

しかし大文字もとっくに終わったというのに暑い。夏は大好きですが暑さにも限度があるっちゅーねんって感じで、まだ泳ぎに行ったりの今日この頃。しかしながら真っ青な空を眺めると淀んだ心もなんとなく晴れよるわいってな感じでエエもんです。そんな時、いつも思い出すのが沖縄の海と空。その透明度の高い海は須磨や若狭では味わえない最高のもので何回でも行きたいと思わせるものでした。そして独自性を持った、沖縄の音楽もエエもんです。以前カラオケリースのバイトしてたとき尼崎・神崎川界隈にある沖縄の人がやってるスナックがありまして、またそこの機械やらがよう潰れよるもんでしょっちゅう呼びつけられ訪問しとったんですが、実はメチャ楽しみでもありました。まぁ汚い店でしたが、いつも集まってはるオジー・オバーが最高の唄をカラオケで歌っておったんです。ガチャガチャ修理しながら、なんかようわからん沖縄民謡を聞いてて不覚にも涙して「おおきにっ」とその店を出たこともあります。そんな心の琴線触れまくりの沖縄音階と琉球三線をふんだんに聴かせてくれるナイスなアルバムがコチラ。
デビュー当時はそれほど気に留めなかったグループでしたがルーツを前面に押し出した最近の楽曲は素晴らしいものばかりで、それまでハイサイおじさんやライ・クーダーでしか知らなかった沖縄テイストがしっかり満喫できるこの島唄集は何度聴いても飽きない傑作ばかりです。1集では既にクラシックとなった名曲「
涙そうそう」を三線&沖縄方言ヴァージョン2種収録。なんべん聴いても泣けます。また何ともほのぼのする「
竹富島で会いましょう」や、「
かりゆしの夜」なども三線の響きがたまらん傑作です。2年後の続編では大ヒット曲「
島人ぬ宝」が収録でポップスと沖縄テイストが見事に融合した感動的名曲。美しい景色や心を守ろうとすることの大事さを唄った歌詞も秀逸です。民謡的な女性の合いの手も絶妙な「
恋の島、鳩間島」の他、地元沖縄のCMでビギン自身も出ていた「
オジー自慢のオリオンビール」は永ちゃんのコカ・コーラソングに匹敵する最高の商品名ソング。また踊り狂いたくなる「
オバー自慢の爆弾鍋」はビギン流島唄ジャンプナンバーで地元食べ物名連発も楽しさ満開です。
「沖縄版の〈上田正樹と有山じゅんじ・ぼちぼちいこか〉とでも言いたい名曲集。聴いてるとすぐにでも行きたくなります。」