Long Player / Faces * 1971 Warner
2005-10-15 Sat 00:35
cd_faces_longplayer.jpg

 ロッド・スチュワートが最も輝いていた時期のアルバムのOne Of Them。フェイセズとしての2枚目となるアルバムですが、70年代初期のロッドのソロアルバムはバックをフェイセズのメンバーが務めている曲が多く、殆どフェイセズみたいなアルバムが多いのも特長でその境界線がエエかげんな所も好感が持てます。フェイセズとしてはこのアルバム以降の3枚はどれも甲乙つけ難い名作揃いですが、ソロ作との違いを一つ挙げるならばロニー・レインがキッチリ色を出してるところでしょうか。ロニーのぶっといベースと素朴な歌声がしっかり聴けるのがフェイセズをフェイセズたらしめる場面とも言えます。またストーンズ移籍後も素晴らしいロン・ウッドがゼマティスのギターを自由奔放に弾いてるのも魅力です。
 さて本アルバム内容はごった煮感も素晴らしい力作です。1曲目の「Bad 'n' Ruin」から最高でスライドも絶妙のウッディのギター、イアンのハモンド、グングン迫るロニーのベース、強弱バッチリのケニーのドラム、力強いロッドの歌と問答無用のカッコ良さっす。次のロニー・レイン作のサザンソウルっぽい「Tell Everyone」も文句無しの傑作でロッドの感情こもった歌も光ります。また、なぜかライヴ音源も2曲ありPaul McCartneyの名作「Maybe I'm Amazed」はロニーからロッドのマイクリレーもエエ感じの名カヴァーでイアン・マクレガンのオルガンとウッディのアーシーなギター・ソロも抜群の出来。もう1曲のライヴ「I Feel So Good」もバタバタのケニー・ジョーンズのドラムが何ともフェイセズらしいノリノリジャムです。ウッディ=ロニー=ロッドの三つ巴共作ロッキン・ナンバー「Had Me A Real Good Time」の豪快なノリもこのバンドならでは。ロニーが唄う牧歌的な「Richmond」、「On The Beach」や、ロッドの哀愁的名唱とロニーのフォーキーな感覚が見事融合した「Sweet Lady Mary」もたまらん聴き所です。
「チーム・プレイの見本みたいな名盤。20年聴いてますが、まだ飽きまへん!」
別窓 | Roots Rock | コメント:5 | トラックバック:2 |
| 音系戯言 |