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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2008.08
28
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
ELO ulti

 音で心地良くイオン浴でもさせてくれるアーティストがいるとしたら間違いなくこの人等。ここ数年、TVなどでもやたら耳にする、再評価も著しいELOことエレクトリック・ライト・オーケストラです。TVの主題歌やCMなどで聴いても全然、古さを感じませんでしたがビートルズなどにも影響を受けたポップかつロックンロールな音は今も新鮮でカッコええもんです。ホンマのこと言うと、よく語られるところのオーケストラ・サウンドとロックの融合みたいな70年代全盛時の壮大な作品は殆ど知らなくて、私にとってのELOはシンセ・サウンドも多用した80年代のポップな3分間テクノ・ポップみたいな時期がリアル・タイムでの体験。YMOにもロックンロールにも感化されつつあった私に当時の最新ロックンロールとして実に新鮮に響きました。パフィーの「アジアの純真」で見せてくれた奥田民生のELOへのオマージュ的サウンドには思わずニヤリでしたが、やはりコノ独特でポップな80年型スペクター・サウンドとジェフ・リンのロックン・ローラーとしての資質の融合は本家に勝るものはありません。そんな事で、オリジナルアルバムを1枚1枚アルバム聴き直す根性も無いので例によってベスト盤ですが、数あるベストでも「やっと自分にとって最高の選曲」やと思ったのがリマスター2枚組のコチラ。本国イギリス編集のシングル曲をずらり並べたタイトル通り“完璧なるベスト”で、一番聴きたかった80年前半の聴きたかった曲が全て収録されてたのに加え、知らんかった70年代のヒット曲もバッチリ入ってたので大喜びです。
 まず一番の購入動機となったELO初体験曲でOlivia Newton-Johnとの共演「Xanado」の嬉しい収録。分厚いサウンドとオリビアの華麗な声が融合した胸キュン・ポップ・ナンバーで最高コラポとなってます。このオリビアとの共演サントラからの“ELOサイド”が殆ど入ってるのがたまらんところで「I'm Alive」、「All Over The World」、「Don't Walk Away」といった極上ソングが見事「ザナドゥ」を買わずとも聴けます。そしてジェフ・リンのロカビリーなヴォーカルも最高すぎる「Hold On Tight」に、「Rock 'N' Roll Is King」は文句無しのカッコ良さで、当時新型ロックンロールやと思わず興奮でした。TV主題歌ともなった「Twilight」もテクノ風味が抜群のELOサウンド爆裂となる気分高揚ポップ・ナンバー。そして70年代の曲も「今頃、何ゆうとんねん」ってな話ですがエエ曲ありました。中でもポール・マッカートニー顔負けのポップな美メロ・スロウ「Telephone Line」、分厚いストリングスにコーラスが映えまくる「Turn To Stone」など震えるくらいの名曲でございました。正直、細かいことは知りませんが、この完璧で計算されたポップ・ワールドはマジで凄い仕事ぶりやと思った全38曲。
「憧れだったビートルズのアンソロジーでは新曲にまで関わったジェフ・リン。ただのヒゲモジャとちょっとちゃいまっせ」
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2008.08
25
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
Star.jpg



 処暑も過ぎ涼しくなったのに、溜まりたまった仕事に追われ今さらの夏バテです。そんなときは、キャピキャピの女子の声を聴くのがせめてもの救い。近年のモータウンでは比較的健闘してたのがこの3人組“702”は、いやいや仕事モードに戻さなあかん私を奮い立たせてくれます。なかなかの良作だった1stの時は、オボこいティーングループでした。声も体も成長しての気合入ったこの3作目は勝負作だったのに、今やすでに音沙汰無し。ショービジネスも厳しいもんです。ラスヴェガス出身らしく豪華なプロデューサーも集結した本作でしたが、二流ファッション雑誌みたいな安っぽいジャケが災いしたのでしょうか。3作目のこれで打ち止めのようです。
 期待に反してたいしたヒットもしなかった本作ですが、今も飽きないナイス・トラックがちょこっと入ってるので中古で売り飛ばすのも忍びない1枚です。それは何といってもブランディやサンシャイン・アンダーソンを手掛けたマイク・シティの制作曲。シンプルながらクールなグルーヴが激気持ちエエ「Stringing Me Along」は3人グループのコーラスも活かした秀作。微妙に漂うファンク臭もええスパイスになってて、最初どうっちゅうことない曲にしか思えんかったコノ曲が結局一番のお気に入りです。終盤の淡々と歌い込む「Jelousy」でもなかなかの相性でこの3人組の地味な良さを浮き彫りにしてくれてます。またTLC、デスチャで一気に名を上げたシェイクスピアも好曲を提供。クールな展開の「Feelings」、デバージI Like It使用の「Come & Knock On My Door」、ラテンタッチのギターに変態的ベース&バスドラが気持ちええ「No Way」等は何れもが好感触です。ただ奇をてらった冒頭ナンバー「Let Your Hair Down」はデスチャがやりそうなナンバーで正直すぐ飽きましたが、エキセントリックなトラックでインパクトだけは大です。また前半のハイライトは何といってもネプチューンズ関連曲で、最初すぐ「よっしゃ」と思ったのが2曲目のタイトル・トラック「Star」。セクシーさが増した3人の声にネプチューンズのプロダクションが冴えを見せるクールなダンス・ナンバーで当時、デビュー直後のClipseもラップ参加。マリオ・ワイナンズがクール&ザ・ギャングを使用した「Trouble」なんかも抑えめのヴォーカルがセクシーでなかなかです。起伏に欠けるのが惜しい「Better Day」はバックワイルドにフェイス・エヴァンスが制作に関わった期待曲だっただけに拍子抜けでしたが、本編最後のザ・キャラクターズの「I'm Wit It」は癒し系スロウ・ジャムで背伸びしない彼女達が堪能できます。エキセントリックな曲は即効で飽きましたが、後半にかけ尻上がりに良曲が集中してます。
「そこそこエエのに惜しいです。キラーチューン一発あったら今頃存続やったのにって1枚。」
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2008.08
21
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
best amuro



  10代・20代・30代と女性初の3年代連続アルバム・ミリオンという快挙を成し遂げた、最もイカした子持ちR&Bシンガー安室ちゃん。この人の凄いのはファッション・歌・ダンス・サウンドと、どれをトップクラスのカッコ良さをずっと維持してるってとこです。1st 「Sweet 19 Blues」の頃からずっと好きですが、精彩を欠いてきた小室氏の下を離れてからはファミリーが共に堕ちていく中、安室ちゃんだけは更にパワーアップしてるってとこがまた凄いです。しかも美貌維持のままで。曲も本格派R&Bシンガーとして刺激的かつ進化的なモンを常に提示してくれて目が離せませんが、近年のマキシ・シングルやらを上手にまとめた30代としての爆売れミリオンが本ベスト。セクシー・ジャケも無論最高ですが、中身も密度濃しです。
 内容は新曲も2曲収録ってことで無視できません。まずエレクトロR&Bでド頭とケツに配された注目の2曲「Do Me More」、「Sexy Girl」。ヴィダル・サスーンのCMでもお馴染みの前者が秀逸で、濃厚なダンスナンバーとして仕上がってます。あとはアーカイヴ的内容で、こうしてズラリ並べられると品質の高さに驚きです。ダイアン・ウォーレン曲でアリーヤの「The One I Gave My Heart To」に引けを取らない名バラード「Wishing On The Same Star」、マジでU.S産と同格になったと思った「Shine More」、ダラス・オースティン入魂の一撃で低音Voの魅力を知らしめた「Put 'Em Up」、J.B.“I'm Real”も手掛けたフル・フォースが絡み「これで御大とも繋がった」とワケわからん喜びを感じた「So Crazy」など、どんどん加速度的にHip-Hop色が増す展開はスリル満点です。日本最高峰のカッコええ音作りをするT.KURAが渾身のダンスナンバー提供となった「GIRL TALK」も素晴らしさ満開ですが、衝撃のバングラビート導入曲「Want Me, Want Me」はやはり何度聴いてもブッ飛ぶ傑作。これをシングルにした根性も素晴らしいですが、低音中心の安室ちゃんの刺激的Voもカッコ良すぎで本作でも個人的1等賞。また普通にほっこり系R&Bやっても素晴らしいと感じたクリスマスソング「White Light」や、挑発的激ファンク「Can't Sleep, Can't Eat, I'm Sick」と本場モン顔負けのHip Hop Soulを茶の間に浸透させた功績はあまりにデカいと改めて敬服です。最近はちょっと分かりやすい“ベタポップ”なアプローチもあったりで少々残念ですが、まだ記憶に新しい「60s70s80s」では温故知新的ソウル・クラシックも巧みに料理。Supremes 「Baby Love」使用の鬼キュートな「New Look」や、アレサの同曲使用のイケイケアッパー「Rock Steady」なんかは流石の出来に狂喜です。
「コレだけ先鋭的なことやってるのに、大メジャーな安室ちゃん。これからもイケイケで頼んまっせ!」
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2008.08
17
Category : Atlantic, Stax
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
868.jpg aretha vol2

 アトランティック・レコードの功労者“ジェリー・ウェクスラー”氏が亡くなったと新聞で読みました。50年代に当時のインディであったアトランティックに入社し、レイ・チャールズやらルース・ブラウン、ラヴァーン・ベイカー等を積極的に売り出し、ジェリー自身が生んだ言葉「Rhythm and Blues」の発展に大きく貢献した人です。60~70年代もアトランティックに在籍しメンフィスの名門「STAX」を傘下に収めたり、アレサ・フランクリンを大スターにしたりと非黒人ながらブラック・ミュージックの立役者として君臨。昨年も驚愕のアレサ未発表曲集をリリースし健在ぶりをアピールしてましたが往生されました。でも91歳まで生きられたってことで、「ご苦労はんでした!」と言いたいところです。ここはひとつ、手塩にかけたアレサの名曲群と共に功績を讃えつつお別れです。
 60年代、そこそこの評価を得ながら伸び悩んでたアレサに「ワシんとこ、来い」とアトランティックに入社させ南部に連れて行き「ソウルの女王」として開花させたのが、このジェリー爺でした。そこからの快進撃を端的にこの2枚はまとめ上げてます。信頼できるプロデューサーであるジェリーの下、才能を爆裂させたアレサのこの10年は正に神がかり的です。名盤1stについては以前書きましたが、勿論他にも傑作ウジャウジャです。2作目以降では、堂々たる歌唱がカッコええ「Baby I Love You」、ドン・コヴェイ会心の「Chain Of Fools」、キャロル・キングの「A Natural Woman」、自作スロウ「Ain't No Way」に「Call Me」、旦那との共作「Think」、ゴスペル色全開の「Spirit In The Dark」、安室ちゃんも取り上げた「Rock Steady」、ニューソウル的に粋さも増した「Day Dreaming」に「Angel」と名作の嵐です。お得意のカヴァーも凄まじくオリジナル以上とも思える作品も。Don Covey 「See Saw」、The Beatles 「Eleanor Rigby」、Dionne Warwick 「I Say A Little Prayer」、The Band 「The Weight」、Elton John 「Border Song」、Jerry Butler 「Brand New Me」、Lulu 「Oh Me Oh My」、Wilson Pickett 「I'm In Love」と、どれを取っても1級品。中でもBen E. Kingの「Don't Play That Song」は絶品で、今やコッチの方が有名なくらいな最高の仕上がり。またベストならではのシングル・オンリー曲も収録。Thelma Jonesのファンキー・カヴァー「The House That Jack Built」、個人的にはS&G版よりよく聴く感動大作「Bridge Over Troubled Water」、Ben E.ヒットのファンキー調理「Spanish Harlem」、激ゴスペル解釈が凄いMarvin & Tamiの「You're All I Need To Get By」、オリジナル小ヒット「Master Of Eyes」と見逃せん名曲が随所に。そんな事でジェリー爺と組んだ珠玉の作品群は永遠です。ジェリーの最も印象的なエピソードは、人種差別も横行してた昔のアメリカ南部で「バスや施設は隔離されても、電波まではさすがに無理な筈だ」とラジオを有効的に利用しエキサイティングなソウル・ミュージックを非黒人にまで積極的にプロモーションしたこと。こういう偉大な人がいたからこそ、数々の優秀な黒人音楽が埋もれることなく世界的に広まったと言えます。
「さすが!偉いぞ! ジェリー爺! 本当にお疲れさまでした。」
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2008.08
15
Category : Golden Pops
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
shut down



 涼を求めて泳ぎに行くと、必ず頭で鳴るのがビーチ・ボーイズ。海パンになると何故かはしゃいでしまいますが、明るい初期のサウンドは本日も最高の脳内ミュージックとして鳴りまくりでした。やはり水辺にピシャリはまります。別に夏でなくても、いつ聴いても惚れぼれするのがこのグループ。そんなビーチ・ボーイズのアホほどある名曲の中でも個人的ナンバー1ソングとして揺るぎないのが「Don't Worry Baby」。もう、これは絶対的で自分が死ぬまで聴き続けたい大傑作バラードです。こんな完璧な曲は、ありそうでなかなかございません。もともとロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」に大きな感銘を受けたブライアン・ウィルソンが、フィル・スペクターに「これ、使とくんなはれ」と本曲を書きあげロネッツに持っていったところ、却下され自らのグループで歌ったそうです。ロネッツ版も聴いてみたかったところですが、ここは「よくぞ受け取らんかった!」とスペクター氏に言いたいです。Doo-Wopから派生した絶妙のコーラスに、ブライアンの何度聴いても胸キュンもんの魅惑のファルセットといい、こんなエエ曲あってええんかいなとまで思ってしまいます。そんな事で、世紀の名曲が収められたビーチ・ボーイズ5枚目のアルバム。筋金入りのファンの方が多い中、私が言うのもなんですが最高です。
 冒頭に収められたのはドライヴィング・ロックンロールの「Fun, Fun, Fun」。マイク・ラブのチャラけた歌詞にチャック・ベリー直系のギターがグルーヴする凄まじき傑作です。サビから乗っかるブライアンの痛快ファルセットもたまらん初期ビーチボーイズの大ヒットです。そして胸キュン大傑作「Don't Worry Baby」が登場。至福の瞬間が待ち受けます。しつこいですが特A級の殿堂入り曲であることは言わずもがなで、頭からの2曲だけでも本作の価値はグッと上昇で、すでに大満足。また美しいハーモニーからロックンロールへの展開もスリル満点の「In The Parkin' Lot」なんかもエエ感じですが、遊び心も忘れません。次の「"Cassius"Love Vs. "Sonny"Wilson」は当時のボクシングのタイトル・マッチをもじったマイク・ラブとブライアンが互いの歌を茶化す内容で、ヒット曲がちょこっとずつ演奏されるのも楽しさ満点。この後、ほんまに訴訟まで起こす仲になるとは予想だにしない微笑ましい展開です。他にもブライアンの素晴らしいファルセット炸裂曲がビシッと収録で、哀愁漂う「The Warmth Of The Sun」、フランキー・ライモンの古典Doo-Wopの秀逸カヴァー「Why Do Fools Fall In Love」、これまた秀作としか言いようのない美メロ炸裂スロウ「Keep An Eye On Summer」あたりは聴き逃せないところ。やはりこの頃のビーチ・ボーイズが醸しだす「軽い・明るい・涼しい」と3拍子揃った心地良さは格別ですわ。
「彼等の音楽には肌がヒリヒリ焼けた後、冷却効果、デオドラント効果もあるようです。さすが!(嘘でっせ)」
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2008.08
12
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
BDAY.jpg



 売れっ子アーティストにとって、もはや方程式化している発売1年後のデラックス仕様出し直し版。最初にMary Jやらマライアがやりだして次から次へと出てきている昨今。なかなかCDも売れない業界事情もあってか「売れるアーティストでとことん売ってまえ」っていう商魂がミエミエで「これってどうなんや?!」と思ってしまいます。金メダル級の美女ビヨンセも2ndは出し直し版が出て、以前に話題となりましたがコチラは大歓迎でございました。なぜならオリジナル版のボケたような“?ジャケ”も気にいらんかったのと、北米・南米美女競演シャキーラとのデュエットの他4曲も追加だったからです。腹立ちながらも何やかんやいって、見事策略にハマってます。インパクト大だった1stのジャケを踏襲して欲しかったのに最初に出た地味ジャケにはガッカリだったので、この煌びやかさが増したデラックス版ジャケで一気に本作の格まで向上です。私だけかもしれませんが、同じ曲もジャケ・曲順総入れ替えで違って聴こえてくるから不思議ですわ。
 さて今更ながらですが中身です。1曲目には目玉曲であるコロンビアの歌姫Shakira嬢との夢の競演「Beautiful Liar」がでーんっと君臨。妖艶なダンスナンバーで、どうっちゅうことないと言えばそれまでですが二人一緒ってのに意味があります。これはぜひPVで。そしてコレがあって本当に良かったって思った本アルバムを救った珠玉の大ヒットナンバー「Irreplaceable」が今回は早々2曲目に登場。これは何回聴いてもエエ曲です。これから何年先も語り継がれる美メロ・ポップ大傑作です。また元々一番楽しみだったネプチューンズ曲「Green Light」、「Kitty Kat」は前者が抜群のおもろい出来。パートナーJay-Z共演曲はいまだにPVでのアホの坂田ダンスが忘れられん「Deja Vu」がやはりインパクト大です。追加曲で地味にイイのがNe-Yoも関わった「Flaws And Fall」で、シンプルなアレンジにビヨ嬢の巧さも光る好スロウ。同じ新曲でもまったりしすぎの「If」なんかよりよっぽどいいです。1stの立役者リッチ・ハリソン制作曲は「Suga Mama」がやはり秀逸。実にファンクな1曲です。スウィズ・ビーツの「Ring The Alarm」あたりはやや重たいですが、オールドソウル的な「Resement」、映画ドリームガールズの挿入歌「Listen」などはToo Muchスレスレのソウルフル・アプローチもなかなかグーです。他ではBun B and Slim Thugを従えたプリティな「Check On It」も中毒性の高い浮遊感もナイスな好曲。最後に収められた「Wild Wide Woman」も今回の追加曲ですが、ロドニー・ジャーキンスが安定感抜群のグッド・トラックを提供。これには大満足です。
「今や日本でもモノマネタレント登場のビヨ嬢。ビッグになりすぎてブヨ嬢にならんように祈ります。」
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2008.08
11
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
422foxx.jpg



 デスチャが世界中に旋風を巻き起こし、セクシーR&Bグループの需要が一気に高まったココ10年。共通項としてあったのは「歌が上手い」、「踊り・ファッションもイケる」、「サウンドがヒップ」ってなとこでしたが、4つ目の項目として重要だったのが「美貌であること」でした。本国でも色々と後継グループが続々登場でおっちゃんも嬉しさ倍増でしたが、我が国日本でも優秀なフォロワーがいます。その筆頭が、ええ女の集まりってなインパクト大な名前を冠したグループ「フォクシー・ミスク」。東野幸治が夜中やってるオーディション番組「歌スタ!」出身らしく、審査員のFace 2 fAKEが「日本にも本格派R&Bガール・ユニットを!」ってなことで集められたメンバーらしいです。寄せ集めメンバーにしては、上出来のまとまり具合で、雑誌JJから抜け出てきたような男ウケ抜群のセクシー・ビジュアル戦略には、まんまとハマってしまいます。発起人でもあるプロデューサーFace 2 fAKEは日本が誇るユニット・チームで、BoaやらExileなんかも手掛けている売れっ子チーム。個人的にはSmap!の「Peace」(←タワー・オブ・パワー的なセンス抜群の傑作!)を手掛けた人等として非常に気になってた人等です。ブレーンも素材も出揃った中でのデビューで、SWVやTLCなどからR&Bを聴いてきた人なども満足間違いなしの本格派仕様と相成りました。スピードやらMAXなんかに感じてた「な~んか違うねんな」といった日本型R&Bの違和感も一部解消ですわ。
 中身はバングラビートっぽい「Tha F. Q's Style」から、デスチャのイケイケナンバー風の「Ultimate Girl」と実に刺激的なビートが溢れかえります。ソロ・パートでは、もう少しワイルドな歌唱があってもエエのになぁと思っちゃいますが、今後に期待です。ただハーモニーや声の雰囲気は非常に素晴らしいので、心地良く聴けちゃいます。FU-TENのB-BANDJをフィーチャーした「Higher」や、重鎮ZEEBRAが抜群の存在感を見せる「Luxury Ride」、Miss Mondayのフロウも光る「Party Booty Shake」とHip Hop的展開も難なくこなします。またイケイケ・アッパーばっかと思いきや絶妙なミッド&スロウも要所に配置済み。中でも「I'll Never Know」と「Magnetic Love」は必聴のグレイト・トラック。何せ、安室ちゃんやクリスタル・ケイ同様、ホンマもんであることは聴いたらすぐに分かります。そしてしつこいですが何より綺麗!そやから、ちょっとくらいの不平不満は完全無視です。我ながら、ええ年こいて困ったもんです・・
「今年もコンスタントに新曲をドロップ。もっと大ブレイクして欲しい3人組ですわ」
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2008.08
09
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
nerd ne



 遅ればせながら行ってきましたディズニー・シー。仕事での出張とは全然違ったワクワク感での東京入りでしたが、流石ディズニー。しょーもない仕事よりよっぽど勉強になった充実感です。アトラクションの楽しさはもとより、待ち時間のストレス軽減やトイレの美しさ、掃除のオッサンに至るまで全てにエンターテインメントがあり、いちいち感動させてくれます。どんな人をもエエ気持ちにさせるサービスの良さは以前から何にも変わってまへんでした。そしてディズニー並みのワンダーランド的展開を見せるネプチューンズの変体形N✭E✭R✭D。やってくれました。これやから彼等は見逃せません。細かいサービスもバッチリで、1曲1曲はまさにアトラクションの如く、色んな人を楽しませてくれます。まさにHip Hopもロックもソウルもへちまも関係なく楽しませてくれる痛快な作品。どんな嗜好の人間も楽しまそうとする姿勢がたまらんですな。
 さてこの音のワンダーランドとも言える最新作。メルヘンチックなイントロからブリブリベースのCoolなビートに移行するのがシビれまくる「Time For Some Action」から最高の幕開け。途中の予測不可能な展開といい、インディジョーンズのアトラクション並みに楽しめます。Eric B. & Rakimの傑作“Know The Ledge”を彷彿させる高速BPMでジェット・コースター並みのスリルを体感できる「Everyone Nose」もCrazyな音構築がたまりまへん。ギターリフが印象的な「Windows」なんかは今のロック・フリークにもウケそうなアプローチ。じつにバウンスな「Anti Matter」に、タイトル通りのいかれたビートが炸裂する「Spaz」、アルバム終盤を引き締めるカッコええ高速ビート「Kill Joy」と飽きさせないエンターテインメントが続きます。ナヨ声ファレルがスタイリッシュに決める「Yeah You」、オアシス以降のUKロックを感じる「Sooner Or Later」やオルタナ系「Happy」など多彩な持ち球で楽しませてくれます。ビートルズ後期さえ感じた壮大な「Love Bomb」なんかも聴きものです。後半もナイル・ロジャースみたいなカッティングも気持ちエエ「You Know What」、傑作としか言いようがない中毒性激高のポップ・フューチャー・ファンク「Laugh About It」と遊び心満載ながら予定調和無しのスリルを与えてくれます。なおボートラ収録の変態ビート炸裂の「Lazer Gun」も必聴です!全体を通しての満足感と痛快さはN✭E✭R✭Dならではのモンで、「あ~楽しい」と心底感じること間違いナッシング~ですわ。基本、爆音聴き必須で頼んます。
「何が出て来るかわからんこのワクワク感。五感で感じろってのが最高でっせ。」
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2008.08
05
Category : 90's Male R&B
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
Neptune ku



 じつにクソ暑い、今年の夏。なんぼ常から「やっぱ冬より夏やで」と主張してるのも「ごめん、あれウソやし」と言ってまわりたくなります。会社の同僚に聞いたところによると、26度ってのが最も人間が活発に活動できるらしいです。こうも暑くなると仕事もダルダルで、電話1本とPCのみでデスクから一歩も動く気無しの横着モード突入です。ノータイ、クールビズがこれほどありがたいと思ったことはなかったです。家のBGMも、マゾ的にO.V.ライトやオーティス・クレイなんかの激熱Deepなのを聴くのもオツなもんですが、さすがにキツいです。やはり涼感誘うジャケや清涼系グルーヴに限ります。そして「the BADDEST」以降、一気に気になり始めたクボタが、「ずっと、つきあいまっせ」と決心するに至った大傑作がこの涼しげジャケNo.1でもある本作です。シングル・ヒットも入ってない地味な位置づけのアルバムかもしれませんが、圧倒的なクオリティで迫る傑作です。
 さて中身はイケイケ・アッパー「真夜中の太陽」でスタート。タワー・オブ・パワーの全盛時を支えたレニー・ピケットのテナーに、タワサ・エイジーのコーラスも光る佳作ですが、今迄のイメージを踏襲した安全牌みたいな曲でまだまだ序ノ口にすぎません。グッとくるのが心地よさ抜群のナイス・グルーヴが脊髄まで染みわたる大傑作「To The Limit」が早々に登場。マザー・アースへの参加以来、クボタの片腕といえる柿崎洋一郎の素晴らしいアレンジや、ストーンズでお馴染みのダリル・ジョーンズのブッといBassプレイも光る最高のミッド・グルーヴ炸裂です。哀愁ボッサ調「Adeus Meu Amor」を挟んで、また素晴らしいのがバーナード・パーディの入魂スネアが聴きものの「トランペット吹きながら」。クボタ流ファンキーが光る逸品でランディ・ブレッカーのミュート気味のペットに呼応し「にっちもサッチモ、いかずにマイルス」とカマし、「心はマウント富士~♪」と何の照れも無く唄えるクボタはやはりイカしてます。一見しょーもないミッド・スロウかと思いきや極上のサビが待ち受ける「夏の子午線」や、反則的な癒しスロウ「Sweet Dreams」も聴きもの。そしてコレまた凄まじいのが爆裂ファンク・チューン「Let's Get A Groove」。ミシェル・ンデゲオチェロの地を這うBassにマイケル・ブレッカーのぶりぶりサックスが吠えまくる極上グルーヴに昇天です。後半もカリンバみたいな音が本作No.1の涼感グルーヴを醸しだす「Pump Up Your Gold」が首の汗をしっかり冷却。ほんま何回も聴きまくったナイス・アルバムです。
「どう考えても日本R&B界の功労者。レコード・コレクターズでも特集くらいやってほしいもんです」
::more
2008.08
03
soul bar

今やオヤジ向け男性雑誌が大流行りですが、私も仕事の都合上ほとんど広告関連中心に目を通します。しかし昔と違って「粋」なオッサンが増えるのは結構なことで、「チョイ悪」やら「枯れオヤジ」やらオッサンが脚光を浴びるのは世の中にとって良いことですな。うちの会社も女性比率がむちゃ高いですが、昼飯食べながらも横からエゲツない会話も聞こえてきます。「暑苦しい」とか「センス最悪」とか「あの上司、むかつく」とか男性陣へ好き勝手言ってますわ。まぁそれはお互いさんですが、たとえ偽物でも好感度あげとかんと仕事しにくい面もあったりしますので気遣います。ただ私もこれからのオッサン期、自分をしっかり持って、いちびりのオッサンとして邁進したいもんです。そのオッサン向け雑誌でも抜群の編集力で支持も高いと聞く雑誌BRIOがチョイスした、夕暮れドライブに心地よさそうなナイスなソウル・コンピです。タイトル通りソウル・バー的な隠れた名曲も紹介で、神戸ムーンライト(元町の最高のソウル・バー)並みにエエ選曲で一気に聴かせます。
 中身は40代真っ盛りくらいの人がブイブイいわしてた頃の80年前後のナイス・グルーヴがてんこ盛りですが、今聴いてもCoolな録音の数々です。まずはWindjammer 「Tossing And Turning」で爽快な幕開け。続いてはThe Younghearts 「Let's Fall In Love Again」The Controllers 「My Secret Fantasy」と熟練ヴォーカル・グループが魅了します。熱血ファンクもメロウもイケるマイケル・クーパー擁するCon Funk Shunは「By Your Side」の他、弟分Phyreworkの「Make It Last」も収録。また、みんな大好きRockie Robbins 「You And Me」もピシャリはまります。AORの雄ボビー・コールドウェルのナイス・カヴァーRoy Ayers 「What You Won't Do For Love」はセンス溢れるヴァイブがメチャ気持ちええ傑作。サイド・エフェクトのバックを務めたL.A. Boppers 「Where Did You Go ?」や、ハワイ発のSeawind 「The Two Of Us」のオシャレなグルーヴもたまりまへん。嬉しいDeBargeではメロウな「Who's Holding Donna Now?」に加え関連グループSwitch 「I Call Your Name」が。他には「こんなのも、やってたの?」と少々驚きのメンフィス重鎮Booker T.Jonesのアーバン・スロウ「I Came To Love You」や、スティーヴィー・ワンダー作の名作Finis Henderson 「Crush On You」もばっちり。最後は紅白のサブちゃんの如くマンハッタンズのGerald Alstonが登場。余裕たっぷりにイーグルス名曲「I Can't Tell You Why」をバイ・オール・ミーンズと共にバッチリ決めます。
「実にセンスを感じる旨味がにじみ出る選曲。ちょっとカッコつけて聴いとくんなはれ」
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2008.08
01
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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なかなかのセクシー系ねえちゃんのフォト・ジャケが秀逸なファンク・グループL.T.D.のアルバム。10数年前はどこのレンタル屋でも気軽に借りれたL.T.D.が最近は廃盤が多くて「なんぎなこっちゃなぁ」と思ってましたが、この度廉価にて嬉しい再発。ソウル&ファンク系のアルバムはアーティスト自身とは無関係の美しい女性のジャケが多くて嬉しい限りですが、このハート・シェイプ18Kダイヤ入りペンダントをつけてもらってる美人ジャケはこの人等のアルバムの中でも最高峰のアルバム・カヴァーです。昔バンド仲間の女子にカセットで借りてず~っとカーステでかけまくってた挙句、知らぬ間に借りパチ寸前くらい長期レンタルしてしまいヒンシュク買ったくらい魅力的なグレイト・ファンクにメロウ・グルーヴの嵐。ベストヒットU.S.A.世代にはお馴染みの、バラディアーとして有名だったジェフリー・オズボーンがドラムでおったというのは、ライオネル・リッチーがコモドアーズで灼熱ファンカーだったのと匹敵するくらい驚きでしたが、本作は残念ながら脱退後です。
 本アルバムは通算8作目のグループ円熟期で、ジャケだけでなく中身も良質グルーヴでオススメです。看板シンガーだったジェフリー・オズボーンは不在ですが、元New Birthのレズリー・ウィルソンがビシッと穴埋めし、マイケル・ストークスが都会的にプロデュースした最後の花火です。1発目はダンス・クラシックとして知られるヒット曲「Kickin' Back」。ジェフリーの滑らかなヴォーカルとは違った、塩辛声の攻撃的ヴォーカルのレスリーがバシッと決めます。80年型の適度に洗練されたファンクがなかなかの心地よさです。そして個人的には更に上をいくと感じるナイス・ファンク「Burnin' Hot」はGap Bandやアースにも通じるグルーヴがグッと腰に来ます。続いてもファンクでパーラメントを軽くしたような「Cuttin' It Up」や、安定感抜群グルーヴにレズリーのシャウトも決まる「Stay On The One」と手放しで絶賛とはいきませんが、なかなかの健闘作が続きます。バラードはムーディに迫る「April Love」が秀逸。ただ異色といえるレゲエ調の「It Must End」はどう考えても???。「これ、あんたら演らなあきまへんのかいな」とツッコミたくなる曲で、冒険にもほどがあるやろってな曲。でもラストを飾るスロウ・グルーヴ「Now」は、イントロのエレピ音もとろけますが、ドラマティックでスムースなヴォーカルもエエ感じでつい聴き惚れてしまします。
「コレ、いいわよね♥と視線を送るお姐さんもナカナカですが、中身負けはしてまへん」
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