

P−Funkに感化された人の全てを狂喜の渦に巻き込んだウェッサイなる米西海岸発のヒップホップ。特にDr.DREの作り出すサウンドは「ファンク復活やんけ」と感じさせる、老若男女が大歓迎のグレイトなサウンドでございました。今に至るまで色々進化してきたウェッサイHip Hopですが、この90年代中盤の初期衝動的なブリブリ感&メロウネス満載のサウンドは忘れようにも忘れられない傑作トラック満載で、ぜひ大音量で聴いていただきたいグレイトな音です。一言でいってカリフォルニアの青い空に似合うHip Hopってことで突き抜け感は言う事無しです。ザラついたサンプリング中心のN.Y.系に対し、過去のファンクな音源を弾き直しループさせシンセ・ベースなどで厚みを増したその独特なサウンドはジョージ・クリントンが目指していたソレと合致するもんで、いっぺん身をゆだねるともう麻薬です。
本盤は、なんといっても冒頭の流れが最高すぎます。金字塔となった
Snoop Doggy Doggの1stから
「Who Am I (What's My Name)?」がオープニングで、P-Funk直系サウンドに存在感抜群のSnoopのラップが炸裂する興奮が避けられない逸品。(後半には「
Ain't No Fun」も収録!)続いてホンマは生きとんのとちゃうか?と思わせるほど死後もリリースが止まない
2PacはマイケルのHuman Natureを実に上手く使ったメロウ傑作「
Thug Nature」に、言わずもがなの大ヒットで
Dr.DRE & Roger Troutmanも夢の参戦となった「
California Love (Remix)」と何べん聴いてもおしっこ漏らす秀作が続きます。また2Pacは生前のSnoopとの共演作「
2 Of Amerikaz Most Wanted」に、
Makaveli名義で出てきたミッド・メロウの大傑作「
To Live And Die In L.A.」も収録。また総帥
Dr.DreのGファンク・クラシック「
Nuthin' But A G Thang」も勿論収録ですが、この曲含めSnoopは
Tha Dogg Pound 「
New York, New York」、
Tray Deeとのコレまたレイドバック傑作「
21 Jumpstreet」等の半分くらいの曲でフロウが聴けます。そしてGファンクといえばコノ人、
Warren Gが
Nate Doggと組んで発表した激名作「
Regulate」です。ドゥービーBrosのソウル親父マイケル・マクドナルドの名作I Keep Forgettingを見事に再構築したそのナイスなメロウネスは衝撃的というしかない天晴れなモンでした。他にも実にパーラメントな
Tha Dogg Pound 「
Respect」、「
Let's Play House」と気持ち良すぎる展開の嵐。
「とにかく問答無用の傑作が連なる好編集。やっぱ爆音聴きしかないんですわ。」