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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2006.10
30
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タランティーノらにも影響を与えたブラック・ムーヴィの金字塔と言われる「Super Fly」。ハーレムのドラッグビジネスを舞台にした映画らしいですが、まだまだ黒人蔑視が横行していた'70年代初頭に黒人側からのメッセージや社会問題を提起した初期作品ってことでカーティスも積極的に作品にかかわって結果大ヒットとなったのがこのサントラ盤です。インプレッションズから脱退してソロ4作目となった本作はサントラといえどもヴォーカル曲中心で映画未見である私も充分に楽しめた音楽的作品です。ワウを効かせたギターに、コンガやストリングスを効果的に配した無駄の無いソリッドなサウンドは実にクールで、そこにカーティスの独特のファルセットヴォイスが乗っかると唯一無二のカーティスワールドとなります。ここでは、その完成形ともいえる緊張感溢れるスリリングな音が満喫できます。
 内容はまずど頭の「Little Child Runnin' Wild」が全体の雰囲気を決定づける素晴らしさ。ゲットー育ちの黒人が何故、悪事に手を染めざるをえないかを描いたやりきれなさがハードボイルドな音にピシャリはまります。続いて麻薬売人の事をコンガに乗せて淡々と歌うのがビシッと決まる「Pusher Man」、劇的な展開がサンプリングされまくりの名ファンク「Freddie's Dead」と重要曲が連なります。中盤もスヌープの1stを思い出さずにいられない猥褻な感じがたまらん最高の求愛ファンク「Give Me Your Love」、美しくもグルーヴィーなサウンドに乗って“ジャンキーになる必要なんてない”と説く「No Thing On Me」と最高の流れ。そして本編ラストはミリオン・セラーともなった大ヒット「Superfly」で、迫力を増すホーンアレンジも最高の興奮ナンバーです。なお本作の25周年記念盤には、資料的なもんでしかないですが別ミックスや未発表インストに加えRootsに収録の「The Underground」のデモなんかも入った得用20曲収録版ってのもあります。
「Hip Hop世代の連中にリスペクトされたのも納得のCoolな逸品!」
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2006.10
29
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 いまやセレブ街道爆進中のビヨンセ嬢ですが、デビューまでの苦労は別にして最初っからビカビカに輝いてはりました。新人女性グループ紹介ってことで何気なしに見た「No,No,No Part2」のヴィデオクリップ。骨太ファンクなサウンドに綺麗なガールズが華麗に踊る姿は2秒見たらもう目が釘付けになりました。コレは凄いぞと思ってたら、あれよあれよという間に大スターに。呉服屋のおばはんまで「デスチャ、デスチャ」言うてましたからね。そんなことで当時聴きまくってたFugeesのワイクリフも1枚かんでるとなると「こら買わなあかん」となり即購入でしたが、全員16歳ながら色気も上手さも兼ね備えている様は「ついにアン・ヴォーグ後継者の真打ち登場!」と小躍りしました。サバイバーあたりの斬新なイケイケサウンドもよろしいですが、正統派R&Bグループ然としたストレートな音の初期デスチャも捨て難いモンがあります。泥沼脱退劇となったラトーヤ&ラターヴィアと上手に残ったケリーがビヨンセ女王と丸く収まったこのデビュー盤はこの後の快進撃を既に予感させる出来です。
 中身はやはりワイクリフが手掛けた「No,No,No Part 2」にまずぶちのめされます。ワイクリフもRapで参加した圧倒的にカッコいいヒップホップ的展開にゴスペルチックな歌が絶妙に乗っかる大傑作です。ワイクリフはもう1曲「Illusion」でもナイスなサウンドを構築しておりコチラも必聴となってます。また本アルバムのキーパーソンの一人であるトニーズのドゥウエイン・ウィギンスもナイスな仕事っぷりで、アル・グリーン使いがたまらん「Bridges」や地味ながらしっかり聴かす「Birthday」あたりシンプルな音で歌の上手さも浮き彫りとなります。他にもコモドアーズの美しいカヴァー「Sail On」、ビヨンセの熱い節回しが冴え渡る「My Time Has Come」、ハーモニーもバッチリの実力を見せつける日本盤ボートラ「Amazing Grace」あたりマジでしびれます。
「デビュー作にしてこの完成度。そらぁ売れますわって感じ」
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2006.10
28
Category : 90's Female R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 ついこの前買ったと思ってたら、既に10年以上経過していたTLCの大出世作となる2作目。普通は新譜でも急いで買うってことはあまりしませんが、前作のデビュー盤があまりに素晴らしかったので発売して即行で買いに行ったくらい期待度が高かったのがコレです。だいたい女性Voグループは好きなほうですが、これだけキャラが立ったグループは他に見あたらんくらい各々が魅せてくれました。Coolな独特低音ヴォイスのT-Boz、色気ある歌唱がたまらんChilliに、この人無くては始まらんRap担当Left Eyeと分かりやすい最高の役割分担でしたが、惜しくも事故で亡くなったLeft Eyeがグループ最大の魅力でTLCの象徴的存在であったとも思います。何せこの人のラップパートになると一気に曲のヴォルテージもあがる気さえするくらい華を持った存在やったんすな。
 さてこの2ndはミディアム中心にT-Bozを軸に据えた名曲が多く、1stとは違った良さが満載です。まずはDallas Austin快心の一撃といえる「Creep」はSlick Rickネタ使いのざらついた感覚にやられます。続くJermaine Dupriの手掛けた「Kick Your Game」もブリブリ感がたまらん最高のミディアムとなっていて、3人のワークシェアも絶妙のバランスです。Dallasは「Case Of The Fake People」でも最高のトラックを提供していてT-bozのCoolすぎるヴォーカルもピシャリとはまります。そしてパフィーは殿下プリンスのカヴァー「If I Was Your Girlfriend」を原曲の良さを損なわない大満足の出来で提供。後半にもDupriはスタックス名作Mr.Big Stuff使いの「Switch」を提供しLeft Eyeもエエ感じで弾けます。勿論メガヒットとなったBabyface印の美メロが見事な「Diggin' On You」や、流れまくったPVも印象的なOrganized Noizeの名仕事「Waterfalls」も聴き逃せません。そんなことで10年以上経った今もビカビカ輝いてる曲が多数収録のアトランタの底力を見せつけたアルバム。
「Left EyeとO.D.Bの死は今でも悔やみきれません。楽しみが1個減った感じ」
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2006.10
21
Category : 90's Male R&B
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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私の仕事仲間でもチョイチョイ存在するくらい熱狂的信者が多いプリンス殿下。「1999」あたりが最初の接点ですが、当時は黒いミック・ジャガーとか言われたりして黒人アーティストがロックなんて・・と偏見の中、冷やかに見ておりました。それから出てきたシングル曲が「When Doves Cry」で、これは実にブラックとしてのアイデンティティを感じる興奮の一撃でした。その頃ファンクとかソウルとか殆ど意識してませんでしたが、今も色褪せない何ともCoolなファンクはとても新鮮でここいらから一際気になる存在となりました。実は現在のBlack Musicの基礎を作ったとさえ思える力作連発の時期がこのヒット集でして、'90年代以降の他アーティストにも影響しまくりだったのがよ~く分かります。シンボルマークに変身しはる前の'80年代の集大成といえる3枚にまとめられた本作は、信者からしたら邪道かもしれませんがエエ感じでまとまってます。
 購買の決め手となったのは、1枚目に収められたシンニード・オコナーの歌った「Nothing Compares 2 U」のセルフカヴァーで当時コレを買わな聴けませんでした。Rosie Gainesとの熱いデュエットとなるライブは鳥肌モンでオリジナルの清い感じから、より黒くセクシーにパワーアップしていて言う事無しです。他にも1枚目は素晴らしいメッセージを持った「Pop Life」、チャカ・カーンで大ヒットした「I Feel For You」、メロウな新録「Pink Cashmere」等がお気に入り。セクシャリティーな2枚目は初期の秀作でファルセットもカッコいいファンク「Head」、誰もがとろける傑作バラード「Do Me Baby」、不朽の哀愁名作「Litte Red Corvette」、TLCもカヴァーした「If I Was Your Girlfriend」、Bassレスながら斬新なファンク・ヒットとなった「Kiss」、JBスタイルの強烈ファンク大傑作「Sexy M.F」、Hip Hopの影響も感じる新録「The Pope」とこちらも当然ながらエエ曲だらけです。本編ラストは代名詞のバラード「Purple Rain」。この曲は最初は大袈裟すぎて嫌いだったものの、ライブやビヨンセとの共演とかで見るにつれ「なんとエエ曲や」と再認識しております。そして3枚目はB面集ながらクオリティの高さに驚かされます。D'angeloがやった「She's Always In My Hair」、Alicia Keysがカヴーした「How Come U Don't Call Me Anymore」、美しすぎる「I Love U In Me」など決して無視できん曲がこちらに収録。
「斬新でいて先人のリスペクトも忘れん音は完璧。やはり只者やないです。」
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2006.10
13
Category : James Brown
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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それにしても最高のアルバムタイトルです。サンプリング文化が定着しつつあった頃、正に色んな形でおっしょさんの過去の音源が切り貼りなされる中、声高らかに「わしがホンマもんや」と宣言したアルバム。初期のHip Hopは今と違って、無法地帯の中で過去のおいしい音源を無断でループしていたので本人も腹立つやら嬉しいやら複雑やったんやないでしょうか。確かにJB音源のHip Hopはカッコええのが満載ですが「すんまへん。ちょっと借りまっせ」の一言が無いと礼儀に欠け気分もええことないですわな。しかしHip HopがJBの格を上げ若年層まで知らしめたのは紛れも無い事実で、Hip Hop初期の功労者Full Forceとがっぷり四つで作ったこのアルバムは打ち込み時代以降のJB作品としては未だに最高峰と確信しております。近年は色んな先鋭のクリエイターとコラボはするものの、自身の作品での中途半端さは否めないのが多いですがコレは別。時代とJBがビシーッとシンクロした興奮のアルバムで、Full ForceのJBに対する「愛」もRealであったということやと理解してます。
 中身は自らのサンプリングやスクラッチを取り入れた痛快なもので、前作のGravityなんか屁みたいに感じる素晴らしいものです。Full Forceのアカペラ「Tribute」から、“偽者は消えうせろ”と睨みをきかす御大が頼もしい大傑作「I'm Real」で全盛期同様の緊張感が張り詰めます。このヒップ・ホップ的アプローチに本人自ら擦り寄った歴史的マジック。賞賛モノです。そしてレコード針ノイズもスリリングな「Static」、名作Soul Powerのベースラインを用いた「She Looks All Types A' Good」、Maceoのアルトも炸裂する「Keep Keepin'」と興奮の連続間違いなしです。なぜか従来スタイルの「It's Your Money $」が1曲浮いてますがご愛嬌。
「この緊張感こそJB。また旬のプロデューサーと気合の1枚を望む!」
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2006.10
11
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MTV黎明期のマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーといったら絶対的な存在で、アースの失速と共にえらい幅きかせてたのがコノ2人。それは当時の賞関連のイベントや“We Are The World”を見ても明らかで、元来長いものにには巻かれまくる性格の私としてはロックやロックやといいつつ、「知っていないと文句も言えへん」とかヘチマとか言いながら彼らのシングルはしっかり買ってました。そんな中、マイケルがスリラーの地球規模大ヒットの直後にすっかりソロ・アーティストとしてまい進していくかと思いきや、突如以前からの兄弟グループ・ジャクソンズで活動しだして発表したのが先行シングル「State Of Shock」。ソロとして大成しても兄貴達を見捨てない姿勢に「えらいやっちゃ」と感動もしましたが、なによりこの強力エレクトリック・ファンクにぶちのめされました。ミック・ジャガーと共演というのも話題でしたが、ソロよりもどす黒く感じたマイケルのファンク魂炸裂の終始アゲアゲのハイテンションナンバーはまぁ強烈で一度聴けば意味も無く誰かにジャンピングニー・バッドをしたくなる大傑作です。Live Aidでのミックとティナ・ターナーでのこの曲での熱い共演も忘れ難い名場面です。そんなマイケルの出発点ジャクソンズの70年代後半から80年代での、上掲曲を含むキッズ・グループから脱皮した大人の姿をまとめた好編集盤です。
 頭の4曲はジャクソンズmeetsフィリーソウルって感じでギャンブル&ハフがプロデュースしてます。「Show You The Way To Go」や「Find Me A Girl」あたり正統派ヴォーカルグループとしてかなり高水準です。そして78年の「Blame It On The Boogie」あたりから後のマイケルに通じるスタイリッシュなファンクスタイルがビシッと決まります。80年発のTriumphからは4曲も収録で、Black Streetも取り上げた「Can You Feel It」、後追いでシングルも買った生音ファンク期の最高峰「This Place Hotel」、小気味良いファストテンポがたまらん「Walk Right Now」とカッコええ曲づくめです。後半はマイケル脱退後の2曲の後、マイケル・ソロ作からのジャクソンズ・ライブ版「Don't Stop 'Til You Get Enough」で締め。
「今や立派な変態扱いのマイケル。兄弟でもう一回やったらどうでっか?」
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2006.10
10
Category : New Wave + Punk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 大人になったら「こんな女と付き合いたいっ」とマジで思ってたのがマリリン・モンローを彷彿させる妖艶な魅力プンプンだったブロンディーのVo.デボラ・ハリー。こんな女をバックに演奏してたバックの連中は悶々としてたまらんかったでしょう。しっかりギターの人と恋仲だったようですが、自分がそれ以外のメンバーやったらアホらしゅうてやってられませんな。まぁデボラ・ハリーの美貌もさることながら、クールでポップな魅力満載の音も最高でした。兄貴の所持シングルだった「夢見るNo.1」と題されたジャマイカン・レゲエの秀逸カヴァー「The Tide Is High」は今もって名曲で最近でもビールのCMやらFMとかでもかかりまくりの人気曲です。トロピカルな雰囲気の中、ちょっと無理めの女風に歌う感じは何とも言えん味わいです。後で聴いたこの収録アルバムもバラエティに富んだ飽きさせない内容で、レコードガムみたいな商品が駄菓子屋でも売ってたジャケ含めブロンディ史上でも傑作となってます。
 収録曲でも目を引くのがRapのはしりともいえる「Rapture」でChic調のディスコ・ファンクサウンドに乗ってデボラ嬢の色っぽい歌唱・ラップ共にカッコいいナイスチューン。「Live It Up」なんかも安モンのディスコ調でええ感じです。注目はN.Y.パンクバンドだった事など一切感じさせない古き良きアメリカのスゥイング・スタイルで聴かせる「Here's Looking At You」や「Faces」でのJazz的アプローチで正にモンローの時代の雰囲気もバッチリです。勿論、本来のニューウェーヴ風やキュート・パンク風も残っていて「Angels On The Balcony」や「Go Through It」やフィル・スペクターのやるGirl Popみたいな「T-Birds」など結構いけてます。そして大サービスの現行リマスター版は映画アメリカン・ジゴロから興奮の大ヒット「Call Me」や“夢見るNo.1”のB面だったわりとしょうもない「Suzy & Jeffrey」に「Rapture (Special Disco Mix)」まで収録で最強盤となってます。
「今ではおばはんになったデボラ・ハリー。いつまでもCool Beautyであってくださいな。」
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2006.10
04
Category : New Wave + Punk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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まだガキの頃は車に乗ってドライブするってことは“なんてアダルトな娯楽なんや”と憧れまくりでしたが、その時イメージしていたドライブの理想形とは当時流行っていたカーズの「Shake It Up」なんかをかけてカラッと晴れた空の下で軽快に走ることでした。このリック・オケイセックのPopな声とシンセも多用した軽めのニューウェーヴサウンドがえらい心地良いもんでして、ジャケットも綺麗なブロンドねえちゃんと車がモチーフのものが多くエエ感じでした。この後MTVの後押しもあって「You Might Think」や「Drive」やらの爆発的ヒットとなります。このMTVブレイク時の作られすぎた感のある重厚なPopサウンドもそれなりに良かったんですが、以前の素晴らしいチープ感が無くなってちょっと残念でした。てなことで、このアメリカ・ボストン発の軽薄なPOPさが魅力的だったカーズの最適なベスト盤です。
 中身は'78年のデビュー盤から'87年のDoor To Doorまでシングル曲中心に万遍無く収録です。クレジットを見て気付いたのはアメリカンポップスやロックンロールのエッセンスを上手に料理して独特のニューウェーヴ的軽さで魅力的だったのは4枚目までを手掛けたロイ・トーマス・ベイカーの仕業やったんすね。個人的にはこの辺りまでが曲・サウンド共に最高です。まずELOと共に新しいロックンロールを感じた「Shake It Up」や、もう一人のヴォーカリストであるベンジャミン・オールの唄う胸キュンミディアム「Just What I Needed」がとりあえず最高です。他にも切ないリックのvoが泣ける「Since You're Gone」、実験的なリズムがおもろい「Touch And Go」、ひねくれたPopさがたまらん「Let's Go」などコンポーザーとしてのリック・オケイセックのCoolでPopなセンス爆裂でカッコいいです。なんとなく当時の日本のニューウェーヴR&Rの旗手シーナ&ロケッツの鮎川誠ともリックがちょっとビジュアル的にも似た感じで親近感もばっちりでしたな。
「免許とって愛車で流したカーズ。これやがな!と思わず鼻がふくらみました。」
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2006.10
01
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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'80年代半ば斬新なスタイルで急激に人気獲得していったバービーボーイズ。ポリスやXTCのようなNew Wave通過後のいまみちともたかの複雑な和音を巧に操るナイスなストラト・サウンド、杏子とKONTAのパワフルな掛け合いダブルヴォーカル、要所に登場する存在感抜群のソプラノサックスと今迄聴いたことのない特異なスタイルは何とも新鮮でカッコええもんでした。やはりこのソリッドな棒状の形のソプラノサックスっていうのが肝で、音的にも見た目にもお洒落感が増すアイコンになったとも感じます。テナーやアルトだとあまり革新的に感じなかったかもしれませんしね。またヘアースタイルや衣装・サングラス等の小道具もスタイリッシュで「新しい時代の音楽はコレやで!」と思ったもんです。
 このブラックリストなるアルバムは“女ぎつねオン・ザ・ラン”でブレイクを果たした後、音的にしょぽかった初期の重要曲をN.Y.でリミックスしたものでエエ曲満載です。何といってもそれまでアルバムに入ってなかった疾走感抜群の傑作「C'm'on Let's go! 」で幕開けといきなり興奮です。そしてファンクテイストをまぶしたサウンドに男女掛け合いVoが絶妙に乗っかるこれまた大傑作「暗闇でDANCE」も厚みを増したリミックスとなり大満足です。他にもお得意の男女痴話ゲンカ炸裂の「でも!?しょうがない」、KONTA渾身の名バラード「チャンス到来」、息の合ったダブルVoが大迫力の「Midnight Call」、ライブでも定番のスリルある展開が大人気だった「負けるもんか」、センチな感触がたまらん「ダメージ」とクオリティの高い作品だらけです。何せフォロワーが解散後出てこない程、オリジナリティに溢れ完成されたバンドでした。
「ドラマ愛し合ってるかい!でKyonKyonや陣内とエエ味出してたKONTA氏。歌でも俳優でもええから前線復帰を望む!」
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