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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2005.10
30
Category : Reggae
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 あまり人を神格化するのは如何な物か?と思いますがBob Marleyだけは別格かもしれません。発するメッセージやレゲエのリズムがあまりにリアルで過激で他の音楽が嘘くさく思えるくらい特別なオーラを感じます。そんなボブの全世界がジャマイカ発の素晴らしいソウルミュージックに注目しだした時期の勢いをそのままパッケージに詰めた熱いライブです。ボブは初期の60年代からインプレッションズ等の米国R&Bやドゥーワップの影響を受けたオリジナル・ウェイラーズから、70年代のアイランド移籍後はワールドワイドにジャマイカンとしてのアイデンティティを各方面に発信していきます。またE.クラプトンがここでも演っている「I Shot The Sheriff」をカヴァーしヒットさせた事でボブ・マーリーと共にレゲエの存在も飛躍的に知名度を増していったってことです。
 このライブはジャマイカ移民も多くいる為か熱狂的支持をうけたイギリス・ロンドン、ライシアムでの完璧な75年ライブ。演奏されてる曲は全て代表曲といっていいくらい重要曲で占められていて観客との一体感も凄まじい内容です。非常にファンクなパレット兄弟のリズム隊も、えげつなくカッコいいプレイでボブのソウルフルな声と共に絶好調です。これ以上無いオープニングの「Trenchtown Rock」からレゲエの魅力を完璧に伝えてくれます。重要曲「Burnin' And Lootin'」、「Them Belly Full」、「Lively Up Yourself」、涙なしには聴けない聴衆大合唱の「No Woman, No Cry」などの歴史的名演に加え現行リマスター盤では「Kinky Reggae」も嬉しい追加収録!
〈追記〉
そして2016年にはついに2日分のダイジェストから、2公演22曲を丸々収録へ変更!フェイド・アウト編集もフル・ヴァージョンで聴ける仕様となりました。「Natty Dread」や「Stir It Up」、「Rebel Music」、「Slave Driver」は新仕様で初登場ですが、既存曲のクオリティと遜色なく、名ライヴに相応しい出来だったと言えます。オーラスで演奏される「Get Up, Stand Up」の熱いコール&レスポンスまで全て収録。
「全音楽ファン、必聴のマスト盤です!」
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2005.10
29
Category : Soul Compilation
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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濃ゆ~いソウルのコンピを1枚。副題が「Brunswick/Dakar's Brothers Of Soul」っていうシカゴの名門レーベルとその弟分レーベルの'66~'76年に録音されたちょとマイナーどころの名曲を集めたコンピです。フリーソウル視点でも人気の同レーベルですが、バックのカッコイイ演奏や真っ黒い歌声は「まだこんなぎょうさんあったのか!」と驚かされます。Jackie WilsonI Still Love You」(←カッコいい!)やThe Chi-LitesLove Is Gone」、Gene ChandlerMy Baby's Gone」と大御所もメジャーどころじゃない選曲で手持ち盤と重複しないマニアックな選曲。土地柄か南部ほど泥臭くなく、都会的でありながら適度に“濃い”のが非常に魅力っす。
 頭から有名曲「Can I Change My Mind」ですがTyrone DavisではなくMighty Doug HaynesっていうオッサンでTyroneは「How Could I Forget You?」っていう佳作を収録。こっからしてビギナー向けではない事を宣言してます。「Wrapped Up In Your Warm And Tender Love」を歌うRichard Parkerや、「I'm A Lover」のChuck Carterなど、なかなかのディープさでシカゴ・ソウル・ファン大満足の出来です。男気溢れる声が魅力のWales Wallaceや、Al Greenを彷彿させるSidney Joe Quallsあたりも惜しみなく収録。The Artisticsは軽快な「It's Those Little Things That Count」が収録ですが、ヴォーカルMarvin Smithの優しいスロウ「Hold On」も収録でポイント高いです。この時代のシカゴ勢の層の厚さを感じる、溌剌したコーラス&歌がたまらんChannel 3の「The Sweetest Thing」やMister T の「Saving My Love For You」など聴いたこと無かった名曲がビシバシ24曲も収録!
「単なるレア物集ではない珠玉のシカゴソウル集。買い得です!」
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2005.10
27
Category : Atlantic, Stax
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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完全版が出て話題となったアレサの名作ライブですが、改めてその元となるオリジナル仕様はイイとこ取りの良い編集であったと確認できました。ココではコンパクト且つエエ編集であるオリジナル1枚版をご紹介。何しろここでのバックを務めるのは通常のロードバンドとは違い当時話題のフィルモアでのライブという事でKing Curtis With The Kingpinsですが、なんとそれに加えオルガンにBilly PrestonやMemphis Hornsまで参加の豪華なバック陣となってます。
 雪崩のように押し迫る「Respect」で始まりますが、聴き所は2曲目から。次の「Love The One You're With」は数々のアーティストがカヴァーするステファン・スティルスの名曲ですが何といってもこのヴァージョンが1等賞と確信しております。アレサの迫力ある歌にナイスなホーン、オルガン、そしてファンキーなBernard Purdieのドラムスが絶妙にこんがらがりコノ面子ならではの高揚感が味わえます。続いての「Bridge Over Troubled Water」はサイモン&ガーファンクルのアノ曲ですがバリバリのゴスペルバラードになっておりエレピも最高の絡みを見せます。言う事無しです。中盤はブレッドの「Make It With You」を華麗に決めてから、Ben.E Kingの「Don't Play That Song」。シャッフル調に演奏される中、アレサのスウィングする歌も最高のノリでもうタマリません。マライア・キャリーも初期の頃にライブでこの曲を演ってましたが明らかにお手本はコレでした。終盤「Spirit In The Dark」ではRay Charlesまで登場の豪華共演!
「最後にはフィルモアが完全に教会状態になってます」
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2005.10
25
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 日本のロック云々の話になると必ずといってパイオニア的存在として語られる事の少なくないカップス。私も上っ面だけでもある程度GSも聴いたんですがスパイダースと共に明らかに別格的存在である事はすぐに解りました。すなわち“ホンマもん”やということです。最初、私が音楽に興味を持ち始めた頃に第一線で活躍してた人(ミッキー吉野・ゴダイゴ、ルイズルイス加部・ピンククラウド、アイ高野・クリエーション、柳ジョージ等)が在籍していた伝説のバンドって事で興味深々でしたが、当時は数曲をFMなどでエアチェックできたくらいでした。今は楽勝でi-Tunesで買えるなんてエエ時代になったもんです!
 最初聴いた時、ぶっ飛んだのはいうまでも無くルイズルイス加部氏のベースプレイです。一番ヒットした「長い髪の少女」なんかは、なんとしょーもない曲なんやと落胆しましたが「銀色のグラス」なんかはベースがリード楽器のように弾きまくりでアナーキーなアレンジが衝撃的でシビレました。自分がBassを弾く時のバンドは完全に影響下でした。そして「愛する君に」。これは日本のソウルの夜明け的大傑作で正直一番お気に入りです。劇的なデイブ平尾からマモル・マヌーにわたる歌メロ、ストリングス、コーラス、ホーン、ピアノソロと全て完璧で世界に通用しうる名曲であると信じて疑いません。これらのシングル曲は職業作家の作品でしたがアルバムやライブでは当時の最先端R&BやBluesを指図される事なくバンバン演奏してたようで「Shotgun」、「I Got My Mojo Working」、「Spooky」、「Get Out Of My Life,Woman」、「In The Midnight Hour」他このベストにも素晴らしいカバーが幾つも収録されてます。メンバーによるオリジナルも非常にクオリティが高く、60年代のノーザンソウルバラードに引けを取らない「過ぎ去りし恋」やこれまたクレイジーなBassがたまらないガレージR&R「This Bad Girl」等“洋楽”丸出しのカッコよさです。
 最後に日本語のROCKなんか無かったこの時代に「愛する君に」を聴いた、海外志向だった内田裕也氏がいった当時の一言。「これは認める!」
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2005.10
24
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クリフ・ホワイト氏が'88年組んだ入魂コンピの新装版。いわば名コンピ「In The Jungle Groove」の続編にあたるものでjungleとは甲乙つけ難いモンスター級の名演がワンサカ入ってます。本来こういった後付再編集やお蔵入り曲をリリースするのは議論となるところですが、クリフ氏はライナーでこう書いてます。「ジェームスは'60年代後半~'70年代中盤にかけてあまりにも多作であった上に、音楽・制作・A&Rすべてに於いて組織の反対が無い状況であった為(あまりにビッグネームになってしまった為)どうでもいい作品をリリースしたり発表すべき作品をし忘れたりしてしまった」という事。そりゃなんてったってHardest Working Manですからしょうがおまへん。てな事で御大本人も了承の下、素晴らしい編集盤が正しい形で組まれたってコトです。
 内容はド頭から失神寸前の壮絶ファンク傑作「There It Is」のアポロ劇場1972年未発表ライブ。マジ興奮です。コレがお蔵入りのまま、全世界100億人のJB信者が聴けないままだったと思うと恐ろしくて眠ることすらできません。本当に感謝です!ジェームスとJB'Sに一度火がついたら現代のどのDJがいかなる最先端のイカサマ機材でMixするよりもタイトで勢いある演奏になるとコメントがあり納得。続くHank Ballardの曲をFunk的解釈した「She's The One」、あのSuper Badと同セッションで録られた鳥肌グルーヴ「Since You Been Gone」と書いたらきりが無い粒揃いのGreat Funkの連発。奇跡の発見ともいえる「Can I Get Some Help」(今回の再発で嬉しい長尺版に!)、「Baby Here I Come」も唯一無二のクールさです。また名作“Mother Popcorn”の原形といえる「You Got To Have A Mother For Me」も興味深い録音。リマスターに加え追加された2曲の内Clydeのドラムも熱い「You've Changed」はなかなかの聴きものですが、時期もチョッと違う「Bodyheat (Alternate Mix)」は緊張感にも欠ける蛇足。それでもMust盤であることには変わりありません!
「当時発表された爆弾級名作群と併せ持って聴いとくんなはれ」
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2005.10
23
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編者クリフ・ホワイトのJBへの愛に満ちたグレイトな編集盤をリマスターで再登場させたモノ。(元々86年にDJユースとしてLPで出た物)数え切れないくらいあるJB編集盤の中でも1,2を争う内容でソリッドなFUNKがみっちり詰まってます。90年前後いつも車の中はコレを発展させたオリジナルテープでしたね~。何やいうても69~72年頃の脂がのりきっていた時期の、更に強力グルーヴ抽出盤ですから悪いワケありません。
 トップを飾るメジャー調のGカッティングから興奮必至の「It's A New Day」から怒涛のFunk攻撃開始。曲後半にかけてヴォルテージがグイグイ上る御大の剃刀ヴォーカルも切れ味抜群です。ブレイクビーツ用も収録の「Funky Drummer」はMaceo ParkerのSaxもクールに決まります。そしてココからはBootsy Collins等擁するオリジナルJB's中心の曲群でタイトに編集されたGive It Up Or Turnit A Loose (Remix)はもう奇跡に近いというかFunkの神様が降りてきたとしか思えない天晴れな演奏です。Clyde のドラムやコンガが劇的にグルーヴィーな上に、疾走間溢れるBootyのBass、必要以上弾かなくとも重要なフレーズを刻むCatfishのGuitar、これ以上無いタイミングで入るホーンセクションと褒め言葉以外出ません。他も全編この調子で、Bobby Byrdの相の手無しでは考えられない「Get Up,Get Into It And Get Involved」、「Soul Power (Re-Edit)」も要所を締めます。えげつないクールなドラム&ベースがたまらん「I Got To Move」に、「Talkin' Loud And Sayin' Nothing (Remix)」も失禁必至。もともと最後に収録されていたのは新生JB'sによる名作「Hot Pants」でしたが、今回のUp Gradeで音質向上に加えサントラBlack Caesarに入っていた「Blibd Man Can See It」の長尺版が嬉しい追加収録!
「Funkってどんなん?って訊かれたら迷わず“コレですわ”というのが本作です。」
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2005.10
22
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  存在そのものがRock'n Rollで、日本でも数少ないレスポール弾くさまが絵になる男「鮎川誠」。その鮎川氏が嫁はんシーナと共に息の長い活動を続けるシーナ&ロケッツの25周年を迎えた際に発表した、痒いところに手が届くベスト盤。スタイリッシュに決める鮎川氏のギターと、セクシー&コケテッシュな魅力満載のシーナの歌声が絶妙に絡むのが最大の魅力です。たまにワイルドなロック調で太い声を出す楽曲もありますが、ソレはチョッといただけません。Popで舌ったらずの感じの唄い方の名曲が、いつもアルバムに必ず収録されてるのがシナロケのエエところなんです!
 デビュー時はYMO細野さんも制作に携わっていて、少しテクノ風にPopな味付けがされた名曲が多いのが特長です。その頃の大ヒット「You May Dream」や「Baby Maybe」は色褪せないシナロケ・クラシックです。初期では哀愁傑作「Pinup Baby Blues」も嬉しいSingle Version収録です。80年代中盤以降はモータウン調大傑作「ABC」や、疾走感溢れる「HAPPY HOUSE」、オールディーズ風「Parmanent Honeymoon」など優秀Pop Rockの名曲目白押しです。90年代も「Ha!Ha!Ha! Hard Drug」や「ロックの好きなベイビー抱いて」等キュートな名曲を量産!勿論ライブ定番の名曲「Lemon Tea」もAlt.Takeでしっかり収録。どの曲にも程よいバランスで鮎川氏のR&R魂が注入されているのがたまりまへん。
「毎年、内田裕也New Year Rock Fesにも出演。その熱いスピリット健在も嬉しいトコロ」
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2005.10
16
Category : Beat + R&R
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  陣内孝則、大江慎也が最も尖がっていた時期に録られた奇跡の記録。初期の石井聰互監督が狂気の映像として作りあげた映画「爆裂都市」のサントラですが、音楽的にも注目すべき音がギッシリ詰まってます。何といっても当時脂がのりまくっていた“めんたい3大バンド”のルースターズとロッカーズがコノ映画の為に合体したバンド「バトルロッカーズ」(映画でも主役級)の演奏が白眉です。映画のタイトルどおり爆裂した疾走感溢れる演奏は映画の為の即席バンドとは思えない素晴らしさです。なお映画には他にも泉谷しげる、上田馬之助、町田町蔵といったアナーキーなキャスティングがなされ痛快な近未来バイオレンスにバッチリでした。しかも同時上映は内田裕也大先生の「水のないプール」(チョッとエロイので成人指定)!当時中学生だった私は友達とどう見ても大人には見えなかったと思いますが、ジャケット&チック(ポマード固形版)で堂々と映画館に入場しご満悦でした。
 アルバムは1984(大江抜きのルースターズ)3曲、陣内率いるザ・ロッカーズ3曲、陣内孝則ソロ1曲、そして目玉バトルロッカーズ(ルースターズから大江・池畑、ロッカーズから陣内・鶴川&伊勢田勇人)7曲という構成でオープニングを飾る近未来的インスト1984ソルジャー」から聴きモノです。目玉のBATTle ROCKERSはホント秀作揃いでぶっ飛びナンバー「セル ナンバー8」なんか今のオチャラケ陣内からは想像できないカッコ良さです。この曲はグループ魂初期のテーマ曲元歌としても今や有名。大江&鶴川のギターもスリル満点な「ワイルド・スーパーマーケット」や、初期BOOWYも影響下にあったと思わせる「フラストレーション」、「バチラス ボンブ」等、パンキッシュな魅力満載っす。随所に入る大江氏のコーラス(ルースターズ初期のアノ声)もスリル満点!今も色褪せないR&Rがギッシリ詰まっています。
「中学時代の私が思う最先端サウンドがコレでした!」
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2005.10
15
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 ロッド・スチュワートが最も輝いていた時期のアルバムのOne Of Them。フェイセズとしての2枚目となるアルバムですが、70年代初期のロッドのソロアルバムはバックをフェイセズのメンバーが務めている曲が多く、殆どフェイセズみたいなアルバムが多いのも特長でその境界線がエエかげんな所も好感が持てます。フェイセズとしてはこのアルバム以降の3枚はどれも甲乙つけ難い名作揃いですが、ソロ作との違いを一つ挙げるならばロニー・レインがキッチリ色を出してるところでしょうか。ロニーのぶっといベースと素朴な歌声がしっかり聴けるのがフェイセズをフェイセズたらしめる場面とも言えます。またストーンズ移籍後も素晴らしいロン・ウッドがゼマティスのギターを自由奔放に弾いてるのも魅力で、ストーンズでの控え目なプレイと違いたっぷりとウッディの泥臭いギターが満喫できるのも◎です。
 さて本アルバム内容はごった煮感も素晴らしい力作です。1曲目の「Bad 'n' Ruin」から最高でスライドも絶妙のウッディのギター、イアンのハモンド、グングン迫るロニーのベース、強弱バッチリのケニーのドラム、力強いロッドの歌と問答無用のカッコ良さっす。フェイセズ版ファンキー・グルーヴがしっかり堪能できます。次のロニー・レイン作のサザンソウルっぽい「Tell Everyone」も文句無しの傑作でロッドの感情こもった歌も光ります。曲のタイプは全然違えども、このごった煮感がフェイセズの真骨頂。冒頭のコノ2曲が本作のハイライトと言いきっちゃいます。また、なぜかライヴ音源も2曲ありPaul McCartneyの名作「Maybe I'm Amazed」はロニーからロッドのマイクリレーもエエ感じの名カヴァーで、イアン・マクレガンのオルガンとウッディのアーシーなギター・ソロも抜群の出来。もう1曲のライヴ「I Feel So Good」もバタバタのケニー・ジョーンズのドラムが何ともフェイセズらしいノリノリジャムです。ウッディ=ロニー=ロッドの三つ巴共作ロッキン・ナンバー「Had Me A Real Good Time」の豪快なノリもこのバンドならでは。ロニーが唄う牧歌的な「Richmond」、「On The Beach」や、ロッドの哀愁的名唱とロニーのフォーキーな感覚が見事融合した「Sweet Lady Mary」もたまらん聴き所。まだロッドがバンドの一員に徹してるところが、なんともエエ感じです。
「チーム・プレイの見本みたいな名盤。20年聴いてますが、まだ飽きまへん!」
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2005.10
14
Category : Roots Rock
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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'68年という私が生まれた年に1人のアメリカ人と4人のカナダ人が作り上げたアメリカンロックの集大成ともいえるThe Band の1st。ジャケはディラン作です。正しい形で米国ルーツ音楽の本質を見据えた素晴らしい作品。恩師ボブ・ディランやE.クラプトンを始めとする同時代のミュージシャンの尊敬を一気に集めたのも頷ける音作りで、戦後のカントリー・ゴスペル・ブルース等が最良の形で昇華しております。そして既にこのアルバムでロビー・ロバートソンだけでなくリチャード・マニュエルやリヴォン・ヘルム(特に独特のドラム)がThe Bandでどれだけ重要人物か思い知らされます。いぶし銀のロビーのギターは無くてはならないのは当たり前ですが、まぁ渋いギター弾いてまして、クラプトンが惚れこんだだけのことはあります。
 収録曲の中でも誰もが知ってる「The Weight」はゴスペル的手法を用いた何百年と歌い継がれるであろう大傑作で、ステイプルシンガーズやアレサ、上田正樹とサウストゥサウス、石田長生等数々の名カバーもあります。(自分のバンドでもしょっちゅう演ってました) そしてコチラも教科書に載せても良いくらいのB.ディラン作名演「I Shall Be Released」。今は亡きリチャードのファルセットが心に染みます。他にも1曲目からズシンと響く「Tears Of Rage」、リチャード・マニュエルがウッドストックの山の美しさで感銘を受け書いた「In A Station」等イイ曲だらけです。ワイルドな感じもイカす「We Can Talk」や、美しいスロウ「Lonesome Suzie」もリチャードは提供で大貢献です。ロビーも「To Kingdom Come」に「Caledonia Mission」とコレが無いと本作が成り立たん名作を書いてます。そして「Chest Fever」ではガース・ハドソンが印象的なオルガンを披露。なお現行2000年リマスター盤は加えてアウトテイク9曲含む驚愕盤です。なにが凄いかと言うと、格段にクリアになった音質でリック・ダンゴのベースやリヴォンのハイハット、ロビーの神業オブリもハッキリクッキリっす。今迄持ってたテープも即行ゴミ箱行きとなりました。
「信じられませんがコレがデビュー作。凄いの一語に尽きます・・」
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2005.10
13
Category : Man's World
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  横浜関連の名曲を有名無名問わずで集めた好企画盤。京都出身の私としては関西ソウル魂が体に染み付いたようなところがありますが、横浜は博多同様すごく粋な音楽が根付いている街として認識しています。出身の方が皆その生まれた土地をリスペクトする発言が多いのも好感度大でんな。
 本盤は今も原田芳雄やエディ藩(作曲者)に歌い継がれる珠玉の名曲「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」の松田優作オリジナルバージョンでスタート。バックのクリエーションも味のある素晴らしい演奏で言う事無し。松田優作は裕也さんのニューイヤーフェス常連の李世福作のこれまたグレイトな「灰色の街」も収録で選曲の良さが光ります。そのクリエーションはシティソウルの爆弾級名作「ロンリーハート」が収録。この曲は藤竜也と草刈正雄主演のTVドラマ「プロハンター」の主題歌で探偵物語の後番組(多分)として同じ匂いの粋なドラマとしてガキながら毎週火曜9時楽しみに見てました。探偵物語同様、数少ない日本のTVドラマの金字塔です。また萩原健一の初期傑作「本牧綺談」やクレイジーケンバンドのGO-GOロック「アメ車と夜と本牧と」も嬉しい選曲。レディソウルでは「ヨコスカ・マドンナ平山みきと今は亡き青江三奈の大ヒット哀愁昭和歌謡「伊勢佐木町ブルース」が聴き所です。
「とりあえずプロハンターをもういっかい見たい!」
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2005.10
11
Category : J's Mainstream
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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夏目雅子さんのビキニジャケが美しいカネボウ化粧品のヒットソング集です。驚きなのは殆どの曲が口ずさめる馴染みのある曲であるって事で、今より情報ソースが半分以下の量であったこの時代だからこそ耳を研ぎ澄まして熱心にTVから流れる音楽にも聞き入っていたんだと思います。にしてもカネボウも今からしたら信じられないイケイケぶりで、このCMに曲起用されると話題にもなったしヒット確実てな具合のキャッチーで良質なPopsが選出されてました。
 収録曲の中でも今でも燦然と輝くのがシティソウルの名曲サーカスMr.サマータイム」やイントロから胸躍るミッキー吉野作・編曲の布施明君は薔薇より美しい」。双方共にこの時代だからこそできたデジタル期移行直前のアレンジ・音作りで全然古さを感じないエバーグリーン曲です!またYMOの後期傑作「君に、胸キュン。」や土屋昌巳のストラトも格好よかった一風堂すみれSeptember Love」、細野晴臣作の山下久美子赤道小町ドキッ」等もニューウェーブ以降の文句無し名曲。'80年代中期以降大活躍だったNOBODY絡みの2曲、吉川晃司にくまれそうなNEWフェイス」(高校の時に学園祭で演って大受けでした!)今でも綺麗すぎる浅香唯C-Girl」も秀逸。久々に聴いた因幡晃きみはどこまで美しくなるのか」はフォークの流れながら美曲と再確認。
「忘れかけの名曲がリマスター音源でひとまとめに。エエ企画です。」
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2005.10
10
Category : Cool Groove
Theme : お気に入りアルバム
Genre : 音楽
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 玄人筋からも絶大なる支持を得る山下達郎氏のファーストソロアルバム。雑誌とか廻りの友達とかの間でも好評の山下達郎が、実はどうしても苦手で・・ ねっとりした唱法なのか、声質なのか、顔なのか、男として気持悪いのか・・(ファンの人、正に戯言と無視してお許しを) 上手いのは凄く分かるんですが。「絶対、お前ならコレが気に入るハズや!」てな感じで今迄いっぱ~い貸されたり、絶賛アルバムを借りたりして録っては消しの連続でございまして。しまいにアレルギーになって「♪雨は夜更け過ぎに~」とクリスマスになったら必ず流れる歌なんか耳を塞ぎたくなる状態でした。そして会社先輩からの無理矢理貸しながら、やっと気に入ったのがコレ。そんなに嫌なら聞くなよってことですが、皆が美味いもん食ってて、自分がその味を楽しめないのは悔しいので良かった!
 海外録音でN.Y.とL.A.で録られた本作は特に前半のN.Y.録音が秀逸でバックのクールな演奏も聞きモノです。中でも断トツで「Windy Lady」は素晴らしき曲。R&B好きの氏がシカゴをイメージして作ったそうで、チョッとワイルド気味の歌唱含め完璧です。コレはもうホント好きでファンク風味の入ったシティソウルな感触がたまりません。この曲でやっと1曲でやっとヤマタツ話の時、「俺はコノ曲が好きっ」と云えるのができました。フリーソウルな雰囲気の「Circus Town」、ピアノが気持いい「City Way」、コード進行もお洒落な「迷い込んだ街と」、熱い唄いまわしがグッとくる「夏の陽」と他にもエエ曲見つけました。ドゥーワップの雰囲気で迫る「Last Step」あたり、センスの塊。こんなにもフリークが多いのが、遅まきながら実感です。
「これで“ヤマタツの良さが何でわからへんねん!”攻撃をチョッとかわせるようになりました」
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2005.10
08
Category : Funk
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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こちらはMetro選Funk集の女子編(Sisters)です。実は私はコンピとかベストとかが大好きでございまして。そんなに売れなかった人や、少ししか良い曲を残せなかった人に関しては、僅かの名曲の為にわざわざアルバム1枚買ってられません。でも選者がそれなりの考えで良いと思った曲が集められてるのですから、1曲でもそのコンピに自分の好きな曲が入ってれば“お買い得名曲集である確立が高い”と考えちゃうのです。
 てなわけでこの女流ファンク集も当たりでした!なんといっても1曲目から小沢健二ネタで余りに有名なマイアミ出身Betty Wrightの「Clean Up Woman」です。印象的なギターカッティング(サンプリングされまくり)に溌剌とした歌声が響く名曲。ロイ・エアーズ系では小悪魔Sylvia Striplinは唯一のソロ作から「All Alone」、そしてSylvia嬢もメンバーに名を連ねたEighties Ladiesも「I Knew That Love」が収録で後者は80's初期らしい都会的な洗練ファンクでカッコええです。そして最大の聴き物フィリー発の'74年作品Jones GirlsWill You Be There」は完璧なコーラスにポップな歌メロが素晴らしい軽快ファンク。彼女達はもう1曲入っていてそちらもドラマティックな名曲。シカゴ発のヴォーカルグループThe Tequesの「Love Cup」も熱い歌いまわしが光る隠れた名曲だしDeepな声が魅力的なサザンソウルの要人Ann Sextonも2曲収録。またDetroitからのノーザンソウルっぽいDeniece ChandlerIt's You Need」も拾い物の佳曲。マイルスの嫁はんBetty Davisのイケイケファンクも収録で買い得感満載です。
「似たようなコンピが沢山ありますが、コレは持ってて損なしっす!」
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2005.10
08
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安心印のMetro編集の男子(Brothers)ファンクコンピレーションです。メジャーな有名曲から全然知らん超マイナーまでブッこんだブツながらカッコいい曲満載で初心者が聴いても楽しめる内容になってるのがミソ。
 男気溢れるオレオレ大所帯FunkバンドRippleの「I Don't Know What Is It But It Sure Is Funky」でスタート。JBスタイルが無茶カッチョイイSir Joe Quarterman & Free Soul は「So Much Trouble In My Mind」がチョイス。大御所Curtis Mayfieldは名曲「Freddie's Dead」をロングヴァージョン収録でグッとハードボイルドさが増します。テネシー発のMoody Scott I Don't Dig No Phony」はJB'sスタイルのバックに塩辛声が切れよく絡むナイスファンク。直後に本家の風格でMaceo Parkerが「Got To Get Cha」をクールに決めます。ニューオリンズ関連もThe Metersや地声もイカすAaron Nevilleのソロナンバー、Pointer Sistersで有名な「Yes We Can」もLee Dorsey御大で収録。中でもアラントゥーサン関連のIroning Board Sam なる人物の「Man Of The Street」なる曲は出色の出来。
「70年初頭~80年代頭までの有名無名問わない熱いファンクが満喫できます!」
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2005.10
07
Category : 00's Male R&B
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 数あるモータウンのカバーアルバムがありますが、正直がっかりするものが多いのが実情。愛情とかはスゴク分かるんですが、あまりにFunk Brothersの演奏やオリジナルの空気感が圧倒的に秀逸なのでとても太刀打ちできないってのがあると思います。ですが、このアルバムはちょっと例外的に甘い目で・・何といってもブルーアイドソウルの大御所っていうか黒人の偉人達と同列で語っても良いマイケル・マクドナルド大先生ですから! 単なる模倣に終わらないオリジナル感溢れるソウルフルな歌声と、超メジャー級の名曲群を先人へのリスペクトを失う事の無い手堅い演奏・アレンジで21世紀に伝承してくれます。
 スティーヴィー・ワンダーの「All In Love Is Fair」やマーヴィン・ゲイ「I Want You」、「Distant Lover」、「You Are Everything」なんか原曲とは違う次元で感動させてくれます。スティーヴィーに関しては「Signed, Sealed, Delivered I'm Yours」も躍動感満載で演ってくれてます。スプリームス&テンプスがヒットさせた「I'm Gonna Make You Love Me」や、スプリームス「Reflections」あたりは、しっとり気味に仕上げてます。「Since I Lost My Baby」も完全バラード仕様です。デュエットではありませんが「Ain't Nothing Like The Real Thing」、「Ain't No Mountain High Enough」に至っては原曲自体が激名曲ですので心配しましたが、あのハスキーヴォイスでねじ伏せられたらもう降参です。
「この人の企画盤なら許せます。何せ発信元もMotownですから!」
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2005.10
06
Category : Motown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 70年代前半デトロイト末期のヒッツビル・サウンドと72年ロサンゼルス移転後のMotownにスポットを当てたフリーソウル・コンピ。大概Motownも聴いてきたと思ってましたが、さすがMotown。「こんなエエ曲まだありまっせ!」とばかりに有名曲に混じってレア曲もバシバシ入った侮れないコンピとなっています。しかも珍しいだけでなくクオリティーも高い快演ばかりというのも凄いところ。L.A.時代はデトロイト時代とは違って、カラッとGrooveするモータウン。ノリノリで聴き通せます。
 なんといっても1発目に収録のTata Vega「You'll Never Rock Alone」から最高です。Jackson 5のI Want You Backを彷彿させるバブルガム・メロディーがたまらん傑作です。また武骨なイメージのEdwin Starrはグルーヴしまくりのデトロイト後期の傑作「Running Back And Forth」が収録と、普通のモータウン・ベストでは入ってこない名曲がビシビシ投入。激ディープな歌声が原曲と違う良さを引き出すC.MayfieldカヴァーSister Love「Give Me Your Love」、スモーキー節で染めるJackson5クラシックSmokey Robinson「Never Can Say Goodbye」、グレイト極まりない出来のMartha Reeves & The Vandellas「I Want You Back」と名曲群も飽きない変化球収録。この時代を代表するThe Jackson 5はマイケルの歌声も溌剌の「It's Great To Be Here」、「I Can Only Give You Love」、マイケルに続いてモータウンにてソロ・デビューしたJermaine Jacksonは「Live It Up」とPopでグルーヴィーな曲が収録。マイナーどころもThree Ounces Of Love「In The Middle Of The Feeling」Rare Earth「My Eyes Only」等はこれは避けて通ってはいけないとマジで感じた、目から鱗落ちまくりの大傑作を惜しみなく入れてくれてます。中でもDiana Ross脱退後のThe Supremesの2曲「Bad Weather」、「Up The Ladder To The World」は改めてこの時期を無視してはいけないと痛感の名曲。エルトン・ジョンとのデュエットで有名なKiki Dee 「More Today Than Yesterday」や、Diana Rossの76年作でフリー・ソウル的名作「One Love In My Lifetime」あたりも快感度高し。勿論基本となるMarvin Gaye「Mercy Mercy Me」、大定番The Spinners「It's A Shame」なんかもシッカリ収録。実にとっつきやすく心憎い選曲です。
 監修の橋本氏が語る「敷居は低く奥は深く」っていう考えがシッカリ踏襲された好編集Motown裏ベスト!
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2005.10
05
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 数々の名編集で何年間も注目を浴びてきたフリーソウル・シリーズ。こういうコンピは非常に便利で、一般的には知られていない埋もれた名曲をイチイチ探さなくとも聴かせてくれるので大変重宝したりします。レコード漁り等は面倒ですし、レコード自体聴かなくなったのでありがたいモノです。アナログのジャケットは好きなんですが、便利さに走ってしまいます。。
 この“Wind”はシリーズ最初の頃に出されたモノで、フリー・ソウルって言葉を信用するに値した好選曲。ナイスなグルーブに満ち溢れ監修の橋本徹氏のセンスが光ります。基本的に使用楽器が生演奏主体でフェンダーローズやハモンド・オルガン大活躍でドラムやベース、ギターも70年代のミュージシャン至上主義の時代の音楽ですので職人技も満喫できます。極上グルーブThe Three Piecesの「I Need You Girl」や、躍動感溢れるヤングソウルAquarian Dream 「Treat Me Like The One You Love」、洗練されたアレンジと熱い歌が絶妙なReal Thing 「Can't Get By Without You」など最高です。渋い歌声とナイスグルーブが感動すら呼ぶJae Masonは「Woman」、「Let It Out」と2曲も収録。 MotherlodeによるJr.Walkerの名曲カバー「What Does It Take」も荒削りながら熱い歌で震えます。Average White Bandは、もはやIsey Brosと並んで定番と言っていいテイクとなった「Work To Do」に「Queen Of My Soul」と2曲収録。60年代から活躍のベテランBarbara Masonのコケテッシュな声も光る「World In A Crisis」も最高です。他では、トロピカルな雰囲気でカヴァーするCal Tjaderのインスト版Jackson5「I Want You back」や、Gary Bartzのムーディな「Gentle Smiles (Saxy)」などセンス溢れる選曲。
「殆ど知らない曲が目一杯20曲でハズレ無し。感謝!」
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2005.10
04
Category : East Coast
Theme : HIPHOP,R&B,REGGAE
Genre : 音楽
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一時、人の曲に客演しまくっていた印象の強いTung TwistaことTwistaの大ブレイク盤。何とビルボード誌でも1位を獲得したこのアルバム、マシンガンラップ全開の好アルバムです。愛嬌のある顔で立ちまくしたてるギネス認定の世界一の早口ラップはまろやかな声質と共に意外と気持良く響き渡ります。
 バウンス系の曲もあったりしてチョッと個人的にはうっとおしい所もありますが、メディアでも露出しまくりの問答無用大ヒット「Slow Jamz」などはTwistaとJamie Foxx,Kanye West(お家芸の早回しも炸裂)が三つ巴で最高の場面を作っています。絶好調のKanye氏は「Overnight Celebrity」でも同様エエ仕事してます。N.Y.9.11事件の犠牲者に捧げた「Hope」はCee-Loが好アシスト。(コノ曲はFaith Evanth Versionも最高です)他にもメロウトラックに名曲満載でビル・ウィザーズLovely Day使いのAnthony Hamilton参加の「Sunshine」を筆頭に「Snoopin'」「Still Feels So Good」等ほんまにエエ感じです。またウェッサイ調もToo Short参加の「Pimp On」や「Drinks」がありファンクな質感がたまりまへん。平凡な出来ですがR.Kelly&J's参加の「So Sexy」ってのもあります。日本盤はボートラが3曲あり、中でもStingの曲にRemix参加の「Stolen Car」は我関せずとばかりにブチかますラップが痛快。
「何といってもメロウな曲調にマシンガンラップが絡む対比が最高。エエ曲比率高し!」
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2005.10
03
Category : 00's Female R&B
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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VERBAL(MC)とTAKU(DJ)からなるセンスあるプロデュース・ユニット。VERBALのラップとか声質が好きでLISA在籍時からチョコチョコ聴いております。Hip Hopに根ざしたサウンドプロダクションながらバラエティー豊かすぎる曲作りでアレンジ的にも好きな曲と嫌いな曲があったりしまが、基本的に心地良いビートとPOPな曲調は相変わらずでメジャー感バッチリです。
 このアルバムはLISA嬢が抜け2人になってからのゲスト・ヴォーカルコラボ・企画アルバムで、旬の女性Vo陣がフュチャーリングされていて話題性も充分な仕上がり。これぞm-flo調ともいえるEMYLI & YOSHIKAが加わったシングル曲「Loop In My Heart」、バスドラが気持ちよすぎの「tO yOUR bEAT」などYOSHIKA嬢は母体のSOULHEAD同様、絶妙の仕事を見せてくれます。この2曲は、従来のファンにとっても、まさにハイライトと呼べるグレイト・トラック。YOSHIKAはシングル・ヒットしたスロウ「Let Go」でも美しい声を披露。EMYLIはラッパーDiggy-MO'と共にブッ飛んだビート構築の「DOPEMAN?」、「The Other Side of Love」にも参加。他も、Soweluとの相性もバッチリの「SO EXCLUSIVE」、加藤ミリヤとの哀愁感漂うトラックが泣ける「One Day」あたりはナカナカの佳曲。ウィスパー・ヴォイスのカヒミ・カリィとの「COZMO-NAUGHTY」も面白いです。素晴らしい歌声のMonday満ちるをフュチャーした「A.D.D.P.」はハウス調が玉に瑕。そしてなんとなんとのLISA嬢との久々の合体となる「TRIPOD BABY」はグレイトの一語に尽きます!やっぱ、これやがなってなっちゃいます。そして、紅白にも登場した和田アキ子とのイケイケ曲「HEY!」も入ってます。
「進化するm-floファンには悪いけど、come againが聴きたくなる懐古盤」
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2005.10
02
Category : Japanese Hip Hop
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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リップスライムのおいしいトコ取りベスト盤です。しかも赤塚不二夫仕様ジャケでです!日本のFunk~Hip Hopのルーツ赤塚不二夫のアートがRipの持つとぼけたファンクネスと最高のマッチングを見せます。ちなみに赤塚氏といえば「おそ松くん」、「天才バカボン」「モーレツあ太郎」等で神懸り的ナンセンスギャグ・アートを量産した天才です。(←特に後期は必見!) 師の作品はまさに登場人物からHip Hop的センス全開の痛快キャラ爆裂でイヤミ・チビ太・バカボンパパ・ニャロメ・ベシに、名前からしてファンクそのもののココロのボス・ダヨーん・うなぎいぬ等など枚挙に暇が無しです。たま~に感動的名作(←おそ松くんの「イヤミはひとり風の中」など)があるのもRipにリンクします。これほどの才能の人は全盛期の鴨川つばめ以外知りません。まさにギャグアート界のJBみたいな人なんですね~。
 閑話休題。このシングル+アルバム収録曲+新曲のグッジョブですが、ファーサイドやデラソウル系の万華鏡Hip Hopって感じで特にアルバム前半はCrazyな名曲粒揃い。「STEPPER'S DELIGHT」、「雑念エンタテイメント」、「BLUE BE-BOP」等はクラシックと呼んでいい風格。嬉しいのは初期傑作「マタ逢ウ日マデ」の収録で、とある店で耳にした時「このアーティストは誰なんや?」と迫った事を思い出します。おしむらくは歴史的哀愁名作「One」シングル(写真右参照)に収録されていた大傑作「Today」が選曲漏れしてることぐらいです。
「こんなのはHip Hopじゃないという人達の意味が分からないのココロ。By ココロのボス」
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2005.10
01
Category : Hard Bop
Theme : JAZZ
Genre : 音楽
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 私のオヤジはどういうわけかJAZZのレコードを若い時買い漁っていたようで、マイルスのウォーキンやサッチモ、MJQとか沢山家にありました。幼き反抗心から「父とは違うモノを」とロックやポップスばっか聴いてたのですが、センスの良いジャケットにはなんか惹かれるものが多少ありました。でも大学くらいになって、元々ハモンドの音が大好きだった私は「ジャケが、いかしてる」のと「ハモンドでJAZZ」っていうのに非常に興味が沸いて、初めて買ったJAZZがなんとコレ。サックス以外では邪道かもしれませんがオルガンとかビブラフォンが主役のJAZZがな〜んか好きでありまして、コレは今でも一緒です。
 そんな事で内容や人物もろくに知らずに、大きな期待を持って聴いたこのアルバム。結果的には大正解のイメージどおりの大傑作でした。元来チャーリー・パーカーに影響を受けたJAZZを演奏するピアニストだったウィレットはドサ廻りで訪れたシカゴの教会で聴いたオルガン演奏に「感覚に訴えてくる」と感銘をうけオルガン奏者に転向したそう。その初リーダー作となったこのアルバムは超爆弾級名演「Swingin' At Sugar Ray's」で幕開けです。これぞ私の求めていたオルガンジャズやんけ~と最初から狂喜乱舞でした。唯一ビ・バップ的演奏でバックとなりソロもとるグラント・グリーン(g)や豪快なテナーをかますフレッド・ジャクソンも完璧です。タイトル曲「Face To Face」や「Somethin' Strange」もシンプルながら激Coolなハモンドが光りまくりの名曲っす。ブルースはちょっとタルイですが・・。JAZZとR&Bの違いについても「正直言って、たいした違いはないと思う」と言い放ったウィレット・・妙に納得です。
「同じ黒人でも元祖ベイビーフェイスはこの人です!」
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