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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
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2007.07
31
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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いや、しかし心配です。この姐ちゃん達、ちゃんと日焼け対策をしてるのか?遊びに行って体焼いてそのときはゴキゲンさんでしたが、後になって体中痛痒く体調も悪くなって発言の切れも悪く仕事場で嫌味のひとつもかまされ最悪な今日この頃の己。何年同じ過ちを繰り返してるのか?って自分でも情けないやら腹立つやらですが、日焼けで何となく思い出したのがこのアルバムです。'90年代前半にモータウンが送り出したこの女性4人組7669はアルバムたった1枚でどっかいきましたが、炎天下で上半身裸でバイクにまたがるジャケがやたら強烈な印象でございました。日焼けの心配など「ほっといてくれ」と言われそうなワルの匂い漂うナイスな本格派グループです。ちょうどアン・ヴォーグやらTLCがブレイクしてマーケット的にもHip Hopのふりかけをかけた女性R&Bグループがもてはやされていた時期で、色んなタイプのグループが次に続けと登場しクオリティの高いブツが沢山あってホントええもんでした。
 さてアルバムな方は下品な風貌よろしくセクシャルなテーマも多いですが、サウンドもラップもハーモニーもいけてる秀逸な内容です。冒頭のワイルドかつお下劣に迫る「Heree Ah Cumm」からグループのカラーを示す頼もしさです。そしてフル・フォース手掛ける「69 Ways To Love A (Black) Man」、UTFOカンゴールの「Joy」、しっとりスロウ「Changes」とトラック良し・歌良しと実力もまざまざと見せつけてくれます。中盤は1stシングルともなったクールに淡々と刻むグルーヴが心地良い「So High」、同時期活躍のジェイドっぽい「By Your Side」と実にかっこええトラックが鎮座します。後半もハーモニーも軽快に横に寝てくれという誘いに思わずニヤける「King Size Bed」、実にファンクなグローヴァー・ワシントンJrをサンプリングしたラップ・トラック「Phillies, 40's & 69」と飽きさせない展開。
「さすが老舗のモータウン仕事。日焼け止めなど無しに強烈ビーム浴びちゃってください。」
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2007.07
27
Category : Jive
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 1930年代、まだR&Bもソウルもヘチマもなかった頃から黒人音楽の源流となるエンターテインメントを体現してきたキャブ・キャロウェイ。ディジー・ガレスピー等と共にハーレム時代のジャズを歌手・俳優・バンドリーダーとマルチな活躍で支えてきた人です。勿論当時の活躍は知る由もなく映画ブルース・ブラザーズでの名演で初めて知ったのですが、歌のインパクトだけで言うとJBやレイ・チャールズよりも強烈だったのが劇中終盤で歌われた「Minnie The Moocher」。表現力抜群の歌唱でユーモラスに歌う様は何とも印象的で、物悲しさも持ち合わせつつ掛け合いも最高のこの曲は一発で気に入りました。そんなキャブの全盛期1930~40年代の素晴らしい録音を集めたのが本CD。粋にスウィングするジャイヴ・ミュージックの数々は、初期に所属していたデューク・エリントン楽団のビッグバンド・ジャズにも通じる楽しさ満載で、後のドゥーワップやジャンプ・ブルースにも影響大となった黒人芸能の原点となる名演集です。
 中身は1曲目「Nagasaki」から軽快にスキャットしまくりの1935年録音で一気に心惹きつけるグレイト・スウィングです。前半ではジョー・ジャクソンもカヴァーした“Hep Hep=(Hip)”と連呼するのが最高な「Jumpin Jive」、ソウルフードでも欠かせないチキンについて歌った「A Chicken Ain't Nothing But A Bird」、ダンディに決める「My Gal」、実にドラマティックな代表作のひとつ「St. James Infirmary」、スィートな「I'll Be Around」とゴキゲンさんなナンバーの連打です。そして下品に迫るミュート気味のトランペットにキャブのダイナミックな歌唱が光りまくる大ヒット「Minnie The Moocher」。文句無しにキャブの代名詞と言える超傑作で喉開きまくりのあの声も絶妙のはまり方で最高としか言い様がありません。アルバム後半は1940年代中心となりR&B調にグルーヴィーさも増し「Honey Dripper」、「Hi De Ho Man」、「Jungle King」、「The Calloway Boogie」等どっから聴いても軽快に聴き通せますが何といってもキャブの表情豊かな歌唱がたまりません。
「何ともユーモアに溢れた粋なジャズメン。聴いてるうちに顔がほころぶ20曲!」
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2007.07
23
Category : Hip Hop Compilation
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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ボーイズ'ン・ザ・フッドのラリー・フィッシュボーンに、名作ゴッドファザーⅢで好演したアンディ・ガルシアらの出演で1930年代のハーレムを描いた映画のサントラ。'90年代は“今月のサントラ”って感じで毎月アホみたいにアーティストの販促も兼ねて乱発されてましたが、結構楽しみでもありました。やっぱ他のアーティストとゴチャ混ぜで組まれるオムニバス盤要素が強いですから、リスナーの比較に耐え得るようアーティスト側も競争原理が働き収録曲中で目立とうと気合入ってる場合も多く、自分名義のアルバムより高質トラックがたまに入ってたりするから消費者としてはありがたいもんです。企画モンならではの競演やサウンド・プロダクションもやはり魅力です。
中身はタイトルトラック「Hoodlum」でスタート。Mobb DeepにBig Noyd & Rakimが合体し硬派に決めます。続く当時躍進のラウド同士でのタッグDavina feat. Raekwonによる「So Good」は出色の出来で、ダークな質感にレイクォンがおるというだけで最高です。本体Wu-Tang Clan名義がまた凄いのが収録です。なんとキャブ・キャロウェイの大ヒット、ミニー・ザ・ムーチャーの故ODBが吼えまくるウータン版「Dirty The Moocher」。RZAがバッチリ手掛けた強烈ロウファイなサウンドにキャブの声もサンプリングされた素晴らしき逸品。クライマックスはODBによる“ハァディハディハディホ~”の掛け合い、こらぁ絶品としかいいようがありません。そしてAdriana Evanceも映画の時代性を考慮したビッグ・バンドによるスイング・ナンバー「Lucky Dayz」でダイナ・ワシントンばりに決めちゃいます。またギャングスタ系シンガーL.V.The Clayton-Hamilton Jazz Orchestraをバックに渋くスイング。後半は歌もの中心ですがクルセイダーズ「Street Life」をRahsaan Patterson、コモドアーズ「Zoom」をBig Bubがカヴァーしてるのがなかなか秀逸です。他にも112 feat Faith Evance、Erykah Badu、Chico DeBarge、Tony Richと有名どころ多数参加となってます。
「やはりハイライトはODB。天国でキャブ爺さんと声高らかに演ってくださいな!」
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2007.07
22
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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テディ・ライリーが全面バックアップで'90年代後半に登場した、フィーメール・ラッパー。テディが手掛けたスパンダー・バレエの大ヒット曲使用のメロウ・ラップ「It's True」なんかのイメージが強烈でしたが、結構骨っぽいとこもあって思ってたよりハズレではありませんでした。全体的にはR&B感覚で聴くことができる非常にキャッチーなHip Hop中心(ゆうたらソルトン・ペパみたいな感じ)で、肝の据わったPen嬢のフロウもまたよろしいもんです。欲しいと思ってたら暫くしてハンバーガーくらいの値段で投げ売りしてたので思わず購入しましたが、打ちこみ主体のなかなか心地良いトラックも多いこの2ndは今でもたまに聴くとエエ感じで聴けちゃいます。
 さて中身の方ですが、やはりスパンダー・バレエのトゥルーをもろに使った「True」が最高で、MTV登場期の当時、シングルまで購入したお気に入りメロウナンバーの使用は結構興奮でした。実は1stアルバムからの同曲収録という禁じ手ながら何食わぬ顔で違和感なくスッポリ収まってます。Vo部分にチコ・デバージが客演した再演で、ペン嬢の淡々とフロウするラップも素材の良さをしっかり活かしたナイス・トラックです。またボブ・マーリーの息子達、マーリー・ボーイズもツボを押さえたトラック提供でペン嬢も見事に応えます。なんと親父さんのナッティ・ドレッド収録の名作同タイトル曲からの大胆な引用が素晴らしい「Revolution」、ダンクラ“I'll Do Anything For You”使いの「For You」と非常に気合の入った出来は大満足です。他ではラフ・ライダーズ的なトラックとかは正直しんどいですが、ステッツァソニック使いの「QP Walks」、Miss Jones参加の攻撃的な「Ghetto Divorce」、好調時のブラック・ストリーツを想起させる御大テディ手掛ける「I Got Cha」、D/R Periodが緊張感溢れるトラック構築の「Cold Cold World」あたり貫禄バッチリのペン嬢のラップもえらい格好良いです。
「荒井注が生きてたらThis Is A Pen ! と販促して欲しかった1枚」
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2007.07
14
Category : 00's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 巷で評判のデフ・ジャムが送り出した期待の新人女性シンガー。吉本のなるみ風の面構えですがゴスペル出身ジャズ経由の表現力抜群のその歌声には度肝を抜かされます。ビリー・ホリデイからローリン・ヒルまで感じさせる強靭な喉に加え、流れるような節回しを支える声域もバッチリで大物の予感をさせる24歳です。またこれだけのエエ素材発見ってことでデフ・ジャムCEO、LAリードも気合入ってるのか、制作陣も強力メンバーです。1曲聴いただけで後は鉄人シェフの料理を食べる側の気分で美味しい作品の数々を頂けます。
 個人的注目はBEPの才人Will.I.Amのプロデュースする作品に目がいったのですが、まずはランDMCネタで「Let's Rock」が最高です。ザラついたバックトラックにストリングスを絡めた絶妙の音処理にCoolなクリセットの歌声が冴えまくりです。いきなりボブ・マーリーのCould You Be Lovedのイントロが聴こえてくる「Be Ok」もなかなかええ具合です。しかしアルバムの頭を飾ったのはMo Jazなる人(?)の制作の「Like A Dream」、「Work It Out」。これがまたエエ仕事です。ジャジーながらディープ・ソウルをも感じさせる逸品で、ビリー・ホリディが今おったらこんなアプローチかも?って出来です。シングル曲「If I Have My Way」は、まったりスロウでこれもええ雰囲気。そしてこれまた期待のBabyface関連の2曲「Best Of Me」、「Your Joy」はアコギかました“らしい”曲ですが押さえ気味の歌唱もセンス良しです。そしてフージーズ仕事を彷彿させるサラーム・レミ制作曲は「Good Girl」、「In This For You」と2曲で特に前者はCoolな出来で大満足です。後半戦ではジョン・レジェンドらしさが出たピアノ主体に聴かせる「Love Is You」も相性バッチリで美しさ満点。最後はプリンス的ギターも効果的に絡む大作「Is This The Way Love Feels」で壮大な締め。と思いきやシークレット・トラックで美しきピアノをバックにしっとり歌い上げる「I Am One」なる曲が。隠すことない素晴らしい出来です。
「こらぁ、なかなかやりまっせ。アリシア・キーズ並みにブレイクかも?」
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2007.07
12
Category : 90's Female R&B
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 蝶々といえば思い出すのは幻の希少種“アカムラサキブルーハゲアタマ”。もちろん、そんな蝶々存在するわけなく、往年の名作ハクション大魔王で登場したセンス溢れるネーミングの蝶です。会社の連れとその幻の蝶の話題となり、そのインパクトあるネーミングを同世代の奴等は結構覚えていて「わけわからん」とか「でもあの名前は凄かった」などと腹がよじれる程笑ったのですが、あんまりおもろいので家の子供にその名前を吹き込んだところ、やはりインパクト抜群だったようです。何かの度にその名前を喜んで口走るもんですから、「いらんこと教えんといて!」と嫁さん大激怒です。ちょっとやり過ぎました。そんなことで現存希少種の蝶といえばやはりバタフライ姐さんことマライア嬢です。ちょうどこの辺りからエロ蝶となりモトーラの下から飛び立ちました。この前作、前々作あたりはセリーヌ・ディオンにでも感化されたのかお利口さん的なアルバムでがっかりの連続でしたが、少し良い意味での下品さも出てきてややソウルっぽさも復活してきたこの「バタフライ」は今も何曲かは大好きです。
 中身で突出してるのはやはりパフィにウマーまで絡んだシングル曲「Honey」です。ザ・トレチャラス・スリーのサンプリングを下敷きにストリートも意識した完成度の高いこの曲はマライアのストロング・ヴォイスも響き渡る快作です。この曲は何とジャクソン5をサンプリングに使用したジャーメイン・デュプリによるSo So Def Radio Mixもボートラ収録されておりDa Brat & JDのラップもフィーチャーしたよりストリート寄りのトラックも収録でそちらも必聴。他には当時躍進のトラックマスターズ手掛ける「The Roof」、ボーン・ザクスン・ハーモニー参加の「Breakdown」、ティンバランド初期の作風彷彿のミッシー・エリオットも歌詞を手掛けた「Babydoll」、JODECIディヴァンテ製作でDru Hill参加のプリンス・カヴァー「The Beautiful Ones」等、無視できん注目作多数収録。でもウォルター・アファナシェフ関連の昼メロのBGMみたいなポピュラー寄りトラックは今となってはアクビ連発でいただけません。唯一、後半の「Outside」だけはベタな熱唱が結構エエ感じですが。
「あんまり肥えたらモスラになります。いつまでも優雅な蝶々でいてください!」
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2007.07
11
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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いろんな所でさんざんエエ、エエと取り上げられる今更ながらの超の上に激までつけたい名盤。'90年代前半というと、己はまだHip Hopに対して疑心暗鬼状態でしたがノーティ・バイ・ネイチャーやATCQなんかが入り口の扉を「さぁ、どうぞ、どうぞ!」と開いてくれたようなもんです。私が彼らの進化についていけなかっただけなのか、後期のATCQはさっぱり理解不可能でしたがこの辺りの音は今聴いても鼻血ドピューの神がかり的傑作連発です。昔おのぼりさん丸出しで行ったフーラなんかでも、割れんばかりの重低音で鳴らしていて最高に気持ち良い音だったのを思い出します。さて近年寡作気味の中心人物だったQティップ。最近では“Hip-Hop Is Dead”とまで言っちゃって、過去の人がよく言う台詞を吐いたりしてますが、コレだけの音を作り上げた人です。今のシーンなりの尖がった音を必ずや届けてくれるはずだと信じ、ずっとホームランをバックスクリーンでグローブはめて待ってます。
 そしてこの2ndアルバムですが、覆い尽くすのはJAZZで用いられるウッド・ベース等の音源を巧みに再構築した重低音が肝のシックでモノトーンな雰囲気です。Qティップとファイフの淡々としたラップもハマリまくりです。まずド頭からアート・ブレイキー使い「Excursions」、超低音のベースが気持ち良すぎる「Buggin' Out」と本作を象徴する強力マグネット・トラックで聴く者を虜にします。「Verses From The Abstruct」ではなんとロン・カーターがウッド・ベースで参加しナイス・グルーヴを披露。他にもブランド・ヌビアン参加の「Show Business」、AWB使いの渋い「Check The Rhime」、ファンカデリック使いの「Everything Is Fair」、ダークにスゥイングする「Jazz」と国宝級クラシックがずらり。最後はリーダーズ・オブ・ニュースクール参加の大傑作ポッセカット「Scenario」。バスタ・ライムスの狂気のライミングもシビれる奇跡の録音で、10年以上前、ヒップホップ好きの宝石業者と常に爆音で車中鳴らしていて苦情まで頂戴した、未だに脈拍アップの思いで深き逸品。
「歴史的名作に偽りなし。ヒップホップに教科書があるなら間違いなくナポレオン級扱いの人等」
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2007.07
10
Category : West Side
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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薬局の前にいるアノ人です。そうケロヨン!というのは冗談で「ケロワン」です。アメリカ西海岸を拠点に活動している人ですが、韓国の血も引いてるだけあってアジア人風の顔立ちも親しみがわく注目の人です。巷でのケロワンのシングルにハズレなしという触れ込みに煽られ購入です。最近では絶滅したかと思っていたモロにジャジー系のHip Hop。ありましたがな~、アンダーグラウンドで。こういった才覚ある人達がATCQやピート・ロックの全盛時のテイストをしっかり守っとったんですな。友達でDJやってる下品極まりない最高の男が広島におるんですが、こういうなのでフロアを大音量で盛り上げてくれてたら嬉しい限りです。
 中身はケロワンと自身のレーベルの周辺アーティストで構成されてますがクールかつメロウなサウンドで統一されていて心地良さ抜群です。頭からKero OneIn All The Wrong Places」でピアノ・ループからエレピ音もセンス良く導入したバックトラックに淡々とラップとする様がなんともシビれます。kero One名義ではジャジーなギター・ループもいかす「Keep It Alive!」、哀感溢れるトラックに強力バスドラキックが絶妙に絡む「Give Thanks」、ピート・ロックばりのザラつき具合もたまらん「Check The Blueprints」、浮遊感漂う絶妙トラック「My Story」とRemixですがどれも最高の出来です。フェンダーローズのエレピ音を効果的に使ったNiamajとの「Yagotta」、ペットのミュート音も絶妙なRashaan Ahmadとの「Here We Go」なんかもCoolの極みといえるセンスで思わず万歳三唱です。唄モンでもAloe Blacc & King MostWith My Friends」はアンソニー・ハミルトンmeetsメロウ・ソウルって感じでこれまたグッと来ますし、他にも比較的イケイケなTableek Of MaspykeSummer In The City」などええのん多数収録。
「やっぱ好っきゃねん、こんなん。メジャーシーンでもドーンっと鳴って欲しいもんです」
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2007.07
08
Category : Hard Bop
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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 はっきりいって親父がコルトレーンでは唯一持ってたジャイアント・ステップを高校当時のバンド仲間と耳にしたとき全然スルーでした。「何やコレ?」「吹きすぎっ!」「ワケわかめ」など散々いってポイですわ。しかも家の構造は物干し場への通り道となる部屋だったため友達がいたら正に“おかんとマー君”状態です。そらぁヘンに両親に食いつきのエエ行動を起こすと大変だったので、親父のレコードはこそっと聴いてすぐしまう。それがセオリーでした。それから数年。アシッド・ジャズやらメイシオ・パーカーなんかからさかのぼって聴いたブルーノート関連。耳にヒットしまくりですわ。聴覚も知らんまに少しは進化しとったわけです。そんな中、プレスティッジやブルーノートはジャケがメチャCoolやったり、自分がサックス始めたり、ヒップホップでのサンプリングからの興味があったりで聴く機会もちょこちょこ増えたジャズ。再会したコルトレーンはえらい男前な音やったわけです。
 この珍しいブルーノートでの録音は有名なマイルスのマラソン・セッションでも一緒だったポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)に加えリー・モーガン(tp)、カーティス・フラー(tb)、ケニー・ドリュー(p)といった面子で録られています。いきなりのタイトル・トラック「Blue Train」で「邪魔じゃ、退きさらせ!」と堂々の3管でグイグイ迫ります。続く「Moment's Notice」もワシもまぜろと強引に加わったカーティスの素晴らしくスイングするトロンボーンも聴きものの傑作。そして典型的なハード・バップ「Locomotion」。コルトレーンの爆裂ソロの後、ブレイクして各々ソロになだれ込むのですがカーティスしかりリー・モーガンしかりいちいち格好よくて聴くたんびにシビれます。唯一のしっとりバラード「I'm Old Fashioned」で落ち着いた後は再びハードバップの「Lazy Bird」で華麗にかつ熱く締めます。まさに口の立つ大阪のおばはん並みにまくしたてるそのブロウは耳を釘付けにします。コルトレーンの中でも比較的ストレートな演奏が楽しめる大充実盤です。
「これぞハード・バップやと言わんばかりの気合です。ほんまシビれまっせ。」
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2007.07
04
Category : Hard Bop
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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プレスティッジ期のマイルスはモダン・ジャズの頂点みたいな名演が多いですが、しっかり聴くようになったのは大人になってから。この時代のLPが若き日の親父のコレクションで何枚も家にあったのですがワケのわからん反抗心で昔は殆ど聴きませんでした。しかしヘンな拒絶心が取っ払われた後に聴いてみると自分が理想とするジャズのクールな音がいっぱいで「何でもっとはよ聴かんかったんや」と後悔しきりでした。さてこの時期のマイルスといえば最強のクインテット結成となったもののCBSへの移籍問題の真っ只中で、契約上の不満から育ての親ともいえるプレスティッジと袂を分かつべくの、いわゆるマラソン・セッションの記録だそうです。契約満了の為のやっつけ仕事にしては素晴らしすぎる演奏です。
 内容は聴き応え満点の4トラックでマイルスを含めクインテットのサイドメンの面々の演奏も大充実となってます。まずあまりにも有名な「My Funny Valentine」です。マイルスといえば個人的にまずこの曲が頭で鳴ります。バラードこそが最も本領発揮できる場所と自らを悟った超クールな演奏が聴きモノです。あくまでも冷静に独特のミュートプレイで完全に聴くものを虜にします。イン・テンポ後のレッド・ガーランドのピアノも絶妙の美しさで完璧です。続く「Blues By Five」はフィリー・ジョー・ジョーンズのスイングするドラムスも心地良いですが、マイルスのソロからバトンタッチ後の若き日のジョン・コルトレーンのテナーも聴きものです。ソニー・ロリンズ作のナイジェリアの逆さ読み「Airegin」はBags' Grooveでソニーと演ったときよりテンポアップしてハードに変貌です。クインテットの攻撃的なアンサンブルが鳥肌モンで、ここでもマイルスとコルトレーンは最高のソロを披露で、特にコルトレーンは後のリーダー作で爆裂させる才能の片鱗がうかがえる音数の多いブロウが最高です。そして最後のマイルス・オリジナルとなる「Tune Up ~ When The Lights Are Low」も格闘技かと思うような5人の戦士の緊張感溢れる演奏が凄いです。グイグイ引っ張るポール・チェンバースのベース、スリル満点のマイルスのトランペットとハード・バップの魅力が詰まりきっています。
「今も親父とは絶対リンクしないマイルス。死ぬまでになんで何枚もマイルスを持ってたのか聞いてみなあきません」
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2007.07
03
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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セクシーていうのと、エロいっていうのは似て異なるもんです。セクシーなグルーヴっていうとな~んか洗練された感を伴いますが、エロいグルーヴっていうほうがより汗臭さみたいなものが伝わりよりヒューマンチックに感じます。着飾ったものや付け焼刃ではなく、中からにじみ出る元来生まれ持ったもんや場数・経験が無いと出せへんのが「エロ」やと思いますが、しっかりエロいプレイができる人はそう簡単にいてはりません。この黒人オルガン・プレイヤーのジミー・マグリフのファンキーなアルバムはジャケのエロさもさることながら、演奏のほうも極めてエロいグルーヴでなかなかゴキゲンです。ブルーノート等に所属したジャズ界の大御所ジミー・スミスとも接点を持つマグリフですがアイク&ティナでお馴染みのR&Bレーベルであるスー・レーベルなんかにも録音があるようによりソウルフルなオルガン・プレイを楽しめます。
 中身はソウル・ジャズ的な演奏が主体でスリリングなハード・バップなんかとはまた感触が違いますが1曲目のタイトル曲「Groove Grease」にあるようなファンクな感覚は文句無しにかっこ良いもんです。続く下から突き上げるようなグルーヴもたまらん「The Bird」はテナー・サックスも加わりエロさ満点。中盤の聴きどころはフォービートに乗ってアーシーなオルガンが炸裂する「There Will Never Be Another You」が本当に素晴らしい出来でややオフビート気味に音を奏でるマグリフがたまりません。またのどかな夕日が目に浮かぶ「Canadian Sunset」なんかもファンキーに決めちゃってくれてます。後半戦もファンキージャズのお手本のような「Moonglow」に「Red Sails In The Sunset」、「Secret Love」と心地良いグルーヴが最後の一滴まで満喫できます。
「連れ込みホテルで最高のおもてなしをされたようなこの感覚。マグリフさん、流石でんな」
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