
いわゆるWest Sideから放たれ、10年以上前の作品ながら未だに影響力絶大のSnoopの1st。東海岸発が主流であったHip Hop界の流れを変えた力作で、サンプリング中心のトラックではなく打ち込みも多用されるつくりがまた新鮮であったりしました。過去のファンク系音源も弾き直しなどで生演奏も取り入れ、実に気持ち良いサウンドが全編に散りばめられています。70年代に全盛だったP−FunkをHip Hopに大胆に導入し絶妙のマッチングを見せてくれました。Slick Rickの影響下のSnoopのRapも緩急つけたナイスなモノで、ピーヒャラなトラックに実によく合います。
さて非の打ちどころ無しの中身ですが、冒頭の「
G Funk Intro」からブヨブヨシンセがカッコよく鳴り響き、名作「
Gin And Juice」へなだれこむとこからシビレまくりの展開です。そしてイントロだけで正気でいられない
「Who Am I?」でのSnoopのカッコよさ!NateDog、WarrenGの客演もエエ感じの「
Aint No Fun」、ソウル趣味満開の「
Doggy Dogg World」ではThe Dramaticsも登場。(直後の来日時しっかり演ってました)そしてBernard Wrightのfunkなインストを更に進化させた「
Gz And Hustlas」など、今も色褪せない名作がバシバシ入ってます。プロデュースした黒幕Dr.Dre自身も同時期に同趣向のアルバムを発表していて、そちらも必聴です。
「コレ持ってないと話にならんとまで言い切る必須作」