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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2006.06
29
Category : Japanese Hip Hop
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 日本のHip Hopの流れを変え、これならカッコええやんけと思わせてくれたのが'90年代半ばからガンガン出てきたライムスター、ネイキッド・アーツ、ブッダブランド等でしたが、中でも特異なスタイルで一度聴いたら頭から染み付いて離れないのがQと山田マンのラッパ我リヤ。色んなトコでこの二人は客演してますが、あまりに強烈すぎてよく主役を食ったりしてる頼もしい人等です。西川のりおにも似た強引な場の支配は好き嫌いがハッキリするかもしれませんが、シーンにこういう存在は個人的には大歓迎で強引な韻の踏み方も最高です。特に山田マンの御詠歌にも影響を受けたかのようなオリジナルなライミングは唯一無比の貴重な存在で脳天をブチ抜かれること間違い無しです。
 このアルバムはメジャー進出後の4枚とコンピ収録&新曲で構成されたベストですがバックトラックも色々多彩で正直受け入れられんのもあったりします。個人的好みで言うとオールドスクール的なビートに乗った強靭ラップが一番で「Do the GARIYA thing」なんか営業廻ってた時、車中で聴き狂ってました。「コレが俺達のやり方。ついて来い腕は確かだ。どうせなら完璧な売り方~」と我流に変えたラップを相棒とライムしながら次なる顧客に行くまでの道中に笑い転げながら向かうという素晴らしい流れをもたらしてくれました。Wu-TangのC.R.E.A.MでおなじみのStaxフレーズも華麗に決まる「Yeahと言え」や怒涛の言葉攻撃「新時代」、相性バッチリのライムスターとのコラポ「プロフェッショナル現場アクター」等はもう芸術の域といえる素晴らしさです。ライフワークといえる「ヤバスギルスキル」シリーズなど正直出来不出来も結構ありますが、この“ムラ”も素敵なものに思わせる程の存在である事は確かです。
「あかん泣いたら、流さん涙は、イェーこれが俺達のやり方。コレですよ。コレ!」
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2006.06
28
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 諸説ありますがチョッパー・ベースの創始者と知られるファンク・マスターの一人ラリー・グラハム率いるグラハム・セントラル・ステイション。勿論スライ&ザ・ファミリー・ストーンでのキャリアで名を上げた人ですが、よりストレートなファンクに徹したこのリーダーグループでの姿は、極太Groove連発で非常に痛快です。'80年代ラリーはバラディアーとしてヒットを飛ばし自らのキャリアに華を添えますが、ファンカーとして全盛期であったといえるのが正にこの時代です。特に初期の3枚はどれもキラーファンクチューンが万遍なく収録されていて必聴です。
 さてココに紹介する3枚目となるアルバムはファンク爆裂3部作の最終章となる真っ黒けの作品で1曲目から8分にも及ぶ強烈ファンク大作「The Jam」でぶっ飛ばされます。コレは個人的思い入れも深い曲で、自分がファンクに傾倒し始めた学生時代に我がのバンドの野武士ベーシストがやかましいくらいにスタジオで弾きまくってのがこの曲。その熱き心を持った野武士ブラザーと狭い範囲で当時局地的ブレイクを果たしていたこの曲は、力技ともいえるBassによるチョーキング&ファズトーンが強烈でベース主導でグイグイ腰にくるGrooveはラリーの代名詞といっていい殿堂入りファンクです。この他にもラリーのパーカッシヴなBassが炸裂する「It's Alright」、「Water」など、もうやりたい放題です。また紅一点Voのパトリシア・チョコレート・バンクスの魂の叫びがたまらんシングルヒット「Your Love」、アン・ピーブルズの名作カヴァー「I Can't Stand The Rain」やスライ時代を彷彿させる「It Ain't Nothing But A Warner Brothers Party」、「Easy Rider」等これでもかと迫ります。最後はラリーの激シブ低音ヴォイスが決まる壮大なバラード「Luckiest People」で締め。
「ファンクって素晴らしいと思える1枚。何事もやかましいくらい心に引っ掛からなあきまへん」
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2006.06
27
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カリフォルニアのオークランドといえばアスレチックスかタワー・オブ・パワーしか思い浮かばん貧困発想しか持ち合わせておりませんが、さすが白人・黒人・チャイニーズ・チカーノが混在する人種の坩堝として名高い都市だけあってミクスチュア感覚が音楽にもええ形で出ています。今もバリバリのアルバムを発表し続けるタワー・オブ・パワー(TOP)も白人・黒人混成でベイエリアファンクの代名詞的存在として君臨しています。しかしながら長い歴史の中、さすがに浮き沈みは彼等とてあります。TOPにとって巨人V9時代といえるのがコレからライブ盤くらいまでの'70年代中盤といえます。中でもこのアルバムは親分エミリオ・カスティーヨ&レニー・ピケットのT.Saxコンビ、ステファン・クプカの極太バリトン・サックス、黒人の強靭Vo レニー・ウィリアムス、リズム隊はフランシス“ロッコ”プレスティア(Bass)&デヴィッド・ガリバルディ(Dr)の宇宙人的超絶テクニシャンと役者揃いで王・長嶋から柴田・土井・高田とバッチリ揃ってます。つまり何処見てても熱くおもろい野球・・ではなく音楽が構築されておるゆうことなんです。
 内容は頭からライブでも外される事の無い超人気曲「What Is Hip?」でファンク爆裂です。チェスター・トンプソンのオルガンもバッチリ効いたこれぞTOPというべき出来でいきなり最高です。そして個人的には最も好きなミディアムナンバー「Clever Girl」は演奏の押し引き、コーラスと文句無しのソウルで序盤戦で試合が決まる感じです。そして元気ハツラツナンバー「This Time It's Real」、レニー・ウィリアムスのしみじみりーソウル満開の「So Very Hard To Go」、切れ味抜群ファンク「Soul Vaccination」と重要曲目白押しの好アルバムとなってます。
「よおコレだけのメンバー集まったなって感じ。流石ブラスファンクの最高峰」
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2006.06
26
Category : West Side
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 いまやグラミー賞にノミネートされるほどBigな存在となったL.A.出身のお豆さんチーム。エレファンクからのメジャー感からはまた違ったネイティブ・タン的音づくりが非常にエエ感じのデビューアルバムです。実際、最初聴いた時はウィルのラップなんかQ-ティップに似たとこもあったりしてATCQやファーサイドの流れで受け入れることができ、「コレはええぞ!」と喜んでました。しかしながら、既に今の姿の片鱗はしっかり存在しており、よく聴くと実にカラフルな音作りとなってます。打ち込みやらサンプリングやらハモンド、フェンダーローズ、ベース等の生音を巧にミックスして実に心地良いビートを構築しています。
 中身は頭から3人がそれぞれジャジーなトラックにのって軽快にライミングしていく「Fallin' Up」、ミーターズ使いの「Clap Your Hands」と素晴らしい流れ。そしていきなりハイライトといえる「Joints & Jam」です。ハモンド音も効果的なATCQの影響も感じる実にカッコええトラックで初期の傑作といえる最高のトラック。その後も生ドラムがド迫力な「Movemennt」、ギターが主導する展開も印象的な「Say Goodbye」、ファンキー・フォー・ジャマイカ使いの「What It Is」、引っ掛かる感じビートにMacy Grayのメロディが絡む「Love Won't Wait」、ルーズな感じのビートから緊迫感溢れる急展開を見せるラストの「Positivity」までアイデア豊富な流れは飽きることなく聴けます。今のBEPからしたら、ちょっと地味ですがそれがまたエエんですわ。渋くもHip Hopの王道的な部分に立脚したスタイルは好感度抜群です!
「アンダーグラウンド的に見せかけキャッチーなふりかけをまぶしまくった感じ。才能満載ですわ。」
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2006.06
23
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
Miraclesgoingtoagogo.jpg



  昔、オリヴァー・ストーンの「Platoon」っていう映画で印象的に流されていたのがこのMiracles“泣き”の激名曲「The Tracks Of My Tears」。元来、失恋を歌った切ない歌詞ですがベトナム戦争に送り込まれた米兵士のオフタイムのシーンに使用され絶妙にマッチしていました。大学の時に帰国子女の友達がいて、一緒に通った阪神深江駅前のパチンコ屋で大敗し半泣きで後にそいつの部屋に辿り着いた時に頻繁に流されていたのがPlatoonのサントラで、スッカラカンとなった財布を目前にやけに心に染みたのがやはりこの曲でした。彼は「燃やしたりたい」とまで憎んだパチンコ屋と、親しんだイギリスから帰ってからのライフスタイルの違いからくる悲しみを好きなサッカーで紛らわしてた気持ちをよくコノ曲に投影してました。まあ貸した金も返さん事もありましたが、ソウル・ミュージックに傾倒し始めていた私にエエ音楽を沢山教えてくれた彼にはなかなか感謝してます。
 アルバムの中身はSmokeyの唯一無二といえるハイテナー&ファルセットが冴えまくる名曲オンパレードでMotown黄金時代の1枚といえます。冒頭から前出の名バラードでもうたまりません。やはりZappやLinda Ronstadtも素晴らしいカヴァーを披露した「Ooo Baby Baby」、悶絶必至の超名曲「My Girl Has Gone」、とろけるような「Choosey Beggar」、ドゥーワップっぽいスタイルもエエ感じの「Since You Won My Heart」等Smokey自作のスロウに名曲が連なります。また最後を飾る「A Folk In The Road」もイントロからSmokey印満載の名バラード。そしてタイトル曲となる「Going To A Go-Go」はStonesでも有名なダンススタイルでこちらも最高です!
「やっぱGo-Goっちゅう響きはいいですな。音楽も女性もイケイケでないとね」
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2006.06
22
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
sing smo



いつ聴いても胸躍る音楽なんてそうザラにあるもんじゃありません。いまだに我々を魅了し続ける単なるオールディーズに留まらない独特の空気感が素晴らしいモータウン・サウンド。'60sのデトロイト産モータウンはアホほど国宝級名曲がワンサカありますが、その中でも最高峰に位置する作品を多く作ったのが初期の功労者Smokey Robinsonで、そのSmokeyの作品ばかりを綴ったTemptationsのナイスな企画のセカンド・アルバムです。このアルバムから全面参加となったDavid Ruffinの存在が全体をビシッと引き締めます。やはりコノ人の存在は大きく独特の強引な節回しやザラついたソウルフルな歌声は圧倒的な存在感です。そして何よりカッコいいシャープな動き、ナルシスト的な鋭い眼光といい映像で見ても視線釘付けのなかなかの伊達男ぶりです。
 中身は1曲目からEddie Kendricksのファルセット・リードにPopなメロディがたまらん最初のヒット「The Way You Do The Things You Do」。Eddieはスウィートな「What Love Has Joined Together」やMiraclesのヒットでもあまりにも有名な「You've Really Got A Hold On Me」、「Depend On Me」でもきらりと光るファルセットを披露。そして3曲でリードを取るDavid Ruffinはどれも外せません。ジェイムス・ジェマースンとロバート・ホワイトによる奇跡のイントロから歌メロ、ハーモニー、ストリングスまで完璧な金字塔的名作「My Girl」、これまた素晴らしすぎるヒット「It's Growing」、Miraclesとは違った魅力の「Who's Loving You」と全て文句無しの出来。また闇にPaul Williamsが歌う「You Beat Me To The Punch」もなかなか聴かせます。何せSmokeyが作る独特の哀愁感漂う親しみやすいメロディと何でもこなすスター軍団テンプスとの相性は抜群です。
「メンバーの殆どが死んじゃいましたが、このアルバムの生命力にはちょっとびっくりしまっせ!」
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2006.06
12
Category : 50's Pioneers
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 プレスリーの一連のヒット曲で御馴染みのJerry Leiber & Mike Stollerが手掛けたドゥワップ・グループ。スウィートっていうよりノベルティ感覚溢れるR&B、Rock'n Roll色が濃いヒット曲が多く収められてます。さすが'50年代のアトランティックレコードを支えたドル箱スターだけあって楽しく親しみやすいメロディー満載です。ウキウキするようなコーラスワークも素晴らしいんですが、ちょっとラテン風味も交えたアレンジや随所で光るバックのKing Curtisのテナーサックスも最高でコレが実にエエ味出してます。やはりコノ手のR&Bスタイルにサックスは欠かせません。以前レコード持ってたんですがCDで買いなおしたら、オリジナルの10曲に何とオマケのボートラが14曲もくっつく快挙!もうワケわかりませんが何か得した気分にはなれました。
 中身はもはやスタンダードといっていい曲ばかりで初めて聴いても誰かのカヴァーや何かの映画で鳴ってたような曲がポンポン飛び出しますので非常にとっつきやすいです。Stonesでも有名な「Poison Ivy」や「Along Come Jones」、「I'm A Hog For You Baby」、「Young Blood」など軽快なテンポでグイグイ惹き込みます。また真骨頂ともいえるR&R調のアップテンポ「Charlie Brown」、「Yakety Yak」など楽しい歌詞に溌剌ヴォイスが冴え渡る名作です。中でも最高なのは昔シャネルズで知った「That Is Rock And Roll」でこれぞドゥワップR&Rと声を大にして言いたい最高傑作。ロマンティックなスロウ「Zing! Went The Strings Of My Heart」も聞き逃せない名作です。ボートラにはBeatlesハンブルグ時代でも有名な「Three Cool Cats」や「Besame Mucho」の他、Phil Spectorも関わった「Shoppin' For Clothes」等々収録の大充実盤。
「ロケンローラーもソウルマンも必携のコースターズ。100%HAPPYになれます」
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2006.06
11
Category : J's Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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茶の間でも大人気だったシャネルズ~ラッツ&スター。パイオニアのラジカセのCMソング「ランナウェイ」でいきなり大ブレイクした彼等でしたが、最近ゴスペラーズの師弟ユニット“ゴスペラッツ”も登場で再び脚光を浴びてます。グループとして歌う鈴木雅之はやはり輝いているのですが、ゴスペラーズがイイ悪いの問題でなく「ワル」の香りのするラッツ&スターはカッコ良かったと再認識しました。ビシッとオールバックで決めて、当時度肝を抜いた黒塗り姿はドゥワップへの愛情に満ちたもので日本では彼等以外は様にならないと感じます。
 これは'96年に久々に集結した時の新曲を含むベスト&ライブ。初期の'50年代のドゥワップの影響濃いナンバーが最高です。「トゥナイト」、「街角トワイライト」、「涙のスウィート・チェリー」、「ハリケーン」と口ずさみやすいキャッチーなヒット曲連発です。また最大の理解者でもあった大瀧詠一とのタッグで生まれた珠玉のスィートソウル「Tシャツに口紅」や新録となった「夢で逢えたら」も収録。後者は'90年代のラッツを体現した白眉の出来でマーチンのソウルフルな歌唱、田代の甘い語りといい数あるコノ曲のカヴァーの中で一番やと思います。カヴァーではフラミンゴスの「Lover Never Say Good-Bye」もお手のものって感じで田代&マーチンの掛け合いヴォーカルが最高です。ベストのみだった「胸さわぎのクリスマス」や活動休止前のシングル「レディ・エキセントリック」が聴けるのも嬉しいトコ。また2枚目のライブでは桑マンが歌うオールディーズのカッコ良さ満載の「夢見る16歳」が張りのある声で魅了する素晴らしい出来です。
 メンバーの不祥事で幾度となく困難がありましたが、やはり田代マサシの不在のラッツは考えられません。精神的にチョッと弱かった田代氏ですがラッツでの功績は素晴らしいというしかないのですわ。
「禊済まして、早く戻って来い!田代!マーチンの横はやっぱりアンタです。」
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2006.06
10
Category : Japanese Hip Hop
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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The Best of Dragon Ash with Changes Vol. 2 - Dragon Ash

  最近、あまりに幅広い音楽性に正直ついていけなくなったKJ率いるドラゴンアッシュ。ラウド・グランジ系と思いきや、ドラムンベース、トランスみたいのにトライしたりで何でもアリってな感じですが、個人的好みでいうと最もHip Hopに接近していたコノ時期のシングルは格好エエ曲が連なってます。パクリだとか未熟だとか言われてましたがそれは売れすぎた時の勲章みたいなもんで、オレンジレンジなんかとはレベルが違う次元で単純に素晴らしいトラックを構築しています。
 そんなドラゴンアッシュですがアルバムはとっ散らかした印象なので秀逸なREMIXも入ったマキシシングルです。まずDJ.BOTSをメンバーに加え4人組になった記念すべきブレイクシングル「Let Yourself Go,Let Myself Go」はBotsのターンテーブルも効果的に絡めたHip Hop感溢れるグレイトナンバー。KJのリリックもポジティブ且つ素直なもので、全編鳴り続けるサンプリングフレーズと哀愁あるコード進行が絶妙です。そして売れに売れた「Greateful Days」もHip Hop界の重鎮ZEEBRAや歌姫ACOも参加の泣きの傑作で、まだガナりだす前のKJのRAPも冴えてます。特にZEEBRAの素晴らしいリリックは印象的でダウンタウンのパロディや、カラオケでも替えラップが流行ったりもするほどのブレイクぶりでした。そして更に進化した作品を突きつけてきたのが、なんとラッパ我リヤとのコラポを実現させた激Coolナンバー「Deep Impact」。定番Average White BandのSchool Boy Crushネタでこのネタ使用曲は大概好きであったりしますが、Heavyなギターも乗っけた上にQと山田マンの主役食いまくりのラップが痛快でマジ最高です。同時期に出たSugar SoulGarden」もDragon Ash的名作でゲスト参加のKJがバシバシのラップをきめてます。このHip Hop3部作の後は、盟友であったはずのZEEBRAにディスられたり、バンドも違った方向に向かい出し興味が薄れていきました。
「この路線で突っ走ったドラゴン・アッシュも見たかったもんですな」
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2006.06
09
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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20数年も前から熱いスピリットを絶やすことなく活動を続けるThe Mods。しかもメンバーチェンジもすること無く、不動の4人組で今もハイクオリティなアルバムを出し続けてる驚愕のバンドです。無論、リーダーであり最高のヴォーカリスト森山達也の決して立つ位置がぶれる事の無い強靭な精神力、Rock'n Rollへの愛情の賜物であってのことです。彼の生き方、センス、誰彼が簡単に真似することのできないダンディズムは私にとって一生リスペクトすべきものであり、プレスリーを敬愛する小泉首相のうちに重要無形文化財の称号を授与してもエエくらいの男前な存在です。はっきりいってそんじょそこらの人間とは“眼光”が違います。
 ここに紹介するThe Modsの2ndは甲乙付け難いグレイトな1stと共に博多時代の重要作を収めた名盤。今も神輿かつぎで顔を合わすヤンキーな友達と当時聴き狂った思い出深いアルバムで、ライブ感を重視した名曲群は今もって魅了されます。森やんの威勢の良いカウントで始まるModsといえばコレの大傑作「ゴキゲンRADIO」、0.01秒の隙間しか与えず始まる「記憶喪失」の疾走感溢れる展開はMods史上最高のオープニングといえる完璧さです。「夜が呼んでいる」、「ハートに火をつけて」とお得意の哀愁あるメロディも炸裂のミディアム系に続いてグイグイ迫るリズムが素晴らしい「熱いのを一発」と非の打ち所全く無しです。後半も“心配すなるなよ、そこのBoy!”というフレーズに全国5千万人の若者が勇気付けられた「All By Myself」、激しさ満開の「ご・め・ん・だ・ぜ」、我がのバンドでも演りまくったCrazy Beat」、危険な香りがたまらん「Do The Monkey」とエエ曲づくめであっちゅうまに終わりです。
「教室で意味も無くDo The Monkeyと、うなっていた中学時代。いっぺん会社で言うてみたろ」
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2006.06
07
Category : J's Mainstream
Theme : j-pop
Genre : 音楽
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 普通、下手な歌や演奏を見たり聴いたりすると胸くそ悪くなるのが世の常ですが、特別な人等もいるもんです。このスマップの連中は器に合わん金掛けたアルバム作り等が批判めいた事もありましたが、冷静に見てもずば抜けたエンターテインメント精神やプロ根性はたいしたモノ。ちょっとしたアーティスト気取りの連中なんかよりよっぽど見ていて気持良いです。“音楽”っていう文字の通り、何せ理屈ぬきに楽しいんですわ。そんなスマップの森氏がジャケに映る6人時代最後のアルバムは前作同様、N.Y.敏腕ミュージシャン全面参加のグルーヴィーな名作。本人達は参加してる人を知らずとも凄いアルバムです。
 マイケル・ブレッカーのテナー・サックスがうなるオープニング・インスト「Theme Of 008」に続いて、怒涛の強烈ファンク・ナンバー「気になる」は何とGo-GoバンドE.U.のウィリアム "Juju" ハウスが参加。タイトなドラムスが劇的に素晴らしい名品で、この頃のスマップお得意の日常共感ネタ的歌詞も秀逸です。続いてサム&デイヴ全盛時のスタックス・ジャンプ・ナンバーを彷彿させるシングル曲「俺たちに明日はある」はホーン・セクションもバッチリでWah Wah ワトソンのギターも効果的に鳴ってます。またヒットしたメロウ曲「どんないいこと」もアンソニー・ジャクソンのベースがしっかり屋台骨を支える中、フィル・ウッズの美しいアルト・サックスが光る作品で実に心地良いです。メンバー中、最もソウルを感じる木村拓哉が歌う「声をきくよりも」はデヴィッド T.ウォーカーのアノ音が鳴り響くメロウな佳作ですし、中居クンのアナーキーなラップが光る「Slicker's Blues」、キャッチーで親しみやすい「それじゃまた」など、他にも聴き所多し。そして最後を飾る「胸騒ぎを頼むよ」は後世に残る傑作。歌メロも素晴らしいですが、オマー・ハキム(ds) & ウィル・リー(b)のリズム隊もビシッと決まってるナイス・ミディアムです。
「記録から抹殺されつつある6人組スマップ。エエ録音残してます。」
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2006.06
06
Category : 90's Female R&B
Theme : J-POP
Genre : 音楽
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離婚して新たな黄金時代に突入してるアムロちゃん。ブレイクした頃から発するオーラは衰えずって感じで何とも頼もしい限りです。昨今、倖田來未なんかがR&B的に語られたり、エロかっこいいなんてもてはやされていますが、どうもただの色モンにしか私の目には映りません。それはビジュアルも音楽もです。むしろ真の意味でエロかっこいいのは安室奈美恵です!猫も杓子も小室哲哉ってな感じで彼の音楽が席捲してた時、ユーロビート影響下のその音楽があまりに薄っぺらいモノに感じこんな奴の音楽が猛威をふるってるシーンにアホらしさすら感じましたが、「誤解してたわ、ごめん」と素直に思わせてくれたのがアムロとの一連のコラポ。いまや上質なR&Bをコンスタントに発表するアムロちゃんですが、その資質を見出した最初の頃がやはりソロとしての小室プレゼンツのこのアルバム。
 ハウスっぽいのからユーロ、R&Bと色々ですが小室氏の面目躍如といえる素晴らしい楽曲が多数収録。当時は今より高音域を多用した歌メロが多く今とは違った魅力で楽しめます。初々しいラップも披露したCoolなトラックも素晴らしい大傑作「I Was A Fool」、しっとりした質感がたまらんキラーミディアム「Present」、19歳でえげつない貫禄を示したスロウ「Sweet 19 Blues」とR&B曲に小室氏の懐の広さをうかがわせるとてつもない名作が多数収録。勿論、キャッチーなメロが印象的な大ヒット「Don't Wanna Cry」、アムロ以外が歌ったら絶対好きにならなかった類の小室的ヒット「Chase the Chance」など当時カラオケで必ず誰か歌ってたシングルヒットも収録。
「彼女がビッグネームになれたのは、やはり小室氏の功績。男としてはムカつくけどまたエエ仕事してくれ!」
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2006.06
04
Category : Groovy & Mellow
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  ディスコ全盛時('70~80年代初頭)に活躍した4姉妹歌姫シスタースレッジ。よくディスコヒッツみたいなベスト盤で必ず収録される大ヒット「We Are Family」が有名で私も実際コレしか知らんかったんですが、なんかアホみたいな曲に聴こえて正直聴きこむ気全くナッシングのグループでした。が、ある日TVで名曲「He's The Greatest Dancer」を見て心一転。ナイル・ロジャースの単音カッティングや華麗なストリングスも光るこのダンサーでこの長身姉妹が俄然興味が沸いてきました。勿論この曲が実際流行った'79年は私も小学生でありディスコといえばジョン・トラボルタくらいの知識で、しばらくして後追いでシック関連グループとして知りました。そんな中、ディスコ視点というよりソウル視点で組まれたこのコンピは私的嗜好からは打ってつけの内容となっていて大満足です。
 特にナイル・ロジャースとバーナード・エドワーズのFunkコンビが制作に咬んだ曲は前出の他にも「You Fooled Around」、「Easier To Love」、「One More Time」、「Easy Street」等シック外伝ってな感じのエエ曲目白押しです。中でも「Reach Your Peak」、「Thinking Of You」あたりはアレンジや姉妹の歌声も最高で、危うく聴かず嫌いで損するところだったと思わせる心地良さ。聴いてすぐ分かるナイルのカッティングに、追うだけでも面白いバーナードのブリブリベースは正に彼等の真骨頂といえる出来です。また初期の名曲といえるパンチ力抜群のバブルガムソウル「Mama Never Told Me」やスティーヴィー・ワンダーの秀逸カヴァー「As」なんかも入ってる得用盤です。
「10年以上黙殺してきたのがアホみたいでした。フリーソウル様様ですわ」
 
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2006.06
03
Category : R&B Compilation
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 野球とかより歴史が浅いわりに、今やアメリカが誇るプロスポーツの代表格のバスケットボール。スピード感溢れる試合展開が醍醐味でもありますがドリブルやダウンビートの感覚がR&BやHip Hopとピシャリはまる相性の良さです。ミュージシャンも愛好家が多いバスケのNBA設立50周年を記念して作られたアルバムがコレ。
 まずMarvin Gayeによるアメリカ国家「The Star Spangled Banner」の1983年NBAオールスターゲームライブ。その場にいたスタープレイヤー、マジック・ジョンソンの言葉が全てです。「その時、アメリカ人であることの誇りを感じ、背筋がゾクッとし感涙にむせぶほどでした。誰もが彼を称賛し、思わず彼に抱きつきました。それは素晴らしい出来事でした。」 圧巻ですわ。他は録り下ろし中心で'70年代を彷彿させるKool & The Gangの強力インスト「Slam Dunk」、アースのセプテンバーを大胆にサンプリングしたCrystal WatersSay...If You Feel Alright」、当時の新進Gina ThompsonのBabyface作「You bring The Sunshine」、Gerald And Eddie LeVertの激ソウル親子が贈るAnita Baker作スロウ「Giving You The Best That I Got」、美しい佳作Vanessa WilliamsOh How The Years Go By」などが新曲。あとは新録・旧作ごちゃ混ぜの名曲集です。Hip HopではパイオニアでもあるKurtis Blowのズバリ「Basketball」にNaughty By Natureのクラシック「Hip Hop Hooray」が入ってますが尺八音から始まる有名な後者はやはり大傑作。またBobby WomackBrian McKnight等がソウル・クラシックを演ってますがSWVによるステイプル・シンガーズ「I'll Take You There」、David Sanbornのジュニア・ウォーカー「Shotgun」、勿論Kay Geeが手掛けるシックの名曲ZhaneGood Times」あたりはなかなか秀逸です。
「合間にはNBA名場面のライブ・コールも収録で雰囲気ばっちり。ようできてます」
::more