Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols / Sex Pistols * 1977 Virgin
2008-03-16 Sun 02:09
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The Sex Pistols - Filthy Lucre (Live)

忙しさが頂点に達すると人はパンクな顔つきになります。普段はソフトな面持ちで通してるつもりでしたが、最近は人と接するたびに険しい顔つきで不満ぶちまけです。春先になり仕事内容も変わり、部下がごそっと減ったのは気楽になったのですが、スリムで特殊な組織への異動ゆえに上司は東京、仕事は関西・東京いったりきたり、課題・資料山積み、電話鳴りっぱなし、毎日大量メール、と難しい顔つきにもなります。そんなときは全てほったらかしてパンクに浸るってのがひときわ快感です。ハードコア的な過激を極めたタイプのは重すぎて聴きませんが、初期パンクは痛快過激ロックンロールって感じで最高です。クラッシュやピストルズ、ラモーンズあたりの日本の’80sにも多大な影響を与えたパイオニアは、ベテラン連中も刺激を与えて活性化させたナイスな連中です。ソリッドでカミソリのように鋭いサウンド、新鮮で尖がったファッション、言いたい放題の無謀で痛快な歌詞、かつPopなエッセンスも含んだ当時の新型R&Rはアホ丸出しのクソがきだった私にもわかりやすく「こらぁ、カッコええわい」とすぐに飛びつきました。このパイオニアともいえるセックス・ピストルズ、実は私が存在を知ったときの80年代前半には解散してましたが、既に伝説化してまして、当時のパンク・ブティック「BLACK」でも大音量で常に鳴り響いていたその道の“バイブル”です。最近も椎名林檎などフォロワーが出現する、ジョニー・ロットンの巻き舌Voがたまらん唯一のオリジナルアルバムは格別です。
 内容は言わずもがなの重要曲揃いですが、軍隊の行進音からガツーンとくるギターが快感極まりない「Holidays in the Sun」はこれしかないってくらいの最高のオープニングです。続く「Bodies」、「No Feelings」とビシビシ速球攻めでさらにヒートアップ。軽快な「Liar」、前半ハイライトの放送禁止大名曲「God Save The Queen」とテンポ良く突き進みます。アナログB面では代名詞といえる傑作「Anarchy In The U.K.」、怖くて対応しきれなかったレコード会社をボロカスにこきおろす「E.M.I.」など最後まで脇目を振らず暴走してくれてます。ほんまは計算づくだったとも言われる敏腕マネージャー・マルコム仕込みのパフォーマンスであったとしてもジョニーの目つきと巻き舌には惹かれてしまいます。せっかく伝説となったのに金目当てなのか度々みにくい再結成もしちゃうピストルズ。シドが死ぬまでしか見たくなかったってのが本音です。
「もし明日に地球滅亡なら仕事場でコレかけて暴れまくるってなアホな妄想してます」
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