
'80年代前半、一般的な日本での黒人音楽っていうとライオネル・リッチー、マイケル・ジャクソン、スティーヴィーってとこがメジャーどころでしたがご多分に漏れず私もヒット曲のみ拾い聴きして洋楽通ぶってました。しかしなんのこっちゃない。あんまし有名じゃないけど、なんぼでもエエ曲ありますよってのがこのコンピ。「アーバンメロウ」って副題が付けられてますが、その名の通り都会的なクロスオーヴァーサウンドがびっしりで、10数年前なら古臭い音楽に聴こえたであろうこのテイストが実に新鮮で心地よろしいです。
頭からN.Y.の香りプンプンの
Fonzi Thornton「
The Leader」はChicの面々も一枚かんだ極上グルーヴ。唯一知ってた
Tom Browne「
Funkin For Jamaica」はマーカス・ミラーのベースもグッとくるナイスなミドル・ファンクです。また売れる前のグレン・ジョーンズが丁寧に歌い込んだ
Norman Connorsの「
Melancholy Fire」は素晴らしいバラードで文句無し。さらにブラジルの巨匠
Sergio Mendes & Brasil '77 のスティーヴィー「
Don't You Worry 'Bout A Thing」、女王
Aretha Franklinはドゥービー兄弟の大傑作「
What A Fool Believes」と秀逸カヴァーもにんまりの収録。他にも緩やかなグルーヴにソウルフルな歌がたまらん
Ester Williams 「
Inside Of Me」、ソフトなN.Y.サウンドも魅力的な
Ritchie Family「
Walk With Me」、グイグイ迫るレディソウル
Phyllis Hyman「
I Ain't Asking」など挙げ出したらキリが無いエエ曲だらけです。
「市街の高速をコレかけながらドライブすると自分がイケてる奴だと勘違いできます!」