Live At The Bohemian Caverns / Carla Thomas * 2007 Stax

Atlantic, Stax
 復活したメンフィス名門レーベル“STAX”。現役レーベルとして進行形の今のアーティストも手掛けて欲しいところですが、60年代はモータウンと並んでホームラン連発の大御所レーベルでした。オーティス・レディングを筆頭にウィリアム・ベル、サム&デイブ、ジョニー・テイラーなど南部を代表するディープなシンガー揃い踏みでしたが、そんな第1期スタックスの歌姫といえばまず思い浮かぶのがカーラ・トーマス嬢です。キュートながら...

Bobby Byrd Got Soul / Bobby Byrd * 1995 Polydor

James Brown
 「え~~~、ほんまかいな??」と思わず愕然としたボビー・バード氏の突然の逝去。ガンだったそうです。ご存知、ジェイムス・ブラウン御大の“合いの手”シンガーとして、デビュー当時フェイマス・フレイムス時代から70年代半ばファンク期まで傍らで御大を支え続けてきたシンガーです。御大との付き合いも古く、10代の頃に少年院で出会い、御大が持つ天性の才能に脅威を感じ自分のゴスペル・グループに引き入れたのが始まりだそう...

Nuthin' But Death Row Classics / Variour Artists * 2002 Death Row

West Side
 P-Funkに感化された人の全てを狂喜の渦に巻き込んだウェッサイなる米西海岸発のヒップホップ。特にDr.DREの作り出すサウンドは「ファンク復活やんけ」と感じさせる、老若男女が大歓迎のグレイトなサウンドでございました。今に至るまで色々進化してきたウェッサイHip Hopですが、この90年代中盤の初期衝動的なブリブリ感&メロウネス満載のサウンドは忘れようにも忘れられない傑作トラック満載で、ぜひ大音量で聴いていただきた...

New Jack Hits / Various Artists * 1996 Rhino

R&B Compilation
 いまだに特集記事が組まれるほど熱烈歓迎状態だった90年前後のR&B新潮流“New Jack Swing”。80年代当時、全盛だったブラコンには大人すぎて見向きもしなかったブラック・ミュージックでしたが、テディ・ライリーのGuyを筆頭に新世代型ファンクと映ったその新鮮なサウンドは「こらぁ聴いとかな大損するぞ」と感じ、一気に現行R&BやHip Hopにまで手を出すきっかけとなりました。猫も杓子もNew Jackとなったシーンはそれくらい画期的...

Graduation / Kanye West * 2007 Roc-A-Fella

East Coast
 「 蟹江の旦那、お待ちしておりやした。」てな感じで現ヒップホップ界の要人が待望の新作ドロップです。近々のBMR誌によるとかなりの日本びいきということで今回ジャケも村上隆氏が手掛けてます。村上氏というとヴィトンに新風を巻き起こしたあのモノグラム・マルチカラーシリーズが有名ですが熊ちゃんの発射台もマルチカラーが配色。キャラ・デザインを多用するアニメチックな最近の村上氏は好みやないですが、進化しカラフルさ...

FRONT presents diggin' from the vaults DJ JIN'S FUNKY STRUTT * 1997 Victor

Soul Compilation
 日本のHip Hopも素晴らしいと教えてくれたブッダ・ブランドやライムスター、ネイキッド・アーツらの'90年代に出てきた連中。そのライムスターのDJ JINが雑誌FRONT(現在廃刊)と組んでコンパイルした激ファンク盤。古い素材や知られざる音源をクールなビートで再構築したHip Hopの面々は、ホント気持ちエエ音が何かをよ~く知ってます。MURO氏が組んだメロウ編もグレイトでしたがコチラはプ~ンと臭ってきそうなアーシーなグルー...

Gonna Have A Good Time / Various Artists * 2007 Mainstream・P-Vine

Soul Compilation
 急がばまわれって言い回しがありますが、必死こいて探し回らんでも出てきますな。古いエエ音源は。チェスのローラ・リーにしても、フェイムのキャンディ・ステイトンにしても、モータウンのボビー・テイラーにしても何やかんやいうてちゃんと普通に買えるようになりました。90年代にアリス・クラークのアルバム再人気で知った「メインストリーム」なるレーベル。ジャズ系のレーベルながらグレイトなソウル&ファンクの録音がある...

Free Soul the classic of STAX & VOLT / Various Artists * 2003 Victor

Atlantic, Stax
 驚きの復興を果たし、アンジー・ストーンの新作まで出すメンフィスの名門「スタックス」。同じブラック系レーベルでも北部のモータウンやらブランズウィックあたりとは違ったアーシーなサウンドが売りです。もう何ぼ出てんのか分からん日本が誇る名コンピ「フリー・ソウル・シリーズ」にも勿論スタックス編はございます。60年代オーティス・レディングを中心に一時代を築き上げたディープ極まりない第1期ではなく、アトランティ...

Free Soul the classic of Brunswick / Various Artists * 2000 Victor

Soul Compilation
 最初は「なんじゃい、薄めの曲ばっか集めやがって」と思ってたフリーソウルシリーズ。とんだ思い違いでした。毎回、有名無名を問わず“今の視点”で気持ちいい曲を実に上手くコンパイルしてくれます。その人気シリーズのレーベル編として組まれたシカゴ・ブランズウィック版です。正直、ジャッキー・ウィルソンとチャイ・ライツ聴いときゃオールOKと思ってたレーベルです。なんのこっちゃない、激素晴らしい楽曲の数々を目の前にし...

The Singles Volume One (The Federal Years 1956-1960) / James Brown * 2006 Hip-O

James Brown
 おそらく今でも天上界にてハードワーキングマンの異名をとった如く精力的にライブ活動を続けているであろうゴッドファーザー・オブ・ソウルの初期シングル・コンプリート集。デビューの1956年から発売順に忠実に並べられたシングルAB面ですが、勿論ファンク云々以前の時期ですのでゴスペルシャウターとしての御大が存分に堪能できる素晴らしき録音の数々です。ルイ・ジョーダン直系のジャンプ・ブルース・スタイルから、リトル・...

Rockin' Soul (1958-68) / The Isley Brothers * 1990 Rhino

60's Soul
 J.Bは天国へ行ってしまいましたが、コチラは現役ソウル界の首領として君臨するR.Isley親分。1950年代から第1線で活躍する化けモンみたいなおやっさんですが、近年のボスキャラぶりとは違ったデビューから10年くらいを追った初々しい姿のアイズレー3兄弟時代を追ったナイスな編集盤です。ゴスペル影響下のダンスR&Bを売りにしていた時代で、元気溌剌のジャンプ・ナンバーからモータウン在籍時の流儀に従ったデトロイト・ソウルま...

Past Masters Volume One / The Beatles * 1988 EMI

60's UK Beat
 天下無敵、バリバリのロックンロールバンドであったビートルズ。元々、ルースターズ、クールス、横浜銀蝿(あ~恥ずかしい)なんかから入ったので、ロケンロールなビートルズはスンナリ受け入れることができ、2ndなんかいっときアホほど聴き狂ってました。先に洋楽にかぶれたの兄貴のオカゲで1銭の金も払わず殆ど全てのビートルズ音源を聴けましたが、ロケンロールなビートルズはなぜかシングル盤が多かったもんです。何年かし...

Little Richard / Little Richard * 1957 Specialty

50's Pioneers
 スピーカーの前で傘でもさしとかんと、唾でビチョビチョになりそうなド迫力のリトル・リチャード。ロックン・ロールの創成期の一人としてあまりにも有名ですが、アップテンポ主体のド迫力R&Bといった感じです。初期のジェームス・ブラウンやオーティス・レディングに多大なる影響を与えた人物としても知られますが、凄まじい声の迫力に呼応するニューオリンズスタイルの演奏も実にカッコよろしいです。初期のヒット曲がメジャー...

Elvis 56 / Elvis Presley * 1996 RCA

Rock'n Roll + Rocabilly
 天使「おいおい、そこに入ってる曲は殆ど持っとるやないか」、悪魔「いやいや、この切り口は新鮮でええぞっ」、天使「何ゆうとんねん。PCで並び替えたら、何ぼでもその並びで聴けるぞ」、悪魔「でもジャケが激渋やし、音もアップグレードしとるやないか。かまへん、いっとけ」、天使「ええか、ええのんか、最高か」と我が体内で小競り合いがありつつ結局レジに差し出した1枚。没後25周記念として出された、過去の名編集の2002年...

The Definitive Collection / Buddy Holly * 2006 Decca

Rock'n Roll + Rocabilly
 クラスで言うと学級委員って雰囲気の優等生ロックンローラーなイメージのバディ・ホリー。もしロックンローラーの学校があったならクラスでスポーツも勉強もできて一番モテモテなのがエルヴィス、遅刻常習で後ろの席に座って前の奴に消しゴムのカスとか投げてくるのがジェリー・リー・ルイスってな感じですが、50年代後半は本当に役者揃いでそれぞれ皆エエ味出してます。バディはビートルズやストーンズがカヴァーしてたので皆様...
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