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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
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2005.12
29
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 ジョン・レノンのソロではシェイブド・フィッシュっていうベストが好きで、「なんやいうたらコレ」ってくらい最も愛聴してましたが、そのグレードアップ版というべきオフィシャルベストがここに来て登場です。なにしろシェイブド・フィッシュはベストながらそこでしか聴くことの出来ないRock'n Roller Johnとしての名曲が詰め込まれていた選曲・曲順共に最強のブツだったんです。そこでの「Instant Karma!」、「Power To The People」、「Cold Turkey」等の尖がった名曲は勿論、最近のベストで外されまくりだったドラマティックな構成の大名曲「Woman Is The Nigger Of The World」など、ホンマよ~く聴きました。ここらは2枚組“Sometime In N.Y.”のアルバムを買う程、根性は無かったのでマジで嬉しい収録です。中学時代シングルで5万回は聴いたBen E. KingのR&Bスタンダード「Stand By Me」は熱い熱唱がたまらん名カヴァーですし、ヨーコの声もココでは許せる12月クリスマスの定番「Happy Xmas」も色褪せること無い素晴らしさです。Hip Hop調のヴォーカルもイカす「Give Peace A Chance」や、Double Fantasy以降の作品もナイスなチョイスで、ロッカバラードの傑作「Starting Over」、死後発表の「Nobody Told Me」、「I'm Stepping Out」等の絶対にハズせない傑作をしっかり収録。しかも数年前出たAnthologyからのレアトラックもやみに数曲収録してます。ただ“ジョンの魂”や“Imagine”収録曲(「Jealous Guy」、「Oh Yoko!」、「Love」、「Mother」、「Imagine」、「Gimme Some Truth」等)はあまりに素晴らしすぎて単体で買い直さなあかんという衝動に駆られたりもします。
「オリジナルアルバムが大事やとか固いこと言わんとi-Podに丸ごと掘り込んで楽しみましょう!」
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2005.12
28
Category : Rock'n Roll + Rocabilly
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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Blue Suede Shoes」泣く子も黙るElvisバージョン収録の1stアルバム。そのアルバムの印象という面において1曲目っていうのは非常に重要な位置付けとなる場合が多いのですが「Blue Suede Shoes」から始まるってのはある意味最強です。ゼットン級です。サンレコードのカントリーロカビリアン、カール・パーキンスのほのぼのヴァージョンをテンポアップしてロッキッシュに仕上げたエルヴィス版は数あるカヴァーヴァージョンの中でもコレよりカッコ良いのを聴いたことがないくらいの素晴らしい出来です。抑揚の付け方からシャウト一つに至るまで完璧です。それに加えて中身を全て表現したといってよい激グレイトなアルバムジャケット。この1曲目にして、このジャケットときたら誰もが「すんまへんでした」と言うしか無いということです。聴かなくてもいいから、アートとしてLPで持ってたい1枚ですわ。
 アルバムは他にもR&Rに仕上げたRay Charlesの「I Got A Woman」や、サン録音のグレイトロカビリー「Just Because」、「Trying To Get You」、同じくサンセッションの最初の録音となったあま~い「I Love You Because」、エルヴィス自身1stで最も気に入っていた軽快なロカビリー唱法炸裂の「One-Sided Love Affair」等エルヴィス節大爆発の好選曲となってます。ただの軽い曲ながらリズムへの乗り方が尋常じゃないくらい素晴らしい「I'm Gonna Sit Right Down And Cry Over You」も最高です。もちろんムーディな美メロ「Blue Moon」もバシッと入ってます。そして最後はクライド・マクファターのR&B曲「Money Honey」で黒くもセクシーに決めてくれます。この時代を生きてたワケないですが、ロックンロールのほんまのスタートはコレやとマジで思う最高の1枚です。アルバム用に録られたワケではないですが結果的にアルバムとして完璧。
「エルヴィスで何か1枚って言われたら、私は迷わずコレですわ」
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2005.12
25
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メンフィスのサンスタジオの自費録音にやってきた少年エルビスは吹き込み待ちの間オフィスマネージャーの質問にこう答えたそうです。「どんな歌を歌うの?」「僕はどんな歌でも歌えます」「誰に似た歌いかたをするの?」「僕は誰にも似ていません」・・18歳にしてこの自分に対する理解と自信!この後やりとりが全然嘘やないことが世界中で証明されるわけです。事実POPチャート、R&Bチャート、カントリーチャートと何処でも顔を出す盛況っぷりのエルヴィスですがサン~RCA~陸軍入隊までの黄金の50年代を綴ったこの5枚組は題の通り正にKing Of R&R な内容です。
 ほぼ時系列に並べられた曲群の前半からいきなりハイライトといえるサンスタジオ録音で名手スコッティー・ムーアのギター、ビル・ブラックのスラッピングベースもエルヴィスの変幻自在の歌と三位一体となって迫りまくりです。「That's All Right」、「Blue Moon Of Kentucky」、「Baby, Let's Play House」、「Mystery Train」等壮絶な歴史的名演目白押しでカントリーやR&Bのカヴァー中心ながら完全にオリジナル仕様に仕立て上げています。今のちょっとしたヘビメタなんかコールド負けするくらいの過激さがココにはあり、誰も太刀打ちできないほどのカッコよさで“これぞロックンロール”って感じです。
 ドラムにD.J.フォンタナも加わった無敵の孫悟空一行状態になったメジャーRCA契約後の録音も誰も止められない快進撃でグレイトトラック連発です。N.Y.やハリウッドの整った設備での録音が主体となり、より都会的な魅力も加わり素晴らしいバラードも量産体制となり「I Want You,I Need You,I Love You」、「Any Way You Want Me」などはエルビス唱法(サビの歌いかたを聴け!)の全てが詰まっているといって過言ではない大傑作スローで、黒っぽくもオリジナルな素晴らしい歌声が聴けます。教会もルーツに持つエルビスはジョーダネアズ(専属コーラスカルテット)を率いて激グレイト曲「Peace In The Valley」等のゴスペル曲も多数録音。また名コンポーザーのリーバー&ストラーによる作品もしっかり収録で「Love Me」、「Don't」、「King Creole」等の鳥肌モンの名曲を惜しみなく収録です。しかもDisc5は初期ライブやアウトテイクを集めたレアテイク集ときたら、もうたまりません。「好きにならずにいられない」なんかホンマのエルビスやない!と言っちゃいます。
「1950年代,  太る前のエルビスを聴け!」
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2005.12
15
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  野球で言うと完全試合、完璧とはコレを指します。もう曲、音、センス、テクニック、ビジュアル全てに於いて完璧でけなす部分が無い稀なアルバムです。50'sテイストとかロカビリーを古臭くなく猿真似だけでなく、ニュー・ウェーヴ通過後の新しい形で昇華させ、全てのロックンローラーを魅了したのがStray Catsなんです!グレッチのギターやウッドベース、リーゼント、ハミルトンウォッチ(Elvisも愛用)を決めても技術・品質がついてこないとタダのダサ古い奴になってしまうところですが、他のイミテーションバンドとは桁違いに格好よくモノにしてしまってます。当時、銀蝿からコッチに鞍替えして鼻高々に“Cream Soda”へズボンや財布を買いに行きました。
 その記念すべき1stアルバム。本当にルックスだけでなく音楽も無茶ハイレベルで初っ端の「Runaway Boys」から身震いするカッコよさです。正にネオロカビリーの傑作でスラッピンベースも決まりまくりです。全曲必聴ですが、バイブル的ナンバーでR&Rギターかくあるべきな「Rock This Town」、Jazzyな音使いがたまらん「Stray Cat Strut」は当然の如くヒットした大名曲。ブライアンが敬愛して止まないオリジナルロカビリーの神様エディ・コクランのクラシック「Jeanie,Jeanie,Jeanie」、そしてジーン・ヴィンセントの「Double Talking Baby」とカバーも極上。他にも「Fishnet Stockings」、「Rumble In Brighton」等、ブライアンのセンス溢れるギター炸裂で外せない重要曲だらけです。リッキー・ネルソンの「My One Desire」なんかもセンス良すぎ。締めも、Roy MontrellのR&Bクラシック“That Mellow Saxophone”のカヴァー「Wild Saxophone」というクールさ。全体的にショート・ディレイの効いた、デイブ・エドモンズのサウンドプロデュースもバッチリすぎて芸術の域。とりあえず大音量で聴くことを強くお薦めします!
「仕事で時計も扱う今。なんやいうたらハミルトン特集ばっかやってしまいます。」
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2005.12
11
Category : 50's Pioneers
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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ず~っと釣り糸垂らして待っていたチャック・ベリーのベスト盤。待ってたのはジャケットが格好良くて、重要曲全て網羅で、音圧ビンビンのリマスター仕様ですが、ド真ん中に来たのがコノ2枚組です。ベートーベンに匹敵する偉大なコンポーザーであるチャックですが、基本的にR&Bの流れの中にカントリースタイルのビート&ギターをミックスさせて、黒人ながらあっさりスタイルのヴォーカルを乗っけて出来上がったオリジナルスタイルって感じです。当時の風刺やライフスタイルを巧みに歌にして、独特のギターフレーズと共に数多くの支持を得た偉人。悲しいかな黒人にはあまりに白っぽかったのかフォロワーがあまり生まれませんでしたが、StonesやBeatlesにこぞって取り上げられ教祖となっていったのは御存知の通り。
 中身は全てR&Rクラシックといって過言ではない名曲オンパレードで「Too Much Monkey Business」、「Johnny B.Good」、「Around And Around」、「Beautiful Delilah」、 「Sweet Little Rock 'N' Roller」、「Little Queenie」、「You Can't Catch Me」、「Back In The U.S.A.」、「I'm Talking About You」、「Come On」などマジで書ききれない程の重要曲だらけです。でも乱暴な言い方をすると1stヒット「Maybellene」に全てが集約されています。複弦ギター奏法、PianoのJonnie Johnson(コノ人無しでは始まりません)を核とするスウィングしまくるバックの演奏、とコレを気に入らん人はあとは聴いてもしゃーないって事です。ライブではギター1本で現地入りし地元バンドを雇いイマイチなライブが多い適当なチャックですが、ホントはこの鉄壁バック陣が揃って本来の良さが出てくると感じます。Johnnieも参加してkeith Richardが仕切った映画「Hail! Hail! Rock'n Roll」ではチャックのスウィングビートを理解したスティーブ・ジョーダンらが脇を固め例外的に素晴らしいLiveが見れ必見です。劇中名曲「Carol」のイントロで何度もキースに駄目だしをするシーンはチャックの細部にまでの拘りを痛いほど感じる名場面です。
「全部でなんと50曲収録。チャック・ベリーなんて全部おんなじ曲やんけという人は聴く必要なし」
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2005.12
11
Category : 60's UK Beat
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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ビートルズといえば私の中ではバリバリのロッケンロールなんですわ。とりあえず“HELP!”くらいまではストレートなRock'n Rollの秀作てんこ盛り状態でゴキゲンさんです。永ちゃんのキャロルなんかも最も強い影響を受けたのがこの辺のテイストだと感じます。中学時代に学校ではThe ModsやCools、銀蝿が流行ってた中ですんなり耳に溶け込んだのがロックンロールの基本ビートルズでありました。洋楽がヒップやといち早くビートルズをコレクションした兄貴が「これは俺のや」と独占状態であったので、自分はストーンズに走ったりしてコソコソ持ち出して聴いてたのが懐かしいです。
 このブラック&ホワイトのコントラストが印象的な2ndは、のっけからリッケンバッカーがハードにドライヴする「It Won't Be Long」でブッ飛ばされます。そしてジョンのソウルフルな歌声が炸裂する奇跡の大傑作R&B「All I've Got To Do」や、勢いの中ポップなコーラスや甘酸っぱいコード進行も素晴らしい「Hold Me Tight」に「All My Loving」など、グレイト極まりないオリジナル作品が並びます。そしてその秀逸なオリジナルと優劣つけ難いレベルまで昇華させたモータウン・ヒット3連発「You Really Got A Hold On Me」、「Please Mister Postman」、「Money」や、隠れたポップR&B傑作を取り上げた「Devil In Her Heart」、これ以上ない疾走間で仕上げたチャック・ベリーのR&Rクラシック「Roll Over Beethoven」はマジで圧巻。おそらく私含め、大半の日本人が本作を通じて知ったであろうアメリカの黒人ナンバーを、自分らのオリジナルと言っていいレベルの高い消化で突きつけます。スト−ンズに贈った「I Wanna Be Your Man」もここでリンゴが歌ってます。歌・アレンジ共に正に理想の形で叩きつけた若人4人の手腕には脱帽で、世界中が注目したのも納得しまくりです。なんせビートルズ諸作中、最も激しいロックンロール・アルバムとして自分の中では長きに渡って君臨し続けた本作。やっぱ最高です。
「YesterdayとかHey!Judeだけをビートルズや思て、聴かんかったら大損しまっせ~」
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2005.12
10
Category : Motown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 うじゃうじゃ豊富にあるMotown音源ならではの離れ業コンピです。普通一人のアーティストでビートルズカヴァー集ってのはよくありますが、アルバム作成を意図せず後になって拾い集めたらこんなんできましたって感じがエエやないですか。ココではビートルズのMotownカヴァー原曲は無く、あくまでレノン=マッカートニー作品のMotownアーティストによるカヴァーでそこがミソです。もともとR&Bからの影響も強いビートルズですから相性が悪いわけありません。
 中身は解散後のソロ曲カヴァー含め17曲ぶち込んであります。原曲は正直たいして好きではないですが、Diana Ross & The Supremesによる「A Hard Day's Night」、「You Can't Do That」はキャピキャピコーラスも瑞々しいナイストラック。3人がハモるとこなど絶品です。Diana Rossのソロではありますがクサいけれど良い曲というしかない「The Long And Winding Road」もなかなか。またリーヴァイ・スタッブスの男気溢れる熱いヴォーカルで寝技勝ちに持ち込んだFour TopsEleanor Rigby」や初期Stevie Wonderの青臭い雰囲気がたまらん「We Can Work It Out」等もデトロイト・ソウルの名曲として違和感無く聴けます。他にも切ないメロディーがピシャリはまるSmokey Robinson & The Miraclesによる「And I Love Her」や、ゴスペルソングになったようなGladys Knight & The PipsLet It Be」、サージェントペパーからの異色カヴァーといえるSyreetaShe's Leaving Home」も出色の出来。あと意外といけるのがMartha Reeves & The Vandallasの「Something」でジョージ作品もしっかりソウル仕立てです。貪欲なモータウンだけあって、色んな企画モンが成り立つんですね~
「殆ど知ってるメロディーで、今さらながらレノン=マッカートニーに脱帽」
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2005.12
05
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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Motownが創立40周年を記念して発売したMotownが抱えるドル箱スターが他人のMotownヒットを歌うリマスター企画盤。そもそもオーナーのベリー・ゴーディーJrは素晴らしいビジネスマンであった為、優秀なソングライターが作った様々なクラシック的名曲を誰が歌ったら一番大衆に受け入れられるかを試し検証し、その結果優れた楽曲には数種のヴァージョンが存在するという結果になってます。そういった探究心がここまでMotownをビッグにした一要素だとヒシヒシ感じるのがコノ驚愕コンピです。というのもオリジナルヒットに負けず劣らずの素晴らしさなんです!さすがアーティストも一流を抱えてただけあって目から鱗の組合せで激有名曲が改めて味わえます。
 中身は目玉だらけですが、内容的にグレイトなのはJackson 5によるスモーキーのメガトン級メジャー曲「You've Really Got A Hold On Me」をはじめIsley Brothersによる「How Sweet It Is」、なんとFantastic Fourでの「If This World Were Mine」にMartha & The Vandellasの「Forever」あたりでMarvin Gayeヒットが特に秀逸です。また、ゆったり感が最高のThe Spinners「The Girl's Alright With Me」、Dennis Edwards節全開で男臭さプンプンのThe Contours What Becomes Of Broken Hearted」やGladys Knight & The Pipsによるダイアナ期スプリームスの名曲「I'm Gonna Make You Love Me」あたりは間違いなくこのアルバムのハイライト。面白いのは復刻盤も話題となったDavid Ruffin のおっさん版「I Want You Back」、Marvin Gayeが優しく歌い上げる特大ヒット「My Girl」あたりのちょっとした違和感でしょうか。他ではちょっとマイナーですがエドウィン・スターとの作品もあるBlinky嬢のパンチ力抜群のマーヴェレッツ作品「The Hunter Gets Captured By The Game」、イケイケに変身したテンプス・ヒットをカヴァーしたThe Underdogsなるグループの「The Way You Do The Things You Do」なんてのも聴きドコロ。なんせオリジナルヒットも聴きたくなる名企画です。
「こんなんあんにゃったら、はよ出せよって感じですが、更なる発展盤がHip-Oからも出てます」
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2005.12
04
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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非常に泥臭く若干ゆるさも感じられるルイジアナ産ファンク集。なんでも激レアシングル集らしくて全国ヒットとは程遠いメジャー感皆無のコンピですがBGP編集ってことで信用買いです。Super Funkシリーズもグレイト極まりない発掘仕事でしたが、コチラのご当地ファンクもグルーヴ中毒患者にとっては素通りできない一枚。BGPレーベルの看板を汚さない良心仕様です。ジャケットも良いし、田舎くさい感じもそれなりにGooです。
 収録曲はコノ時代だけあって皆様JBスタイルやらミーターズの影響下ながらブルース臭さもあり、ニューオリンズともチョッと違う雰囲気ですがなかなかゴキゲンです。この中でもMurcoの録音で少し知られた存在のEddy“G”Gilesは「Soul Feeling Part1」「Part2」でなんともカッコいいファンクを披露。ウィルソン・ピケット版“Funky Broadway”の影響下にあるような曲ですが、文句無し。いきなりの土臭いファンクにガッツ・ポーズです。シビれまくり必至のバタついたグルーヴと殆どしゃべりで進行するChester Randle's Soul SendersSoul Brothers Testify Part1」や、張りのある声が頼もしいCaMille“Lil”Bobによるハワード・テイトの名曲「Stop」、疾走グルーヴもいかすTabby ThomasOne Day」など聴きドコロが随所に。J.B'sのパターンを応用したAfrican Music Machineの「Black Water Gold」など、思わずニヤけてしまう楽しい展開。ワウ・ギターを効果的に用いて程良い緊張感が溢れるFreddie Love with The NotablesCrazy Girl Part1」や、どことなく朗らかムードが漂うJohnny TruitNo Sad Times」、エレピもグルーヴの一部に使用したバックトラックが異様にカッコいいKatie WebsterHell Or High Water」あたりも一押しです。
「二流にはに二流にしか醸し出せない良さがあります。コレ褒め言葉!」
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2005.12
04
Category : Southern & Deep
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 1967年~70年のSSS Internationalの音源をコンパイルした必殺サザンソウル集。はっきりいって昔からハチロク刻みのシンプル編成(ホーン、オルガンくらいまでが理想)によるメジャーKeyバラードスタイルは無条件降伏してしまうクチでございまして、正にコレはストライクど真ん中の作品集です。正直STAXくらいメジャーレーベルとなると結構知ってる人がいるんですがココではJohnny Adams と後チラホラで殆ど底の浅い私は知らん人ばっかりですが、音楽は南部臭プンプンで最高です。
 そのJohnny Adams は3曲収録でカントリーソウルってな趣きのヒット曲「Reconsider Me」はじめバラード、リズムナンバーを貫禄のストロングヴォイスで聴かせます。チョッとブルージーな感じがカッコイイBettye LaVetteHe Made A Woman Out Of Me」も文句無し。スローでは正に理想のスタイルの「I Have No One」はじめ3曲収録のBig John Hamilton、王道のコード進行が嬉しいDanny WhiteOne Way Love Affair」、熱くなるとガナりまくるスタイルがグレイトなPeggy Scottは「You Can Never Get Something For Nothing」とJo Jo Bensonとのデュオ「'Til The Morning Comes」、タイトルにもなったGeorge Parkinsの69年のヒット「Cryin' In The Streets」で耳釘付け状態が続きます。中でもDoris AllenA Shell Of A Woman」とDouble Soulの「I Can't Use You」は100点満点で至福の時を味わえます。ジャンプ系は伸びのあるディープヴォイスが最高のEddy GilesSo Deep In Love」、Clarence MurrayDancing To The Beat」、御大Sam Deesの「Lonely For You Baby」が表彰台に乗る素晴らしい出来。昔は結構レコードであったSSSのソウル集ですが、ココではもういっぺんちゃんと気合の入れて聴きたくなるほどコテコテ・ソウルが満喫できます。
「あんまり、ハマりすぎんように気ぃつけてください」
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2005.12
03
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 なにげにHipなデザインで手元に置いても嬉しいmetroの女子ファンクコンピ続編。今回も単品で集めてたらキリがないファンクやソウルの隠れた名曲をお手軽にコンパイルしてあるのが嬉しい好企画となってますが、じつはスローなんかも収録されていてファンク一辺倒でないところがミソ。
 選者の好みからか、またもやオープニングはマイアミ発Betty Wrightの「Baby Sitter」で軽快にスタート。Roy Ayers関係は3曲収録で、中でもアクエリアン・ドリームでも傑作を残したSylvia StriplinYou Can't Turn Me Away」は'80sアーバンでライトファンクな感覚が程よい佳作。伝説のグループ(←ちょっと大袈裟)、Eighties Ladiesの正にクールな80'sファンクでATCQネタとしても知られる「Turnd On To You」も嬉しい収録です。一方、70年代は自身のレーベル設立で大活躍となったCurtis MayfieldのCurtomからはMavis StaplesChocolate City」やJones GirlsIf You Don't Start Nothing」等どれも素晴らしい出来。余裕の貫禄Ann SextonYou're Gonna Miss Me」はどっしりしたつくりでハスキーな歌声が絶妙のマッチングを見せます。Irma ThomasはなんとLabelleの大ヒット「Lady Marmalade」をライブ収録で流石の歌をきかせます。また本シリーズのアイコン的存在Betty Davisは「Hangin' Out In Hollywood」で華麗にスイングしちゃいます。'60年代中盤の曲もセレクトされていてLinda JonesFugitive From Love」やBetty EverettI'm Gonna Be Ready」等何ともいえない甘酸っぱくも堂々の唄いっぷりで最高です。全然知らんZilla Mayersなる人の「All I Want Is You」も迫力満点の歌がたまらんAllen Toussaint作の逸品。そんなこんなで充実の16曲です。
「これやからコンピはやめられん!」
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2005.12
01
Category : 90's Male R&B
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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 ネオソウルって言葉が出始めの頃、彗星のように現れ(←実際は再デビューですが)私のハートをぶち抜いたアルバム。割と無機質であった80年代型ソウルからアコースティック回帰の気運が高まる中、大歓迎で迎えられたような記憶があります。事実、普段押しつけはあんまりしませんが友達にも勧めまくったくらいで、車乗っても3ヶ月くらいずっとコレ。初来日(大阪・梅田のライブハウス)にも足を運びました。スティーヴィーワンダーの影響下ながら、コレが主流になればシーンおもろいぞっと勝手に完全舞い上がってましたね~
 中身はなんといっても1曲目「True To Myself」です。70年代ソウルの香りプンプンする中にも新しい時代を感じさせた素晴らしいアレンジの激グレイト曲で、エリックの歌いまわしもフェイク含め頭からサビまで先駆者の伝統を継承したモノ。どす黒くもスタイリッシュなバランスがなんともエエ塩梅です。100万回リピート必至の大傑作ですわ。また注目ポイントは80'sファンクの総帥、ロジャーがプロデュースした作品が!なんとスライ&ファミリー・ストーンの名作「If You Want Me Stay」を手掛けていて、H-townとの共演同様に晩年のグッジョブのひとつです。そのロジャー絡みのサントラにも入っていた「Let's Stay Together」(Al Greenの曲とは同名異曲)はMidnight Mixなる別ミックスにて収録。さらに湿度アップです。他にも総じてクオリティの高い作品がひしめきあっていて、モダンな展開が粋なスロー「I'll Be There」、軽いタッチのギターカッティングが印象的な「Spiritual Thang」、チョッパーBassがファンク風味を程よくブレンドする「More Than Just A Girlfriend」など、書き出したらキリがない充実ぶり。全編、気持ち良く聴かせてくれます。
「今になって冷静に聴いてもエエ声と激ソウルな節回しは絶品。真のソウルマン健在です!」
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