Gumbo Ya-Ya / Various Artists * 1988 P-Vine

Soul Compilation
 学生時代から長年お世話になってる愛聴のニューオーリンズ・バイブル。2005年のハリケーン“カトリーナ”の水害が記憶に新しいところで未だに地元に暮らす人々の生活は完全復興となってないようなのが気がかりですが、その独自性豊かな音楽の数々はいつの時代も人々を魅了するこの土地が誇るべき素晴らしい文化であることは永遠です。この三日月型のクレセント・シティが送り出した優秀な音楽をコンパイルした盤は数多ありますが、...

Strung Out ~The Malaco Sessions~ / Various Artists * 2004 Grapevine

Southern & Deep
 近所の歯医者のオッサンではありません。ウォーデル・ケザークなるニューオーリンズの重要プロデューサーでございます。ニューオーリンズといえば真っ先にアラン・トゥーサンが著名なプロデューサーとして思いつきますが、サザン・ソウル系に関しては「ワシが上や」とばかりに名作を送り込んでくれたのがこの人で、地元では「クレオール(植民地時代の子孫、またはその混血)のベートーベン」とか「マエストロ」とまで崇められる...

The Best Of Solomon Burke * 1965 Atlantic

Atlantic, Stax
 半世紀にも渡って活躍するディープソウルの親分格キング・ソロモン大師匠。ジェイムス・ブラウンより先にステージでマントをはおっていた偉大なる人物で、とにかく何事もビッグな人です。なんせ子供も21人です。半端やないです。説教師としても偉い人らしく、すでに子供の頃から教会では頭角を現していたそうです。近年ではザ・世界仰天ニュースに出てきそうなくらいファットなボディ(←踏まれたら絶対即死)が貫禄を通り越して...

In The Midnight Hour / Wilson Pickett * 1965 Atlantic

Atlantic, Stax
 アップ良し、バラード良し、ミディアム良しと押しの一手で聴く者を魅了する“エキサイティング・ピケット”。自分がソウルにハマった最初の頃、ゴスペル直系の熱気溢れるシャウティングスタイルに完全にノックアウトされたシンガーです。アルバムではアトランティックの2枚目、4枚目(ピンクとイエロー)あたりが猛烈に凄い名録音となってますが、黄金期のスタートラインに立った本作も忘れちゃならぬ重要作。とにかく「直球の切れ...

Sweat 'N' Soul 1965-1971 / Sam & Dave * 1993 Atlantic

Atlantic, Stax
 ダブル・ダイナマイトと異名をとった爆裂ソウル・デュオ、サム&デイヴ。耳をつんざく高い声が特長のサム・ムーアに、野太くイカツい感じのデイヴ・プレイターの対象的なコンビです。一般的にはサム人気が高いですが、個人的には断然デイヴのもっさり感が大好物。大概、サムがファースト・ヴァースをガツンとかまして、デイヴが次に男気満載ヴォイスで地ならしするってスタイルが最高で、まさにこの対比がこのコンビ芸の魅力。ア...

Good To Me / Otis Redding * 1993 Stax

Atlantic, Stax
  星になってもリスペクトされ続けるシンガー、オーティス・レディング。1stから4thまでの圧倒的な名作の嵐は全ソウルファン、マストとも言える完璧な内容ですが、何やかんや聴き進めると、どうしても聴きたくなるのがライブ音源。MG'sとのヨーロッパ・ライブが生前発売された正式なライブ盤ですが、ライブハウス規模である小会場での熱気を伝えた「Whisky A Go Go」は死後リリースのライブ。ロード用バンドと一体になった荒削り...

GOD / 忌野清志郎 * 2005 Universal

Man's World
 とうとうボスが天に召されました。それぞれに思いがあるでしょうが、自分にとってはジェイムス・ブラウンが逝ったときと同じくらいの喪失感です。昨日の告別式のNewsを見て、国民的ヒーローであった再確認しましたが、夜NHKでの追悼番組は愛に満ちた素晴らしい内容でした。改めて功績に感謝の意味を込め、もう一発掲載です。個人的には80年代前半のRCで、衝撃的な出会いを果たしたボスでしたが、ソロになってからも「メンフィス...

吠えるバラッド / 泉谷しげる * 1988 Victor

Man's World
 信頼できるロックン・ローラー、泉谷しげる。還暦を過ぎた現在も精力的な活動は頼もしい限りで、清志郎の貴重な同胞として今後もバリバリであってほしい人。このオッサンを知った80年代当時は俳優としての活躍も多く、正直どんなアーティストなんかもしっかり把握してませんでしたが、本作を引っ提げてシーンに乱入してきた時は強烈なインパクトでした。本作がまだ発売する前、なんかのバラエティ番組か何かにゲストで登場したの...

EPLP / RCサクセション * 1981 Kitty

Man's World
 お世話になった方にはちゃんと御礼を言わなくてはなりません。「ありがとう、清志郎!」と今更ながら大声で天に向かって叫びたい気分です。がん転移のNewsは聞かされてたものの、根拠のない思い込みで“この男は不死身である”と言い聞かせてきただけにショックです。どんなステージやレコーディングでも際立った個性とズバ抜けた才能で廻りの空気を一変させることのできる稀有な存在だった人です。RCでの活動が個人的には最も印...
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