
華麗なる一族ってドラマ。キャストとストーリー・演出が良いとTVドラマも捨てたモンやないですな。劇中、主人公である若き鉄鋼業界のホープ「万俵鉄平」と共に歩んできた仲間「銭高経理担当常務」が、鉄平のピュアな企業理念・仲間への思いやりに心打たれ、万俵家骨肉の争いとなる裁判に自分の家庭を犠牲にしてまで入廷するシーン。「私も鉄鋼マンのはしくれですから」と親銀行とのバーター取引を棒に振って不正を正し正義を貫く場面。泣けます。同胞の立場を思いやる気持ちが通じたこの名場面。今日、自分も一緒にイベントなんかで共に戦ってきたスタッフにくだらんスタンスの違いで罵声を浴びせたとこやったので、反省しました。そしてこのドラマのここぞという場面に流れるのがイーグルスの傑作バラード「
Desperado」です。最初、'60年代のドラマに何でこの曲やねんっ!と思ったりしましたがドラマにのめり込むほどに違和感も感じなくなり泣きを助長するようになりました。そのイーグルスは'70年代西海岸アメリカン・ロックの代表選手であり、こういったベストなんか聴くとエエ曲だらけで改めて驚きます。カントリーとかソウルのフレイヴァを絶妙のハーモニーも交えカラッと上手に聴かせてくれます。
収録はドン・ヘンリーのソウルフルな歌唱が光る「
One Of These Night」、感動の嵐「
Take It To The Limit」、Gソロも完コピしたほど素晴らしい大ヒット「
Hotel California」、ブラウン・ストーンの名カヴァーも記憶に新しい「
I Can't Tell You Why」、妖しい感じがたまらん「
Witchy Woman」などマンモス級(古い)名曲ばかりです。中でも最高なのは私の座右の銘でもあるカントリー・ロック傑作「
Take It Easy」。「運命に翻弄されるな、気楽に行こう」と歌われる哲学的ともいえるグレン・フライの歌詞、ハーモーニーも最高です。他に何も言う事はあるまい。珠玉のリマスター17曲です。
「信念を持った人は素晴らしい。グレン・フライも多分そうです。」