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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2009.08
31
Category : Man's World
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
Donjuan



 昨晩の堺正章の「チューボーですよ」に突然登場し、復活の狼煙をあげたショーケン。全国1000万のショーケンファン、一斉にガッツポーズです。今秋公開映画、小栗旬主演の芥川龍之介インスパイア作「TAJOMARU」のプロモーション兼ねてってことみたいでしたが、バンド時代の先輩・後輩って間柄でもあるマチャアキの巧みな話術の導きで、81年日劇での裕也さんとの衝突事件話や、マチャアキとのコントまで披露してくれた至福の30分でしたが、なんと後半では絶望的と思われていた「歌」までも。テンプターズ時代の曲のお遊び感覚でしたが、一部で伝説のショーケン・フェイクも登場!最近は石野卓球のテクノ曲にゲスト参加したくらいで、積極的な歌手活動は無かったので嬉しい誤算です。もうTVでは見れない危険な人やと思ってたので、朝に新聞で気づいてほんまよかった。TV復帰記念ってことでで、歌での完全復活も待たれるショーケンの全盛時ライブです。
 バーボン時代のライブに駄作無しのショーケンですが、コチラは82年のライブ2作目。当時、2枚組だったLPは資金が足りずシングル・カットされた「ラストダンスは私に」を購入し聴き狂ってましたが、ボブ・ディランに影響を受けたようなメロディの崩し方は幼心にホント衝撃的でした。歌詞も「R&Rは大麻みたいに心を酔わせるわ、だけどお願いね~♪」と凄い替え歌。(でもこの2年後、逮捕・・)GS時代など知らない私ですが、こんなカッコイイ唄い方する日本人アーティストは初めてだったので一発虜になったもんです。本編もフラワー・トラべリン・バンドの石間秀樹、篠原信彦に、井上堯之バンドの原田裕臣、田中清司、そして盟友・速水清司といったDonjuan Rock'n Roll Bandがしっかりサポート。渋い演奏とブッ飛んだショーケンのVoのコントラストが絶妙です。オープニングの「テンダー・ナイト」から「ムーン・シャイン」、「大阪で生まれた女」、「泣くだけ泣いたら」などスロウ名曲中心にじっくり聴かせてくれます。ヒット曲「ぐでん ぐでん」やR&R「流れるままに」、「ルーシー」も迫力ですが、圧巻は大野克夫作のラスト「ローリング・オン・ザ・ロード」。内田裕也先生も夜のヒットスタジオで歌った名曲です。曲の最後ではレイ・チャールズ、マディ・ウォーターズ、ボブ・マーレィ、ローリング・ストーンズなどの偉人達の名を連呼し終演です。
「鳩山新政権もバックアップして欲しいカリスマ。神がかり的なライブを、ぜひもう一度!」

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2009.08
29
bed room (1)



 安定感抜群の激ウマシンガー、ピーボ・ブライソン。完璧すぎてスキが無いってとこが憎たらしいくらいです。大ヒットしたディズニー映画アラジンの主題歌をレジーナ・ベルと歌ったりしてましたが、あまりに美しいメロディに、汚れきった私など「コレは俺が聴いてはいけない音」と思い、当時流行ってたパチンコの名機“アレジン”のほうに私は走っていきました。正直、何の変哲もないポピュラー寄りのバラディアーやと思ってましたが、しばらくして取引先の娘からプレゼントされたピーボのCDで印象変わりました。「結構、いけるやん」と。まさに奇跡と思った「Never Saw A Miracle」なんかの名曲を聴いて、「このおっさん、もっと聴こ」と思っちゃいました。80年代のブラコンの代表格みたいな人ですが、結構ソウル寄りの視点で選曲された本編集盤はオススメです。
 まず避けて通れんのが78年の初期自作ヒット「Feel The Fire」。テディ・ペン&ステファニー・ミルズのデュエット・カヴァもグッときましたが、このオリジナルで既に完璧な歌唱を提示。もう1曲入った70年代スロウ「I'm So Into You」も自作で渾身の熱唱が聴ける佳作。そして印籠の登場。CMでも流れ誰もが耳にした「Tonight, I Celebrate My Love」はRobert Flackとのデュオで大ヒットした曲です。まぁくさいけど実にエエ曲です。制作はやはりマイケル・マッサーで、ダイアナ・ロスの一連の作品同様、ようできてます。マイケル・マッサー関連では「If Ever You're In My Arms Again」も収録で、こちらも美メロが光ります。シカゴの鬼才ジョニー・ペイトと組んだ「Let The Feeling Flow」は弦アレンジも渋い逸品。そしてピーボのイメージともいえる“クワイエット・ストーム”の同名アルバムからは5曲も収録。バブリーな香り漂う音で、やや古臭さも否めません。「Catch 22」などはトレンディ・ドラマやカフェバーが似合う佳作。個人的にはしょーもない曲も連なりますが、救われるのはピーボのスムースな歌唱のみ。ただ89年に放った打ち込みアレンジも新鮮なAl Wilsonの激名曲カヴァー「Show & Tell」はピーボのソウル魂炸裂でシビれます。こんなのがあるからたまりまへん。アラジンの布石となったRegina Bellとのデュエット「Without You」や「Come On Over Tonight」はアーバンサウンドを知り尽くした男Michael J. Powellがナイス・プロデュース。90年代ではR&B1位獲得曲「Can You Stop The Rain」も収録。上手い人ながら響かん人やと思ってたら、そうでもなかったです。
「今や五木ひろし並みに君臨するピーボさん。変わった挑戦したらあきまへんで」
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2009.08
26
Category : 00's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
MusicCatalog_B_Babyface20-20Face20220Face_Babyface20-20Face20220Face.jpg



 この人の作ったモンなら間違いないっと盲目的に信じるほど、90年代快進撃だったベイビーフェイスことケネス・エドモンズ。天才的なソングライティング&プロデュース能力は「ヒット請負人」として彼方此方で引っ張りダコでしたが、今も活動は派手ではないですがスモーキー・ロビンソンに代表されるポップ・ソウルの良心を受け継ぐ存在やと信じてます。何せ、その品質の高さゆえ人のプロデュースから自身の作品まで気になってしゃーない存在でした。そんなベイビーフェイスも今年はや50歳。寡作ながら中性的な魅惑のヴォイスを駆使した自身のソロ作も名作多しですが、「どないしたんや??」と思わせたのが01年の本作。王道路線から逸脱した冒険的作品を多く含んだ本作はホント驚きでした。マンネリ打破を意識したのか自ら築き上げたブランド改革を試みる勇気ある姿勢は凄いと思い、最初音の方も新鮮に感じたモンでしたが、やっぱアカンと遠ざかってた本作。でも数曲は腐ってもベイビーフェイス印の好曲収録ですので葬ってはいけません。
 これまでのポップ&メロウ路線が最高すぎただけにまず「え~っ、何で?」と思ったのが、あえて外部プロデューサー・チームのネプチューンズと組んだ「There She Goes」。ストリート感覚溢れるトラックもカッコええのですがベイビーフェイスが演る必要性が全く感じられなかった音だったので、正直「血迷ったか?」と思っちゃいました。Snoop Doggを迎えた「Baby's Mama」もあまりのイメチェンにおろおろです。でも今迄の先入観無しに聴いたらOKやったかもしれんクオリティであることも確か。Backwildとやったファンク感覚溢れる「Lover And Friend」なんかはファルセットもバシッと決まる快作です。でもMike Cityと組んだ「Outside In/Inside Out」なんかはもう全然あきません。朝まで生TVのパネラー入場時彷彿のシンセフレーズからして×です。しかし御安心ください。名作“For The Cool In You”の質感を求めた人がホッとするのが「What If」や「Still In Love With You」、「Wish U Was My Girl」。落ち着いたベイビーフェイス印のスロウ&ミディアムに胸をなでおろします。個人的にはこの3曲だけでコレ買って良かったと思えるほどで、自己完結曲の恐ろしいほどのクオリティの高さは健在です。これらを聴くと、やっぱこの人のテンダーな声には尖がったトラックは似合わないと痛感し、他の冒険曲との違いが浮き彫りに。しかし最近聴いてて感じたのは外部タッグとの収穫もちゃんとあったって事。ネプチューンズとのもう1曲「Stressd Out」は結構グルーヴィーで新機軸を打ち出したクールな逸品。両者のエエとこが上手いこと融合です。またボートラはテンプス・クラシック「Just My Imagination」を女優Gwyneth Paltrowとデュエットで、こちらは従来スタイルでしっかり聴かせます。
「この後、本来の路線に軌道修正したベイビーフェイス。また安定感ある新作、待ってまっせ!」
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2009.08
23
s-juicy orange

 夏も後半戦。しっかり冷房の効いたエエ店で、美味いお酒を片手にゆったりと聴きたいアーバンでブラックなサウンドです。敬遠する向きが多い80年代のブラック・ミュージックでも、美味しいとこだけを選りすぐってくれたナイスなコンピレーションがこのジューシー・シリーズ。かくいう私もオン・タイムでは打ち込みが幅をきかしたブラコン系は最初認めず、「セクシャル・ヒーリング」やプリンスなんかの例外を除いては理解を示さなかったクチですが、バイ・オール・ミーンズやらロジャー、ガイやらのお陰でオールOKになりました。一回、受けつけてしまうと、無視してえらい損したと感じた優れた楽曲群。それらを祇園クラブのフルーツ盛りのように出してくれます。
 頭から、久々の来日も話題な大御所Maze feat. Frankie Beverlyの89年傑作「Silky Soul」。マーヴィン・ゲイの真の継承者として貫録充分のヒューマン・グルーヴが味わえます。続いて、これからも再発が繰り返されるであろうSherrickが放った激名盤から「Lady You Are」、Hip Hop時代にもネタとして脚光を浴びたZappの名スロウ「Computer Love」と反則技に近い誘導で吸引します。コン・ファンク・シャンのMichael Cooperがカヴァーしたキャロル・キングのクラシック「You've Got A Friend」は、感動を期待せんかったらクールでダンサブルな解釈もなかなか。そしてPrince師匠の「If I Was Your Girlfriend」はTLC名カヴァーも生んだクールさがたまらん逸品。コンテンポラリー・ゴスペルの大御所ファミリー・グループThe WinansAnita Bakerを迎えて録った「Ain't No Need To Worry」は安定感抜群のタッグでしっとり聴かせてくれます。中盤では、ビル・ウィザーズをGo Goビートに乗せたジェイ・キング、フォスター&マッケルロイ擁するClub Nouveau 「Lean On Me」や、リユニオン時のThe Time 「Jerk Out」なんかは根底に感じるファンクネスが秀逸。クインシー・ジョーンズ関連も結構入っていて、ドゥービーズ解散後のMichael McDonaldとのデュエットで当時PVも結構流れまくってたJames Ingram 「Ya Mo B There」、そのJ.イングラムがPatti Austinと歌って大ヒットのアダルトな「Baby Come To Me」、Tevin Campbell の子供声にも癒されるQuincy Jones本人名義のソロ作から 「Tomorrow」としっかり要所押さえてます。テディ・ライリー印の音も聴けるシンガーZanの「Want To Be With You」や、低迷期のTower Of Powerヴォーカリストで中性的な声も魅力なMichael Jeffries 「We Loved」も本作で初めて聴きましたがナカナカの出来。そして最後は女性ウケ抜群の大ヒットバラードKaryn White 「Superwoman」で美しく終焉。
「爽やかにサラリ並べたようで80'sブラックの真髄をピシャリ押さえた本作。美味しいでっせ~」
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2009.08
20
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
time elo



 何やかんやと黙ってTV見ててもBGMでしょっちゅう流れるE.L.O。それだけキャッチーで耳触りがいいんっすよね~。ザナドゥからRock'n Roll Is Kingまであたりは大好きで(っていうかそこしか知らん)、ついつい図書館にてボートラも入ったしってことで数十年ぶりに本作をレンタル。ここ数年、R&BとかHip Hopでもオートチューンなる新兵器によるロボット声が大流行だったので、ジェフ・リンのヴォコーダ声も新鮮です。当時はシンセサイザーもYMOのお陰で浸透してきて、何の違和感もなく聴いてましたが、後から色々聴いてみるとこの4~5年前の流行りの音楽と比べるとドえらい違いです。いち早くシンセを導入してヴォコーダーも駆使してたYMOとか、このELO、それにアースなんかのBlack勢は今もクールですが、Mr.ロボットとかはあんまり聴きたいとは思いません。血となり肉となる活用してた人等の音はやっぱ今もカッコええです。
 ところで、王道アメリカン・ポップスの香りもするELO。イギリスのバンドやったんすな。元々7~8人おったバンドですが、弦楽器メンバーをシンセに置き換え4人で臨んだのが本作ってことです。ほんまの黄金期は70年代のオーケストラ・サウンドの時やったということですが、ここでのスリムになってのシンセを活用したブ厚いサウンドも超1級品です。ジェフ・リンの手腕で人間味もバッチリ。時間旅行をテーマにしたコンセプト・アルバムでして、ロイ・オービソンのようなロックン・ローラー声のジェフ・リンが冴えわたってます。なんといっても「Hold On Tight」です。昔は兄貴のレコードも他すっ飛ばしてコレばっか聴いてました。フィル・スペクター流儀のRock'n Rollながら、新しいサウンドも融合させた極上の逸品。そして次にリピート回数が多かったのがオープニングの「Twilight」。これもジェフのPopセンス爆裂の名曲で、分数コードも心地ええ大傑作。また今になって何とエエ曲やと感じたのがスロウ「Rain Is Falling」。さすが“テレフォン・ライン”を作ったメロディ・センス。シビれます。他にも、Be My Babyなドラムも胸キュンな「The Way Life's Meant To Be」、ニューウェーヴな香りもGooな「Here Is The News」など聴きどころ満載。ボートラも、どっしりロックな「The Bouncer」、ポップなセンス光る「Julie Don't Live Here」とアウトテイクとは思えんクオリティです。
「今も輝くスペイシーなスペクター・サウンド。心地よさ満点ですわ」
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2009.08
16
Category : Hard Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
coda.jpg



 エレクトリック・ギターのパイオニア、レス・ポール氏がお亡くなりに。レス・ポールっていえばただのギター開発者じゃなくてメリー・フォードとのコンビでヒット曲も出していたミュージシャンですので、実家には親父所有の古~いアナログ盤があったりもしますが、殆ど聴いたことありません。といったことで、本人の音楽に関しては無知で申し訳ないのですが、私等世代にはやっぱギターモデルとしてのレスポールがあまりに有名です。自分はストラト派でしたが、キッスのエースに、Allmansのディッキー・ベッツ、The Mods の苣木、ARBの斎藤光浩、そして鮎川誠とカッコええRockにレスポールありってイメージです。学生時のMyバンドのギタリストもレスポール愛用者で、常にどや顔で稲妻爆撃サウンドを奏でる最高の男でした。でも雑誌なんかのビジュアルでもっとも印象的だったのは何といってもツェッペリンのジミー・ペイジ。愛器レスポールを腰より低いポジションで構えた上に、学ランの裏地みたいな刺繍バンバンの衣装&顔が見えんくらい多い毛です。インパクト抜群でした。音もカッコよくて、ギターやり始めた頃「胸いっぱいの愛を」とか編集してもらったカセットでよく聴いてましたが、実はこのバンドで一番シビれたのがド迫力のドラム。多分、Hip Hopファンも一発で気に入るであろうファットな音圧のバスドラ&スネアはマジ最高です。リアル・タイムのバンドではなかったのですが、解散時にラジオで流れ結構気に入ったのが本作の曲群。
 てなことで完全に邪道ですが、自分にとってのフェイバリットは「胸いっぱいの愛を」でも「天国への階段」でもなく本作の「Poor Tom」です。ここでのループのように繰り返されるボンゾのド迫力ビート&凄まじき音圧は正にHip Hop。あぁなんと気持ちエエ。コレだけは今もI-Podの★も5つ付けちゃいます。ちょっとBPM落として、Method Manとかが絡んでもカッコええ筈です。他にも、このバンドがボンゾの強力なビートありきであった事を感じさせる名作「Darlene」、「Walter's Walk」も聴き応え抜群。さすがJ.B.とかのファンクに傾倒してただけあります。ポップささえ感じる「Ozone Baby」も普通のバンドやったら絶対しょーもない曲に聴こえたかもしれん、ドラム&ベースの妙が満喫できる力作。オーティス・ラッシュのブルース「I Can't Quit You Baby」なんかもエラい迫力で演ってます。派手目なアップナンバーでは、Ben E.がアポロ・ライブで演ってた冒頭の「We're Gonna Groove」や「Wearing And Tearing」など4人が一体となった激ハードなグルーヴで最高です。またボンゾの追悼作となったため「Bonzo's Montreux」と題されたドラムソロも収録。ボンゾが死んで、あっさり暖簾の幕引きしたのもナイス判断やと感じた最終章でした。
「レス・ポール・モデルを大メジャーにしたジミー・ペイジ。エエ仕事してました!」
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2009.08
14
Category : Groovy & Mellow
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
natural high 3

 避暑を求めワクワク感満杯で無人島遊泳へ。すっかり気分は黄金伝説のよゐこ濱口で向かいましたが、結構人も多く泳ぎにくる人気スポットで単なる“海の家”の無い島でした。しかしやっぱ夏は海。水遊びして、うに・イクラ丼食って大満足です。最近は台風やなんやかんやでスカッと晴れません日もありましたが、夏らしい強い日差しが出てくると「おおっ!」とテンション上がります。そんな夏遊びの後、ヒリヒリした肌に馴染ませたいのがクールなGrooveで埋め尽くされたナチュラル・ハイ・シリーズ。その素晴らしき選曲の割に、5~6年前に常にお買い得価格で売られていた実にナイスな企画でございます。
 中身は大御所Ben E. Kingの81年メロウ・グルーヴ「Street Tough」でクールな幕開け。スタンド・バイ・ミーのイメージとはまた違ったアーバン的センスで歌い上げます。しかし興奮は2曲目のEddie Harris 「It's All Right Now」。ジャズ界のグレイト・サックス・プレイヤーですが、絶妙なるファンク仕立てで腰が勝手に動くこと間違いなし。また負けず劣らずグレイトなのがノーマン・コナーズ印のAquarian Dream 「Do You Realize」で、78年という時期も絶妙の洗練された音が聴けます。ビヨンセ・ファンもたまらん74年バリー・ホワイト作のJay Dee 「Strange Funky Games And Things」はデスチャの1stヒット“No, No, No”の元ネタでバリかっこええです。70年代後半の美人グルーヴ・メイカーPatrice Rushen は「Hang It Up」に、まったりグルーヴ「Settle For My Love」と2曲収録。ソウル・シンガー、プロデューサーとして活躍した要人Willie Hutch関連も、自ら歌った78年の「Easy Does It」に、レディソウルGwen McCrae がハスキーヴォイスで歌った「Doin' It」と収録。中盤はファンキーなバックにフルートで絡むArt Webb 「Good Times In Life」も聴きものですが、なかでも聴きどころは、やはりMargie Joseph。76年ラモン・ドジャー・プロデュース「Something To Fall Back On」はマジ最高で、歌・演奏共に言うこと無し。他にはコンガ奏者Ray Barrettoがクルセイダーズと共にパーカッシヴなファンクを奏でる「Here We Go Again」、単なるモノマネのおっさんやと思ってたSpyder Turnerのお洒落マジ・グルーヴ「Is It Love You're After」なんかの佳作も収録。終盤はメロウ・グルーヴの大御所が続々登場です。歌・グルーヴ共に絶品のRandy Crawford初期作品「Endlessly」は是非とも単体で持っておきたい1級品。メロウ大王の称号も保持するLeon Ware 「In My Garden」はグッと大人の香り満載。最後はディスコ系の職人Richie Romeのヴォコーダーがキマる「Deep」で華麗なる締め。
「極上のシーブリーズとして機能するオススメの1枚。渋滞なしのナイトドライブのお供もいけまっせ~」
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2009.08
09
Category : James Brown
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
chastain park



 暑さが増してきて冷房のガンガン効いた場所と、外と行ったり来たりすると順応力の弱い私などすぐに体がおかしくなっちゃいます。そんな時は熱いもん食ったり、風呂入ってしっかり汗かいたりすると幾分マシになったりしますが、無理矢理、汗をかこうするならばもってこいのライブ盤があったりします。それが、このJ.B.のアトランタでの熱い記録。録音は80年代半ばで、全盛期とちゃうやないかいってツッ込まれそうな時期ですが、「Gravity」や「I'm Real」(←超名盤)も出してた時期で言わば最後の黄金期。ライブもイケてます。バックを担当するのは、JB'sならぬThe Soul G's。といっても長年のつきあいとなるテナー・サックスのSt. Clair Pinckneyや、キーボードのSweet Charles Sherrell、女性コーラスのMartha Highに加え、タイトなリズムでこの時代を支えたTony Cookと御大の気まぐれな指示にもバッチリ対応可能の盤石な布陣。そして特筆すべきは一時期、P-Funkにいったりしてファミリーを離脱していたファンキー・サックスMaceo Parkerが加わっていること。御大のメイシオへのソロ前連呼にも気合が入っていて、汗も倍増です。80年代以降のライブ関連は音も映像も当たりハズレがありますが、コレは超オススメのナイス・パフォーマンスです。
 ライブは何といってもオープニングが肝心。MCが煽り、James Brownの名前をコール&レスポンス。そして“King Of Soul! James Brown”と叫んだ場面で熱狂の渦の中で御大、さっそうと登場。しかもバックでは激名ファンク「Give It Up Or Turnit A Loose」のイントロが刻まれているという興奮の瞬間です。そして前半はこの時期の定番コースで、ディスコ期に放った秀作ファンク「It's Too Funky In Here」、「Doing It To Death」といった流れで、最高の定食を突き付けます。特に“Maceo, Brother”とコール後に入るアルト・サックスがブロウされる後者では感動すら覚えます。やっぱこの曲はコレが無いとあきません。「Try Me」でクール・ダウンさせた後に「Get on the Good Foot」でヒートアップさせるおなじみの手法も最高で、曲間に挿入されるバンドによるファンキーなジングルもバシバシ決まります。また定番カヴァーの「Georgia on My Mind」もアトランタ・ライブだけあって気合充分の熱唱です。中盤も激熱の名ファンク「Hot Pants」~「I Got the Feelin'」でファンクの真髄をしっかり提示。そしてハイライトはやっぱ壮絶スロウ「It's a Man's, Man's, Man's World」。エルヴィス、サム・クック、ジャッキー・ウィルソン、オーティス、ジョー・テックス、マーヴィン、ボブ・マーリィ、キング牧師と次々にこの時点で亡くなっていたいた偉人をコール。ここらで御大の整ってた髪の毛も爆裂フラッパー状態に(DVD参照)。これぞ好調の証しです。10分近くありますが決して飛ばしてはなりません。そして突然「Cold Sweat」、「I Can't Stand Myself」とファンク・タイムに。この緊張感こそ、ライブならでは!“1965, This Was The Sound”と前置きしてから間髪入れず「Papa's Got A Brand New Bag」になだれ込む瞬間は何回聴いても鳥肌が立ちます。最後は「Please, Please, Please」のマントショーから、78年作の「Jam」でファンキーに締め。
「Tシャツ3枚は着替えが必要な熱狂盤。健康維持には、やっぱコレですわ」
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2009.08
05
Category : Funk
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
Ohio Players Skin Tight  (1974)



 夏だ、ファンクだ、脱ぎたいぞ!(←意味不明)ってことで、やっとこさ長かった梅雨も明け、思わずまとわりつく服を脱ぎ捨てたくなる季節の到来です。ここはジャケからして1枚1枚素晴らしい肌露出系のエロ・アートで一世を風靡した、オハイオ・プレイヤーズです。同郷である80年代の灼熱ファンカー、ロジャーが常日頃から「すごい、すごい」と事あるたびにリスペクトの念を言葉にしていたバンドが、このバンドです。90年代にファンクが再び脚光を浴びた時に来日した際、チケット持ってたにも関わらず会場に仕事で遅れてしまい、ライブでは1曲しか聴けなかったという個人的には苦い思い出も。そんな彼等のエロすぎるジャケ(本作も中の見開きはスゴイ)と共に、内容充実なのが70年代のマーキュリー時代のアルバム達ですが、その第1弾となった記念すべき充実ファンク作がコレ。ドラムスにジェイムス・ウィリアムス、キーボードにビリー・ベックが加わり、彩りを増す中、しっかり球種も増やした黄金期の幕開けです。
 なんやかんや言ってもオハイオ・ファンクで最高峰と言っていいのが、冒頭に登場する不朽の名作「Skin Tight」です。ベース抱えた日にはまず弾いてしまう気持ち良さ満開の大ヒットフレーズを軸に延々続くファンク道。もう理屈抜きにカッコええ8分間で、未練たらたらですがホントにライブで体感したかった曲です。G&Voの名物男シュガーフットことリロイ・ボナーも絶好調。ちなみにコンファンクシャンのマイケル・クーパーも後年ソロでバシッとキメてました。続いてタイトなバスドラ&ハイハット刻みからカッコええホーンセクションが合流する「Streakin' Cheek To Cheek」も実にクール。クール&ザ・ギャングも持ってたようなストリート感と洗練さのバランスが抜群です。ブルージーな感触も漂う「It's Your Night / Words Of Love」はシュガーフット大活躍のまったりソウルナンバー。このエロさこそ、オハイオ・プレイヤーズの真髄かもしれません。60年代、オハイオ・アンタッチャブルズとしてディープ・ソウルしてた頃の片鱗も感じさせます。シングルヒットもしたスロウ・ファンク「Jive Turkey」はクルセイダーズをエロくしたような絶妙な味加減でこれまた秀逸。そして「Heaven Must Be Like This」。幾分、ジャジーな雰囲気の中、清涼感も感じさせるまったりスロウでまさに天国気分。こちらはディアンジェロの秀逸カヴァーも存在です。最後は「Is Anybody Gonna Be Saved?」。ハンドクラップが効果的に決まるBPM遅めの腰にくるファンクでビシッときめてくれます。
「こういった大所帯グループが革新的グルーヴを生みだした70s。ええ仕事してまっせ!」
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2009.08
03
Category : Mainstream
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
cocktail.jpg



  暇を持て余してた時期、ラジカセ持っていった浜辺でダラダラ過ごすってことをよくしてました。今から思うと何て平和な日々やったんやとつくづく感じます。なんせ携帯もアホみたいにデッカい時でしたから、貧乏な我々仲間内も誰一人所持してる奴はおらず、何処いってもノンビリ過ごせたもんです。そんなとき砂まみれのラジカセでよ~く鳴らしてたのがこのサントラ。ほんま一時、なんやゆうたらこのサントラかビーチボーイズのベストでした。この映画「カクテル」はトム・クルーズの男前さも手伝って大ヒット。そのころのトムは「ハスラー」なんかにも出演していて、友達でもバーテンダーに目指す奴やらも出てきたり、プールバーが流行ったりと、なんせ影響力絶大でした。このサントラも結構ええ曲入ってました。
 本作でまず真っ先に思い出すのが「Don't Worry, Be Happy」と「Kokomo」。前者はBobby McFerrinの一世一代の大ヒットで、なんとも幸せな気分というか能天気な気分になれる癒し曲です。口笛を効かせたVo多重録音が印象的です。そして後者はThe Beach Boysの久々の大ヒットでした。ブライアン抜きの曲でしたが、マイク・ラブがええ味出してます。サビのカールのVoラインもシビれる名曲です。旬の人では、ブラック・フィーリングを上手く取り入れ大ブレイクしたRobbie Nevilの「Since When」が収録。SWVやデスチャとも仕事してますが、ジェレミー・ジョーダンとの名仕事は忘れられません。テキサス魂炸裂のR&RバンドThe Fabulous Thunderbirdsの「Powerful Stuff」はジミー・ヴォーンのストラトと共にキム・ウィルソンのハゲ頭も熱い作品。ロッケンロー系では、Ry Cooderがエルヴィスの「All Shook Up」、John Cougar Mellencampがバディ・ホリーの「Rave On」、ド派手にキメたThe Georgia Satellites のスウィンギング・ブルージーンズ・カヴァ「Hippy Hippy Shake」と、それぞれのスタイルでR&Rクラシックを披露。他にはStarshipの結構しょーもない「Wild Again」や、ご陽気なカリビアン・テイスト曲Preston Smith 「Oh, I Love You So」なんかも入ってます。しかしながら憎いのは最後はLittle Richardの「Tutti Frutti」のオリジナル録音でバシッと締めってとこ。ええとこ全部かっさらうって感じ。聴き終わる前にグッと血圧急上昇です。
「まだ平和でええかげんだった、80年代後半。景気は良いに限りまんな~」
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2009.08
01
Category : J's Mainstream
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
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 日本の誇るハーデスト・ワーキング・マンも昨年は充電でしたが、今年はNewアルバム発表、ライブと精力的な活動再開。NHK Songsにも登場し衰えぬ矢沢節連発で最高です。最近のサプライズはシークレットゲストとして登場した野外ライブap bank fes’09への参加。小林武史やミスチルの櫻井和寿のbank Bandをバックに(←これも凄い!)名曲「Yes My Love」や「止まらないHa~Ha」、スロウ傑作「いつの日か」で共演し、永ちゃん目当てでない観客まで一気に虜にしたパフォーマンスで皆が度肝を抜く伝説をつくったそう。それは次にトリで出る予定だったミスチル櫻井氏が「困った、これほど自分が小さく感じるなんて」と言ったり、小林武史が「声、パフォーマンス、すべてで偉大さを痛感した」とコメントしたほど。何でもバックでついたbank Bandが演奏中に永ちゃんを見たくてしょうがなかったって感じるほどのオーラだったそうで、共演者がファン丸出しになってしまったって逸話も残しました。偶然会ったスポーツジムで参加オファーした小林氏も偉いですが、即OKした永ちゃんも流石です。コレ見るために放送予定のスカパー加入したいくらいです。著書「成りあがり」や不良音楽のイメージだけで敬遠する向きも多い人も多い人ですが、カッコええもんはカッコええんです。ただ、それだけです。今年還暦でこんなにカッコええ日本人もそうそういません。そんなことで、やっぱ永ちゃんです。10年前に過去の作品をリメイクした本作もヤザワ・クラシックがパワーアップした良い作品でした。
 中身は70年代ソニー時代の既発表曲をぶっといアレンジでアップデイトさせたものですが、コレがまたイケてます。「馬鹿もほどほどに」、「サブウェイ特急」なども実にタイトに生まれ変わってます。昔バンドでもよくコピーしたR&R「黒く塗りつぶせ」や「バイ・バイ・サンキューガール」は何度聴いても燃えます。NHK Songsでも取り上げていた激名曲「チャイナタウン」は改めて最高のメロディーが心の琴線を強烈に刺激。ほんま「このアレンジで聴きたかったんや」と思わせてくれました。感動必至の「親友」、クールなスロウ「古いラブレター」に「燃えるサンセット」、記念すべき1stからの「セクシーキャット」、オリジナルも素晴らしかった「アップタイト」など「どんだけエエ曲あんねんっ」と敬服する新装開店14曲。
「50歳を迎える時に渋くぶっとく成長した声で歌った、若き日の名曲群。しかし歌、上手いですわ」
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