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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2006.09
30
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 バンドブームの'80年代中盤~後半、ビジュアル系みたいなのが雨後のたけのこのようにウジャウジャ出てきてましたが「ビジュアル・テクニック・センス」と3拍子揃って他のバンドとは格の違い見せつけてたのがBoowy。バンドには人と人との交わりがマジックを生むとよく言いますがココでの氷室京介(Vo)と布袋寅泰(g)はまさに好例で、解散後の布袋ヒット"ポイズン"なども「氷室が歌ったらもっと凄いやろな」とか氷室の大袈裟なバラードを聴くと「布袋ならセンス良くまとめるで」とか考えてしまします。まぁこれだけ影響力の強いバンドって無いくらい強力な存在で'90年代のGLAYやLUNA SEAなど見ても明らかで、それだけ皆彼等に心酔してたってことです。個人的にはルースターズやARBがパワーダウンしロッカーズが解散した頃にメキメキ頭角を表し、パンクやニューウェーブを消化した独自のグラマラスなスタイルは新しいビート系バンドとして俄然魅力的に映りました。特に布袋氏のローランドJAZZコーラスを駆使した尖がりつつ洗練されたギタースタイルは新鮮なもんでした。はっきりいって全作必聴っいっていいくらいどれもクオリティが高いですが、コンパクトに中後期をリマスターした本作は重要曲80%収録でお薦めです。
 内容は音が重厚に劇的に変化した3rdから最終作まで万遍無く収録でどれもポップながら攻撃的で今聴いても最高です。「Dreamin'」、「ホンキー・トンキー・クレイジー」や1stからの再演となる「No, New York」あたり不朽の傑作といって差し支えない出来です。音的に更なる進化を極めた「Rouge Of Glay」や、イントロ大賞があったら授与したいほど自分でも弾きまくった名バラード「わがままジュリエット」、TV登場時も息の根を止められるほどカッコよかった「B・Blue」、「Only You」と名作の嵐です。衝撃的だった解散宣言直前に全国民待望の中、発表されたサイコパスからも「MARIONETTE」、「Plastic Bomb」、「季節が君だけを変える」と今後も“まだやってくれ”と思わせた秀曲が収録。ラストはオリジナル別テイクとなる名曲「CLOUDY HEART」で締め。
「かっこ悪い再結成だけは止めて欲しい人達。正に伝説のバンド。」
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2006.09
29
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 こんなにむさい音なのにビジュアル系故に過剰に人気のあるバンド、そんな印象だったスライダーズ。最初ストーンズの猿真似バンドとしか思えず大嫌いでしたが途中からすっかりはまったバンドです。女子に大人気ってことだけで「これは押さえとかなあかん」と無理からトライしても暫くダメでしたが、ある日友達が見せてくれた新宿都有地の野外ライブの映像。大勢の女の子を目の前にオープニングで「すれちがい」というヘヴィー級の重たい曲を媚びることなく演ってるのを見て“ええ根性しとる”と感じ一気に好きになります。そしてすぐに借りにいった当時の最新シングル「Easy Action」も大友康平の事でも皮肉ってるのかと思った最強のストーンズ・スタイルのミディアムナンバーで即効で気に入りました。この盤はその直後出たストリート・スライダーズの個人的に最高傑作と思ってるアルバムで、バンドの頭脳といえるHARRYこと村越弘明(Vo,g)のソングライティングも冴え渡る作品です。
 中身はこの時期StonesもMickとKeithの仲違いもあり活動停滞中だった中で飢えてたのか、ある意味本家よりも王道サウンドと思える音を独自の世界観で昇華させたような内容がハートをぶち抜きました。何といっても冒頭の3曲が最高で、重たいリフからメジャー調のサビへ転換するのがなんとも粋な「ダイヤモンドをおくれよ」、HARRYのキャッチーな曲でも頂点といえる「I Don't Wanna Miss You」、素晴らしかったシングルテイクからなぜか録り直したもののやはり最高な「Easy Action」と抜群の流れです。後半戦も軽快なR&R「Hold On」やシニカルな歌詞も最高な「Hyena」と名曲がバンバン続きます。題名だけだと北島三郎か志賀勝かと思う「」や「風が強い日」と“けだるい系”も好調。唯一残念なのはビジュアル的にHARRYと人気を二分していた手堅いギタープレイの蘭丸のVo曲だけは二流バンドに成り下がってるとこです。
「バンドでもスライダーズやっときゃ女子にも見てもらえてエエもんでしたな。」
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2006.09
28
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 もはや存在してくれるだけで嬉しいバンド、The Rolling Stones。40周年記念のワールドツアーのライブ盤でDVDとかも出てますが、音に集中して聴くのはやはりCDが一番です。正直あまり期待せずに聴いたのですが、ボブ・クリアマウンテンの生々しい迫力あるMixと幅広い選曲で想定外に顧客満足度の高いブツに仕上がってます。左右に振り分けられたkeithとRonnieのルーズでも帳尻はしっかり合わせるエエ加減なギターも健在で、それこそが強烈にロックを感じさせスリルを満喫できるとこです。しかしMick Jaggerの"この若々しさは何なんや!?"と思わせる艶っぽいVoも何とも頼もしい限り。今ツアーではスタジアム/アリーナ/シアターと会場規模に合わせ、隠れた名曲も織り交ぜた興味深いプログラムで話題でしたがそこらを2枚に上手にまとめ上げてます。
 1枚目は王道爆裂ヒット集となっていて、勢いよく「Brown Sugar」から始まり、Ronnieのシタールギターも奮闘する「Street Fighting Man」、迫力満点の「It's Only Rock n' Roll」、シェリル・クロウも参加した「Honky Tonk Women」、ごきげんさんで唄うKeithの「Happy」、ドラマティックな「Gimme Shelter」あたりが聴き所。2枚目はライブ盤初収録が多いコアな内容で何とも嬉しい限りです。まずアルバム「Tattoo You」から個人的に大好きだった「Neighbours」でBobby Keysのサックスも素晴らしいブロウを見せます。「Monkey Man」も久々に「Let It Bleed」を聴こうと思わせるいい出来。そしてもう演ることは無いと思っていたOtis Reddingの名カヴァー「That's How Strong My Love Is」は最も嬉しい再演。Mickの熱い歌も詞の内容も最高で、自分のバンドでも演りまくった超名曲。他にもStonesの作品でもベスト5と言われたら絶対入れる大傑作「Beast Of Burden」や、60以上のジジイとは思えん疾走感の「When The Whip Comes Down」、Mickのファルセットも冴えまくるスロウ「Warried About You」、更に年輩となる伝説のソウルマンSolomon Burkeも登場の「Everybody Needs Somebodey To Love」とたまらん内容です。
「アニメのねえちゃんのベロジャケがあまりに安っぽいですが、内容は極上でした。」
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2006.09
25
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 中学になって洋楽でも聴かなカッコつかんと思い始めた頃、TVの海外チャート番組で堂々1位爆進中だったのがこのJガイルズバンドの“堕ちた天使”と題された「Centerfold」。ポルノ雑誌を題材に教室でVoのピーター・ウルフが華麗にパフォーマンスするPVが無茶苦茶カッコ良くて、私がプロレス関連以外で初めて買った洋物シングル盤となります。ストーンズのミック・ジャガーに対して、こちらはウルフがVoってことで何か兄弟バンドみたいな感じがして“二個一”で好きになったりしました。(事実スティルライフツアーで一緒に廻ってました。)実際この'81年頃のJガイルズバンドは見てくれもサウンドもPopに変身したEMI期でシンセの音も散りばめた非常に聴きやすい音でしたが、この「Centerfold」は猥褻なRock'n Rollを軽快なアレンジでまとめていて、当時から2万回は聴いてますが今も興奮冷めやらない大傑作です。このボストン発の偉大なバンドの足跡をAtlantic~EMIと会社の枠を超え理想の形で編集されたのがこの2枚組です。
 初期~中期のAtlantic時代は私が知った頃のバンドとは別モンと思うくらいの泥臭いビジュアルながら実にソリッドで熱いソウル・ブルースを基調とする音をぶちかましてます。実に黒いオーティス・ラッシュの「Homework」、ヴァレンティノスの「Looking For Love」、ドン・コヴェイの「The Usual Place」、スプリームスの「Where Did Our Love Go」、コントゥアーズの「First I Look At The Purse」、ショーストッパーズの「Houseparty」など秀逸カヴァーがズラリ。勿論オリジナルもえげつなく強力なナンバーが粒揃いで、セス・ジャストマンのピアノがグイグイ引っ張る「Southside Shuffule」、身震いするほどファンキーな「Detroit Breakdown」、ソウル趣味全開ながらキャッチーな「Givin' It All Up」や「Must Of Got Last」などマジ最高です。またライヴで本領発揮するバンドってことでライヴで10曲も収録!中でもマーヴェロウズのDoo-wapヒットカヴァー「I Do」なんか楽しさ満開でたまりません。EMI移籍後はやや洗練された音になりつつも、パーティチューン「Just Can't Wait」や哀愁感漂う「One Last Kiss」、ホーン&オルガンもエエ感じの「Freeze-Frame」など聴きどころ多し。
「コアな黒人音楽を愛情たっぷりに教えてくれた素晴らしきバンド。感謝!」
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2006.09
24
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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くっついたり離れたりしつつも息の長いコンビ芸を続けるHall & Oates。飛ぶ鳥を落とす勢いでヒット連発だった'80年代前半からちょっとマンネリ気味になっていた'85年に放った快心の一撃となったライブ盤で、会場はなんと老朽化やらなんやらで休業中だったN.Y.ハーレムの黒人音楽の殿堂アポロシアターの新装開店記念の録音。しかも共演はテンプス全盛期を支えたDavid Ruffin & Eddie Kendrickとくれば興奮せんわけにはいられません。もともとMotownをはじめとするソウル・ミュージックをこよなく愛し'70年代フィリーソウルのど真ん中でキャリアをスタートさせた二人ですので、相性が悪いわけなく先輩をリスペクトする姿勢がしっかり伝わる熱いライブとなっております。
 やはり冒頭のテンプス・メドレーが聴きもので、D.Hallの熱いMCで登場しCoolなファルセット全開のエディがかます「Get Ready」、続いてJ.OatesのMCで伊達男D.ラフィンが参戦し更にヒートアップした中「Ain't Too Proud To Beg」へ。そして1stヒット「The Way You Do The Things You Do」から大傑作「My Girl」と怒涛の攻撃です。ラフィンの何とも魅力的な熱い節回しも爆裂で最高潮を迎えます。ここではHall & Oatesの二人はでしゃばらず完全にハーモニー&ダンスで先輩を盛り立てるところも実にGoodです。Live Aidでもこのセットで堂々と登場し大受けだったのが忘れられません。後はHall & Oatesの歌メインですが特筆すべきは、ある意味D.Hallよりソウルフルな表現が魅力のJ.Oatesが「When Something Is Wrong With My Baby」(サム&デイヴの大ヒット)、「Possesion Obsession」と2曲もフィーチュアされてるトコ。後者はしょうもなかったアルバム「Big Bam Boom」で唯一光っていた曲だけに嬉しい収録。D.Hallもサザンソウル調の名バラード「Everytime You Go Away」や、無茶苦茶流行った実に黒い「I Can't Go For That」など披露。全編、好サポートするGE.Smith(g)やT-Bone Wolk(b)もつぼを得た演奏で言う事なし。
「その後、テンプス組が急逝し永遠に再現不可となったこのライブ。熱い記録をしっかり残してくれてThanks!」
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2006.09
22
Category : New Wave + Punk
Theme : 80年代洋楽
Genre : 音楽
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 '80年代前半~中盤に音楽を楽しむ手段のひとつとしてアホみたいに影響力を持ち始めたのがTVという存在。それまでレコードを必死で聴いて想像力を膨らませてそのアーティストを神格化までしていたのが、良くも悪くも一気に情報量が増え俄然アーティストが身近な存在になったのがPVでした。当然アーティストもカラフルでスタイリッシュなファッションになり、その頃の機材のデジタル化もあって「新しい形」として提示された'80sミュージックはイギリス勢を中心に一時的に面白い音で満ち溢れてました。こちらの盤は数多く乱発されている'80sモノでも目を見張る名編集となってます。
 収録曲で今も色褪せないのが、切なくもPopなメロディが最高なBugglesVideo Killed The Radio Star」、最近ではRihannaもサンプリングした'60s ソウルの華麗な焼きなおしエレ・ポップ傑作Soft CellTainted Love」、MJのビリージーンをも蹴落とし全米1位となったアイリッシュ・フォーク・ソウルの奇跡的大傑作Dexy's Midnight RunnersCome On Eileen」、当初U2のライバル的存在でもありThe Doorsの再来と思わせてくれたEcho & The BunnymenThe Killing Moon」あたりで個人的に今でも週に1回は聴きたくなる超名曲。今聴くとしんどいけど当時は勢いで結構聴いてたのが「パラパラ」の元祖ともなるa~haTake On Me」、どうせならNotoriousを入れて欲しかったDuran DuranThe Reflex」、ボーイ・ジョージは気持ち悪かったけど曲は良かったClture ClubDo You Really Want To Hurt Me」等でシングル盤をよく聴きました。渋めでもJoe JacksonIs She Really Going Out With Him?」やThe JamTown Called Malice」とCoolな選曲がなされてるのも本盤のエエとこ。
「これだけ流行ったのにU2とかを除いて殆ど表舞台からは消えていった人等。時代とは恐ろしいっすな」
  
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2006.09
20
Category : Atlantic, Stax
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 いい商品をしっかり提案して、その積み重ねが「ブランド」の信用になるわけですが、いまだに支持される'60年代のAtrantic、StaxやMotownのブランド力はたいしたもんでそれだけエエ曲を発信したってことです。コレはワーナー系の'63~'68年のダンス・ナンバーに絞った編集盤ですが、この時代のAtlanticやらStax、Loma等のワーナー系レーベルは熱きソウル・ミュージックの宝庫となってます。その中には躍動感溢れるホーンやピアノ・オルガンが効いた上に熱い歌唱がのっかったモノが多く、Motownとは違った何ともいえない泥臭くもCoolな質感に盲目的にブランド買いしちゃいます。
 アルバムの最初と最後を飾るRex Garvin & The Mighty Craversの「Sock It To 'Em J.B.」はファンキーなダンス・ナンバーで“つかみ”も“締め”も最高です。ど真ん中メジャーどころではJoe TexShow Me」、Arthur ConleyFunky Street」、Don CovaySee-Saw」、The CapitolsCool Jerk」あたり言う事無しですがキングことSolomon BurkeStupidity」は貫禄抜群で完全にぶっ飛ばされます。迫力満点のClarence CarterFunky Fever」やSoul Brother SixSome Kind Of Wonderful」、ノーザンテイストの超名曲Darrell BanksOpen The Door To Your Heart」、Staxのエエ匂いプンプンのWilliam BellNever Like This Before」、Ben E Kingの歯切れいい歌唱が光る「Cry No More」等内角低めを突く選曲がたまりまへん。レディソウルではモータウンから移籍のMary WellsDear Lover」、まったりとしたBarbara LewisHello Stranger」など収録。あまり知らなかったアーティストも、楽しさ満点のMiriam MakebaPata Pata」、Willie TeeWalking Up A One Way Street」あたりエエ感じです。The Driftersもヒット曲しか知りませんでしたが'66年のギラギラ・ノーザンヒット「Baby What I Mean」なんか最高の出来。インストでは何といってもKing CurtisMemphis Soul Stew」が飛びぬけてますが、イケイケのHerbie MannPhilly Dog」も秀逸。勿論、アレサやピケットとか大御所もしっかり要所に収録です。
「殆ど2分台で30曲。一気に聴かせまっせ!」
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2006.09
15
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 アメリカでもN.Y.って行きたいって思いつつ未訪問なもんで実際の街の雰囲気は知りませんが、音楽を通して発せられるN.Y.産の洗練された都会的センスはどんな種類のもんでもカッコええもんです。この地元出身で'70年代のニューヨークサウンドのど真ん中といえるメリサ嬢のアルバムもアダルトな洒落た感覚が充満した乙なアルバムです。ここでは、なんといってもメロウ首長国連邦の国王リオン・ウェアがプロデュースしてまして、バックも気持ち良い音とは如何なるものか?を熟知したDavid T. Walker(g)、Chuck Rainey(b)、James Gadson(Dr)、Richard Tee(p)などそうそうたる面々で最高です。
 中身の方は、かなり聴き覚えのあるメロディが印象的なヒット曲でタイトルソングでもある「Don't Cry Out Loud」が有名ですが一言でいって、よくあるベタなスロウにしか聴こえません。が、他には聴き所満載です。頭からストリングスが効果的にアレンジされたナイス・グルーブ「Shine Like You Should」、James Gadsonの手堅いハイハットさばき&スネアが何とも心地良い「To Make You Smile Again」、Leon Wareの官能的アレンジも秀逸な「knowin' My Love's Alive」、ボートラ収録のメロウネスの中で力強い歌が光る「We Had This Time」等しっかり聴かせてくれます。中でも最高なのはStevie Wonder作のスプリームス・カヴァー「Bad Weather」で気分高揚間違い無しのナイスグルーヴは文句無しの出来です。もちろん全編で安定感抜群のメリサの歌声がビシっと支配しているのはいわずもがなです。
「この名人芸といえる力量・個性もバッチリのサウンド。絶滅前に保護政策とらなあきません。」
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2006.09
13
Category : Mainstream
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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ちょっと夜遊びがすぎて財布も風船より軽くなってヘロヘロで床につくって事が続くと必ず後悔の日々が2日間程続きます。そういう時は心身共に癒されなければなりません。そう、酒飲んだ後の仕上げに茶漬けかエエだしの効いたうどんを食べるように。このキャロル・キングのアルバムは癒してくれるだけでなく、リゲインなんかよりエネルギーも満たしてくれる激名作です。'60年代からシュレルズやドリフターズ等R&B,Popsと幅広く曲提供していた彼女が自らソロシンガーとして完成させた2作目となる本作は1曲、1曲が名曲として語られる類稀なアルバムとなっています。ただ70年初頭のシンガーソングライター的な人等と区別しておきたいのは彼女は確実に“ソウル・シンガー”だということで、歌い方はもちろんメロディとかも何かしら黒っぽいところは格別です。
 さて本作の中身はアメリカ合衆国の国宝アルバムだけあってどれも良いのですが、中でもスロウが最高で何回聴いても震えるサザンソウル的逸品「Way Over Yonder」、ダニー・ハサウェイの名唱でも知られ歌詞も素晴らしすぎる「You've Got A Friend」、アレサでも超有名なセルフカヴァー「A Natural Woman」等、激傑作が連なります。この3曲は国宝級といって間違いございません。シングル・ヒットした「It's Too Late」はともかく、他にも切な過ぎる「So Far Away」、海綿体まで染みまくる「Home Again」、メリー・クレイトンの黒いハーモニーも絶妙な「Where You Lead」と外そうにも外せないエエ曲がズラリ。他のキャロルのアルバムも色々聴きましたが、本作が最もバランスが良くて楽曲のクオリティも最高峰であると断言できます。曲、歌唱、アレンジがこれまで良いと、肌の色に関係なく全方向からリスペクトされるっていう見本みたいな作品集です。現行リマスター盤には「Out In The Cold」、「Smackwater Jack (Live)」と嬉しいボートラ追加となってます。
「家の常備薬みたいなもんです。切らしたらあきまへん」
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2006.09
09
Category : Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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バンド名が~ブラザーズって絆の強さみたいなモンを感じてエエもんです。私も昔所属バンドに~Brosとつけたりしてましたが、このドゥービーズもカッコいい名前に看板負けしないアメリカを代表するグレイトなバンドです。初期や再結成後はトム・ジョンストン中心の泥臭くもカラッとしたサウンドでヒット連発でしたが、ココに紹介するマイケル・マクドナルド主導のシティ・ソウル風味が光る洗練サウンドも負けず劣らず素晴らしいもんです。最初は“Listen To The Music”とかに代表されるの西海岸的な感じが好きやったもんで、兄貴がこのアルバム持ってたのを聴いても「こんなんドゥービーちゃうやんけ」と思ったもんです。が、あっちゅうまにM.マクドナルドのスモーキーな歌声に魅了され初期と同じくらい好きになりました。単なる黒人のモノマネで済まされないマクドナルドのスタイルはブルー・アイド・ソウルの最高峰っていうか、真のソウルマンの風格バリバリです。
 中身でずば抜けて素晴らしいのは、やはり「What A Fool Believes」です。マクドナルドがフットルースのケニー・ロギンスと共作したっていうのが頭の中でリンクしませんが、えげつなく完璧な曲です。アレンジもメロディもコーラスも全てがカッコいいシティ・ソウルの金字塔でこの先2万回聴いても飽きることはないでしょう。マクドナルド主導曲では1曲目のファンキーなピアノが光る「Here To Love You」や「How Do The Fools Survive?」も恐ろしく素晴らしい出来。パット・シモンズが歌う曲も従来のスタイルを洗練させた「Dependin' On You」やニコレット・ラースンとデュエットする「Sweet Feelin'」等しっかり期待に応えてくれていて違和感無くアルバムに同居してます。翌年、マリア・マルダーによって歌われた「Open Your Eyes」のオリジナルも聴けます。
「この時期があってこそ未だにドゥービーは大物として扱われると再確認。」
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2006.09
05
Category : Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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ブラスロックの先駆者として名高いシカゴの6枚目。世間一般ではこのアルバムから後のチャートヒット連発となるソフトAOR路線が始まったといわれてます。とかなんとか言いつつ、シカゴって殆ど知らない私にとってのシカゴはガキの頃に大ヒットした“素直になれなくて”であり、後はベスト盤をなぞるぐらいのバンドです。とある理由があってどうしてもこの盤だけは単体で入手しなければなりませんでした。それは近年、再発された際のボートラとなった「Tired Of Being Alone」with Al Greenの収録です。我が心の師匠Al Greenがお互いの全盛時にコラボしてただけでも驚きですが、そのTVショーライブとなる演奏の素晴らしいこと!じっと座って聴いてても、ゆったりしたグルーヴに勝手に腰がグラングランしてくる始末で手に負えません。アレンジこそオリジナルにわりと忠実ですがホーンといいドラムの人といい無茶苦茶タイトに引き締まったシカゴのバックに、当時のスタジオ録音では抑えていたアルのゴスペル的熱唱が重なる奇跡ともいえる神がかり的な名演がそこにはあります。正直、熱心なファンでもないシカゴをこれだけの為に買いましたがお釣りがくるくらいの素晴らしさですねんわ。ほんまに。
 とはいえ全米No.1となったこのアルバム。本編も結構エエとこあります。張りのある歌のピーター・セテラとトロンボーン奏者ジェームス・絆創膏ならぬパンコウの共作ヒット「Feelin' Stronger Every Day」や、同じく“ばんそうこう”作の逸品でニューソウルっぽさがカッコええ「Just You‘n' Me」などは格段の出来で文句無し。アーシーな感覚も心地良い「Jenny」やカントリータッチの「In Terms Of Two」あたりも聴きどころです。
「今更ながらシカゴって結構エエやんと思った1枚」
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2006.09
04
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そもそもMarvin Gayeの「I Want You」の製作者として知った人ですが、数年来Free Soulブームにも乗って“メロウ大王”とか“メロウ総帥”とかワケ分からん称号まで授与されいっぱいリイシューされたLeon Ware。60年代からモータウンを中心とした裏方としてメキメキ頭角を表した人で自らのリーダー作では大ヒットこそ無いものの、コンポーザーとしては輝かしい功績を残した人です。そんな近年、評価がグッと上った感もあるLeonのAOR的傑作っていわれる棒と戯れる素敵な海岸ジャケが素晴らしいソロ4作目です。
 もちろん全編自らのプロデュースであり、独特の都会的センスが貫かれています。が、ド頭の「A Little Boogie」で少々面食らいます。シンセバリバリのディスコファンクって感じで結構きついです。これがMidnight Starあたりだったら躊躇なく聴けたかもしれませんが・・。しかし次にくる「Baby Don't Stop Me」は期待に応えてくれます。ブラジル傾倒も思わせるマルコス・ヴァーリやシカゴのピーター・セテラも作者に名を連ねるどっしりした心地良いグルーヴで一安心です。マルコスとの共作は他にも2曲あり、正にメロウの極みともいえるタイトル曲「Rockin' You Eternally」、「Got To Be Loved」とどちらも秀作。また洗練されたファンクテイストも光る「Our Time」やマーヴィンのAfter The Danceの原曲ともいわれる「Sure Don't Stop Me」もなかなかですが、ラストに収録のストリングスアレンジが異様にカッコいいリオン・グルーヴ炸裂って感じの「In Our Garden」は珠玉の傑作。
「少々、個性に欠けるリオンの歌が玉に瑕か。AORファンはど真ん中ですわ」
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2006.09
02
Category : 00's Female R&B
Theme : 女性アーティスト
Genre : 音楽
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 なぜか、いまいち歌では大ブレイクとはいかないクリスティーナ嬢。少女時代からTVスターとして活躍し女優としても注目されてきた彼女が日本、ヨーロッパでヒットしたデビュー作に続いて発表した2nd。アメリカではなぜかコレが正式デビューの模様。前作ではティーンの人気アイドル的要素が強かったですが、晴れて大人になったってことで本国では満を持しての発売ってとこでしょうか。ただし、私が持ってる2ndは日本先行発売された旧仕様で、ジャケも曲も変更してワールドワイド盤として出し直しされてます。モニカとかもそうでしたが正直、先行せんでエエからこういうのはやめて欲しいっすね。
 中身は、あどけなさが残る前作に比べちょとアダルトになったとはいえキャッチーな内容で聴きやすさ抜群です。まず米盤ではFabolousフィーチャーとなった「Dip It Low」のクリスティーナ孤軍奮闘Versionが目立ちます。チャイナ風の音使いが印象的なトラックにセクシーな一面をしっかりアピールです。しかしハイライトはJ.Loやマライアを手掛けたCory Rooneyが仕切ったミディアム「Down For You」や「Someday One Day」あたりで、甘酸っぱい声に余計な音を省いたアレンジはおっさんの耳にもえらい心地良い内容でビシっと光り輝いてます。特に前者は日本盤のみとはあまりにもったいない逸品です。でもバラードはWarryn Campbellが「Highway」を手掛けてますが、まだまだ線が細い感じでイマイチ。他では、家庭を捨てて出て行った父親に捧げた「Oh Daddy」はちょっと大人な節回しが聴けさすがBryan Michael Coxといったバックトラックも◎の秀作。エッジの効いたダンストラック「L.O.V.E.」や、これまた米盤落選となったキャピキャピなアップ「I Ca't Be That Woman」あたりも結構いけてます。
「このお色気路線変更か?というジャケも良かったんですがね」
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