
うじゃうじゃ豊富にあるMotown音源ならではの離れ業コンピです。普通一人のアーティストでビートルズカヴァー集ってのはよくありますが、アルバム作成を意図せず後になって拾い集めたらこんなんできましたって感じがエエやないですか。ココではビートルズのMotownカヴァー原曲は無く、あくまでレノン=マッカートニー作品のMotownアーティストによるカヴァーでそこがミソです。もともとR&Bからの影響も強いビートルズですから相性が悪いわけありません。
中身は解散後のソロ曲カヴァー含め17曲ぶち込んであります。原曲は正直たいして好きではないですが、Diana Ross & The Supremesによる「A Hard Day's Night」「You Can't Do That」はキャピキャピコーラスも瑞々しいナイストラック。リーヴァイ・スタッブスの男気溢れる熱いヴォーカルで寝技勝ちに持ち込んだFour Tops「Eleanor Rigby」や初期Stevie Wonderの青臭い雰囲気がたまらん「We Can Work It Out」等もデトロイト・ソウルの名曲として聴けます。他にも切ないメロディーがピシャリはまるSmokey Robinson & The Miraclesによる「And I Love Her」やゴスペルソングになったようなGladys Knight & The Pips「Let It Be」、Sgtペパーからの異色カヴァーといえるSyreeta「She's Leaving Home」も出色の出来。
「殆ど知ってるメロディーで、今更ながらレノン=マッカートニーに脱帽」
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