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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

    なお当ブログはLink Free 連絡不要です。
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2006.01
31
Category : Southern & Deep
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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すっごいエエ顔して写ってはります。見た感じいい人に違いないオリーさんの各方面絶賛の'73年のアルバムですが暫くメジャー流通してなかったのが信じられない秀逸な内容です。メンフィス育ちで幼き頃からゴスペルチームの一員として活躍後「儲からんわい」とナイティンゲイルズを率いて'68年名門スタックス入り。スタックス離脱後にソロとして'73年にぶちかましたのがどうやらコレらしいです。ミュージシャンによる演奏主体の当時は、アレンジがしっかりできるプロデューサーがちゃんといて、当アルバムもメンフィス・ソウルの重鎮Gene“Bowlegs”Millerがしっかり組み立てていて手堅いつくりです。しかもハワード・グライムズらのHiレコード全盛時のメンバーも参加で素晴らしい音の塊を構築しています。
 全体の雰囲気はソウル・チルドレンやO.V.Wrightのアルバムと同質の匂いが漂うエエ感じ。ブルース臭い曲もありますが、語りからたまらんキャンディ・ステイトンも歌った「Here I Am Again」、途中から入るストリングス&女声コーラスと共にオリーのVoもグッと盛り上がる「I Gave Her Everything But What She Needed」と、最初のスロウ2曲でインフルエンザ感染と間違うくらいの背筋ブルブル感が味わえます。リズム・ナンバーもサザンらしく決めた「It's A Sad Thing」あたり、ホーンと共に盛り上がります。後半も珠玉のバラード「May The Best Man Win」に、なんとWilson Pickettの大傑作「I'm In Love」、表題曲のグレイト・ミディアム「Sweet Surrender」と聴きながらしてた仕事の手も止まって聴き惚れてしまう充実ぶりです。
「Missや25ans限定ジュエリーと一緒で、無くならん内に早く入手しましょう」
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2006.01
30
Category : Atlantic, Stax
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 男オーティス・レディングのライブといえば「Live In Europe」が有名でよく代表作としても紹介されてますが、臨場感や男気といった部分では上をいくと信じてやまないのが死後発表されたこの一枚。(録音は1966年)Europeの方はスティーヴ・クロッパーやアル・ジャクソンを擁したMG'sがバックについた完成されたショウケースに近い形で大会場でそつなく演奏もされてはいるのですが、どうもこじんまりしている感じがしてなりません。その点こちらはバックはロード用バンドで演奏は荒削り&走り気味、オーティスも荒れ気味、ホーンもミストーン有り等、と全然完璧やないです。でも狭めの会場と思われる録音での観客の声や唾が飛んできそうなライブ感は釣ってすぐに食べるアオリイカのような原点の味の良さがにじみ出ています。
 まずはスタジオ録音よりテンポアップされ、凄まじい疾走感が溢れる中“ガッタガッタ”と迫る「I Can't Turn You Loose」。超カッコよくて、最初聴いた時に一発でノックアウトされました。そしてココからグッとテンポダウンしつつ、押し引きがたまらん「Pain In My Heart」、「Just One More Day」の優秀バラード2連発。この冒頭3曲が感動的ともいえる絶妙な流れで最高です。ココだけで1枚分のお金の元は確実に取れます。アップテンポの「Mr.Pitiful」から「(I Can't Get No) Satisfaction」といった煽りも秀逸。後者は白人顧客も意識したロック・カヴァーながら完璧なスタックス・ソウルで迫力満点。そして後半は観客が“These Arms Of Mine”と叫ぶと“OK,Baby”と呼応して始まるところがエエ雰囲気の、デビュー作となる名バラード「These Arms Of Mine」や、珍しいJ.B.カヴァー「Papa's Got A Brand New Bag」等々充分に聴き応えがあります。最後はグイグイと重厚リズムで押し通す18番「Respect」で締め。
「別に完璧違てもエエやん。と思う徒然なる人生と一緒」
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2006.01
29
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アーマ・トーマスっていえば、コレより前のMinitやImperial時代のほうがヒットもあって大概編集盤もその時代中心ですが、「大将、じつはもっとエエのがありますねん。へっへっ」とお薦めしたいのがたいしたヒットこそ無いこのChess盤です。実はホンマはLPさえ組まれてないのが本時代ですが、私が学生時代に我が日本ワーナーで編集されローラ・リーなんかと一緒に出たのがコレ。余談ですが当時バイト先の近所(神戸元町)では商業ペース無視と思える黒人ソウル中心のレンタルCD屋があってコレも含め借りまくりでしたね。当時I Podがあったら良かったのにと実家のカセットを見ると悔やみます。
 さてなんで本盤がそんなにエエかというと収録曲の空気感であり、アレサやエタ・ジェイムスの名曲同様マスル・ショールズのFame録音だからです。なんともいえんバリバリのディープ・ソウル感覚。ニューオリンズ産の枯れた歌声とこの絶妙な南部サウンドは、水炊きに牡蠣をほり込んだ如くバッチリの相性を見せます。中でもスロウは傑作目白押しでサビのyeah~で涙チョチョ切れの「A Woman Will Do Wrong」、Otisの名作「Good To Me」、完璧といっていい「Somewhere Crying」、実にディープな「Here I Am, Take Me」、キャロル・キングの「Your's Until Tomorrow」等、随所に見せる絶唱系シャウトはグイグイ引きつけます。また豪快ミディアム・ジャンプ系の「Cheater Man」や「We Got Something Good」も絶品で、オーティスの「Security」も披露。そして、何せこのジャケ写です。ディープな雰囲気そのままで、最後まで聴きこめます。
「シカゴながらChessの皆さん、よくぞアラバマに彼女を送り込んでくれました」
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2006.01
27
Category : Atlantic, Stax
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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JOE TEXという人の名を聞くと何ともいえない高揚感が湧き出すのを禁じざるを得ません。その泥臭くプリーチを交えたスタイルは他のシンガーとは一線を画したオリジナルなもので、塩辛ヴォイスと完璧なバックの演奏と共にどの曲も興奮のるつぼに巻き込むこと間違いなしです。MC的なものじゃなく曲中に熱く語るスタイルは日本では珠にライブで上田正樹や尾崎豊がやってますが、上手にやる人はホンマに人を引き込みます。
 さて本盤は絶頂期といえる'60年代半ばから'70年代にかけてのベストでRhino印のリマスターです。1曲目はコレしかないって感じで初の大ヒット且つ超傑作「Hold What You've Got」です。アーシーなバックにプリーチング、そして感動的なサビの王道バラードスタイルでコレが気に入らん人はどれもアカンと思います。他にも「One Monkey Don't Stop No Show」や「Buying A Book」と同スタイルの曲収録ですが正直どれも甲乙つけ難いくらい最高です。普通に唄ったミディアムバラードも「I Want To」「A Sweet Woman Like You」「I Believe I'm Gonna Make It」等は絶対外す事のできない名曲群です。またリズムものやファンキースタイルも言う事無しの格好良さで、これまた大ヒットした「Skinny Legs And All」や「S.Y.S.L.J.F.M」「Show Me」「Men Are Gettin' Scarce」等、何回リピートしたか分からんくらいです。てな事で本盤はヒット曲中心ですので他にもバリバリのがあるんですけど又今度です。
「全盛期にはJ.B.も脅威を感じてつぶしにかかる程やったらしいです」
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2006.01
25
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ブラック・ミュージックにハマり始めの頃、ちょうどアトランティック・ソウル・マスターズとかっていうシリーズで、オーティス・レディングやらサム&デイヴ、アーサー・コンレイ等がウジャウジャ出てた中で燦然と輝いていた一枚。内容もよくわからん私は完全にジャケットのカッコ良さで完全ノックアウトされ、一つ釦のタイトスーツで満面の笑みでジャンプするピケットは私の中でソウルの象徴でした。このジャケで中身が悪いわけないと確信して購入したレコードはよく部屋に飾って鼻を膨らましてました。
 勿論、内容は名盤として疑う余地無く、今もCDで買い直して10万回目のリピート中です。当時アトランティック傘下だった南部StaxのMG'sとFameのマスルショールズで録られた、なんとも理想的なセッションはピケットと相性抜群で切れのいいハスキーヴォイスも冴えまくりです。“one two three!"と叫んだ瞬間、降参するしかない代表曲ともなったグレイトジャンプナンバー「Land Of 1000 Dances」で幕開けし、オリジナルののんびりムードを一蹴したソリッドなミディアム「Something You Got」、最高のミディアム「634-5789」とくる最強の展開はピケットの魅力を120%伝えてくれます。ニューオリンズのロバート・パーカーが歌った「Barefootin'」、ドラフトワンにも勝る切れ味のドン・コヴェイの「Mercy,Mercy」、ファルコンズ時代の「You Are So Fine」、ここまでのレコードでA面だった流れは完璧と言っていい60'sソウルのマスターピース。カヴァー曲もシャープにピケット調で仕上げます。1stから再収録のヒット曲「In The Midnight Hour」、スティーヴ・クロッパーもエエ味の唯一のバラード「It's All Over」を経て、着地点はもう一人のLast Soul Man を名乗るボビー・ウォマック作の会心K点超えジャンプ「She's So Good To Me」。これで文句言う奴の気が知れません。
「殆どバラード無しでこの完成度!タイトルに嘘偽り無し。ダンス天国に行ったピケットに合掌」
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2006.01
24
Category : Southern & Deep
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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ウィリー・ミッチェルのHiサウンドの独特の曇っていて、且つドス黒い音処理は一回ハマるともう麻薬。ミシシッピ出身のオーティス・クレイは60年代はシカゴで激グレイトな仕事をしつつ、70年代はアル・グリーンでおなじみのハイでまたもや奇跡を起こします。ぶっとく、ディープ極まりない唯一無二の歌声はチョッと甘めのハイ・サウンドと最高の融合を見せます。まぁなんせその黒すぎる声は、黒人の骨格からしか出てこないような「ソウル」を体現するに相応しい惚れ惚れする声で、絶品の歌い回しも手伝って1フレーズ聞いたら決して流して聴くコトは許されない声力です。
 Hi2作目となるこのアルバムは寄せ集め集とは思えないクオリティの高さで我々に突きつけてきます。のっけからのジャンプナンバー「Pussy Footing Around」でコレを買って良かったと心底思えることうけあいです。緊張感溢れるストリングスとホーンが随所にビシッと決まった上に、激ディープ・ヴォイスの雄たけび。屁理屈言う隙間を与えない荒技で試合を決めてしまいます。続く、スーパーミディアム「Too Much Mystery」では勝手に我が指が鳴る始末で手に負えません。そしてスロー「I Can't Take It」では凄まじき絶唱。完全に自分が屍状態になってる事に気付きます。お得意のミディアム「Home Is Where The Heart Is」、「Slow And Easy」と絶好調のHiサウンドと一体となって、体の隅までソウル漬けにしてもらえる展開。名作「I've Got To Find A Way」こそシカゴ録音に軍配が上りますが後半も「keep On Loving Me」等、息つく暇なしで圧倒されまくりです。
「狭義での“ソウル”ならば、まさにド真ん中をいく逸品集!」
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2006.01
23
Category : Southern & Deep
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
DorisDukeTheSwampDog.jpg Loser.jpg054640.jpg

サザンソウルについては、とりわけ日本に熱心なファンが多いといいますが、やはり哀愁たっぷりの曲調にコブシの効いた歌唱ってのは我々日本人の心の琴線にビッシリ触れまくります。「To The Other Woman」っていう傑作サザンソウル・バラードを昔聴いて、一度まとめて聴きたいって思ってたドリス・デューク。そしたら、エエのがありました。ふくよかなBODYから発せられるゴスペル的唱法は、生で傍で聞いたら多分やかましいくらいのド迫力の声量でしょう。でもジョージア発の南部サウンドもドリス嬢の力強い声とうまくマッチングしていて、前出の名曲以外にも聴き物がいっぱい。制作のスワンプ・ドッグのセンスの良さが光ります。
 クレジットによると'69年の『I'm A Loser』と'71年の『A Legend In Her Own Time』のアルバム丸ごと2枚とボートラっていう構成で26曲収録の腹一杯コースです。前半の1曲目から12曲目までが名盤の誉れ高い『I'm A Lover』が曲順通り収録。しかしながら、他にも劇的に素晴らしい曲が目白押しで本作が決定版となるのは間違いないです。冒頭のバラード「He's Gone」でゴスペル直結のブッとい低音ヴォイスで泣きの歌唱が炸裂。これは、たまりません。他もやはりスローが絶品で、語りも渋い「Your Best Friend」や「I Wish I Could Sleep」、初々しさも魅力の「Too Much To Bear」とドリス嬢の良さがきっちり出てる感じ。ミディアム系も「I Don't Know How」など総じて高品質で大収穫です。リズム物も堂々たる唄いっぷりが痛快で「I Can't Do Without You」、「The Feeling Is Right」、「Congratulations Baby」など突き飛ばされそうな勢いが頼もしいです。ちなみにデュアン・オールマンやチャック・リーヴェルも参加の演奏陣もアーシーで好感触。南部の腕利き職人がビシッと脇を固めてます。
「制作にはJerry Williams Jr ことスワンプ・ドッグ。ほんま、エエ仕事しはります!」
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2006.01
22
Category : Soul Compilation
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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ええ砂糖を使って、ええ工房で作られた菓子は美味い。つまりMFSB周辺の連中がシグマ・サウンド・スタジオで作ったソウルはそういう事なんかいなと。ワーナー系のフィリーソウル集第2弾ですが見知らぬ曲も続々登場で、まぁフィリーソウルの奥の深さのえげつなさを感じます。でもどの曲も華麗で豪華なアレンジに乗って溌剌と歌い込む図はフィリー印の特許であり、素晴らしいもんです。
 今回はシックと組む前のSister Sledgeが2曲「Pain Reliever」、「Mama Never Told Me」と収録でどちらも甲乙つけ難いグレイトダンサー。大御所Spinnersもグイグイ迫るアップで後半の盛り上がりが実にしびれる「Are You Ready For Love」を収録。こら胸踊ります。またファルセットがイカすImpactHappy Man」や、コレが未発表かいな?と驚くJackie MooreWhat A Man」、第1弾でMajor Harrisのが入っていた名曲「Loving You Is Mellow」のAristocrats版などバシバシ傑作収録です。個人的にはAl Green師匠の大名曲「Tired Of Being Alone」のフィリー版をVivian Reedで収録も嬉しい所。勿論、Blue Magic「Look Me Up」Major Harris「Each Morning I Wake Up」と要人もしっかり登場します。一方、意外とイケるのがBen E. Kingの軽快ダンサー「No Danger Ahead」。フィリー録音もしてたんですな。The Persuadersはロッド・スチュワートも後年ヒットさせた「Some Guys Have All The Luck」をしっとりと好演。Bettye Swannも曲はイマイチながら「When The Game Is Played On You」で存在感ある歌唱を披露。最後に出てくるDee Dee Bridgewater嬢は「That's The Way Love Should Feel」でコケテッシュな声でフィリー・サウンドに溶け込みます。
「エエ感じのジャケ含めて、名編集!奥さん買おときなはれって感じです」
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2006.01
17
Category : Soul Compilation
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 決して京都のシュークリーム屋の監修ではありません。安価で名コンピ連発のWarnerから出された、副題に「Philly Soul Classics and Rarities」と付けられた編集盤です。フィリーソウルっていうとギャンブル&ハフが手掛けた一連のテディペンのいたブルーノーツやオージェイズのPIR発のヒット曲が自身のお気に入りですが、こちらのWarner傘下のフィリー作品集も期待に違わぬ出来の作品に出会えます。正直どれがレアなんかよくわかってませんが有名作品中心に華麗なストリングスを大胆に配置した豪華なアレンジがどれも素晴らしく、ソウルフルな歌声と相性バッチリです。
 上品な中にもしっかり骨のある音が満載で、大御所もしっかり押さえてあるのが好印象。Spinnersの「I'll Be Around」やハスキー系テナーがたまらんMajor Harrisのヒット「Love Won't Let Me Wait」や激グレイトな「Loving You Is Mellow」、甘々のファルセットも冴えるBlue MagicSideshow」等の重要曲はビシッと収録。Dionne Warwick版フィリーソウル「Once You Hit The Road」、ピリッと辛口のVoが魅力のFirst ChoiceYes,Maybe No」、「I Got A Feeling」も心地良いミディアム、ダンサーで最高です。また嬉しいのがVivian Reedあたりのなかなか聴けないレディ・ソウルの収録。小ヒットの「Save Your Love For Me」は小粋なアレンジでグレイト。Silkの前身Anglo Saxon Brownの「Gonna Make You Mine」も嬉しい収録で、デブラ嬢の雄大な歌唱に絶品のコーラスも絡みます。他にもThe True ReflectionThe Persuaders、、Clyde BrownBettye Swann等有名無名問わず好曲満載でフィリー特有のドラマティックさの中にあるPopな感覚が何とも言えず快感です。激レアと言われたAristocratsの「Let's Get Together Now」なんかも憎い収録。
「ただ甘いだけやない。双葉の豆餅的逸品がずらり」
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2006.01
14
Category : 90's Male R&B
Theme : 邦楽CDレビュー
Genre : 音楽
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先日、仕事場から食事に出たら近所の店で100円2枚セール開催との看板。後輩が「ちょっと見まひょうか」と言うので「そんなもん、ろくなもん無いわい」と高をくくって「はよ、せーや」とブチブチ言うなかでコレを発見。カセットも何処いったか分からんので即購入。結局、自身だけが喜んで買って帰る始末でした。(もう1枚はまた今度披露)しかし、何故クボタの初期~中期は叩き売り状態なんでしょう?(他にも「Bunpin'~」や「Kubojah」他も同様の状態)サザンや永ちゃんはコノ頃の盤もこんな売り方されないし、クボタも最初の2枚以外は充分今でもカッコイイのに・・まぁ50円でこれはもうけモンでした。
 そんなことで90年代に入って、飛び抜けた存在になりつつあった4枚目。内容はN.Y.録音でクボタ流Funky爆裂です。大袈裟ですが、世界に並んだ!とマジで思わせてくれました。最初聴いた時同様、頭の2曲「Feel So Real」~「大ボラ Of Life」が、やっぱりとてつもなく素晴らしいグルーヴ。この上なく興奮するツカミです。前者にはなんとファンクの神様ブーツィ・コリンズも参加でアノ独特の音で絶妙なミドル・ファンクと仕上げてますが、その流れで続くアップ「大ボラ」は更にスリルある展開、コーラスが申し分無しでここで血は逆流状態必至です。しかもコーラスはTawatha Agee、ギターはCharlie Singletonやないですか。初めて知りました! 従来路線の軽快&キャッチーR&B「Be Wanabee」から続く、「Bonga Wanga」ではメイシオ・パーカーのアルト・サックスも炸裂。またメロウ&バラードも「Tell Me Why」、「Love Under The Moon」、「夜想」と3曲も悶絶の傑作収録。
「他人とってはクズ同然でも、自分にとっては宝モンでしたわ」
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2006.01
09
Category : Modern Jazz
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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  ブルーノート時代のハービーで最もポピュラリティを持った曲といえる「Cantalope Island」。実際コノ曲が好きでコノ盤を聴くに至ったワケですが、ここで演奏される初演は実にCoolで後の演奏や他のカヴァーの追随を許さない名演です。JAZZ的にいうとFunkyの範疇になるんでしょうが、静けさの中に熱さを秘めた絶妙の展開が何ともいえません。一旦耳にすると離れないカッコ良すぎるテーマ部分、フレディ・ハバードの奏でる緊張感溢れるコルネットソロ、そしてハービーによる絶妙の音使いによるピアノソロと完璧な構成です。なんといいますか休符の使い方が各々最高なんですわ。そしてHip Hopサンプリングでも有名になったようにCoolながらじつにFunkなんです。
 アルバム全体を見渡すとコノ「Cantalope~」は実は異色の存在で、スケール奏法バリバリのアドリブで、いわゆる新主流派的展開がメインとなってます。ハードバップからの流れを汲んだような「One Finger Snap」から火花散る演奏でフレディのコルネット、トニー・ウィリアムスの斬新なドラムも大爆発です。トニー、ハービーと共にマイルスの下で鍛えられたロン・カーターがグイグイ引っ張る「Oliloqui Valley」もたまらん出来。ただラストに収められた「The Egg」はフリージャズ的な難解な展開で私にとっては少々退屈です。
「肝はワンホーンのフレディ・ハバード。マイルスとは違った部分でしびれます」
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2006.01
06
Category : Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 我がのなかで勝手に殿堂入りしてるアーティストがいたりするんですがエルトン・ジョンはその一人。J.B.御大やRZAとおんなじ様に、自分の中では評価が崩れる事の無い人なんですわ。ゲイでもハゲでも何でもよろしいねん。なんたってサー(英国紳士)であり他の追随を許さない圧倒的な存在感・パフォーマンスがある真のエンターテイナーなんですから。僕の歌は君の歌やユー・ルック・トゥナイト、ブルースはお好き?などの劇的で絶対的名曲を色んな時代に送り込み、ディオンヌやキキ・ディー等との数々の名共演と、賞賛に値する仕事がとてつもなく多い人です。
 新世紀に入り、老いてなお盛んなエルトンが04年に発表した充実作がコレ。長年の名コンビのバーニー・トーピン(作詞)と全曲タッグで自身のプロデュースということで安心印の内容です。特に18番のミドル・バラードは今回も秀作揃いで冒頭の「Weight Of The World」から合格~って感じです。キング・エルヴィスを唄った「Porch Swing In Tupelo」、あの名作フィラデルフィア・フリーダムを彷彿させるストリングス使いの「Answer In The Sky」のド頭3連発できっちり泣かせます。実に落ちついた気分にしてくれる、カントリー・テイストの「Turn The Lights Out When You Leave」の後も、その勢いは終盤まで維持。お得意の展開が嬉しいゴスペル的スロウ「It's Getting Dark In Here」、ドラマティックな「I Can't Keep This From You」まで休憩なしで、ベスト盤を聴いてるのかと錯覚する秀作揃いです。
「祝結婚!(相手は男性)。私生活充実でまだまだクラシック連発でんな」
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