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音系戯言

偏見に満ちた音楽観をだらだらレビュー。 あくまで保有音源整理の為と、自己満足備忘録。黒人系(R&B・SOUL・Hip Hop)とロック中心。リアルな音はココにある!!

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ezee イージー

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2005.08
21
Category : Golden Pops
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 80年代に登場したTraceyの1stでGirl Popの名盤でもある「You Broke My Heart In 17 Places」にシングルやら何やらをぶち込んでベストとしてリマスターして放たれた本作。もともと女優さんだったと記憶しますがコニーフランシスばりにキュートに上手い歌手でもあります。元盤がでた'83年前後の頃はオールディーズが再び注目を集めていたような時期で、ストレイキャッツが出てきたりELOやQueenがロックンロールを決めたり、日本でも「君は天然色」、岡崎友紀「Do You Remember Me」(名曲!)、ジュリー「おまえがパラダイス」、シャネルズの一連ヒット等・・まぁかなりエエ感じでした。この辺のテイストは結構大好物でしてファッションセンス含めて未だに好きです。
 さて、本盤もロネッツ系のスペクター好きもMotown好きも気に入るGirl Popの王道をいく粒揃いです。冒頭に登場するアーマ・トーマスも60年代に歌ってた、必殺のジャッキー・デシャノン曲「Breakaway」からノリノリのキュートなアップテンポで最高です。おそらくおにゃん子クラブの“セーラー服を脱がさないで”の元歌。そしてシングルでも流行った「They Don't Know」はヤバすぎる名曲でポール・マッカートニー登場のPVも秀逸でした。同趣向の「Falling In And Out Of Love」、ボ・ディドリー風の「Dancing In The Dark」、キム・ウェストンで有名なモータウン・ナンバー「Helpless」、Wall of Soundの再現「Sunglasses」等キュートな歌声にピッタリの好曲揃いです。あと面白いトコはマッドネスの“My Girl”カヴァーのトレイシー版「My Guy」、ドリス・デイの「Move Over Darling」、アーリー60'sマーシー・ブレーンのヒット曲「Bobby's Girl」でしょうか。甘酸っぱい感覚がたまらん想い出深き1枚です。
「ぜひアメ車に載って、ボーリングシャツ着て聴いてください!」
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2006.08
18
Category : Golden Pops
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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  あまりにくそ暑い日々が続きますが、先般海に繰り出したら道中カーステからFMでビーチボーイズの特集が。単なる季節モンでは済ませられない偉大なグループですが、夏にこの素晴らしい歌声は“凉”をもたらしてくれます。日本のTUBEなんかも夏バンドとして有名ですが逆に暑苦しい曲ばかりで辟易しますが、こちらは気分高揚、納涼感満載、新陳代謝加速といいことづくめです。10代後半の頃ヒットした名曲Kokomoで一気にファンになりましたが、やはり60年代中盤くらいまでの単純明快な名曲群は今もってギラギラに輝いてます。毎日遊びほうけていた学生時代、須磨海岸に行くカーステカセットのレギュラーでもありました。
 このアルバムは収録の「Help Me, Rhonda」が好きでたまらず初めて買ったオリジナルアルバムですが、当時実家に帰ったら兄貴が既に買っていてずっと家に2枚もあった思い出深きアルバム。バンドの頭脳でもあった天才コンポーザーBrian Wilsonが病みだしてきた頃に出たモノですが、音は絶好調でハーモニーも非の打ち所無しとなってます。先に書いた「Help~」は私が聴きなれたモノとは別のシングル・ヴァージョンとなっていて清涼感あるイントロが変わっていて少し残念でしたが曲の激グレイトさは変わりなくAl JardineのぶっきらぼうなVoやコーラスも最高なサビなど言う事無しです。そしてイントロが鳴っただけで興奮する歌詞も最高な「California Girls」はMike LoveのチンピラVo真骨頂といえる大ヒット曲で素晴らしいハーモニーをサラリと聴かせもう“粋”を完全通り越してます。続く「Let Him Run Wild」もBrian Wilson殿下の宝刀ファルセットも冴えまくりフィル・スペクターっぽい音も絶妙の出来。他にも前半の初期のホットロッドサウンドを彷彿させる明るいサウンドが何ともいえん「The Girl From New York City」や、これまた歯切れ良いAl Jardineが素晴らしいこれぞアメリカンサウンズといえる胸きゅんのスペクターカヴァー「Then I Kissed Her」とBrian以外も見せ場バッチリです。
「海パンのMike Loveに、涼しいカッコせえ!と、つっこみたい長袖Brian Wisonのジャケもエエ感じでっせ」
  
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2006.08
19
Category : Golden Pops
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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安易やなぁと思いつつ美しい海岸のフォトに惹かれ購入したThe Beach Boys 30周年記念として出た編集盤。コレは買わないかんと思わせたもう一つの理由は「Don't Worry Baby」が1曲目にでんっと居座ってることでした。バラードだけでもこうしたグレイトな編集盤が組めてしまうのが凄いところですが、この世紀の大傑作胸キュンナンバーが1曲目ということで内容保証付の信用買いをさせてくれます。数あるBeach Boysの名曲の中で最も好きなのがこの「Don't~」ですねんわ。イントロのAh~からもうトロけだし、歌詞・切ないメロディー・ハーモニー・美しいファルセットと完璧としか言いようのない天晴れさ。ちょっと前にTVで80年頃のオリジナルメンバーライブを見ましたが、まだ病んでいてヘロヘロのBrianは魅惑のファルセットも不調でしたが全員でこの曲を演奏する様は圧巻でした。最近は調子良さそうやしMike Loveチームと合流してまた楽しくやってる姿をぜひとも見たいもんです。
 さて中身はいかに彼等が素晴らしいバラードを発表してるかを「これでもか」とつきつけます。ここにも収録の「God Only Knows」、「Caroline No」等のBrianの頂点とされる小難しい“ペットサウンズ”あたりの音は正直苦手ですが、初期のストレートでシンプルなスロウは俄然光ります。「The Surfer Moon」、「Surfer Girl」、「Girl On The Beach」、「Spirit Of America」とサーフィン・車・女の子を題材にアメリカ西海岸の良いトコばっかり極上の音として届けてくれはります。他のロックグループと違うのはなかなか真似できない3声・4声での美しいハーモニーが格別の味わいであるということに加え、何より曲が良いってことです。
「未だに何やかんや編集盤が出るほど支持されてる人等。Brian入りの新作を皆待ってまっせ!」
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2007.08
11
Category : Golden Pops
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 いや~なんとも素敵なアルバムカヴァーです。楽しげな浜辺のフォトがいかすビーチ・ボーイズ初期の傑作。レコード会社からの強制労働か親父さんの商魂たくましい思惑か本人たちの溢れ出る創作意欲の賜物か不勉強で知りませんが、年に2枚のハイペースで新録オリジナルアルバムを発表していたこの頃のビーチ・ボーイズ。個人的にはブライアン・ウィルソンが突き詰めた芸術の域と称される名作よりも、マイク・ラブがデカイ顔してブライアンと共にいる和気あいあいのビーチ・ボーイズがなぜか俄然魅力的に映ります。「難しいことはよう分からんけど、俺はやるで」とでも言いそうなマイク・ラブ。その無邪気さみたいなのが絶妙のバランスを保っているように勝手に感じている、この外に連れ出したくなる初期の音の数々は正にエバーグリーンの輝きです。身近な遊びネタなんかを歌にしてるとこなんかも親近感抜群でたまりません。
 中身は1位も獲得の大ヒット・エキサイティング・ナンバー「I Get Around」で最高のスタートです。このドライヴしまくるバックサウンドに底抜けに明るいハーモニー、キャッチーすぎるメロディーと完璧すぎます。また、すぐにでもバイクに乗りたくなるマイクのヤンキーVoも冴える「Little Honda」や、一度聴いたら忘れられん軽快に決まるメロディ&コーラスが気持ち良すぎる「Wendy」も印象深い逸品。またお得意スロウも絶好調で、ブライアンのスウィートファルセット炸裂のバラード「We'll Run Away」に、体がとろけるチーズ状態必至の名曲「Girls On The Beach」と非の打ち所無しです。ロックンロール系も秀作連打で、サン・ロカビリー火の玉ロックのフレーズ登場も楽しい「Do You Remember?」に「Drive-In」、「Don't Back Down」とイチロー並みのかため打ちです。また現行盤ボートラは激グレイト・トラック連発で小躍りどころか阿波踊りまで踊ってしまう最高の内容です。まずアルバムの雰囲気に合わんという理由のみでカットされた曲自体大ヒットしてもおかしくないとマジで思ったカールVoの「All Dressed Up For School」、コーラスのワイルドさがたまらん別テイク「Little Honda」&「Don't Back Down」と単なるオマケで片付けられん垂涎の3曲追加。
「つくり込んでる割には、それを感じさせないお気軽さ。まさにプロの鑑!」
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2008.08
15
Category : Golden Pops
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
shut down



 涼を求めて泳ぎに行くと、必ず頭で鳴るのがビーチ・ボーイズ。海パンになると何故かはしゃいでしまいますが、明るい初期のサウンドは本日も最高の脳内ミュージックとして鳴りまくりでした。やはり水辺にピシャリはまります。別に夏でなくても、いつ聴いても惚れぼれするのがこのグループ。そんなビーチ・ボーイズのアホほどある名曲の中でも個人的ナンバー1ソングとして揺るぎないのが「Don't Worry Baby」。もう、これは絶対的で自分が死ぬまで聴き続けたい大傑作バラードです。こんな完璧な曲は、ありそうでなかなかございません。もともとロネッツの「ビー・マイ・ベイビー」に大きな感銘を受けたブライアン・ウィルソンが、フィル・スペクターに「これ、使とくんなはれ」と本曲を書きあげロネッツに持っていったところ、却下され自らのグループで歌ったそうです。ロネッツ版も聴いてみたかったところですが、ここは「よくぞ受け取らんかった!」とスペクター氏に言いたいです。Doo-Wopから派生した絶妙のコーラスに、ブライアンの何度聴いても胸キュンもんの魅惑のファルセットといい、こんなエエ曲あってええんかいなとまで思ってしまいます。そんな事で、世紀の名曲が収められたビーチ・ボーイズ5枚目のアルバム。筋金入りのファンの方が多い中、私が言うのもなんですが最高です。
 冒頭に収められたのはドライヴィング・ロックンロールの「Fun, Fun, Fun」。マイク・ラブのチャラけた歌詞にチャック・ベリー直系のギターがグルーヴする凄まじき傑作です。サビから乗っかるブライアンの痛快ファルセットもたまらん初期ビーチボーイズの大ヒットです。そして胸キュン大傑作「Don't Worry Baby」が登場。至福の瞬間が待ち受けます。しつこいですが特A級の殿堂入り曲であることは言わずもがなで、頭からの2曲だけでも本作の価値はグッと上昇で、すでに大満足。また美しいハーモニーからロックンロールへの展開もスリル満点の「In The Parkin' Lot」なんかもエエ感じですが、遊び心も忘れません。次の「"Cassius"Love Vs. "Sonny"Wilson」は当時のボクシングのタイトル・マッチをもじったマイク・ラブとブライアンが互いの歌を茶化す内容で、ヒット曲がちょこっとずつ演奏されるのも楽しさ満点。この後、ほんまに訴訟まで起こす仲になるとは予想だにしない微笑ましい展開です。他にもブライアンの素晴らしいファルセット炸裂曲がビシッと収録で、哀愁漂う「The Warmth Of The Sun」、フランキー・ライモンの古典Doo-Wopの秀逸カヴァー「Why Do Fools Fall In Love」、これまた秀作としか言いようのない美メロ炸裂スロウ「Keep An Eye On Summer」あたりは聴き逃せないところ。やはりこの頃のビーチ・ボーイズが醸しだす「軽い・明るい・涼しい」と3拍子揃った心地良さは格別ですわ。
「彼等の音楽には肌がヒリヒリ焼けた後、冷却効果、デオドラント効果もあるようです。さすが!(嘘でっせ)」
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2008.12
18
Category : Golden Pops
Theme : おすすめ音楽♪
Genre : 音楽
A Christmas Gift for You from Phil Spector



いよいよクリスマス。美味いモン食うことくらいしか楽しみが無い今年のクリスマスですが、子供達はプレゼントがもらえるスペシャル・デイってな認識で勝手にあれやこれやと喚いております。今年は皆様、市況悪化もあって厳しいニュースが毎日流れる中、どうもラグジュアリーな方向を避けてらっしゃるようで、どうも私の仕事も盛り上がりません。耐えるときですが、新たな仕掛けも考えんとイカンなぁと思いつつ何の手も打ててない情けなさです。まぁ仕事場では無策なれど前向きにアホな事ばっか言って「危機感が無いっ」と非難浴びまくりですが、やっぱこの季節、ハッピーな気持ちになってたいもんです。最も幸福に満ちたクリスマス・ミュージックの究極盤といえば、フィル・スペクターのクリスマス・アルバム。言わずと知れた名盤中の名盤で、正直クリスマス以外でも聴いてますが、この躍動感溢れる“ウォール・オブ・サウンド”は何度聴いてもシビれます。奇跡の1枚といっても過言ではありません。 
 曲は殆どがスタンダードですが、見事にスペクター・マジックが施された彼の集大成ともいうべき内容。頭から夢見心地のサウンドに乗ってDarlene Loveが歌う「White Christmas」でマジ最高です。ヴェロニカの胸キュンヴォイス炸裂のThe Ronettes 「Frosty The Snowman」、ジャッキー・ウィルソンばりの突き抜けヴォイスに胸高揚するBob B. Soxx & the Blue Jeansの「The Bells Of St. Mary's」と最高すぎる展開ですが、とどめはThe Crystalsの「Santa Claus Is Coming To Town」。馴染みの定番曲が原型の良さを崩さずに、最上級のポップスに見事に昇華してます。余談ですがクリスタルズの曲はギャルバンに加われるっていう理由だけで、昔必死でコピーした思い出深い曲でもあります。中盤以降もヴェロニカが可愛いすぎるThe Ronettes 「I Saw Mommy Kissing Santa Claus」The Crystals 「Rudolph The Red-Nosed Reindeer」と日本でも有名なクリスマス・ソングが登場ですが、ハイライトは唯一のオリジナル曲でDarlene Loveがソウルフルに歌い上げる「Christmas (Baby Please Come Home)」。素晴らしすぎて、シャンパンの涙が出ます。しかし名作の陰でアレンジャーのジャック・二ッチェやラリー・レヴィンはスペクターの理想を具現化するのにさぞかし大変だったと思いますが、ここまで完璧なアルバムはそうそうありません。皆が目指した、ロック&ポップスの理想形がココにあります。
「魅惑の音の洪水。エンドレス・リピートで聴いて、ひたすら快感に浸りたい不朽の定番。」
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2011.05
22
Category : Golden Pops
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 1週間も日本を空けてると、コッチの仕事が難問続々で一気に興ざめ。NEWSの方も裕也さんがアホな事で逮捕されてたりでほんとガックリです。気晴らしに始発が動くまで夜の東京パトロールしてきましたが、無駄な金使っただけでした。トホホ・・。でも楽しかったことだけは脳内メモリー保存です。で、アメリカでの道中、バスの中でガイドのテキサス在住40年というおばちゃんがやたらと唄ってたのが“デイビー・クロケットの歌”。この歌、以前にTVで平尾昌晃と寺内タケシがライヴで演ってるのを見て気に入った曲で、カントリー&ウエスタン調の楽しい歌です。帰ってきてからも聴きたくなってもっぱら部屋で流してるのが、アメリカの俳優&歌手Bill Hayesのオリジナル「The Ballad Of Davy Crockett」。今回行ったサンアントニオで、「アラモ砦の戦い」(1800年代のメキシコ軍とテキサス独立軍の攻防)での英雄を歌った歌で、バスのおばちゃんによると小坂一也氏が日本ではヒットさせてたそうです。なんともホッコリするエエ曲です。
 本作は上掲曲を含んだ50~60年代にかけてヒットを連発したケイデンス・レコードのオムニバス盤。口ずさみやすい古典的名曲がいっぱいで古いアメリカ映画を見てる気分になれます。エイムス・ブラザーズ“裏町のおてんば娘”として知られた「The Naughty Lady of Shady Lane」などが収録されてるのがケイデンス・レコード創始者Archie Bleyerで、彼の奥さんがメンバーだったのがあのThe Chordettes。58年の大ヒット「Lollipop」はあまりにも有名なオールディーズ代表曲でガールズ・ポップスの古典。映画「スタンド・バイ・ミー」を思い出します。これまた日本でも有名な曲で、甘いロックンロール調がたまらんJohnny TillotsonPoetry In Motion」もおなじみ曲。単純にすごくイイ曲と再認識。そしてケイデンスといえば、やっぱり代表選手The Everly Brothers。サイモン&ガーファンクルやビートルズにも多大な影響を与えたとされるデュオ・チームで、ここでは定番的ヒット「Bye Bye Love」、「All I Have To Do Is Dream」を収録ですが、ロックの観点では超重要なのがLink Wrayなるギタリストの存在。フーのピート・タウンゼントやジミー・ペイジ、キンクスなど海を越えてUKシーンでも絶大なる支持を受けた人で、本作収録の58年「Rumble」はチンピラ的サウンドで暴力を連想させるということで、なんとインストながら放送禁止になった名誉な曲。まさにガレージ・ロックのオリジナルなサウンド。一方、ジャッキー・ウィルソンの雛型みたいな黒人バラディアーLenny Welchは「You Don't Know Me」など3曲が収録でしっとり聴かせます。子役スターだったEddie Hodgesは4曲収録で、“恋の売り込み”で知られる59年「I'm Gonna Knock On Your Door」は初期Isley BrosのカヴァーでPopなR&B調でカッコいいです。他にもJulius La RosaMarion MarloweCharie McCoyなど主要どころを押さえた充実盤です。
「別にコノ時代に生まれてはいませんでしたがノスタルジックな気分に浸れる1枚。アメリカにも文化はあるぞってのがコレ。」
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2011.10
27
Category : Golden Pops
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
girl groups

 女性が集まれば単なる人数分の掛け算で収まらないマジックが生まれるのがたまらんところ。数の論理で誤魔化されているだけで単体でいくと弱かったりするのが常ですが、なんかワクワク気分にさせてくれるのでOKです。最近のガール・グループでいうとAKBとかいくともうワケが分かりませんが、少女時代なんかはクオリティが高くて驚きます。でもキャラまで楽しもうとするとキャンディーズくらいの3人規模が良いっすな。ロネッツも、スプリームスも後期デスチャも3人でしたもんね。そんな事で60年前半のガール・グループ達。モータウン系やフィレス系以外からチョイスされた編集盤で20年以上も重宝してるのが本盤です。
 まずはThe Shangri-lasの「Leader Of The Pack」でガール・グループど真ん中って感じ。エアロスミスもカヴァーしたバラード「Remember (Walkin' In The Sand)」も入ってます。続くジャケにも写るThe Chiffonsはジョージ・ハリスンの“My Sweet Load”の元歌とも言われた「He's So Fine」に、キャロル・キング初期作品「One Fine Day」も収録。本盤でも最も著名なThe Shirellesは後年“つづれおり”にも収録のゴフィン=キングの名作「Will You Love Me Tomorrow」に、ビートルズ1stでのジョンの名唱があまりにも有名なバカラック作品「Baby It's You」と超重要作が登場。またニューオリンズの3人組で“Iko Iko”でも有名なThe Dixie Cupsはフィル・スペクター初期作品「Chapel Of Love」に「People Say」と2曲収録です。他にも要所をキッチリ押さえていて、ハイヒール・スニーカー風のビートが当時の流行を感じるThe Ad-Libs「The Boy From New York City」、水前寺清子直結のパワフル・スタイルがたまらんThe Exciters「He's Got The Power」、ドゥーワップの流れを汲む甘酸っぱさが最高なThe Jelly Beans「I Wanna Love Him So Bad」なんか雰囲気バッチリで大満足です。一方、ガールズ・グループ風にコーラスが入ってればソロ作であっても、その範疇として選曲されてるのが本盤の良いところ。アーリー・ソウルでは最高の部類となるClaudine Clarkの62年ヒット「Party Lights」や、Betty Everettの64年ヒット「The Shoop Shoop Song (It's In His Kiss)」なんかも収録。カントリー畑からはSkeeter Davisもその流れで収録で、シュビドゥバ・コーラスがたまらんゴフィン=キング作「I Can't Stay Mad At You」が選出。また元々ロネッツのフィレスでコーラスやってた、ソニー&シェールのCherの「Dream Baby」もスペクター・サウンドがエエ感じです。最後のEvie Sandsもグループ風アレンジのソロ作品でホリーズでヒットした「I Can't Let Go」のオリジナルと、ほんまにエエ選曲です。
「Rhinoのブランド価値が高まったナイス・コンピレーション。今も輝く女子の美声でいっぱいですぅ」
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2011.11
01
Category : Golden Pops
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 多感な年頃に音楽ファンになってから次から次に“コレはええぞっ”って曲が出て、高野豆腐並みに音楽を吸収してました。そんな80年代前半、シビれまくったのがボスの「ハングリー・ハート」、ビリー・ジョエルの「さよならハリウッド」、yuki(岡崎友紀)の「Do You Remember Me?」、ELOの「Hold On Tight」とか。よくよく振り返れば全てスペクター・サウンドの焼き直し。そうです。全てはウォール・オブ・サウンドの手のひらで、喜んで聴いとったワケです。私生活は狂人っぽいオッサン、フィル・スペクターが創り上げたウォール・オブ・サウンド。実際は、ストーンズとも関連の深い優秀なアレンジャー“ジャック・二ッチェ”とエンジニア“ラリー・レヴィン”と共に大成させたサウンドで、後に日本でも大滝詠一やらが歌謡曲でもセンス良く流用してました。とにかく嫌いな人が殆どいないトキメキのサウンド。その素晴らしき音に最も合致した声といえば、やはりヴェロニカの激キュートな美声。クリスマス・アルバムやロネッツの作品群はその最高峰で、ガール・グループの頂点にある不滅の音源です。
 やはり代表作は1963年「Be My Baby」。これ、嫌いな人おるんかいなってくらい愛されてる曲で、この曲を聴いて衝撃を受けたブライアン・ウィルソンが激傑作“Don't Worry Baby”を作ったってのはあまりにも有名な話。素晴らしき才能の連鎖です。同時期の「Why Don't They Let Us Fall In Love」、「I Wonder」に「Baby, I Love You」とマジで傑作の連打。親しみやすい歌メロ、多重録音を重ねた分厚いアレンジ、エコー処理と完璧ですが、一番凄いのは吸引力抜群のヴェロニカの声です。曲が進むにつれグイグイ引き込まれる倍音成分に潤いを含ませたような魅惑の歌声。他にも「You, Baby」、「Walking In The Rain」、「Is This What I Get For Loving You?」と愛の力も加わり一時期の小室&華原朋美状態で名曲量産です。それにしても、たいしたテクノロジーも無いこの時代にマジ完璧な仕事です。ニルソンとの合作「Here I Sit」や、69年「You Came, You Saw, You Conquered」まで甘酸っぱい香りで楽しませてくれます。またバラードではヴェロニカのソロで出た、弦が美しく響く「So Young」もあり、これまた秀逸。最近、久々に再発されたベストは「How Does It Feel?」がオミットされ残念ですが、替わりに「I Can Hear Music」が晴れて収録。こっちもエエ曲です。
「恋傷の癒しから、激しい痛み・打ち身まで一家に一枚。オロナイン軟膏より効きますヨ」
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2011.11
05
Category : Golden Pops
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
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 いつ聴いてもアゲアゲモードにしてくれる曲“ロコ・モーション”。最近もソフトバンクCMでグランド・ファンク版がインパクト抜群で使用されてましたが、やっぱ50s~60sあたりの王道メロディには不滅の名作がジャンジャンあります。日本のアイドル歌謡やポップスもここらが源流となってるものが多く、フィレスやセプター、モータウンと共に外せないのがディメンション系の音。作詞のジェリー・ゴフィンと、妻でもあった作曲のキャロル・キングのコンビでヒット曲量産でしたが主要3アーティストの主要曲を上手くまとめた本作。希望に満ちた経済成長時代の輝かしいR&B系ポップスの真髄が聴けます。
 収録シンガーの内、まずは「The Loco-Motion」で知られるLittle Eva嬢から。もちろんゴフィン=キングの代表作として1962年にコノ曲で大ヒットを記録しますが、元々は作者夫妻のベビー・シッターとして働いていたのがEva嬢。とにかく同時代のスペクター・サウンドとかに、引けをとらないガール・ポップです。他も「Keep Your Hands Off My Baby」や「Uptown」、「Makin' With the Magilla」、リズムもんのドゥーワップっぽい「Let's Turkey Trot」に「What I Gotta Do」、 ドリフターズに提供した「Up On The Roof」などゴフィン=キングの作品を素朴で芯ある声で歌っていて魅力的です。そして、Eva嬢のコーラスもやってたThe Cookies。こちらはビートルズもカヴァーした名曲「Chains」があまりに有名ですが、これ含め7曲収録。R&Bっぽさも充分感じる「Don't Say Nothin' Bad 」とかもイイですが、ミディアム系の郷愁を誘うコーラスは何とも魅力的で「I Want a Boy for My Birthday」や「I Never Dreamed」あたり最高すぎます。とにかく3分以内の王道ポップの見本みたいな曲がジャンジャンと流れてきて超ごきげんさんです。そして御大Carole Kingの若き日々の自ら歌った楽曲。“つづれおり”もある意味ソウル・アルバムですが、この初期でもそうあるように、極めて黒人に近い位置での活動が曲作りや歌い方にも好影響しているように感じます。初ヒット曲となる62年「It Might As Well Rain Until September」はキャッチーな王道ポップスの見本みたいな曲ですが「I Didn't Have Any Summer Romance」や「Crying In The Rain」は後のソロ作にも通じるような曲調。単純なガール・ポップ「It Started All Over Again」なんかもエエ感じ。
「キャロル・キングのアーリー・デイズというより、アメリカン・ゴールデン・ポップスの絶品絵巻。たまらんっすわ」
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2012.01
15
Category : Golden Pops
Theme : 本日のCD・レコード
Genre : 音楽
beach boys today



 ん~何とも嬉しいニュースが飛び込んできました。すっかり仲違いし別行動となっていた、マイク・ラブのビーチ・ボーイズ(←反町隆史ちゃいまっせ)と、バンドの頭脳だったブライアン・ウィルソンの合体。2012年は50周年ってことで、ワールド・ツアーに何とNewアルバムも制作するそう。これは楽しみです。気まぐれブライアンのことですから、これから白紙ってことも充分に考えられますが是非実現してほしいものです。ウィルソン兄弟も既に、ドラムのデニス、ギターのカールは故人ですが、ブライアン、マイク両巨頭に加え、アル・ジャーディーンにブルース・ジョンストンはバシッと健在。老齢化社会に元気なジジイの存在は不可欠。ええ話題です。
 初期のアルバムはどれもヒット曲が多く楽しいですが、ブライアンが健康を害しライブを離脱し始めた頃の本作。心酔していたフィル・スペクター風の音にも磨きがかかり、ポップなメロディに重厚なコーラスも絶好調です。メチャ完成度高し。いきなりボビー・フリーマン「Do You Wanna Dance?」でアホみたいに明るい曲で最高のスタート。スペクター風のアレンジもカッコいいです。ブライアンのポップ・センス炸裂「Good to My Baby」や、ハープシコードも効果的な「When I Grow Up」など快感サウンド連発でたまりまへん。でも個人的ハイライトはその昔、須磨の海でしょっちゅう聴いた傑作ポップ「Help Me, Ronda」初出バージョン。ぶっきらぼう気味のヴォーカルのアル・ジャーディーンも素晴らしく、この1曲でこの人が好きになっちゃいました。前半は基本これらのアップテンポでかためられていて楽しいロックンロール「Dance, Dance, Dance」で占め。一方、後半(B面)はスロウ充実で、評価の高い「Please Let Me Wonder」からスタートですが、劇的に素晴らしいのは次に登場するカヴァー曲。それがドゥーワップ・グループThe Studentsが演ってて、The Ronettesも録音した甘酸っぱいスロウ「I'm So Young」。ブライアンの名作“Don't Worry Baby”にも負けない歌唱が聴けシビれまくり。現行CDに入ってるコノ曲のフルート入り「Alternate Take」もカッコよくて最高です。他も、ペット・サウンズにも通じる凝った作りの「She Knows Me Too Well」や、デニスが切なく歌う「In The Back Of My Mind」と聴きどころありすぎ。
「再結成で注目はブライアンですが、肝はマイク・ラブの存在。看板を守り続けたお気軽男に幸あれ!」
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2012.08
08
Category : Golden Pops
Theme : 洋楽CDレビュー
Genre : 音楽
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 涼を誘うポップR&Bといえば何といってもガール・グループ。フィル・スペクターのウォール・オブ・サウンドは涼感抜群で疲労回復にも効きそうです。最高なのはやっぱロネッツですが、負けじとキュートなのがクリスタルズの曲たち。女の子が寄り添って可愛い振り付けで歌う構図は、オッサンになってもその魅力に抗えません。日本にも熱狂的ファンの多いフィル・スペクター・サウンドを担った女の子達が奏でる楽しいサウンド。これはビールにも最高の相性です(←結局これ)
 そんな事で、このクリスタルズ。ヒット曲も多い中、プリティーな輝きを放つ最高の1曲が63年の「Da Doo Ron Ron」。聴いてるだけで顔がほころぶキャッチーなビート・ポップスで、間違いなく“Be My Baby"と共にスペクター・サウンドの金字塔です。ララ・ブルックスの透りの良い声も絶妙ですが、すぐに真似したアイク・ターナーのアイケッツ版のイナたさも好きです。また負けじと素敵なのが「Then He Kissed Me」。最初、ビーチ・ボーイズのカヴァーで知ったのですが、原曲のカスタネットを効かせたキュートなエコー・サウンドにも一発で惹きつけられました。他にも魅惑のガール・ポップ乱れ打ちで、ロネッツ版も良かった「I Wonder」に「Woman In Love (with you)」、“Be My Baby”と同じリズム構造の「Little Boy」、ブ厚いビートがたまらん「All Grown Up」など、ガール・ポップかくあるべしというララ・ブルックスの歌唱が堪能できます。しかしながら摩訶不思議なのが出世作の「He's A Rebel」や「He's Sure The Boy I Love」。クリスタルズ名義ながら歌ってるのはDarlene Love & The Blossomsという無茶苦茶な事態ですが、ウォール・オブ・サウンドがココで完成って感じで曲は最高です。また前半に収録のバーバラ・アルストンがリードを取っていた頃の初期はスペクター・サウンド完成前。でも、61年のフィレス初ヒット「There's No Other (Like My Baby)」、62年「Uptown」、SMチックなタイトルの「He Hit Me (It Felt Like A Kiss)」にキャロル・キング作の美メロが光る「Please Hurt Me」などモータウン初期と同様、アーリーソウルの美しい魅力があります。
「海岸線を浮き輪でものっけて走りながら聴きたい音のシャワー。細胞も踊りだします♪」
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