Never A Dull Moment / Rod Stewart * 1972 Mercury

Roots Rock
 その昔、カリスマ的に君臨したスーパー・ロック・ヴォーカリストなる種類の人。最近は自分が知らんだけなのか、そういう後世にも名を残すような絶対的な存在の人がロックでは登場してないように感じます。女たらしで有名だったロッドもただのスケベではなくスーパースターと呼ばれるに相応しい活躍で、音楽的にも'80年代前半までは真摯な姿勢でつくりあげた名作連発でございました。特に英国的トラッド趣味とサム・クック直系の...

Best Hit Singles / Twist * 1993 Canyon

J's Mainstream
 アイドル全盛の頃“明星”とか“平凡”とか月刊誌が大人気でしたが、30年程前の幼き頃バリバリのミュージシャンであるCharやサザン、原田真二なんかもそんな雑誌に登場しゴールデンタイムの歌番組にも頻繁に登場する楽しい時代でした。そんなアイドル誌の表紙も飾ってたと記憶するのが世良公則率いるツイストです。ベストテンなんかでも初期サザンと共にしょっちゅう出てましたが、やってる音楽はフェィセズ直系の泥臭いロックンロー...

フロム イエスタディ / 桑田佳祐 * 1992 Victor

J's Mainstream
 桑田が出るっていうので久々にミュージック・ステーションを見ました。子供の時の「勝手にシンドバッド」の衝撃以来、いまだに気になり続けている人ですが、やはり色んな洋楽を強靭な消化力でミックスし昇華させてきたメロディ・メイカーぶりは素晴らしいもんでした。若きJ-Pop勢に混ざって堂々の貫禄でしたが、その気取らない人柄と何となくコミカルな面は今も親しみやすさ抜群です。ソロメンバーで合宿した話とかタモリ氏とし...

Candi Staton / Candi Staton * 2004 Fame・Capitol

Southern & Deep
「宝石箱や~」 彦摩呂ならばこう言うに違いないのがキャンディ・ステイトンのFame録音。学生時代、評判を耳にしてVivid盤LP(右2枚)が安く売ってたので購入。部屋の壁にぶち当たるくらいぶっ飛びました。この濃厚な歌唱・空気感・バックの演奏の完璧さにぶちのめされ、すっかりはまってしまい滅多と買う事のない海賊盤まで購入し他のFame録音まで聴き漁りました。「今にCDになって出よるやろ」思ってましたが、待てど暮らせどい...

I Never Loved A Man The Way I Love You / Aretha Franklin * 1967 Atlantic

Atlantic, Stax
  母の日です。己の近年はその日に向けた企画とか商材探しに奔走ばかりで情けない限りですが、たまには感謝もせなあきません。古くは日本の母といえば京塚昌子、岸壁の母は二葉百合子、そしてソウル界の母といえば思い浮かぶのは“Queen Of Soul”ことアレサ・フランクリンです。昔「痩せたみたいね~お母さん♪」ってな歌がありましたが、見る度にたくましく巨大化してきた何とも頼もしいアレサ。一時引退説とかも出ましたが、今で...

Sanctified Soul / Various Artists * 2000 Atlantic/Kent

Atlantic, Stax
 教会から出てナイトクラブ、ラジオで根付いた黎明期のソウル・ミュージック。ピュアな佇まいのストレートなアトランティック音源のパフォーマンスは絶品といえる録音の宝庫です。その中心となった1960年代全盛を極めたサザン・ソウルは、都会的で洗練されたモータウン・サウンドと違った泥臭くストレートな音が魅力です。魂の芯から揺さぶられる熱い歌唱の数々は今もってビカビカに輝いてますが、「ソウルど真ん中」の殆どハチロ...

Smokin' / Humble Pie * 1972 A&M

Hard Rock
 エリック・バードンやらジョー・コッカー、スティーヴ・ウィンウッドと黒人顔負けのソウルフルなヴォーカリストが登場した'60年代のイギリスのミュージック・シーン。天才的逸材が多く登場する中、スティーヴ・マリオットもその中で負けず劣らずの個性を持った存在です。スモール・フェイセズの時からサム・クックなんかソリッドにキメておりましたが、泥臭くなったハンブル・パイでもレイ・チャールズ、アン・ピーブルズなんか...

Records / Foreigner * 1982 Atlantic

Hard Rock
 ジュークボックスってのは何とも魅力的なもんです。子供の頃、親父に連れられ何故か毎月通ってたスナックでもドカーンと君臨してまして、酒を飲むわけでもない年齢の私と兄貴はコインを入れてジュークボックスを聴くのが楽しみでした。巷で噂の有名曲をその場限りやと思い一音たりとも聴き逃すまいという姿勢で必死こいて耳を傾けたもんです。そんなジュークボックスの主役はやはりヒットチャート常連曲。ベストヒットUSA世代な...

For Those About To Rock We Salute You / AC/DC * 1981 Atco

Hard Rock
  たまに無性にえげつないヘヴィメタルが聴きたくなりますが、そんな時に全てをカップラーメン並みに3分で満たしてくれるのがAC/DC。最初に見たときのインパクトは強烈極まりないものでした。汚い格好して何故かハンチン帽かぶってわめいてるオッサンと半ズボンとランドセルで頭振り乱してギター弾く兄ちゃんというコントラストは「これぞヘヴィメタルや」と思える最高の絵面で一発で惹かれました。このハンチンのオッサンことブ...

Saturday Night Fever / The Original Movie Soundtrack * 1977 PolyGram

Funk
 今でもつい「フィーバー!フィーバー!」と酒の席で連呼し部屋の空気を真冬にさせることがある私ですが、当時小学生であった私のようなクソガキでも何となく知っていたディスコブーム。それこそ「僕のせんせいは~」ときたら「フィーバー!」でございました。(by 熱中時代・水谷豊) そんな世の中フィーバーな最中、「グリース」やら「サタデー・ナイト・フィーバー」で大ブレイクしてたのがジョン・トラボルタ。近年でもタラン...

7 Soul / Folder * 2000 avex

90's Male R&B
「子供の日」ってことでキッズ・グループです。すれて、ひん曲がったオッサンになった今、純真無垢な子供の歌声は何ともピュアに響き心が洗われる気がしてエエもんです。まぁ子供の声は理屈抜きに可愛いのでフィンガー5(古い)・SPEEDとか世の中の需要としてしっかり昔から存在するキッズ・グループですが、我が国のこの手のグループとしては別格であった言い切れるのが三浦大地在籍時のフォルダーです。それまでの安っぽいサウン...

昭和 / 長渕 剛 * 1989 TOSHIBA EMI

Man's World
 見てください。この囚人のような顔つきを。「順子」の頃とは桁違いに「ええ顔」になってはります。ちょうど'80年代後半、石倉三郎や哀川翔等とドラマに出てヒットも連発で、自信もしっかり感じられるようになった頃です。それまでのフォークシンガーの少しナヨっとしたイメージが正直あまり受け付けませんでしたが、「勇次」あたりで“んっ?”と思い、「ろくなもんじゃねぇ」で松坂投手やないですが自信が確信に変わったって感じ...
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