Our Songs / 原田真二 * 2002 For Life

J's Mainstream
 35才以上の人なら誰しも経験があるであろうテレビ音エアチェック。小学生半ばの頃にビデオなど無くレコードもそうそう買えない時期、コードの繋ぎ方も知らんモンですからテレビのスピーカー近辺でカセットを近づけ回すって感じ。たまにオカンの「ご飯、できたで~」とかのいらん声が入ったりして、怒りの十六文キックをオカンに浴びせるっていう昭和の家庭でよくあった光景です。そんな頃、よく録ってたのがピンク・レディーや原...

Take It To The Limit / Norman Connors * 1980 Arista

Groovy & Mellow
洗練されたグルーヴィ・ソウルを漁ってると必ずブチ当たる人、ノーマン・コナーズ。元々ジャズ・ドラマーでクロスオーバー系のアレンジ、プロデューサーとして名を馳せた人ですが、クインシー・ジョーンズのように色んなヴォーカリストをフィーチャーして個人名義で発表された80年代前後のアルバムはソウル色が強く粋なサウンドと共に心地良さ満開です。自らが率いるスターシップ・オーケストラを中心にジェイムス・ギャドソン(Ds...

Sweet Love / Anita Baker * 2002 WEA

Black Contemporaries (80's)
打ち込み全盛となってきた80年代後半、生音のジャジーなソウルで勝負を挑んで大成功を収めたアニタ・ベイカー。バブリーな時代でゴージャス感が好まれた時です。アニタが在籍していたチャプター8からのパートナーといえるプロデューサーのマイケル・J・パウエルと共に創り出したクワイエット・ストームなる類いのアダルトな音は見事に時代に合致してブレイクでした。当時のバイト先の子にテープを借りて「なんとオトナな音なんや」...

Oh Me Oh My Live in Philly 1972 / Aretha Franklin * 2008 Rhino

Atlantic, Stax
 無事に就任式が終わりホッとした米新大統領オバマ氏。海の向こうのこととはいえ、多くの人々をポジティヴな気持ちにさせてくれる素晴らしい式典でした。一滴でも黒人の血が混じっていると黒人と見なされるワン・ドロップ・ルール(←これでマライア・キャリーなんかも自分が黒人と意識)なるアホみたいな白人至上主義も根強く残っているアメリカで、真の平等が現実的なものになると期待させてくれます。私らアジア人としても嬉し...

Tell Mama / Etta James * 1968 Chess

Southern & Deep
 オバマ大統領就任記念、シカゴ・チェス特集です。(あんまり深い意味無し) 本当にカッコええ録音てんこ盛りのチェス関連のソウルの中でもビッグ・ネームといえばやはりエタ・ジェイムス。微妙な肌の色や謎の多い出生も影響しドラッグ中毒になったりして、波乱万丈の人生を送ってきた人です。ビックリするほど太ってた近年ですがダイエットにも成功し、最近ではクリスティーナ・アギレラやビヨンセに取り上げられるなど若手から...

Bobby Womack And The Valentinos * 1984 Chess

60's Soul
The Last Soul Man ことボビー・ウォマックがデビューした頃に組んでいた兄弟グループ、ザ・ヴァレンティノズの編集盤。成熟期と比べると荒削り丸出しですが、60sソウル特有の何ともいえん魅力を醸し出してます。60年代初期にサム・クックの一番弟子的な感じでサムのSARレーベルで「It's All Over Now」などカヴァーも多いヒットを既に飛ばしてたヴァレンティノズが、サムの死後'65年にシカゴのチェスに移籍して残したシングルの寄...

Cadillac Records / Music From The Motion Picture * 2008 Sony

R&B Compilation
 ドリームガールズに続いてビヨンセが主演を務める映画「キャディラック・レコーズ」のサントラ。注目のビヨ嬢が演じるのはなんとエタ・ジェイムス。前作のモータウンの栄枯盛衰を描いた中でのダイアナ・ロス的役柄も好演でしたが、今度はシカゴの名門チェスをモデルにした映画です。日本では未公開ながら、是非公開していただきたい興味深い作品です。チェスといえばチャック・ベリーやらボ・ディドリー、マディ・ウォーターズ、...

The Best Of Doo Wop Ballads / Various Artists * 1989 Rhino

50's Pioneers
 ちょっと前もバラエティTVでのアカペラ・ブームとか、ゴスぺラーズのブレイクとかでハーモニー中心のヴォーカル・グループが脚光を浴びてましたが、なんやかんやいっても何時の時代も消えることのない魅力的な音楽スタイルであるのがDoo Wop。私の時代なんかはリバイバルで日本のシャネルズやビリー・ジョエルの「Longest Time」、ティモシー・シュミット「So Much In Love」なんかで最初にその魅力を体感しましたが、1950年代の...

Mr.ブラック / シャネルズ * 1980 Epic

J's Mainstream
 80年突如としてブラウン管に登場しインパクト抜群だったドゥーワップ・グループ、シャネルズ(後にラッツ&スター)。パイオニア・ラジカセのCMで流れたデビュー曲「ランナウェイ」での曲の良さも手伝って、たちまちベストテンの常連にもなりしょっちゅうTVで見てました。やはり日本人でありながらフロント4人のヴォーカルがタイトなスーツを着て振り付けをして黒人さながらに黒塗りをして歌うってスタイルは、リバイバル的な音楽...

MYTH / Cools * 1994 Polystar

Beat + R&R
 クールスっていえば真っ先に思い浮かぶ中学生の頃。クラスの文集にも曲に因んでリバティーズなるグループを結成などアホな事を書いたりしてました。そんな仲間もその後、数人が任侠の道に行ってしまい今でも神輿の時など顔を合わしますが、思い出すのは死ぬほど笑った日々やクールスやモッズの音楽。小6の時にスズメバチを手でつかむ事で名を上げ、皆がビビりたおしてた盟友“とっさん”はかなりのやんちゃな男でしたが、ブルース...

KAVACH / 矢沢永吉 * 1980 Warner Pioneer

J's Mainstream
 いやぁ、しかしおもろかった関西で放映された番組「清原和博・男の一升瓶」(←最高のタイトル)。内容は清原が、元阪神でPL後輩の片岡と元日ハムの岩本を相手に飲みまくりながらもざっくばらんに真実を語っていくっていう野球ファン必見もので、盟友桑田とは長らく絶縁状態であったことや、西武入団時に「桑田の倍の金くれ」と要求したこと、退団時に礼の一つも無かった巨人への失望などを告白。中でも巨人入団時にもKKコンビ...

3 + 3 / The Isley Brothers * 1973 T-Neck

Funk
 見る人、来る人みんなに「よおそんな画面悪い古いテレビ見とんなぁ」って言われ、最近ついに購入した録画機能付き地デジTV。「別に見れたら何でもええわいっ」とくらいにしか思ってませんでしたが、その鮮明さに感動。嬉しがって「いつ見るねん」ってぐらいニュース・お笑い・音楽と何でもかんでも録ってましたが、そんな中でお笑いのダイアンのおもろさは特筆に値する素晴らしさでした。大舞台ではもう一つですが、関西ローカル...

Higher And Higher / Jackie Wilson * 1967 Brunswick

60's Soul
  正月三が日もあっちゅう間に過ぎ、元旦からハリキリすぎの疲れが今になってこたえます。しかしながらなんやいっても正月の街中におったら「ほんまに不景気なんかいな」っていうくらい活気に溢れていて、すっかり気分だけはアゲアゲモードに突入です。「さぁ、やったろかい!」ってな勢いが大切な年始。しみったれたモン、聴いてられません。ここはやっぱ“ミスター・エキサイトメント”の異名をもったエンターティナー、ジャッキ...
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