
一度、気に入ったらトコトン聴きたくなるってのが人間の性。野球チームでもファンになったら選手名鑑やらまで買って2軍選手まで知りたくなります。それと同じで、誰もが愛したモータウンも1軍選手をひと通り聴くと(←しかも上っ面だけ)、「他にもエエのんありまんにゃろ?」となります。その素晴らしきサウンドは誰もが絶賛する通りですが全盛期の録音は尋常じゃないくらいありクソもミソもあるようで、その筋の専門家が選りすぐった編集盤はいちいち探さんでもエエ曲を紹介してくれて非常に便利です。この時代のレーベルの良いとこはそれぞれ独自の優れたミュージシャン&コンポーザーを抱えており、スタックスやフェイムも然りでレーベル買いできる独自のカラーを持っています。コチラの編集盤は優れたアートワークのジャケにも記されているように「For Dancers Only」のアップナンバーで占めらており、過去に別売されていた2枚のオムニバスのリマスター出し直し盤のようです。もうスロウとか一切無いもんやから終始イケイケで楽しめます。
中身は歌姫
Brenda Hollowayの溌剌ナンバー「
Think It Over」でスタート。最後まで期待できるぞっと気分高揚です。続く
Frank Wilson「
Do I Love You」もベンチ組とは思えない軽快さです。
The Andantes「
Nightmare」、
The Monitors「
Share A Little Love With Me」に
Frances Nero、Patrice Hollowayと顔も知らんマイナー組の人等の名曲もワンサカ登場します。またメジャー組といえる
The Supremes、The Temptasions、Gladys Knight & The Pips、Marvin Gaye、The Isley Brothers、Four Tops等も隠れた名アップ紹介ですが
Kim Weston「
I'm Stil Loving You」あたり「このねえちゃん、そんな良かったっけ」と思える会心の一撃です。また迫力のアップ「
Baby Hit And Run」収録の
Contoursはじめ準メジャー組も
The Marvelettes、The Originals、Edwin Starr、The Spinners、Jimmy Ruffin、Jr.Walker & The All Starsと勢揃い。ジャッキー・ウィルソンを思い出さずにいられない
Eddie Holland「
Just Ain't Enough Love」なんかにも出会えて本盤にマジ感謝です。
「タイトルどおりの“これぞノーザン・サウンド!”って感じの48曲。改めて層の厚さに驚きです!」