

誰もがぶちのめされた日本のロックの雛形といえる今もビカビカに輝くアルバム。自分が小学生当時サザンやツイストとかのヒットチャートでのロックで盛り上がってた中、珠にTVとかラジオに出てはインパクト抜群のパフォーマンスでどんどん魅了されたのがRCでした。それまでのアコースティック時代のRCなんか勿論当時は知らなくて「新しいバンドで凄いんや」とクラスの音楽好きの間でも評判でした。過激なメイク・パフォーマンスに、ソウル・ショーを意識したカッコいいステージはそれまで見たことの無かったモンで何とも魅力的に幼な心に映ったもんです。決定的に心を捉えたのはやはりバンドの代名詞となった世紀の大傑作「
雨あがりの夜空に」でとっつきやすいメロディーとWミーニング的な“大人な歌詞”はハート鷲づかみとなりました。以来、RC(っていうか清志郎)を付かず離れずで聴き続けてますが、今もって最高なのは当時買ったこのライブ・アルバムです。
中身はギター仲井戸麗市の煽りMCに続いて始まるリンコ・ワショーのフレットレス・ベースからゾクゾクする展開の、バンド紹介も兼ねた当時必ず演ってたオープニング・ナンバー「
よォーこそ」でいきなり大興奮です。軽快なR&R「
エネルギー Oh エネルギー」、清志郎のソウル趣味満開なグレイトなバラード「
ラプソディー」、春闘かなんかでも歌われたと記憶する放送禁止となった賃上げ要求ソング「
ボスしけてるぜ」と最高の流れの前半。そしてストーンズのアンジーのRC版みたいな「
エンジェル」、怒りまくってる「
ブン・ブン・ブン」の後は怒涛の流れです。ラスト・ナンバーとなる金字塔的名曲「
雨あがりの夜空に」はイカしたMCからお馴染みの「OK,チャボ!」で曲が始まる完成形が既にココにあります。梅津和時の絶妙のサックスも曲を盛り上げます。アンコールとなるファスト・テンポのR&Rに仕上げた国民的名曲「
上を向いて歩こう」のカヴァーに、痛快に突っ走るパンクな感蝕もたまらん「
きもちE」も会場の熱気が伝わる凄まじい出来。アルバムもまともに出てなかった筈の時期なのに、この観客との一体感は驚きです。
「嬉しいことに病から少し復活してライブに飛び入りしてる清志郎。いつまでも“愛しあってるかい?”の名フレーズを聴かせてください!」