We Can Make You Dance / Zapp & Roger * 2002 Warner Bros, Rhino

Funk
 灼熱のファンカーであり最高のエンターテイナーであったロジャー。率いたユニットのザップは、惜しくも亡くなったロジャーの意志を受け継いで活躍中らしいですが、やっぱ80年代に残した珠玉の作品集は全作必聴といっても大袈裟じゃないクオリティの高さです。トーク・ボックスを駆使した独特のファンクネスは実にオリジナリティに溢れたものであって、楽曲の良さ・どす黒さ・絶妙のトレンド感も相まって今も古さを感じさせないも...

The Funky 16 Corners / Various Artists * 2001 Stones Throw

Funk
 いや~ファンクって本当にいいもんですね。って思わず口にしてしまうHip-Hopレーベルから出た60~70年代ファンク名コンピ。アナログでも話題になってた編集盤らしいですが、まさに選りすぐりの極上無名ファンクが腹一杯楽しめます。数年前の購入時、誰一人として知らん人等ばっかで「何これ?」って感じでしたが、某大型CDショップのリコメンド試聴マシーンで聴いて2秒で即購入となりました。選曲&編集のEgonさんって人は熱烈...

Warm And Tender Love / Various Artists * 1986 P-VINE

Southern & Deep
 オッサン丸出しな話で恐縮ですが、今のようにネットや何やかんやと情報が氾濫し自らで選択できる時代というのは改めて凄いです。90年代頭までは携帯さえ無かったのが今では信じられんです。ほんでまた今ほど自由な銭も情報も無かった学生時代。慎重に慎重を重ねてアルバム購入するわけですが、流行もんやロック系はともかく、黒人音楽系の旧音源は極端に情報が少なく信頼おける友人や店の情報を元に買うワケです。そんな中、Ches...

The Singles Volume Two 1960-1963 / James Brown * 2007 Hip-O

James Brown
  最後まで付き合わなければ御大が出てきて「Watch Me !!」と怒鳴られそうな、ディアゴスティーニ状態で出続けるJ.B.シングル盤シリーズ。御大が死んでも、こういった形で理想的に整理されて音源が出てくるのは実はメチャメチャ嬉しかったりします。ファンク誕生前夜を記録した第2集はダンス・ナンバーとスロウの2本立てで攻めまくりです。'60年から名盤中の名盤「Live At The Apollo」の直前くらいまでのシングルが全てブチ込...

Jeff Beck Group / Jeff Beck Group * 1972 Epic

Roots Rock
 最も縁が無い場所と思ってた図書館という存在。イメージ的に学術書なんかの難しい本ばっか置いてある場所やと何年も思い込んでました。ココ数年、うちのバカ息子がドラえもんやら何やかんや借りてきてるのを見て「結構、何でもあんにゃ」くらい思ってましたが、最近行って腰抜かしたのが天神川にできた京都市の新図書館。今イベントで取り組んでいる源氏物語千年紀で分からんことあって関連本探すとそれだけで2~3百冊あったのも...

Money And Cigarettes / Eric Clapton * 1983 Warner Bros

Roots Rock
 今でもそうかもしれませんが、自分がガキ丸出しの頃に皆が手を合わし「神様」と崇められていたクラプトン。90年代以降も「アンプラグド」やバラード・ヒットとモテオヤジ的風貌も受け新たなファン層も獲得して、今も絶大なる支持を得る存在として君臨です。リアル・タイムで新作として聴きだしたのはこの辺からで、その渋い歌声やヤケに大人に感じたカッコいい音楽スタイルに惚れぼれしました。クラプトンの代名詞でもあるヴィン...

Moon Child / Char * 1982 Vap

Man's World
 中秋の名月です。ゆっくり月見して団子食うっていう悠長な習慣も我が家にはございませんので、チャーのイカしたギター聴きながら秋刀魚食ってビールでも飲むのがエエかもしれません。ちょうど私も四十の大台も迎え、基本に立ち返りギターを手にするに相応しいアルバムはまさにコレ。そんな事でチャーのセンス溢れる82年のソロ・アルバムの紹介です。上手いってことに裏打ちされた上で、音を楽しむことのカッコ良さをイヤというほ...

Lonely Heart / Creation * 1981 EMI

Man's World
「ROCKを捨てた豚なんか撃つ気にもなれねえよ!」こう言い放ったのは91年の大晦日の内田裕也氏。無論、ココで裕也さんが言ってるのは“生きかた”であり音楽スタイルのことを言ってるのではありません。浦沢直樹原作の映画「20世紀少年」を嫁ハンと見に行きましたが、見ていて何故か裕也さんのその言葉がフラッシュバック。映画のほうは、(奇しくも自分と同じ名前で思わず感情移入してしまう)往年のロッカーである主人公ケンヂ〈唐...

House Of Music / Tony Toni Tone * 1996 Mercury

90's Male R&B
90年代前半にソウル・ミュージックの原点回帰を目指す動きが活発化する中、船頭役でもあったトニーズ。新しさと古き良きの部分の理想的な融合を具現化させた実に優秀な連中でしたが、現在は各々で活動中。すでに分裂気味であった90年代半ばに投入されたニュー・レトロ・ソウルの極みみたいな作品がコチラ。音作りも目を見張るものがありましたが、何といっても特徴的なのはラファエルのキッズ・ソウルに通づる独特のかん高い声質を...

Apollo Saturday Night / Various Artists * 1964 Atrantic

Atlantic, Stax
 90年代前半くらいまで、聴きたいCoolな音楽がアホほどあるのに当時は未CD化のアルバムが多すぎてLPヴァイナルも結構買ってましたが、聴くときの面倒臭さとは裏腹にジャケのカッコ良さからくる充実感はひと際素晴らしいものでした。60'sソウルに結構惹かれ出した当時、スタックス買収直後のアトランティック・レコードのスターを一堂に会したN.Y.アポロ・シアターのこのライブ盤は、ライヴ告知ポスターみたいなイカしたイエロ...

Bloodshot / The J.Geils Band * 1973 Atlantic

Roots Rock
 今でも忘れん最初に買った洋楽シングルは80年代初頭の当時大ヒットしてた、この人等の「堕ちた天使」。それまでは兄貴のモンばっかでしたが、「コレは自分で買いたいっ!」って思わせてくれた初めてのバンドでした。当時は幾分ポップなアプローチでしたが、自分の中で絶対的な存在となりつつあったストーンズと共にツアーしてたってことだけで盲目的に「ええバンド」と信じ色々聴きました。そうして本来はアーシーでソリッドなロ...

Ooh La La / Faces * 1973 Warner Bros

Roots Rock
 20数年前、聴きたくても殆ど廃盤状態だったフェイセズ。店で買えたのはジャケに写る山内テツも妙に嬉しかったベスト「スネイク&ラダーズ」と「ロング・プレイヤー」のみ。後は人からのダビング・テープでした。そのベストで初めて聴いたのが大傑作ソング「Ooh La La」(wood & lane作)です。じんわりくる歌詞にぶっきらぼうながら懸命に歌うロン・ウッド、素朴な演奏にガキながらに涙ポロリでした。そもそもたった2つのコード...
このページのトップへ