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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

  • Author:ezee イージー
  • 男アラフィフ。人がいなくとも耳打ちで伝える、癖がすごい会社員。

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2005.06
15
Category : 70's 〜 Recent Soul
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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男の中の男といえば間違いなくアル・グリーン。じつはアルバムレビューといいつつ、まともに全曲「通し」で聞けるアルバムってホンマに少ないもんです。その点、コレは別。モコモコサウンドが醸しだすソウル感が最高なハイサウンドに乗って実に高品質なミディアムテンポの曲が連なります。アルが本来持っている野太いゴスペル唱法を抑え目に、魅惑のファルセットも駆使したアル黄金期のスタイルが確立された記念すべき作品。そりゃWu-tang総帥RZA氏も惚れ込む筈です。ニューヨーク・アポロ劇場のホール・オブ・フェイムのイベントでTeddy Pendergrassや芋虫Ben.E等をくいまくった痛快パフォーマンスを見せたタイトル曲「Let's Stay Together」は音楽界の金字塔といっても誰も異論無しの名曲です。多くのカヴァー作品が存在しますが、このオリジナルに勝るものは無いと断言できます。
 その名曲を軸に据えた本作ですが他もハズレ無しで曲・サウンド共に文句無しです。Hiサウンドの立役者でありプロデューサーのウィリー・ミッチェルも歴史的大事業を成し遂げたといえる完成度の高さです。殆どがアルの自作曲で「So You're Leaving」に「Old Time Lovin」とミディアム、スロウともに大充実です。そしてアルの凄いところはカヴァー曲も自作の如く圧倒的完成度を見せていることです。エディ・フロイドの「I've Never Found A Girl」に、ビージーズの「How Can You Mend A Broken Heart」と、しっかり自分の世界で歌い切ります。特に後者のスロウは鳥肌失禁モンで、セクシーなソウル・ヴォイスがチャールズ・ホッジスのオルガンに乗った「これぞHiサウンド!」といえる絶品の仕上がりです。本編最後を飾る、重たいリズム・セクションがたまらん「It Ain't No Fun To Me」でも力強いアルの歌唱がグッと聴き手を引き寄せます。2003年にボーナストラック2曲(「Eli's Game」、「Listen」)付リマスターの決定盤が出ています。
「70年代ソウルな最良の部分を教えてくれた名盤中の名盤。一家に1枚必須。」
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2005.06
17
Category : James Brown
Theme : ブラックミュージック
Genre : 音楽
James Brown - Foundations Of Funk

 この御大に関しては「しょーもない事」をゴチャゴチャ言っても陳腐な物になるだけなのは承知でゴチャゴチャいきます。学生時代の当時少しばかりは黒人(プリンス、ライオネルリッチーくらいのレベル)を愛聴する中、JBはLiving In Americaのおっさんぐらいの知識でした。そして、ある日TVでジョー山中氏がMens Worldを熱唱してるのに単純にシビれ借りてきたのが「CD of JB」という今や役目を終えたベスト盤(←でも構成は絶妙)。正直マンションのベランダまでぶっ飛びました。「イカツすぎるやんけ!」と。映画ロッキー主題歌のアメリカ賛歌なんか只のお遊びという事が分かり、以来この偉大なおっさんを買い漁り、現在聴き続けても未だにアドレナリン噴火状態で聞き込む有様です。ただ、この御大、いっぱい盤が出すぎていて「良い物を効率よく聞き込む」という事には、ちょいと一工夫必要です。
 そこで御大のマスト盤をチョコチョコご紹介ってな事でコレです。題の通りファンクの誕生期を2枚にリマスターで時系列収録という素晴らしい企画です。しかも殆どが完全テイクという垂涎の構成。どうです、興奮しまっしゃろ?もちろん1発目から1964年の金字塔「Out Of Sight」という憎さ。(余談ですがTAMI Showでのコノ曲もスリムなJBがキメまくる必見映像!) 1枚目は「Bring It Up」の貴重ライブ含む「Papa's Got A Brand New Bag」、「Cold Sweat」、「I Can't Stand Myself」、「I Got The Feelin'」等の歴史的傑作が惜しみなく収録。過渡期的なファンキー・ソウル重要作「Money Won't Change You」や「Let Yourself Go」にインスト「The Popcorn」も勿論聴けます。前半締めは「Cold Sweat (Alt. Take)」の7分ヴァージョンで隙間無しの展開。そしてファンクとしてますます充実期となる2枚目には、ド迫力ライブ「Licking Stick」からまず度肝を抜く仕組み。後も絶対的マスト作「Give It Up Or Turnit A Loose」、「I Don't Want Nobody To Give Me Nothing」、「It's A New Day」らの神懸り的傑作が金太郎飴状態で詰まってます。この異様ともいえる緊張感は何事にも代え難いもので、これだけ束になって聴くと圧倒的です。トロンボーン・ソロも冴えまくる「Let A Man Come In And Do The Popcorn」や、後のパリ・ライヴも必聴の「Ain't It Funky Now?」や「Brother Rapp」なんてところの激渋どころもバッチリです。最後は嬉しい未発表ライブ「Mother Popcorn」の9分にわたる熱演が収録。マジで時間を忘れる2枚組26曲です!
「損させまへん、絶対にもっときなはれ」
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2005.06
17
Category : James Brown
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
CD-JamesBrownFunkPower1970-1.jpg

ん~素晴らしいコンセプト。「Foundations Of Funk」の続編といえるオリジナルJB's、つまりBootsy & Catfish Collins兄弟在籍時の1970年のみにスポットを当てた、ある意味絶頂期の熱演集。ギャラアップを要求して離脱した旧バンドメンバーでしたが、更なる精鋭ファンカーを集結させた御大の素晴らしい行動力でファンク史最高峰とも言える名演を掲示です。短い期間で消滅したこの初期JB'sでしたが残された音源は正に宝の山。ファンク好きの人ならば絶対に避けて通れないクラシック的名演が敷き詰められてます。
 中身は、ソリッドで剃刀状態のバンドも最高の「Sex Machine」シングルヴァージョンでつかみからKOされます。いきなりWatch me! と怒鳴られる「Super Bad」も嬉しい完全版収録。コレが出て以来、この9分に渡るスーパー・グルーヴを個人的デフォルトに設定。素晴らしすぎる演奏です。「Since You Been Gone」、「There Was A Time」でも、こんがらがった糸が有機的に機能したファンク進化形を最高の形で昇華。いつもポケモンの如く強力な進化形を提示してくれるJ.B.ですが、ココではBootsyの疾走感溢れるベースとコンガによって劇的にパワーアップした「Give It Up Or Turnit A Loose ('70 Version)」が登場。「Soul Power」に至っては今までも「7、8分では足らんわい」と感じていたもどかしさを吹き飛ばす12分のComplete収録。同じように「Talkin' Loud & Sayin' Nothing」も14分版と嬉しい悲鳴。ほぼ全編に渡って繰り広げられるボビーバードとの壮絶しゃべくり漫才は正に芸術で、永遠に続くかと思われるワンコード強力グルーヴは私にとって麻薬です。また「Get Up, Get Into It, Get Involved」でもそのコンビ芸は絶好調でボビーの鋭いツッコミでJ.B.も輝きまくりです。締めは、またもや登場の「Sex Machine」が疑似ライブの元となる、冒頭とは別演奏版が10分に渡って収録。アルバム「Sex Machine」の観客音オーバーダブが邪魔だと感じていた方も必携。他の凡庸ベストとは明らかに一線を画する極上火傷盤です。
「盤を持つときは鍋つかみで持ってください!」
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2005.06
18
Category : James Brown
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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並のアーティストならエエ曲とされるようなトラックでもJBの場合、超ド級傑作がワンサカある為にショボイ曲に感じてしまう。そんな失礼な事さえ考えてしまうファンク期時系列リマスターシリーズ第3弾。しかしながら1枚目の70年代前半の歴史的傑作の山は、凡庸のファンク・バンドが束になってかかってきても秒殺できるハイ・クオリティなファンクでマストな作品で溢れかえっています。よってブーツィー等が去った後、バンマスFred Wesleyがしっかりファンクネスをハイレベルで保った70年代前半好調期の作品集といえます。
 まず1枚目は威勢よく「Escape-Ism」からスタート。強力ワン・グルーヴとラップ的な展開はオリジナル・ヒップホップともいえる魅力に満ち溢れています。続いてカウントから始まるヴァージョンの「Hot Pants」、待ってましたの完全12分版「Make It Funky」、緊張感溢れる大傑作「There It Is」(御大本人によるエレピソロも秀逸!)、更に黒光りした「Think」リメイクなどが収録。JB'sの演奏もCool極まりない名演で聴き所満載です。他にも長年ライブでも演奏され続けたヒット・ナンバー「Get On The Good Foot」や、スピード感満載の「I Got A Bag Of My Own」、「Make It Good To Yourself」なども名作ファンクといって差し支え無し。2枚目は'74年以降の曲群となり、さすがに失速感は否めませんが侮ること無かれ。特大ヒットとなったサンプリングされまくりの「The Payback」はじめ、クールダウンした展開も最高にカッコええファンク「Papa Don't Take No Mess」の14分完全版や、誰もが昇天必至の'71アポロ未発表ライブ「Hot Pants Final」等が収録。この辺りは、本時期ならではの味わいがあり格別です。自身の代表曲「I Feel Good」の焼き直しファンク濃度50%増量ヴァージョンも聴き応えあり。ただ他の諸作はJBにしては並のファンクが並ぶのは惜しいトコロです。
「おっさんのタダでは転ばん生き様を証明ですわ」
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2005.06
24
Category : Atlantic, Stax
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 とにかく逃げられない。BGMで聴こうとすると「ちゃんと座って聴け!」と正座させられる。そんなグレイト極まりないオーティスの2ndです。サザン・ソウルが隆盛したのも頷けるアーシーな名スロウがしっかり堪能できるアルバムで、シンプルなアレンジがオーティスのソウル魂をしっかり引き立たせています。何しろデビューアルバムから完成度の高いアルバム連発のオーティスですが、4枚目(「The Soul Album」)まではパーフェクトに近い凄まじき作品が連発ですので、どれから聴いても間違いなしです。
何しろ1曲目から「That's How Strong My Love Is」です。ええ加減に聴いたら失礼な大名曲です。(原作はO.V.Wright)ど頭からどっしりバラードですわ。この感覚にまず脱帽。実は中学生の時Stonesで最初知った曲ですが、あまりにイイ曲なのでココまで辿り着きました。こっちを知ったらStones Versionが聴けない程に圧倒され、半年ほど後遺症となりました。そして2曲目で「Chained And Bound」・・もうココで立てなくなる程、腰がガクガクになります。しかも後半にも「Come To Me」が待ち受けるという仕組み。何せコノ3曲の名Balladsだけでも“買い”ですが、最後は強力リズムナンバー「Mr.Pitiful」です。20代前半にしてこの貫禄。まぁエゲツないですわ。他にもJackie Wilson「A Woman, A Lover, A Friend」やSam Cooke「Nothing Can Change This Love」、Impressions「For Your Precious Love」らのバラードもしっかり俺流に。マジ大推薦です。
「先輩JBも一目置いてました!」
 
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2005.08
28
Category : Southern & Deep
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 偉大なソウルシンガー、アル・グリーンの記念すべきデビュー作の新装盤。アル先生といえばハイ・レコード時代に残したヒット曲の数々があまりにも有名ですが、この初々しいスーパー・ソウル・シンガー“アル・グリーン”誕生前夜って趣きの本作にも未完成ながら魅力的なところがチラホラ見え隠れしていて見逃せません。実直なまま小細工なしに歌っているアル先生も勿論素晴らしいのですが、ハイに入社してあの魅力的なウィスパー&セクシー唱法を売りにしようと考えたメンフィスの名士ウィリー・ミッチェルも凄い眼利きであったことがよく分かります。
 なんといってもR&Bチャート5位まで上ったタイトル曲「Back Up Train」が秀逸でイナタイ南部ソウルの香りが充満する大名曲。なにしろこのアルバムではセクシーなファルセット使いまくり唱法はまだ封印されていて、というか未開発状態であり男臭いストロングなアルが実に魅力的です。一瞬ハイサウンドかと思わせるストリングスも効果的な自作ミディアム「Stop And Check Myself」や「Don't Hurt Me No More」等々、悶絶聴き所も随所にございます。珍しくファンクなドラムスが印象的な「I'll Be Good To You」や「That's All It Takes」ではJBの影もチラホラ。スタックス的な「I'm Reachin' Out」などジャンプナンバーも数曲収録されてますが後のアルを考えると平凡な出来。とはいえ力強い魅力的な歌声は終始一貫しており聴き惚れる事に何ら変わりはないです。ソフトに裏声で優しく歌いかける「Guilty」や、最後の「What's It All About」では後のスーパー唱法の片鱗を感じさせるサザン・ソウル・スタイルで迫ります。ボーナストラックに加えられた「A Lover's Hideaway」は美しいスローでアルのファルセットも冴える好曲でコレは収穫!
「ジャケットのアートワークの素晴らしさ込みで“買い”でっせ」
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2005.08
29
Category : James Brown
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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数あるJBのライブ盤で最初に放たれた名作。本人にとっても勝負作であったらしく、バラードヒットを多く放っていた初期においてライブでの熱狂を伝えて支持層を広げるべく制作にあたったようですが、当時ライブ盤という概念があまり無い時代性。なかなかレコード会社(King)とは商業性に乏しいという理由で発売まで大モメやったようです。結果的には大成功を収め狂熱シャウターJBとしての認知度もグンと上ったようでファンク期前のJBが最高の形で収められております。
 御大のライブに行かれた方はご存知のように、今も繰り広げられている完成されたエンターテインメイントが既にココで確立されております。「Introduction」と題されて収録されている冒頭でのMCによる“煽り”Are You Ready For Star Time!!とうなった後、ヒット曲紹介で観客も既に爆裂ハイテンション状態へ。コレが凄く重要な場面でコレがないとJBライブは始まりません。間髪入れないタイミングでThe Scratchへなだれ込む様は正に興奮のるつぼです。(我がのバンドでもコノ手法をよく真似しました) 先生登場の瞬間も観客の熱狂ですぐに分かります。そしてR&B時代の大傑作「I'll Go Crazy」で幕開けしBobby Byrd中心としたバックコーラス隊The Famous Flamesとも絶妙のコンビネーションを見せつけます。当時最大ヒット「Try Me」、最速熱狂スペシャルヴァージョンの「Think」と一瞬たりとも予断を許さない状況が続きます。「I Don't Mind」、「Lost Someone」とスローでもスクリーミング&ヒートアップ状態で最高です。特に“アイロ~スト”と言っただけで観客絶叫状態の後者はでDonny Hathawayの"You've Got A Friends"のイントロ開始時の絶叫に負けません。てな感じでバラード中心ではありますが最後まで無駄な時間一切無しに進む大傑作でございます。
 今、流通しているExpanded Editionが決定版で、Harry Weingerが手掛けたRemasterにボーナストラック付仕様となっています。ボーナスは収録曲のシングルMix4曲で、汚い音ながら客席にいるような臨場感に満ちたものとなっておりコチラも必聴。(LPから2回買い直しましたが、納得の仕様)
「Sam Cookeのハーレムスクエアライブと双璧を成すライブ盤のお手本!」
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2005.08
30
Category : Atlantic, Stax
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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50~60年代のBlue Noteレーベルと同じく、ジャケットにも秀作の多いAtlantic系のソウル。コチラもジャケットの雰囲気そのままに素晴らしい内容でBig Oがノックアウトしてくれます。サザンソウル黄金期の60年代に伊良部全盛期の剛速球をストライクど真ん中に投げ込んだような、シンプルな題名に偽り無い直球勝負のオーティス4枚目です。
 冒頭から初回3者連続三振を奪われる名バラード「Just One More Day」です。非の打ち所が無い名唱・名アレンジで手も足も出ない剛球が投げ込まれます。続いてMotownの名曲「It's Growing」ですが完全に南部産のオリジナル仕様に仕上げ脱帽。そして奇跡の名バラード「Cigarettes And Coffee」へ突入。なんともシビれさせてくれます。江夏の21球を思い出さずにいられないパーフェクトなピッチングが続き手に汗を握ります。衣笠の役目をしっかり果たすアル・ジャクソンのドラムやスティーヴ・クロッパー、ドナルド・ダック・ダンの演奏も完璧です。Sam Cooke「Chain Gang」からIrma Thomasの名唱も有名な「Good To Me」あたりまで完全試合を目指したような流れです。以降もブルージーな面もちらつかせつつ緩急自在の投球でバタバタと撃ち取っていきます。そして後半はリズムナンバー「Any Ole Way」、ウィルソン・ピケットでも有名な「634-5789」で最終回も軽快に押えゲームセット。
「コレを聴くとDeepSoulの繁栄はオーティス無くしては有り得ない事を改めて実感!」
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2005.08
31
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 何といっても「Sexual Healing」です。治療ってコトでマーヴィンが病院に診察に来てエライ熱が出てるってゆうケッタイなPVがありまして、本盤が出た当時ベストヒットUSAとかで何回か見た記憶があります。兄貴がシングルを持ってたのですが、ナンセンスなソウルなおっさんの歌ぐらいにしか思ってませんでした。ところが何ヶ月か後、グラミー賞のシーンをTVでやってましてココでタキシードを着たマーヴィンのコノ歌の熱唱を目の当たりにします。そらぁもうドえらいことでした。涙は出るは、鼻汁、よだれ、失禁とありとあらゆる液体を放出する感動に遭遇した私は兄貴からシングルをぶん取って聴きまくりました。それから20年以上経った今でも感動できるって事でこのエロソングの凄さが分かっていただけるかと存じます。何が凄いかっていうと、絶妙のミディアムテンポ、素晴らしいコード進行、ローランドの808ドラム、ミュートの効いたギター、そしてマーヴィン自身の抑揚をつけた歌・・そのどれもが有機的に且つ完璧に組み合わさってとてつもないマジックを生み出しております。そん時はナンも考えず「え~な~」と聴いておりましたがコレが打ち込みR&Bの夜明けになるなんて・・・。
 正直死んだ時も「セクシャルのおっさん死んでもうた」くらいで「代わりにライオネルリチオに頑張ってもらおう!」とアホ丸出しの事しか考えてませんでしたが、スタボンやLet's Get It On等の偉大な功績を大学になって聴いて遅ればせながら死を悔やみました。このまま生きてたら更なる黄金時代を迎えたに違いありません。それくらい画期的な作品であった事は言わずもがなです。セクシャルが凄すぎて他の曲が正直霞みますが「My Love Is Waiting」や「Midnight Lady」あたりも普通ならハイライトとなる好曲です。
「死ぬ前に大仕事やったんやで・・おっさん」
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2005.09
08
Category : Groovy & Mellow
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 昔、バンドでVoしてる女に演奏後「チャカ・カーンみたいやったで!」て褒めたつもりで言ったのにな~んか怒ってた。ふくよかになったオバちゃんをイメージをしたのであろうが、私はコノ頃をイメージして言ったのに・・何にせよChakaと言われて怒るとはソイツのセンスの無さに閉口してしまいました。そんなChakaの絶頂期ともいえる80年に発表した2nd。この盤と優劣つけ難い前作と共に素晴らしいGrooveてんこ盛りの内容となっています。ちょうどコレからデジタル機器に機材が移行していく直前の時期であり、今聴くと非常に陳腐な'80年代のディレイ炸裂&オケヒット&DX7の音には幸いにも突入しておりません。よって今聴いても新鮮なサウンドでBrecker BrosやPhil Upchurch、Hiram Bullock、Anthony Jackson等のNY系腕利きミュージシャンが幅を効かせた“腰にくる”実に心地良いサウンドが充満しています。「Feel For You」に象徴されるアノ感じがChakaのソロだとあきらめている人は是非聴いていただきたい!
 内容は音だけでなく曲のクオリティー、Chakaの熱唱Vocalも冴えまくりで何の文句もつけられません。Ashford&Simpson作のシングルヒット「Clouds」いきなりグイグイ迫ってきます。Rufusぽくもある「Get Ready,Get Set」や、アーバンなGカッティングが効く「Move Me No Mountain」もゆったりしつつ芯がしっかりしたリズム隊が超気持いい好曲。そして山場はグレイトミディアム「Nothing's Gonna Take You Away」から、Marcus MillerのBassも無茶苦茶カッコイイ「So Naughty」でこのアルバムの値打ちを上げまくります。まさに国宝級グルーヴと言って差し支えない絶品連発です。ファンクな香りもたまらん「Too Much Love」や「What You Did」あたりも実に高品質。また後半にも唄メロ・アレンジも完璧な激名曲「Papillon」が待ちうけており上質グルーヴに心酔してると、タイトなアッパー・ダンサー「Our Love's In Danger」が登場で華麗に締めくくり。余談ですがBack Voの数曲にはLutherやCissy&Whitney親子も参加し、素晴らしい作品に堅実な仕事をこなしてます。
「ほんまにしょーもない曲、入ってまへんわ。マジで最高。」
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2005.09
26
Category : Funk
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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名編集連発のメトロからのグッドチョイスなコンピレーションでございます。60年代後半~70年代前半の有名無名問わないニューオリンズ産ファンクで編集されており、なかなか退屈しない構成。シンコペーションを多用した独特のリズムが目一杯、楽しめます。土台はシャープ、ウワモノはゆるめってのが、たまらんところ。副題はズバリ「Deep & Dirty New Orleans Funk」!
 ド頭こそ超有名曲であり定番The Meters「Cissy Strut」で始まり、名刺代わりにニューオリンズファンクを辞書で引いたらコレ!みたいなナイスグルーブを聴かせてくれます。(大御所ミーターズは他にも2曲収録) 有名ドコロはAllen Toussaint 「Louie」、Lee Dorsey 「Occapella」等、ニューオリンズ重鎮もしっかり収録。この盤では名曲「Ride Your Pony」もBetty Harris姐さんVersionで収録で豪快な唄いっぷりが痛快です。またおもろいのが青い目のピアニスト&シンガーSkip Easterlingの「I'm Your Hoochie Coochie Man」。あのマディ・ウォーターズのブルース・クラシックですが、見事なニューオリンズ仕様ファンクに改作。一緒なのは歌詞だけって感じで、一聴しても別曲としか聴こえません。一方Clemon Smith 「Brother Man, Sister Ann」Robert Parker 「Get Ta Steppin'」(berefootin'で有名!)、Sonny Jones 「Sissy Walk」等はJBスタイルの影響も感じるなかなか強力なファンク。ゆる~いのからシャープなのまで色々入ってますが、最高のスネア・ドラムにゴスペル調Voが乗っかりウニ&イクラ丼並みにグレイトなEddie Bo & Inez Cheatham 「A Lover & A Friend」、バックにミーターズがついて無敵状態のWillie West 「Fairchild」あたりカッコ良すぎますぞ。レア曲もいっぱい収録で初級~上級者まで楽しめる全16曲という憎い構成。
「災害に苦しむニューオリンズ。コレ聴いて、心から復興を祈ります」
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2005.10
05
Category : Groovy & Mellow
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 数々の名編集で何年間も注目を浴びてきたフリーソウル・シリーズ。こういうコンピは非常に便利で、一般的には知られていない埋もれた名曲をイチイチ探さなくとも聴かせてくれるので大変重宝したりします。レコード漁り等は面倒ですし、レコード自体聴かなくなったのでありがたいモノです。アナログのジャケットは好きなんですが、便利さに走ってしまいます。。
 この“Wind”はシリーズ最初の頃に出されたモノで、フリー・ソウルって言葉を信用するに値した好選曲。ナイスなグルーブに満ち溢れ監修の橋本徹氏のセンスが光ります。基本的に使用楽器が生演奏主体でフェンダーローズやハモンド・オルガン大活躍でドラムやベース、ギターも70年代のミュージシャン至上主義の時代の音楽ですので職人技も満喫できます。極上グルーブThe Three Piecesの「I Need You Girl」や、躍動感溢れるヤングソウルAquarian Dream 「Treat Me Like The One You Love」、洗練されたアレンジと熱い歌が絶妙なReal Thing 「Can't Get By Without You」など最高です。渋い歌声とナイスグルーブが感動すら呼ぶJae Masonは「Woman」、「Let It Out」と2曲も収録。 MotherlodeによるJr.Walkerの名曲カバー「What Does It Take」も荒削りながら熱い歌で震えます。Average White Bandは、もはやIsey Brosと並んで定番と言っていいテイクとなった「Work To Do」に「Queen Of My Soul」と2曲収録。60年代から活躍のベテランBarbara Masonのコケテッシュな声も光る「World In A Crisis」も最高です。他では、トロピカルな雰囲気でカヴァーするCal Tjaderのインスト版Jackson5「I Want You back」や、Gary Bartzのムーディな「Gentle Smiles (Saxy)」などセンス溢れる選曲。
「殆ど知らない曲が目一杯20曲でハズレ無し。感謝!」
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