

飄々と鼻声でメロディアスにRapする様がなんとも魅力的なスヌープも今やベテランの域。初期の頃はP-Funkサウンドとの相性の良さも抜群の名作群で世間の注目を浴びましたが、その後も新鮮さを打ち出しつつクオリティの高い作品を出し続けて今もチャート上位に食い込むなんてたいしたモンです。今回は「ワイのステイタスは赤絨毯の上をいく青や!」と宣言。ボスの頼もしいタイトルの本作は原点回帰ともいえる好調さをうかがわせる内容で豪華ゲストも満載です。
頭から御大
George Clintonの登場でいやがうえにも期待が高まる「
Intrology」でスタート。Curtis Mayfield使いのトラック上で疾走感溢れるリリックを決めるSnoopがえらいカッコ良い「
Think About It」、
Nate Doggがこれ以上無い絡みでブヨブヨトラックも炸裂する気持ち良さ満点の「
Crazy」、
B-real参戦の緊張感で満ちたThe Neptunes制作「
Vato」、
R.Kelly客演の「
That's That Shit」、
E-40等の要人も登場するクランクのウェッサイ版みたいなハイフィナンバー「
Candy」とのっけから最高の流れ。
The Gameが凄みのあるラップで一気に曲を引き締める「
Gangbangn 101」、L.A.の重鎮
Ice CubeのRapも聴ける「
Lax」、無機質なトラックに
Jamie FoxxのR.Isleyばりのファルセットも光る
「PSST!」あたりも注目コラポ。また今回嬉しいのはスヌープ自身も「マジックが生まれる」と認めるDr.Dreとの再コラポで、メロウなトラックも冴えわたる中に注目の
Akonも参加の「
Boss' Life」、
Dr.Dre自らRapし
D'angeloがフックを奏でるCool極まりない「
Imagine」あたり“待ってました!”と言わざるをえない天晴れさ。しかも変態ファンクテイストがたまらん「
10 Lil' Clips」ではまたもNeptunesが名仕事。最後はなんと
Steivie Wonder共演の「
Conversations」で以外な程の相性の良さで驚きです。
「お腹いっぱいの21トラックですが、エエ曲多いので許します!」