For Sale /The Beatles * 1964 EMI
2006-03-03 Fri 02:59
989.jpg

お坊ちゃま4人衆って感じですが、中身はとてつもないRock'n Rollの4枚目。多忙中の録音からかカヴァーが半分位ですがそれがまた秀逸で、しかもまだスタジオにこもる前でもありライブ感も結構あってわりとストレートな好演が全編楽しめます。この頃大勢登場したイギリス発のグループの中でも既に5馬身リードくらいの勢いでしたので、音には勝ち組の風格っていうか余裕すら感じさせる貫禄で程よいC&W風味もたまりません。地味目のジャケットに大ヒットも少ない内容ですが個人的にはターンテーブルの上によく乗ったアルバムです。
 何故そんだけ好きなのか自分でもよく分かりませんが一言でいうと「いぶし銀」なんですな。まず時間無い時、飛ばしてでも聴くのが「Honey Don't」。リンゴが歌ったSunのRock'n Roller カール・パーキンスの大傑作で、とぼけた感じのVoとギター持ったら必ず弾く最高のイントロ、激シブのE⇒Cのコード進行、音数少ないながら最高センスのカントリータッチのギターソロと、そらもうRock'n RollのCoolな面が3分弱にびっしり凝縮されてます。そしてアメリカではシングルヒットした「Eight Days A Week」。イントロの胸躍るフレーズからJohn&Paulのハモリも絶妙の必殺ダブルVoでキャッチーな歌メロも含め、笑いながらいとも簡単にブレーンバスターを決められた感じです。そしてイントロの絶叫で開始3秒KO勝ちの「Mr. Moonlight」。Johnの黒っぽいVoは最高で、Paulのハモンドも最高の花を添えます。他にも、劇的なサビがたまらん「No Reply」やおそらくJohnが「コレやろけ」と言ったに違いないChuck Berryの「Rock And Roll Music」、これまたJohnの名作でGeorgeのカントリーっぽいギターも光る「I'm A Loser」等々外そうと思っても外せない重要曲目白押しです。
「殆どの曲が2分台。しつこいねんと思う前に終わるトコがグレイト!」
別窓 | 60's UK Beat | コメント:4 | トラックバック:3 |
| 音系戯言 |