Sweet Surrender / Ollie Nightingale * Pride 1973

Southern & Deep
すっごいエエ顔して写ってはります。見た感じいい人に違いないオリーさんの各方面絶賛の'73年のアルバムですが暫くメジャー流通してなかったのが信じられない秀逸な内容です。メンフィス育ちで幼き頃からゴスペルチームの一員として活躍後「儲からんわい」とナイティンゲイルズを率いて'68年名門スタックス入り。スタックス離脱後にソロとして'73年にぶちかましたのがどうやらコレらしいです。ミュージシャンによる演奏主体の当時...

In Person At The Whisky A Go Go / Otis Redding * 1968 Atco

Atlantic, Stax
 男オーティス・レディングのライブといえば「Live In Europe」が有名でよく代表作としても紹介されてますが、臨場感や男気といった部分では上をいくと信じてやまないのが死後発表されたこの一枚。(録音は1966年)Europeの方はスティーヴ・クロッパーやアル・ジャクソンを擁したMG'sがバックについた完成されたショウケースに近い形で大会場でそつなく演奏もされてはいるのですが、どうもこじんまりしている感じがしてなりません...

Something Good / Irma Thomas * 1967 Chess

Southern & Deep
アーマ・トーマスっていえば、コレより前のMinitやImperial時代のほうがヒットもあって大概編集盤もその時代中心ですが、「大将、じつはもっとエエのがありますねん。へっへっ」とお薦めしたいのがたいしたヒットこそ無いこのChess盤です。実はホンマはLPさえ組まれてないのが本時代ですが、私が学生時代に我が日本ワーナーで編集されローラ・リーなんかと一緒に出たのがコレ。余談ですが当時バイト先の近所(神戸元町)では商業ペ...

The Very Best Of Joe Tex / Joe Tex * 1996 Rhino

Atlantic, Stax
JOE TEXという人の名を聞くと何ともいえない高揚感が湧き出すのを禁じざるを得ません。その泥臭くプリーチを交えたスタイルは他のシンガーとは一線を画したオリジナルなもので、塩辛ヴォイスと完璧なバックの演奏と共にどの曲も興奮のるつぼに巻き込むこと間違いなしです。MC的なものじゃなく曲中に熱く語るスタイルは日本では珠にライブで上田正樹や尾崎豊がやってますが、上手にやる人はホンマに人を引き込みます。 さて本盤は...

The Exciting / Wilson Pickett * 1966 Atlantic

Atlantic, Stax
ブラック・ミュージックにハマり始めの頃、ちょうどアトランティック・ソウル・マスターズとかっていうシリーズで、オーティス・レディングやらサム&デイヴ、アーサー・コンレイ等がウジャウジャ出てた中で燦然と輝いていた一枚。内容もよくわからん私は完全にジャケットのカッコ良さで完全ノックアウトされ、一つ釦のタイトスーツで満面の笑みでジャンプするピケットは私の中でソウルの象徴でした。このジャケで中身が悪いわけな...

I Can't Take It / Otis Clay * Hi 1977

Southern & Deep
ウィリー・ミッチェルのHiサウンドの独特の曇っていて、且つドス黒い音処理は一回ハマるともう麻薬。ミシシッピ出身のオーティス・クレイは60年代はシカゴで激グレイトな仕事をしつつ、70年代はアル・グリーンでおなじみのハイでまたもや奇跡を起こします。ぶっとく、ディープ極まりない唯一無二の歌声はチョッと甘めのハイ・サウンドと最高の融合を見せます。まぁなんせその黒すぎる声は、黒人の骨格からしか出てこないような「ソ...

I'm A Loser / Doris Duke * 2005 KENT

Southern & Deep
サザンソウルについては、とりわけ日本に熱心なファンが多いといいますが、やはり哀愁たっぷりの曲調にコブシの効いた歌唱ってのは我々日本人の心の琴線にビッシリ触れまくります。「To The Other Woman」っていう傑作サザンソウル・バラードを昔聴いて、一度まとめて聴きたいって思ってたドリス・デューク。そしたら、エエのがありました。ふくよかなBODYから発せられるゴスペル的唱法は、生で傍で聞いたら多分やかましいくらいの...

Creme De La Creme Two / Various Artists * 2005 Warner UK

Soul Compilation
ええ砂糖を使って、ええ工房で作られた菓子は美味い。つまりMFSB周辺の連中がシグマ・サウンド・スタジオで作ったソウルはそういう事なんかいなと。ワーナー系のフィリーソウル集第2弾ですが見知らぬ曲も続々登場で、まぁフィリーソウルの奥の深さのえげつなさを感じます。でもどの曲も華麗で豪華なアレンジに乗って溌剌と歌い込む図はフィリー印の特許であり、素晴らしいもんです。 今回はシックと組む前のSister Sledgeが2曲...

Creme De La Creme / Various Artists * 2003 Warner UK

Soul Compilation
 決して京都のシュークリーム屋の監修ではありません。安価で名コンピ連発のWarnerから出された、副題に「Philly Soul Classics and Rarities」と付けられた編集盤です。フィリーソウルっていうとギャンブル&ハフが手掛けた一連のテディペンのいたブルーノーツやオージェイズのPIR発のヒット曲が自身のお気に入りですが、こちらのWarner傘下のフィリー作品集も期待に違わぬ出来の作品に出会えます。正直どれがレアなんかよくわか...

Bonga Wanga / 久保田利伸 * 1990 CBS SONY

90's Male R&B
先日、仕事場から食事に出たら近所の店で100円2枚セール開催との看板。後輩が「ちょっと見まひょうか」と言うので「そんなもん、ろくなもん無いわい」と高をくくって「はよ、せーや」とブチブチ言うなかでコレを発見。カセットも何処いったか分からんので即購入。結局、自身だけが喜んで買って帰る始末でした。(もう1枚はまた今度披露)しかし、何故クボタの初期~中期は叩き売り状態なんでしょう?(他にも「Bunpin'~」や「Kubo...

Empyrean Isles / Herbie Hancock * 1964 Blue Note

Modern Jazz
  ブルーノート時代のハービーで最もポピュラリティを持った曲といえる「Cantalope Island」。実際コノ曲が好きでコノ盤を聴くに至ったワケですが、ここで演奏される初演は実にCoolで後の演奏や他のカヴァーの追随を許さない名演です。JAZZ的にいうとFunkyの範疇になるんでしょうが、静けさの中に熱さを秘めた絶妙の展開が何ともいえません。一旦耳にすると離れないカッコ良すぎるテーマ部分、フレディ・ハバードの奏でる緊張感...

Peachtree Road / Elton John * 2004 Mercury

Mainstream
 我がのなかで勝手に殿堂入りしてるアーティストがいたりするんですがエルトン・ジョンはその一人。J.B.御大やRZAとおんなじ様に、自分の中では評価が崩れる事の無い人なんですわ。ゲイでもハゲでも何でもよろしいねん。なんたってサー(英国紳士)であり他の追随を許さない圧倒的な存在感・パフォーマンスがある真のエンターテイナーなんですから。僕の歌は君の歌やユー・ルック・トゥナイト、ブルースはお好き?などの劇的で絶...
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