェレッツの集大成。しかも、まだ第1弾。Playboyやヒット曲しか知らんかったので、これは嬉しい!マンモスうれピー!(←KY) とにかく1961年のデビュー時から時系列でアルバム6枚分+その他モロモロをぶち込んだ驚異のモータウン復刻もんです。とにかくモータウン・ファンを自認する人なら必携のCS向上企画で、なかなか聴けなかったアルバムがAll in Oneながら漏れなく聴けます。しかもこんだけ入って3枚組バリュー価格。ほんまエエ企画どす。
 まず聴こえてくるのが記念すべきモータウン初のNo.1Popヒットでビートルズでもお馴染の「Please Mr. Postman」含む61年の1st。スプリームスも売れる前、演ってた「I Want A Guy」やアーシーなバラード「So Long Baby」など初期ミラクルズ同様、まだ50年代香りがプンプンのアーリー・ソウル感がたまりまへん。ガッツ溢れるモノ仕様でのお届です。62年、ヒット曲カヴァー集の2ndでは先のNo.1ヒットの影響下でDee Dee Sharpが放ったヒット「Mashed Potato Time」を更に本家によるカヴァーも。まさにカヴァーの応酬。ここではサム・クックの「Twistin' The Night Away」やクライド・マクファターの「Lover Please」も演っててメチャええ感じ。シングル曲「Twistin' Postman」もココで登場。そして名作3rd「Playboy」は表題曲からグラディス・ホートンのハスキー・ヴォイス炸裂。代表作「Beechwood 4-5789」や、後のマーヴィン・ゲイ版もグレイトな「Forever」もここに収録。「Someday, Someway」などジョン・レノンも好きそうなR&Bうじゃうじゃです。
 2枚目は63年の4thからで、いきなり哀愁傑作「Strange I Know」が登場。まぁシビれます。グラディスと高音ワンダ・ヤングのバランスが絶妙の「Locking Up My Heart」なんかも聴けますが、続いて登場の“On Stage”なるLiveは個人的に最も聴きたかった音源で聴くほうもヒートアップ必至。リーガル・シアターとN.Y.アポロ劇場の熱い記録で必聴です。さらにNot On LP曲もボートラにてThe Darnrlls名義曲や「OnThe Other Side Of Town」や「Because I Love Him」など上質トラックも惜しみなく収録。
 そして3枚目は66年にまとめられた“Greatest Hits”が重複曲も交え丸ごとInですがコチラはStereo Verです。スモーキー作のキャッチーな63年「As Long As I Know He's Mine」や、洗練期に入った65年の大ヒット「Don't Mess With Bill」や「Too Many Fish In The Sea」など重要曲もバッチリ。さらにはモノ仕様のシングル曲やレア曲を16曲大御奉仕で、「Your Cheating Ways」や「Maybe I Dried My Tears」などマジでエエ曲ばんばん登場です。まだ泥臭いR&Bをやってたモータウンがどんどん成長していく様が彼女等の歌声と共に満喫できる名編集です。
「スプリームスの前にマーヴェレッツあり。ガール・グループ・ファン、モータウン・ファン必携ですわ!」
::more
2009.09
08
Category : Southern & Deep
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
lattimorebrownnobody_jpg_200px.jpg



 今年最大の爆弾が投下されました。御存知、サー・ラティモア・ブラウン、まさに世界中が待ちわびたサウンド・ステージ・セヴン時の極上ソウル盤です。もはや20年前に買ったLPを聴き続けるしかないのかと半ばちゃんとしたCDで聴けるのはあきらめてましたが、とうとう出ました。できれば、あの椅子に座ったジャケ(This Is Lattimore's World)での復活をして欲しかったですが、文句は言いません。曲数倍増の21曲入りのリマスターで帰ってきたのですから!ソウルが好きになり、スタックスやらフェイムなんかのサザンソウルを聴いていくと必ずぶち当たるのがサウンド・ステイジ・セヴンの音源。その中でも真打ちと言えるのがコノ人でした。当時の解説にも“圧巻”という言葉で表現されてますが、ソウルがちょっとでも好きな人なら200%涙してしまうのが必殺の大傑作バラード「I Know I'm Gonna Miss You」です。ロスコー・シェルトンとのハモッた歌い出しから、中盤の熱い歌い込み、感動を誘う弦アレンジ、控え目ながら見事なバッキング・ギターと奇跡の3分間が待ち受けます。こんな軽薄なサイトで取り上げて、ちゃんとしたソウル・ファンの人からはお叱りを受けるかもしれないくらいの絶対的な名曲です。この曲は勿論、初めて聴く曲まで入ってるっていうやないですか!これは興奮せずにいられません。
 そんな本作の中身は耳釘付け真剣勝負の60分。冒頭の65年SSS第1弾「I'm Not Through Lovin' You」から、オルガンも泣ける「It's Such A Sad, Sad World」、「It's Gonna Take A Little Time」、オーティス追悼の「Otis Is Gone」などスロウの出来の良さは言葉に言い表せない素晴らしさ。ラティモア氏の感情移入、絶妙の抑揚、バックサウンドからしていちいちシビれます。またカッコええのがリズム・ナンバーの数々。J.B.やピケットに何ら引けをとらないド迫力の「Shake And Vibrate」に、ナッシュビル録音の「Little Bag Of Tricks」、ファンキーに決める「Boo Ga Lou Sue」、堂々たる歌いっぷりが素晴らしすぎる「Don't Trust No One」に「It Hurt Me So Bad」など男気満載で迫ります。J.B.カヴァーでは珍しい「Please, Please, Please」もやってます。バックにフェイム・ギャングがついたレネゲイド移籍の70年代「I Wish I Felt This Way At Home」、「I Will」など4曲も必聴。これらを聴いてしまった日には「この感動を、もう一度」とばかりにアレやコレやとサザンソウルに手を出して散財すること必至です。
「極上の麻薬みたいなラティモアのサザン・ソウル集。チャートとは無縁だった熱き男の歌声がここにあり」
::more
2009.09
05
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
249.jpg

 裕也軍団の参謀、熱き男ジョー山中。毎週必死こいて見ていた火曜9時、松田優作主演の「探偵物語」で俳優として見たのが最初ですが、歌い手としてはレゲエ・シンガーとしてドレッド・ヘアーのジョーが最初です。怪鳥ロプロス並みの強力ハイトーンを駆使した熱い歌声と、見た目の怖さで一発で気になる存在に。James Brownの「It's A Mans Mans Mans World」を教えてくれたのも、他でもないジョーでした。盟友であった松田優作が若くして亡くなった時、年末浅草のステージで内田裕也&His Friendsを従え歌った「人間の証明のテーマ」は今も脳裏に焼きつく感動のパフォーマンスです。フラワー・トラべリン・バンドは正直あまり知らないのでソロ時代の紹介ですが、しっかりアルバムの再発もされてないのでセンスの欠片もないタイトルのベスト盤です。R&B寄りの名作「Love Is An Art」などもありますが、代表曲を集積した廉価なリマスターでなかなかの選曲です。
 中身はシンプルに9曲収録で、セルフ・カヴァーしまくりの名曲群がオリジナル収録ってのがミソです。1発目から泣く子も黙る、史上に残るバラード「人間の証明のテーマ ~Proof Of The Man~」が登場。ピアノのイントロから“Mama, Do You Remember~”って歌われた日には背中からブルブルきます。まさにジョー以外には歌ってほしくない傑作。そしてこれまたファンキーな名曲「To The New World」です。個人的な事ですが、先述の浅草の年越しカウントダウン時に出演者全員でキメてくれたのがコノ曲で、私もステージ後方でシャウトしたのを思い出します。前の方にはたけしさんや力也さん、陣内さん、宇崎さん等もいて、あんまりでしゃばったら殴られるとビビったもんです。そしてキャロル・キングのカヴァー「It's Too Late」もスケールのでっかさを感じる歌唱が最高です。また戦国自衛隊の挿入歌「ララバイ・オブ・ユー」は、“野生の証明”主題歌で町田義人の激名作「戦士の休息」と並ぶ70's角川系の必須作。宇崎竜堂の演歌ロック調も意外と合います。ド迫力のハード・ブルース「Woman-失われた日々の影-」、メチャかっこええレゲエ・ナンバー「Africa」も聴き応え抜群です。さすがウェイラーズと録音までしただけあるジョー、極上の出来です。ただ最後のフラワー・トラヴェリン・バンド「Make Up」はあまり感銘受けず。すいません・・
「危険な香りのするロックンローラーが激減し、草食系で埋め尽くされた日本のロック。ジョーさん、まだまだ暴れとくりゃっしゃ!」
::more
2009.09
02
Category : Man's World
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
rotation.jpg



 今も絶大なる人気で幾度となく放送される松田優作主演の大傑作ドラマ「探偵物語」。キャスティングから粋なストーリー、工藤ちゃんの乗るVespaバイク、BGMまでホントかっこええ楽しめるドラマでした。火曜9時の男気枠は、後の「プロハンター」も含め洒落た良いドラマやってました。こういうなのを見てると「早くオトナになりたい~」(←べム調でお願いします)と思わせてくれたもんです。自分がコレを食い入るように見ていた年齢となったウチのガキどもを見てると、幼稚なTVばっかり見くさって心配になります。またコレくらいの素晴らしいドラマを制作して頂いてガキどもをセンス良く洗脳して欲しいもんです。そんな事で、その「探偵物語」でクール極まりない音楽を担当していたスタジオ・ミュージシャン集団ショーグンです。Voのケーシーが米国出身で英詞中心だったこともあり洋楽並みのカッコよさを感じたグループ。90年代初頭にもんたよしのりと激傑作「On The Border」をつくった、中心メンバーでギターの芳野藤丸のセンスも光る2ndはビリヤード台に腰掛けるナンシー登場のジャケもイカす名作です。
 中身は何といってもドラマのオープニングで使用された「Bad City」、そしてエンディング・テーマの「Lonely Man」です。前者はブルージーなピアノ&ハーモニカから疾走感溢れるタイトなグルーヴに繋がる構成も見事な、ドラマのイメージを決定づける名曲です。後者もタワー・オブ・パワーのようなカッコよすぎるホーン・セクションを大々的にフィーチャーした歴史的作品。リズムの裏を巧みに強調したビートに、ビシバシ決まる鳥肌モンのブリッジ、憎いほどクールな藤丸氏のカッティング、ブ厚いコーラスと非の打ちどころの無い傑作です。職人センスならではの渋いアレンジで、日本からコノ音が出たってのは今も凄いと感じます。圧倒的にコノ2曲が有名ですが、他もクオリティめちゃ高し。都会的な洗練グルーヴで魅了するオープニング・ナンバー「As Easy As You Make It」や、ファンキーなリズムに釘付けになる「Imagination」など単なるシティ・ポップスでは済まされないミュージシャンシップ溢れる渋い演奏が随所で。ビッグバンド風の「The Tourist」なんかも憎いくらいカッコええアクセントとなってアルバムを彩ります。ちょっとフュージョンっぽい面もありますが、芳野藤丸って人のモノ凄いセンスの良さを改めてビシビシ感じます。歌&ギターは勿論ですが、コンポーザーとしても超一流であることがアホほど分かるこのアルバム。誇るべき日本の名品ですわ。
「これはやっぱ毛を焦がすくらいのライターの炎で煙草吸って聴くに限ります!」
::more