Million Stars / 桑名晴子 * 1978 Philips

Cool Groove
 圧倒的な歌唱力で存在感を示し、日本でも大橋純子と並ぶ指折りの本格派シンガーと称される桑名晴子姐さんのデビュー作。感情豊かでセンス溢れる歌唱はティンパン一派や芳野藤丸関連のセッションでも有名ですが、ソロ作で魅せたシティ・ソウル然としたアルバムは今でも評価の高いところ。なにわのロックンローラーで実兄でもある桑名正博同様、関西音楽シーンの重鎮として今も君臨です。AOR寄りっていうか、今ではフリーソウル的...

Expressions / 竹内まりや * 2008 Moon

J's Mainstream
  あちこちで大人気の竹内まりや待望のオールタイムベスト盤。すでにデビュー30周年というのも驚きですが、50歳にしてこの美しさもたいしたもんです。自分が小学生の時にTVで初めて見た時は、洋楽っぽいアイドル歌手って印象でベストテンなんかでも可愛さ満点でした。それから結婚&出産なんかでTV出演も控えるようになり個人的にやや疎遠になりましたが、大人になってバンドで演ることになったりカラオケで常に誰か歌ってたりで何...

Funkoverload / Maceo Parker * 1998 ESC

Funk
 「メイシオ!ブロウ・ヨ・ホーン!」と御大が叫べば、必ずナイスなアルト・サックスを傍で鳴らし続けた男、メイシオ・パーカー。ファンクの神、ジェイムス・ブラウンの全盛期を懐刀として支え、70年代はジョージ・クリントンのP-Funk帝国でも大活躍し、ファンク史の中でも最重要人物の一人として認識される人です。80年代に再び部分的にJ.B.とも合流したりしてましたが、90年代以降は自らのリーダー・アルバムを中心に発表。相方...

Undercover / The Rolling Stones * 1983 EMI

Rolling Stones
 サム・ガールズ~刺青の男までの名作3部作の後なので、少し分が悪いライブ活動停滞期のスタジオ・アルバム。口が悪くて申し訳ないのですが90年代以降のブランド維持に注力するストーンズではなく、現役感バリバリの時の作品として今では君臨しています。発売当時、大注目だったスティル・ライフのツアーの後だったので、中坊ながら大きな期待を持ってコレ買いました。正直、最初は「まあまあやな」って印象でしたが、当時はスト...

Private Investigations / Dire Straits, Mark Knopfler * 2005 Mercury

Roots Rock
 春雨ヌードルが食べたくてしょうがない時があったりしますが、そんな感じでやや軽めでもダシを効かしたモノを欲する時にはこの人。熱心に聴き続けてるわけではないですが、たまに無性に聴きたくなるマーク・ノップラーの歌とギター。今もコンスタントに活動中のマーク・ノップラーのダイアー・ストレイツ時代からの軌跡をコンパクトにまとめたお手軽ベスト盤です。ボブ・ディランから影響を受けた独特のヴォーカル・スタイルと、...

Rock Therapy / Stray Cats * 1986 EMI

Rock'n Roll + Rocabilly
 最初、日本とイギリスでしか受けいれられなかったネオ・ロカビリーの雄、ストレイ・キャッツ。80年代前半に激グレイトアルバム連発で一気に本国アメリカでも大ブレイクしてましたが、仲違いなんかで即行解散。各々メンバーはソロ活動となりほんまにガックリでしたが、解散してまもなく知らぬ間に何のプロモーションも無しにひっそり出たのがこのアルバム。「言えよ~」ってブライアン・セッツァーに言いたいくらいでしたが、契約...

Glass Houses / Billy Joel * 1980 Columbia

Mainstream
えらい昔にチョコかココアか何かのCMで流れまくってた美スロウ「オネスティ」。心の琴線を刺激する美しいメロディに日本国民がシビれまくりでしたが、私が最初惹かれたのはロケンローラーとしてビリーでした。何げに家に置いてあった兄貴の友達の本作「グラス・ハウス」。ベストヒットUSAなんかでも見たビリーは皮ジャンにミラーサングラスでマイクスタンドを振りかざして歌う気取った兄ちゃんでした。ピアノ・マンの影は全くご...

Success Hasn't Spoiled My Yet / Rick Springfield * 1982 RCA

Mainstream
 ベストヒットUSA世代には忘れられん男であるリック・スプリングフィールド。その甘いスケベな二枚目マスクで俳優としてブレイクした人やったと記憶しますが、本来は音楽でデビューした人らしいです。80年代前半はヒットシングルを出し続けて、それから鳴かず飛ばずやったような感じでしたが、このワンちゃんがジャケに登場してた頃はパワーポップ代表選手としてイケイケでございました。今聴くと結構しょーもないポップなロック...

Too-Rye-Ay / Dexy's Midnight Runners * 1982 Mercury

New Wave + Punk
 日本では一般的に一発屋みたいなイメージで認識されているデキシーズ・ミッドナイトランナーズ。それは今もあちこちで頻繁に流れ愛され続けている超名曲「カモン・アイリーン」の存在が大きすぎるところがありますが、他にも数枚アルバムも出しているようです。無知で申し訳ないですが、たしかにコノ曲の普遍的な良さは絶対的でイントロのフィドル&バンジョーからして何回聴いても気分アゲアゲになってしまいます。そしてかなり...

I ♥ 80s / Various Artists * 2001 Virgin

Mainstream
  80年代といえば私の洋楽リスナー・デビューの時であり、全盛だったFMや勃興したMTV中心に何でもかんでも吸収した時代。FM雑誌が全盛の最中、暇な夜は結構FM付きラジカセで音楽を録音したもんです。またベストヒットUSAやMTVも釘付け状態で没頭し、今まで雑誌の写真でしか見れなかった海外アーティストがTVで「動いとるやんけ~」ってな具合。海外アーティストも、より身近な存在になりました。そんな中で、よく覚えて...

Free Soul. the classic of Blue Note / Various Artists * 2004 Blue Note

Jazz Funk
 最初はナメてかかってたフリーソウル・シリーズも美味しんぼ並みの長寿シリーズとなり、もはやブランド化してます。このシリーズの楽しみは仁鶴ではありませんが「大発見や~」(←古い)的な、「知らんかったけど名曲やでコレは」ってな曲を教えてくれるところ。浅い知識で、皆に百も承知のような顔して喋ることが好きな私にとっては打ってつけのコンピです。古い曲でもクラブシーンで好まれるような現代のヒップな感覚で聴ける...

Hotter Than July / Stevie Wonder * 1980 Motown

Black Contemporaries (80's)
 80年代前半、すでに神様みたいな存在として君臨してたスティーヴィー・ワンダー。来日時の武道館ライブもゴールデン・タイムにTV放映され、TDKカセットのCMなんかにも登場し、すっかり日本でも茶の間レベルで超メジャーな人となってました。それこそ中学生だった私等でも、「おい、昨日スティーヴィー見たか!あれは凄かったなぁ」と分かったような顔して学校の行き帰りに話題にするくらい。その格とか位置づけは当時のオールス...

By All Means / By All Means * 1988 Island

Black Contemporaries (80's)
 今の歌ものブラック・ミュージックが再びR&Bって呼称となるチョイ前に、ソウル復権を唱えた渋いグループ “バイ・オール・ミーンズ”。正直、画一的な感じが「しょーもない」と感じていたブラック・コンテンポラリーなるアーバン的な装いのブラック・ミュージックが席巻してた80年代半ばでしたが、現行ロックさえもしょーもなく感じ始めてた80年代後半になって勃発し始めたレトロ・ヌーヴォー(←ワインちゃいまっせ)なる興味深い...

Anthology / Cameo * 2002 Mercury

Funk
 ますます厳しい景況悪化となり、どこもかしこもアホほど経費削減です。幸か不幸か予定の出張も中止となり今頃は北海道の空の下やった筈やのに、不参加の予定だった子供の運動会に行けたりしてます。今の情勢では色んな会社が更なる経費削減やリストラを迫られる事が懸念されますが、80年代にも同じようにテクノロジーの進歩もあってバンドにもリストラ旋風が吹き荒れた時期がございました。70年代全盛を誇った大所帯のバンド編成...

Bags Groove / Miles Davis * 1955 Prestige

Hard Bop
 JAZZのイメージっていうと、まずどうしても頭に描いてしまうのが所謂ハード・バップ的なもの。本当はもっと自由で色んな形態があるのでしょうが、個人的には渋くクールな匂いが充満している50~60年代のプレスティッジやブルーノート周辺のJAZZは魅力的なものが多いです。テーマがあって、わりとメロディアスなアドリブが展開されるハード・バップはJAZZの王道みたいな感じで実に親しみやすさを感じたりします。そこに強烈な個性...

Discipline / King Crimson * 1981 Warner Bros

Mainstream
 ジャネット・ジャクソンの近作ではありません。キング・クリムゾンのファンク・アルバムです。80年代当時ベストヒット・USAで見たキング・クリムゾンは結構な衝撃でした。塗装の剥がれたストラトで象の鳴き声まで奏でる変態的なおっさんに、ロックなのに座って黙々と複雑なギターを弾く気難しそうなおっさん、ハゲでちょび髭の変な弦楽器を弾くおっさん、手数多くアフリカンなドラムを叩くおっさんとバンドの構図も今まで見た...
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