
バンド名が〜ブラザーズって絆の強さみたいなモンを感じてエエもんです。私も昔所属バンドに〜Brosとつけたりしてましたが、このドゥービーズもカッコいい名前に看板負けしないアメリカを代表するグレイトなバンドです。初期や再結成後はトム・ジョンストン中心の泥臭くもカラッとしたサウンドでヒット連発でしたが、ココに紹介するマイケル・マクドナルド主導のシティ・ソウル風味が光る洗練サウンドも負けず劣らず素晴らしいもんです。最初は“Listen To The Music”とかに代表されるの西海岸的な感じが好きやったもんで、兄貴がこのアルバム持ってたのを聴いても「こんなんドゥービーちゃうやんけ」と思ったもんです。が、あっちゅうまにM.マクドナルドのスモーキーな歌声に魅了され初期と同じくらい好きになりました。単なる黒人のモノマネで済まされないマクドナルドのスタイルはブルー・アイド・ソウルの最高峰っていうか、真のソウルマンの風格バリバリです。
中身でずば抜けて素晴らしいのは、やはり「
What A Fool Believes」です。マクドナルドがフットルースのケニー・ロギンスと共作したっていうのが頭の中でリンクしませんが、えげつなく完璧な曲です。アレンジもメロディもコーラスも全てがカッコいいシティ・ソウルの金字塔でこの先2万回聴いても飽きることはないでしょう。マクドナルド主導曲では1曲目のファンキーなピアノが光る「
Here To Love You」や「
How Do The Fools Survive?」も恐ろしく素晴らしい出来。パット・シモンズが歌う曲も従来のスタイルを洗練させた「
Dependin' On You」やニコレット・ラースンとデュエットする「
Sweet Feelin'」等しっかり期待に応えてくれていて違和感無くアルバムに同居してます。
「この時期があってこそ未だにドゥービーは大物として扱われると再確認。」