Hot Space / Queen * 1982 Warner
2006-05-27 Sat 01:09
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Queen - Hot Space

中学生の時、米屋の友達が家の奥に別棟を建て「ステレオ買おたんや。まぁ来いや」と言うので行ってみると、ドでかいステレオセットがドーンと君臨。普段はベッケンバウアーとかプラティニの話ばっかしてたサッカー馬鹿の友達が急に音楽通になり「一番、熱い音楽はコレや」と得意気に鳴らしてたのがコレ。幼き頃の“刷り込み”とは凄いもので一般的な華麗なクイーンのイメージでは無く、最初がこの辺のクイーンだったものだから「マッチョなオッサンが踊り狂うダンスミュージックバンド」ってのがずっと私のクイーンでした。暫くしてグレイテストヒッツなんか聴くと「全然ちゃうやんけ」となるわけです。そんなわけで、クイーンファンから全くの不評だったこのアルバムが今でも私のクイーン最高作です。
 広い友達の家で爆音で鳴らす中、最もカッコよく聴こえたのが1曲目「Staying Power」。当時のアースのヒット「Let's Groove」なんかと同列で聴けた、ファンクテイスト溢れる傑作でアレサ・フランクリンも手掛けていたアリフ・マーディンのホーン・アレンジも光る逸品です。迫力満点ですわ。前半は「Back Chat」、「Body Language」、「Action This Day」等ベースラインがカッコいい黒い曲がズラリでもう最高です。後半は本来のクイーン味と言える曲も登場。この頃死去したジョンレノンに捧げた「Life Is Real」や「Las Palabras De Amor」なんかは美しい佳曲。ブライアン・メイのカッティングやフレディのファルセット唱法も痺れるブラコンっぽいスロウ「Cool Cat」も色褪せない名曲ですし、ラストのDavid Bowieとの共作「Under Pressure」も印象的なベースが光りつつドラマティックな展開も交えたクイーンクラシックといえる傑作。
「一番まともに聴いたQueenがコレ。やっぱ皆が言うほど悪いことおまへん」
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