The Ultimate Collection / Martha Reeves & The Vandellas * 1998 Motown

Motown
   映画ドリームガールズの中で、やや悪徳マネージャー的に描かれるモータウン創始者ベリー・ゴーディ。先日、初期のソングライター、パフォーマーであるレーベル功労者スモーキー・ロビンソンからは映画に対する否定的なコメントが出されました。内容は「ゴーディやスプリームスの描かれ方は多くの否定的な意見を元に事実を歪曲したもので、彼等の名誉を傷つけた」というもの。あわてて製作側は映画が“フィクション”であるとい...

The Ultimate Collection / David Ruffin * 1998 Motown

Motown
 テンプスのMy Girlの特大ヒット以来、グループの顔として活躍した人ですが天狗になって「グループ名に自分の名前も入れろ」だの「専用リムジンを用意しろ」だのダダっ子になり解雇された暴れん坊“デビッド・ラフィン”。ソロになって段々下降線となり'80年代前半はホール&オーツとのコラポで一時脚光を浴びるも結局麻薬が原因で亡くなった人です。そんなメガネよろしく横山やすし型破滅型の人ではありますが、何とも憎めない魅力...

Gold / The Temptations * 2005 Motown

Motown
 横串式豪華ベストが大手レーベルから何年かおきにジャンルに関係なく主要アーティストで組まれますが、ユニヴァーサル系列は最近この「GOLD」シリーズです。結構味気ないジャケで発売され残念な場合が多いですが、デヴィッド・ラフィン擁する黄金期のカッコいいフォト使用のテンプスは最新リマスターにつられ購入です。'60年代前半のデトロイト・モータウンから激動の時代を乗り越えいまだ現役のバケもんグループです。とはいえ...

Anthology / Diana Ross & The Supremes * 2001 Motown

Motown
 映画ドリームガールズで脚光を浴びた女性グループの最高峰スプリームス。映画観て感じたのは「さすがベリー・ゴーディ、やりまんなぁ」ってこと。映画でも中心になって描かれたようにダイアナ・ロスの華やかな栄光の裏には初期中心人物フローレンスの悲劇があったわけですが、商業的視点で見るとプロデューサーでありモータウン社長ベリー・ゴーディのクールな経営戦略は非常に正しかったと思えます。確かに上手いフローレンスで...

Rhythm Country & Blues / Various Artists * 1994 MCA

Soul Compilation
 壮絶なまでの異種格闘技戦が繰り広げられる壮絶バトル盤!というのはウソで、ソウル系とカントリー系の名人達が実に有機的にスムーズかつスリリングに競演しているのが目いっぱい聴けるナイスな企画盤です。当時のMCAレコードの偉いサンが発案し、プロデューサーDon Wasが上手にまとめ上げています。元々ソウルとカントリーの融合ってレイ・チャールズがやってたように相性は良好です。Don Wasも「古典的な名曲を分解したら構造...

Ramblin' Man / Various Artists * 1998 Mercury

Roots Rock
 ここ数年、遊びよりも仕事のほうで疲れる事が多くなりました。そんなヘロヘロで帰った時は、カントリー・フレイヴァが効いたロックが癒してくれたりします。なんつうか大陸的な気分に導いてくれます。ついでにテンガロンハットもかぶりたくなります。(それは嘘)グラミー賞とかでも日本では考えられんカントリー勢の強さが本国アメリカではありますが、そんなルーツ・ミュージックのエッセンスを凝縮した素晴らしき編集盤がコレ...

The Very Best Of The Eagles / Eagles * 2001 Elektra

Mainstream
 華麗なる一族ってドラマ。キャストとストーリー・演出が良いとTVドラマも捨てたモンやないですな。劇中、主人公である若き鉄鋼業界のホープ「万俵鉄平」と共に歩んできた仲間「銭高経理担当常務」が、鉄平のピュアな企業理念・仲間への思いやりに心打たれ、万俵家骨肉の争いとなる裁判に自分の家庭を犠牲にしてまで入廷するシーン。「私も鉄鋼マンのはしくれですから」と親銀行とのバーター取引を棒に振って不正を正し正義を貫く...

Margie Joseph / Margie Joseph * 1973 Atlantic

Atlantic, Stax
 待ってましたの1枚。以前BEAMS編集のコンピで耳にしたMargie Josephの「Let's Stay Together」。御存知アル・グリーンの一世一代の名曲ですが、あまたあるコノ曲のカヴァーでも1等賞やと思っていたので、この人のオリジナル盤再発は遅すぎるくらいに感じてます。この曲好きな人に悪い人はおらんと思ってるくらい思い入れの強いメロウ・ソウルの大傑作ですが、原曲の良さとアルの神がかり的な歌唱がどうしても頭にこびりついて離...

In Search Of... / N.E.R.D. * 2002 Virgin

East Coast
 バリバリのHip Hopサウンドを期待したら肩すかし間違いなしのN.E.R.D.の出し直しアルバム。何しろフットワークの軽さが最高でロックっぽくもあり、ファンク的であったりで「もう何でもかまへんわ」と最後には思える痛快極まりないサウンドが散りばめられてます。やっぱネプチューンズの2人がメンバーでもあったりするので、Coolなループ・サウンドが来るもののと先入観を持って最初聴いたんですが、何とバンドサウンド中心で当初...

MISIA SINGLE COLLECTION / MISIA * 2003 BMG

90's Female R&B
 U.S.産のR&Bが成熟してきた'90年代後半突如彗星のように現れた待望の大和撫子歌姫。何がビックリしたかっていうと「上手い!」ってこと。ソコソコ上手いんではございません。掛け値なしにホンマに上手いと思いました。同じ頃出てきたヒッキーも同様ですが、ゆうたらアン・ヴォーグとかモニカとかと一緒にMDなんかにほりこんでも遜色無い人の登場やと思ったわけです。サッカーで言ったら中田英寿のようなヨソに出しても恥ずかしく...

Street Code / Various Artists * 2006 EMI

Hip Hop Compilation
 ある程度のパターンが出尽くしたのか、定型化してもうたのか、はたまた自分がエエのに巡り合わんだけなのかココ10年くらいロックンロールは停滞感を非常に感じますが、機材の成熟もあってHip HopやR&B(リズム・アンド・ブルースやおまへん今の呼称)なんかはオモロイのが次々出てきます。やっぱ才能ある人材が豊富なんでしょう。しょーもなぁなりかけたらティンバランドやネプチューンズ等がエエ時に出てきてスクラップ&ビルド...

The Naked Truth / Lil' Kim * 2005 Atrantic

East Coast
 今は亡きノトーリアスB.I.G.を愛し続ける、意外に一途な女“リル・キム”。発砲銃撃事件の共謀罪、偽証罪で監獄にブチ込まれたりと良くも悪くも常に話題満載のセクシー・ビッチですが実力派ラッパーであるコトも事実。リル嬢は強気のラップでまくしたてるビーフ合戦も注目でしたが、やはり男子としてはデビュー以来誇張しまくりのエロいスタンスもついつい注目してしまいます。でも話題先行のイロモノではなくソロ作は何れもクオリ...
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