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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2006.03
30
Category : R&B Compilation
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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今は亡きロジャー・トラウトマンが大活躍した最後アルバムがこのサントラ。映画自体は未見ですが、良質なSoul&Hip Hop集として充分に機能する激グレイトコンピです。ロジャー自身は'91年に出た「Bridging The Gap」以降は客演ばっかで、ちゃんとした形ではなんも出ず状態だったので数曲とはいえ当時は正に待望の一撃でした。なのにコノ4年後に他界とは・・ラストファンクマンと思っていただけに大きな痛手です。
 中身は頭からZappの傑作Heartbreakerモロ使いのSnoop率いるL.B.C. Crew Beware Of My Crew」で胸躍ります。そして2曲目にしていきなりハイライトといえるH-Town feat. Roger & Shirley Murdockのパースウェイダースの名曲「A Thin Line Between Love & Hate」!コレはもうエクセレントといえる内容でディノのソウルフルな歌声に絶妙なヴォコーダー、更にシャーリー・マードックの登場で昇天間違いなし。Roger & Shirleyのコンビは「Chocolate City」なる重量ファンクも披露。またRap系ではDrawzがComputer Love使用の「Thin Line」を演ってたりと随所にRoger色が散りばめられてます。他にもJuicy Fruit使いのR.KellyFreak Tonight」、Al Greenの名曲を巧にまぶしたGanjah. KLove Got My Mind Trippin」、重量級バラードSandra St. VictorCome Over」、勢い良いRapが痛快なSmoothWay Back When」等、聴き所満載となっております。
「クアトロで見た真のロジャーのエンターテインメント。その精神は今も仕事にも役立ってます!」
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2006.03
29
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 その昔、ソウルトレインでパフォーマンスしてるのを見て一発で気に入ったグループ。ATCQやDe La Soul等ニュースクール系台頭の'90年代初頭に時を同じくして登場し非凡なセンスで完全にノックアウトされました。Nice&Smoothで名を馳せたオウサム2がバックアップしたファンクなサンプリング・サウンドとエドの繰り広げる野太いラップは相性抜群で今聴いても最高です。この時期の東海岸(N.Y.)発のサンプリングセンスを競ったCoolなグルーヴは「ネタが何か?」というよりも「どんだけ気持ちエエか」に主眼が置かれてる感じでヴォリュームを上げれば上げるほど昇天できること間違いなしです。ちなみにこの人等はボストンの人ですが・・
 さてこの1stですが正にクラシックといって差し支えない天晴れな内容で「しょーもないから飛ばしたれ」という箇所が一切無いのが凄いところ。エレピ音が実にCoolな「Speak Upon It」、ブルルルンとフックが印象的な「Feel Like A Nut」、もう完璧と言っていい「I Got To Have It」、Snoopでもおなじみのバーナード・ライト傑作グルーヴ引用の「She Said It Was Creat」と前半からしびれっぱなしです。後半はロイ・エアーズ使い「Be A Father To Your Child」をメロウに決め、怒涛のラストです。アーチ・ベル使い「Bug-A-Boo」からタイトル曲「Life Of A Kid In The Ghetto」はやみつき必至の極上グルーヴで何回でもリピートしちゃう傑作2連発です。
「とりあえず車でもヘッドフォンでもエエし爆音で聴いてください!」
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2006.03
28
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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遊びに行った琵琶湖で遊覧船ミシガンの勇姿を眺めていると、脳内音楽はグッと南下してニューオリンズに。行った事ないですがイメージは独自の誇れる地域文化があってブラックミュージックもゆる~く泥臭いファンキーな感じって印象で好きなん多いです。しかも地域特有のアフタービート的なノリはどえらい心地良いもんです。そんなニューオリンズの音楽を支えてきたキーマンAllen Toussaintがプロデュースの最高のファンクチームMetersです。シンコペーションをビンビンに効かしたセカンドラインファンクといわれる独特のうねりは1回聴いたらチョッと好きな人は間違いなくはまるグルーヴで「この人等でないとあかんねん」くらいのオリジナリティ溢れる素晴らしい音です。特に阿吽の呼吸なんか計算ずくなんかわかりませんがGeorge Porter JrのBassとJoseph ModelisteのDrumsの跳ねまくりビートは国宝級のグレイトさでコレだけで飯5杯食えます。スネアの音、タイミングなんか唯一無二の存在感でケチつける場所一切無しです。勿論、その上をデコレーションするArt Nevilleの雄大なOrgan、単音弾きを巧に活用するカッティングの名手Leo NocenteliのGuitarも絶妙の絡み具合です。
 収録曲は全てインストですが1曲目の「Look-ka Py Py」から、もう完璧でしびれまくりグルーヴ炸裂でえらいことです。そして「Pangee」、「Thinking」、「Funky Miracle」、「Little Old Money Maker」など簡単には真似できない名演が次々と押し寄せます。誤解承知でいうならば完全に'69年産Hip Hopといえる痛快グルーヴ。しかも現行Rhinoリマスター盤はこれまたエエ感じの「Borro」等2曲追加の得用盤です。
「聴き終わる頃には完全阿波踊り状態必至の右脳直撃盤。注意してください!」
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2006.03
27
Category : Jazz Funk
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
lou.jpg

ブレイクビーツではAlligator Bogalooで有名なアルトサックス奏者ルー・ドナルドソン。元々ハードバップ系のジャズでならした人ですが'60年代のこの作品はコノ時期台頭してきた所謂ソウルジャズ的作品です。いわばゴスペルやブルースのコード進行や音使いを用いたジャズで非常にHipながらストレートなジャズとはチョッと感触が違いますが、後のファンクなんかにも繋がるようなスタイルでなかなかゴキゲンです。ココではJohn Pattonのオルガンが大きくフューチャーされていてアーシーなオルガンジャズが展開されてます。
 1曲目からパットンの名をタイトルに冠した「Bad John」で誰が主役なんかわからんくらいオルガン大活躍のグレイトなシャッフルナンバーでかなりエエ感じです。そしてブリブリのゴスペル調「The Holy Ghost」は非常にソウルを感じます。いい意味で泥臭い中、進んでいきますが最も素晴らしいのがタイトル曲「Good Gracious」。ドナルドソンのオリジナルですがブルージーながら程よい緊張感があるアップテンポで、ギターのGrant Greenからオルガンそしてアルトサックスと各々がノリノリで素晴らしいソロを展開していきます。特に主役のドナルドソンはココでは非常に男前なソロを吹きたおしてます。最後はチャーリー・パーカーの影もちらつかせるバラード「Don't Worry 'bout Me」でグッと渋く決めます。
「オルガンジャズ好きは避けて通れない珠玉の逸品です!」
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2006.03
25
Category : Modern Jazz
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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なにやら御機嫌さん状態で話されているゴードン氏のジャケが印象的なこのアルバム。この時期は好調だったのか'50年代は麻薬に溺れてボロボロだったいうのが感じられないくらいイイ顔してはります。私自身テナーサックスをちょいとだけカジってまして、ゴードンのような武骨ながら繊細なテナーを聴くと惚れ惚れします。このハードバップ期('60年代前半)の録音にはピアノのケニー・ドリューが良き相棒となってコンスタントに名盤を発表しています。とりわけ本盤ではフィリー・ジョー・ジョーンズのドラムも大活躍で実に格好いいスウィング感を醸し出しております。
 1曲目の「Soul Sister」こそリラックスした雰囲気でゆったりムードですが、続くドリューのオリジナル「Modal Mood」ではゴードンの攻撃的なブロウ全開でグッときます。そして名演といえる「The End Of Love Affair」や「Clear The Dex」は聴き応え充分の歌心満載ブロウをアップテンポの中、タメも絶妙にコントロールして聴かせてくれます。この中盤の2曲が実に素晴らしく、他のアルバムも買いたくなる程ゴードンの男気が満載です。最後はチャップリンの「Smile」を実にうまく料理して締め!
「球が走ってれば直球とカーブだけで完封シャットアウトできるでって感じですわ」
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2006.03
24
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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最近は懐古趣味ってわけでもないんですが、こと“ROCK”に関して聴くのは10年以上前から活躍しているアーティストばかりでして、近年登場組には全然心が響かない状況でしたが久々に気になる人達が出てきました。ミスチルの桜井氏以来でしょうか?「ほんまもん」の登場は!そんな個人的には大絶賛したい山口隆率いるサンボマスターは正に救世主の感がする熱い3人組です。最初TVライブ映像をちょろっと何気なしに見たのですが、しょんべんちびりました。何というか「RCサクセション」を初めて見た衝撃のようなものを感じまして直ぐに音源ゲットです。一言でいったら「リアル」とか「本気」を感じまして、前後に登場したアーティストが嘘っぱちの張りぼてに見える様でした。しかもこんなに不細工なのに(失礼)。魂の叫びにはルックスなど関係無いと思わせる素晴しさです。
 音は山口の熱い歌詞(ベイベーとかイェー以外殆ど日本語)・歌唱と共に鳴り響く'70sニューソウルやポップスの影響も受けたコード進行やテンションコードも散りばめた爆音ロックで非常に痛快です。「そのぬくもりに用がある」、「夜汽車でやってきたアイツ」、「さよならベイビー」、「それでもかまわない」など殆どの曲で血の逆流を止められません。そして当アルバム未収録(直後のシングル収録)ながら100年後も語り継がれるであろう大傑作「美しき人間の日々」は涙無しには聴けない爆裂ナンバーで久々に心の奥底をえぐり散らした音楽界の金字塔。一発録りの美しさが光る「放課後の性春」バージョンは必聴です。
「全盛期のショーケンや、最も熱い上田正樹を知る人は迷わず聴いてください」
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2006.03
23
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 P-Funkの花嫁コンビの1stで、ジョージ・クリントンの思想そのままに変態ファンクをぶちかましている好盤。パーラメント全盛期の音に乗っかって歌ってますので、ファンケンテレキー辺りが好きな方はど真ん中ストレートの決して見逃してはいけない剛球アルバム。他のP-Funkの名盤と同列で扱って何の問題も無い、純度の高い演奏とハイテンションさがたまらん内容。ワケの分からん近未来的装いのイラストジャケもグレイトでございます。
 中身は何と言っても「Disco To Go」です。本体のUp For The Down Stroke花嫁版てな感じの超強力P-FunkはBooty Collinsの援軍も手伝ってえげつないカッコ良さを醸し出しております。P-Funk史上に数多く存在する傑作ファンクの一つで、コレ1曲で“買い”といって過言ではありません。変態度が加速する「War Ship Touchante」もぶっ飛んだ面白い出来。他の同時代ファンクではあ決して味わえないアブノーマルな雰囲気は格別です。歌メロにP-Funk軍団らしさを感じる「Nappy」や、オーソドックスなソウルナンバー「When You're Gone」もちゃんと歌を聴かすスタイルも高品質で結構いけてます。9分の大作スロウ「Just Like You」はマッタリながらアレンジに独特の気持ち悪さもしっかり兼ね備えており、脳ミソが腐っていきそうな感触は流石です。やはり「Birdie」、「Amorous」といったFunkスタイルが強力なのは言うまでもありません。P-Funkファンにこのアルバムが人気が高いってことが一発で分かるグルーヴィーな名演で文句無しです。アルバムの最初と最後にグレイト・ファンクが配置された構成もお見事!
「P-Funkの底力を感ぜずにいられない強力盤。Prince好きの方も必携ですよ!」
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2006.03
22
Category : 00's Female R&B
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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SEXYな佇まいも素晴らしいトニ嬢ですが、何よりも声自体が唯一無二のグレイトVoiceで常にリスナーを魅了してくれます。新境地開拓とばかりにHip Hopに接近した本作品はArista最後の4作目で、結婚後初ってことで男性諸君が嫉妬したのか、ビッグヒットを含む前作に比べセールス的には今一歩でございました。しかしなかなかどうして大した事ない楽曲でもその声でランクアップさせてしまうToni嬢、並のアルバムとはなってません。
 冒頭のC.Mayfield使いの「Let Me Show You The Way」からトニ節全開で、No I.D.(←カニエ・ウエストの師匠格)制作のクールなトラックとも相性バッチリです。続く、The Big Tymersをフューチャーした「Give It Back」といいエッジの効いたバックトラックにToniの艶やかな声が映えまくり。スロウ・ダウンしても存在感のある声&歌いまわしで魅了する「A Better Man」、Neptunesを迎えた「Hit The Freeway」なんかも決して音に負けることなくなかなかのマッチングを見せてくれます。Rodney Jerkinsが手掛けた「Do You Remember When」やIrv Gottiの「Me & My Boyfriend」も文句無しの素晴らしさ。清涼感が漂う「Selfish」は中盤での良いアクセントにもなってます。また今作では1曲のみの参加にとどまったBabyface絡みのマイナー調スロウ佳曲「And I Love You」では改めて歌の上手さがキラリと光ります。旦那のKeri Lewis(元ミント・コンディション!)制作曲となる「Lies Lies Lies」に「Rock Me Roll Me」は、正直まあまあの曲ですがトニ嬢のセクシーな歌唱は一聴の価値あり。全編バラバラのようでいて統一感がしっかり存在していて、なかなか飽きさせません。
「目立ったヒットは無いですが、スルメのように聴けます!」
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2006.03
21
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 安くて美味しいっていう何処かの食いもん屋みたいなコピーがピッタリのmetoro選女子ソウル集第3弾。このシリーズの良いところは決してありきたりの選曲ではなく何かしら“発見”があるトコでしょうか。第1集、2集と合格~って人は迷わず購入をオススメです。またジャケの顔よりでかいアフロも最高です。
 今回も当シリーズの象徴ともいえるBetty Wrightの「Secretary」で軽快にスタート。Miami系サウンドに溌剌ヴォイスがよく映えます。続いては何とブレイク前18歳のWhitney Houstonが唄うMaterialMemories」でシティメロウバラード的趣きの中、既に堂々の歌いっぷりです。正に発見。C.Mayfield関連は'70年代に手掛けたMavis StaplesA Piece Of The Action」他、初期に手掛けたシカゴ・ソウル風味がたまらんJune ConquestAll I Need」やThe FascinationsGirls Are Out To Get You」と充実。ディープな歌声が最高なAnn Sextonの「I'm His Wife, You're Just A Friend」に、いなたいファンキーぶりがたまらん「You're Loosing Me」あたりも文句無しです。またスタックスにも在籍したJean Knight嬢の「Jessy Joe」や、クールな感触がたまらんLinda Cliffordの「Never Gonna Stop」とそれぞれ持ち味を充分に発揮の好ナンバーが聴けます。一方、Roy Ayers関連も充実ですがSylvia Striplin在籍のEighties Ladies「Ladies Of The 80's」なんてのも今回も入ってます。色々盛り沢山の16曲ですが最後はIke & Tina Turner Cussin' Cryin' And Carryin' On」とCoolなFunkで締めです。
「metroさん。また次も頼んまっせ」
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2006.03
18
Category : 50's Pioneers
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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R&B界の「ダイナマイト」といった表現をされる事も多い女王Etta Jamesの初期作品集。彼女のパンチの効いた唱法はリキんだ時など最大瞬間風速100mって感じでグレイト極まりないです。ただし彼女の人生は波乱万丈で、日曜の朝でもテレビで特番ができそうなくらい。麻薬でのトラブル・黒人にしては微妙な肌の色・気性が激しい性格等から苦労の連続だったようです。一般的には60'sのChess時代ソウル期がとりわけ有名ですがデビュー直後であるコノ時代でも切れのいいシャウトは既に炸裂しまくりで最高です。
 内容は1955年~61年の管楽器主体のR&Bが全盛の時代で実にロッキッシュなEttaの歌声がマッチします。最初のヒットでThe Peachesとの録音「The Wallflower」からPopながら黒さ満開でテナーサックスも絡めた味付けも絶妙。「Good Rockin' Daddy」、「That's All」、「Good Lookin'」、「Dance With Me, Henry」など小気味良いテンポでR&B臭たっぷりに迫ります。「Be Mine」や「Baby Baby Every Night」のようなルース・ブラウンみたいなチャーミングなリズム・ナンバーも魅力的ですが、リトル・リチャードにも負けないR&Rも堂々たるもので「Shortin' Bread Rock」、「Tough Lover」も女性シンガー最高峰とも思えるド迫力歌唱で申し分無し。スロウでも堂々の歌いっぷりで、コノ時期ならではのドゥーワップ・スタイルをバックにクールに決める「Hold Me, Squeeze Me」をはじめ「Crazy Feeling」、「Tears Of Joy」、「You Know What I Mean」等、聴いていて実に気持良いです。ドゥーワップ・スタイルで声自身に漂うBlues Feelingもたまりません。
「別テイク満載のRe-Master42曲!Doo-wop、Rock'n Rollの流れで聴いても違和感ございません」
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2006.03
16
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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ジャケットは良し、選曲は微妙。ってのが正直な感想。漫才師風ならば「中途半端やの~」ですがOKです。何せストーンズですから。偉大な歴史に傷つく事なく許されます。私自身だいぶん購入に躊躇しましたがアマゾン安売りでGETし、中途半端に聴いてます。70年代後半の「リスペクタブル」PVのシーンがジャケに使用されてますが、しっかりビル・ワイマンが消された形で画像修整されてます。ちょっと悲しい。
 中身は未収録曲の落葉拾い的内容で、'90年の初来日の頃シングルのカップリングで出てた何の変哲も無いブルース「Fancy Man Blues」でスタート。この系統のブルースでは同じくスティール・ホイールズ期のシングル・オンリーだった「Wish I'd Never Met You」や、フラッシュ・ポイント期でビル・ワイマン最後の参加時期となるマディ・ウォーターズ・カヴァー「I Just Wanna Make Love To You(Live)」も収録です。う~ん、普通。しかし次に待ち構えてたのは名曲「Tumbling Dice」のアンプラクド&ライブMixヴァージョン。これは単純に素晴らしくガッツポーズです。他の見どころはキースのがらっぱちコーラス満開もGooなスティル・ライフ・ツアーの'81年ライブ「Beast Of Burden」、メロウなストーンズが聴ける佳作'74年のシングルB面「Through The Lonely Nights」。Brown SugarのB面で71年リーズ大学ライヴ「Let It Rock」は十八番のチャック・ベリー・カヴァーで安定感はバッチリですがスリルはもうひとつです。そしてSucking In The '70s でおなじみの曲もパラパラ収録。う~んわからん。でもブリッジズ・トゥ・バビロン期のアコースティックな「Anyway You Look At It」や、98年のライヴとなる「Live With Me」といったシングル・カップリング・オンリーなんてのもあるので、全部アルバムで制覇したい人には便利なトコもあります。
「マスト盤やないけど、ちょっとは見どころはありまっせという感じです。」
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2006.03
14
Category : Roots Rock
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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じみへんです。スピリッツの漫画ではありません。日本のコミックの題名になるくらいの偉大なギタリストです。私自身「結構好き」とか人に言いながらSmash Hitsくらいしかスタジオ録音はアルバム単位では聴き込んだことがなくわりとモグリです。(Live盤は“モンタレー”とか“炎のライブ”をよく聴いたのですが。。) 昔は編集盤含め無茶苦茶出てましたが、10年位前に遺族によって音源が整理されリマスターされて出たベスト盤がコレ。知らんくせに言いますと選曲的にも現時点では最高のものやと思います。
 実は私が1枚でコノ3曲が入ってたら“買い”やのにと思ってたのがめでたく収録されてます。それは「Hey Joe」、「The Wind Cries Mary」、「Angel」で“コレやがな”とほくそ笑みました。私自身ギタリストとしてジミの魅力的なのは破壊的ファズトーンよりも少しレイドバック気味に弾いた時の変幻自在オブリ満載なところでコノ3曲はしっかり満たしてくれます。ちょっとクリーンな音色でハンマリングやグリッサンドを駆使して奏でる複弦奏法はサウンドも見た目も神の域といえる素晴らしさです。何せタイム感といいフレージングといい最高なんですわ。特に「Hey Joe」はドラマティックなミッチ・ミッチェルの爆裂ドラミングと共に段々熱くなる演奏がたまりません。他にも「Bold As Love」、「Castles Of Made Of Sand」、「Little Wing」等もSoulを感じる名作。勿論、最初にじみへんを知った時にぶっ飛ばされた殿下の宝刀♯9thコード使いの「Purple Haze」、「Foxey Lady」や「Fire」も外せません。それとU2も演ったBob Dylan作「All Along The Watchtower」。もうクラッシックといえる必須曲達ですがライブ盤で聴く方がさらにエエ感じです。そして最後に入ってるのがウッドストックからのアメリカ国歌「The Star Spangled Banner」。憎いやおまへんか?
「じみへんを聴くといつも思うのが、俺の選んだギターはストラトで間違いなかったってことですわ」
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2006.03
13
Category : Rolling Stones
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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Stonesの初期を堪能しようとすると避けて通れないのがEP盤3枚ですが、コレは現在流通する同名タイトルのLiveアルバムと全くの別内容で正真正銘のStones史上初のLive音源です。US盤アルバム「Out Our Heads」とか「December's~」とかにバラけて収録されてるのも全てココからの収録です。初期の音源を重複を避けて聴こうとするとIQサプリ並みに難しいのがStonesですが、多分UK盤仕様にボートラじゃんじゃんくっ付けて再発すれば全て解決する気がします。
 内容は英国ツアーからのLive音源でこれまた黒人カヴァーでビッシリ埋められてます。当時はバリバリのアイドルバンドですので黄色い歓声が喧しいくらいですが、その分熱気も凄く感じられ汚い音ながら臨場感バッチリで楽しめます。オープニング「Everybody Needs Somebody To Love」からグイグイ強引に乗せるカッコよさで自分のバンドのライブでもしっかり真似しました。続くOtisの「Pain In My Heart」は初々しさが目立ちますが、C.BerryのVersionを手本にした「Route 66」は完全にお家芸状態です。ハンク・スノウというかRay Charlesの「I'm Moving On」はそこそこですが、ラストのBo Diddley改作「I'm Alright」では観客狂乱状態の盛り上がりで、コレでもかとMickも煽りまくりですがワンコードで押す荒々しい演奏もホンマよろしいです。
「続き掲載のシングルコレクションにてこれらのEPも復活!あーよかった」
::more
2006.03
12
Category : Rolling Stones
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 こちらはストーンズ初のEP盤でございまして、あの1stアルバムより3ヶ月に出されたミニ・アルバムみたいなもん。オフ・ホワイトのバックにダークスーツがビシッと決まるジャケが最高です。デビュー直後の'63年にロンドンで録られたものですが、この頃殆どオリジナルを演ってない時ですので全て敬愛する黒人音楽のカヴァーとなっております。同年に出た「5×5」とかと一緒に'80年代にドカーンとLPサイズで我が国でも発売されてました。
 内容は真っ黒けながら充実の4曲で当時のレパートリーを一気に聴かせてくれます。コレが無いと寂しいChuck Berryカヴァー「Bye Bye Johnny」で勢いよくスタート。疾走感抜群で荒削りながらMickが歌うことでオリジナルよりワイルドさが増す好演です。そしてBeatlesも演ってたMotownクラシック「Money」。完成度ではJohn Lennonに軍配ですが卑猥さでは断然Stonesって感じです。後半はArthur AlexanderのR&B名バラード「You Better Move On」で朴訥とした雰囲気がたまらん名演です。締めくくりはAtranticのCoastersのヒット曲「Poison Ivy」で他の曲同様、オリジナルに忠実ですがMickが歌うとわけ分からんマジックが生まれるのは確かで、なんで今迄支持されたのかが何となく分かります。短いながら本当に楽しんで演奏してるのが伝わる初期の名演集です。
「今も生き抜くバンドは最初からちょっとちゃいまっせ」
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2006.03
11
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中学か高校の頃のレコード時代に再発されたEPのLPサイズ盤で、ノベルティとしてコンドーム付(レコードプレイヤーの真ん中にはめるという憎いオマケ)で売られていた素晴らしい構成の盤。EPとはLPとシングルの間をいく4~5曲入りの集中して聴くにはもってこいのサイズの商品で、日本でも仮面ライダーとか漫画の主題歌とかのEPを頻繁に売ってました。ストーンズ初期はアルバムの合間にチョコチョコこんなのを出してまして再発当時、大々的な宣伝とCoolなジャケにつられて何となく万引きすることなく買っちゃいましたが内容は激グレイトでございました。
 全曲、黒人音楽の聖地といえるシカゴChess Studioで録られていて統一感も抜群です。まず「If You Need Me」はWilson PickettのカヴァーでMickの語りといい、アーシーなオルガンといい文句無しの出来でこの辺のセンスは本当に格好良いです。1曲目からバラードっていうのも激シブセンスで感動です。続いてなかなかCoolなオリジナル「Empty Heart」、録音場所の住所をそのままタイトルにした珍しいインスト「2120 South Michigan Avenue」、どブルース「Confessin' The Blues」を挟んで締めはお得意Chuck Berryの「Around And Around」。StonesはC.Berryカヴァーをこれでもかというくらい演ってますが、この「Around~」はその中でも出色の出来で1・2を争う素晴らしさです。これらの曲も昔の名残でこのEP盤の流れで聴くのが一番好きですし、何故UK盤LP「No.2」があの選曲であったかというのもこのEPがあったからという事で理解。まぁ何にせよ、この時期のストレートなカヴァーは「ほんまに好きですねん」という愛情丸出しですごく好感が持てます。
「好きこそ物の上手なれってのはコレのことでんな」
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2006.03
10
Category : 60's UK Beat
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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「伝説の云々」とか「スーパーグループ」とか言われると、“これは聴かなあかん”と強迫観念に苛まされとりあえず手を出したヤードバーズ。貧弱な情報源しかない'80年代に「クラプトン、Jべック、Jペイジの3大ギタリストが在籍!」とかいうふれこみは割と強烈な宣伝コピーでした。が、最初トライした「For Your Love」とか「Heart Of Soul」とかのヒット曲が私の幼い耳には実にしょぼく、しょーもない音楽に聴こえまして「なんじゃこれ、看板倒れもいいとこ」と思ってました。聴くに値しないくだらんグループと決め付けかかってる時に聴いたのがコレ。正に驚愕のカッコよさで一気に見直しました。黒人音楽からの影響をストレートに表現しつつも、パンキッシュで熱いライブはE.クラプトン最初の傑作と言い切ります。
 まず最高なのがオープニングのメンバー紹介後、ガツーンとかますChuck Berryの「Too Much Mokey Business」。コノいきなりの剛速球は数あるこの曲のカヴァーでも一等賞を授与したい素晴らしさで、たいした事無いキース・レルフのVoも荒っぽく決まります。全編カヴァーですが他にもIsley Bros初期の傑作「Respectable」やBo Diddley「Here 'Tis」等、疾走感溢れる演奏は実に熱いです。キース・レルフのハープも光る「Got Love If You Want It」や「Smokestack Lightnin'」、「Good Morning Little Schoolgirl」等もブルージーながらソリッドに迫る切れ味抜群の出来です。ロンドン、マーキークラブでの収録って事で狭いキャパが奏功し臨場感もバリバリで超グレイト。
「もっとブルース弾きたおしたいと脱退したクラプトンは既にスロウハンドって呼ばれてまっせ」
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2006.03
06
Category : 60's UK Beat
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 楽器ぶっ壊しライブとかPete Townshendの腕ブン回し奏法とか、昔イメージ先行でトライしたThe Who。この1stは当時のモータウンなど最もヒップなR&Bを巧に我がスタイルで表現してまして実にカッコよろしいです。何といっても唯一無二といえるkeith Moonのやたらと手数が多くシンバル鳴りっぱなしのドラム、John Entwistleの自己主張しまくりのベースが最高で、それに言葉を吐き捨てるようにがなるRogerの歌と、歯切れが良く繊細なコードワークが冴えるPeteのギターが重なると何ともオリジナルなスタイルとなります。
 内容は乱暴ながら実にシャープで今でもWhoといえばこのアルバムです。冒頭を飾るに相応しい「Out In The Street」は跳ねながらも叩きまくるドラムと荒いヴォーカル、間奏のノイジーのギターと気分高揚しまくりの傑作。最初は番長格だったRogerの趣味全開のJames Brown初期カヴァー2曲「I Don't Mind」、「Please、Please、Please」は他のバンドがよく失敗するJBカヴァーを実にカッコよく調理。特に前者は出色の出来でスネア7つ打ちの決めなどド迫力です。余談ですがJBなど知らぬ頃にコレばかりリピートしてた自分の嗜好って「あんまり変わらんもんやな」と実感しました。そしてModsの聖歌といえる「My Generation」、「The Kids Are Alright」は言う事無しの名作で前者のJohnのアナーキーなベースは特筆もんです。
 そして現行のリマスターDeluxe版は最高のデビューシングル「I Can't Explain」やPopながらパンクなアレンジが痛快な2ndシングルの別テイク「Anyhow,Anywhere,Anyway」の他、昔に海賊盤まで買って入手した爆裂J.B.ナンバー「Shout And Shimmy」やMotownヒット「Leaving Here」、「Heat Wave」、「Motoring」、ガーネット・ミムズ「Anytime You Want Me」等R&B系も秀作ビシビシ収録の必携盤!
「ロジャー・ダルトリーが最も輝いていたThe Who ここにあり」
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2006.03
04
Category : Rolling Stones
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
The Rolling Stones No2

仕事仲間でもストーンズ好きって結構いまして、いつも話し込む程に大きなズレを感じます。理由はハッキリしています。黄金期とされるMick Tayler在籍時をかなり軽視してるんですね~。これは致命的で皆に「モグリでんな」と言われますがコレばかりはオッサンになった今からはどうしょうもございません。てなわけでBrian JonesのいたR&B期とRon Wood加入後4~5枚のリアルタイムで聴き始めた頃に偏重した聴き方をした為、王道ファンと言えない体になってしまいました。双方に共通してるのはソリッドな感覚でコレはコレで素晴らしい音です。
 さてこの英国仕様盤「No.2」ですが初期の名作と取り上げられるのは、よく似た米国仕様の「12×5」ばかりでなんでなんやと思ってたら日本で売ってたのは私がティーンの頃の10年程だけで日本でのスタンダード盤やなかったんすね。納得。しかしながら横浜銀蝿なら「ぶっちぎり」とドーンとアルバムタイトルが入る筈なのに何の文字も無い無愛想で渋いジャケは非常に新鮮で、選曲も抜群のコレは私のスタンダードであり続けています。ジャケのR&Bの雰囲気そのままにSolomon Burkeの「Everybody Needs Somebody To Love」でスタートですが「Now!」バージョンより明らかに格好良いテイクでMickの語りといいイキナリ最高です。名曲「Time Is On My Side」も「12×5」と違う引き締まったテイクでコチラも何度聴いたか分からないくらいの天晴れさ。他もカヴァー曲中心でChuck Berry「You Can't Catch Me」、「Down The Road Apiece」から「Susie Q」、「Under The Boadwalk」などR&R、R&Bへの愛情がしっかり伝わる好内容です。アルヴィン・ロビンソンの「Down Home Girl」や、オーティスの「Pain In My Heart」など新人らしからぬ渋い選曲も。まだまだ少ないオリジナルの「Off The Hook」、「Grown Up Wrong」も自らのルーツに準拠する好曲で、ホントよく聴きました。
「憧れであったシカゴChessでの録音も含む12曲。黒っぽさがたまりまへん」
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2006.03
03
Category : 60's UK Beat
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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お坊ちゃま4人衆って感じですが、中身はとてつもないRock'n Rollの4枚目。多忙中の録音からかカヴァーが半分位ですがそれがまた秀逸で、しかもまだスタジオにこもる前でもありライブ感も結構あってわりとストレートな好演が全編楽しめます。この頃大勢登場したイギリス発のグループの中でも既に5馬身リードくらいの勢いでしたので、音には勝ち組の風格っていうか余裕すら感じさせる貫禄で程よいC&W風味もたまりません。地味目のジャケットに大ヒットも少ない内容ですが個人的にはターンテーブルの上によく乗ったアルバムです。
 何故そんだけ好きなのか自分でもよく分かりませんが一言でいうと「いぶし銀」なんですな。まず時間無い時、飛ばしてでも聴くのが「Honey Don't」。リンゴが歌ったサンのRock'n Roller カール・パーキンスの大傑作で、とぼけた感じのVoとギター持ったら必ず弾く最高のイントロ、激シブのE⇒Cのコード進行、音数少ないながら最高センスのカントリータッチのギターソロと、そらもうRock'n Rollのクールな面が3分弱にびっしり凝縮されてます。カール作品は、もう1曲「Everybody's Trying to Be My Baby」も演ってます。そしてアメリカではシングルヒットした「Eight Days A Week」。イントロの胸躍るフレーズからジョン&・ポールのハモリも絶妙の必殺ダブルVoでキャッチーな歌メロも含め、笑いながらいとも簡単にブレーンバスターを決められた感じです。そしてイントロの絶叫で開始3秒KO勝ちのDr. Feelgood & The Internsカヴァー「Mr. Moonlight」。ジョンの黒っぽいVoは最高で、ポールのハモンドも最高の花を添えます。他にも、劇的なサビがたまらん「No Reply」や、おそらくジョンが「コレやろけ」と言ったに違いないChuck Berryの「Rock And Roll Music」、これまたジョンの名作でジョージのカントリーっぽいギターも光る「I'm A Loser」、R&Bっぽい「Baby's In Black」等々外そうと思っても外せない重要曲目白押し。敬愛していたバディ・ホリー「Words of Love」、リトル・リチャード「Kansas City / Hey-Hey-Hey-Hey!」も本作です。
「殆どの曲が2分台。しつこいねんと思う前に終わるトコがグレイト!」
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